山 形 県 歯 周 疾 患 検 診 事 業 報 告 書
は じ め に 山 形 県 市 町 村 山 形 県 歯 科 医 師 会 及 び 郡 市 地 区 歯 科 医 師 会 が 連 携 し 平 成 15 年 よ り40 歳 50 歳 さらに 平 成 16 年 からは60 歳 70 歳 と 拡 大 しこれらの 節 目 の 方 を 対 象 とし 山 形 県 歯 周 疾 患 検 診 事 業 を 実 施 いたしております 本 事 業 は 歯 周 疾 患 の 早 期 発 見 と かかりつけ 歯 科 医 による 治 療 を 行 い 自 分 の 歯 で 食 べる 喜 びを 享 受 し て 豊 かな 人 生 をおくる 8020 運 動 の 早 期 実 現 を 目 指 すことを 目 的 として 実 施 市 町 村 が 本 会 に 委 託 して 行 っている 事 業 です 現 在 では 全 市 町 村 の 実 施 に 至 っており 各 市 町 村 の 歯 科 医 院 で 受 診 できる 個 別 方 式 で すが 受 診 率 から 見 れば 一 桁 台 にとどまっていることは 残 念 なことです その 原 因 の 一 つとして 特 定 検 診 の 義 務 化 に 伴 い 本 事 業 への 関 心 が 低 下 したのではないかとも 推 測 されますが 本 事 業 開 始 から6 年 が 経 過 し かかりつけ 歯 科 医 院 での 定 期 健 診 が 滲 透 し てきたことも 大 きな 原 因 と 思 っております この 度 平 成 15 年 から19 年 までの5 年 間 に 受 診 された 8,134 名 の 検 診 結 果 をまと めました 本 事 業 の 検 診 結 果 が 今 後 の 歯 科 保 健 事 業 を 推 進 していく 上 で 多 くのものを 示 唆 してくれるものと 確 信 いたしております 近 年 口 腔 ケアの 重 要 性 が 認 識 され 歯 科 分 野 での 国 民 健 康 づくり 運 動 が 推 進 されて おります 我 々の 歯 科 医 療 は 食 べること 話 すこと 笑 うこと という 人 間 の 生 活 の 根 幹 にかかわる 医 療 すなわち 生 きる 力 を 支 援 する 生 活 の 医 療 として 位 置 付 け 全 身 状 態 の 維 持 にも 重 要 である 継 続 的 な 口 腔 管 理 が 必 要 と 考 え 今 後 とも 努 力 してまい ります 最 後 に 本 事 業 実 施 に 当 たり 熱 心 に 取 り 組 んでいただきました 山 形 県 各 市 町 村 の 関 係 者 並 びに 会 員 の 皆 様 方 貴 重 なるご 助 言 ご 指 導 をいただきました 東 北 大 学 大 学 院 歯 学 研 究 科 小 関 健 由 教 授 東 北 大 学 病 院 附 属 歯 科 医 療 センター 田 浦 勝 彦 講 師 に 心 からお 礼 申 し 上 げますとともに 今 後 共 引 き 続 きのご 協 力 をお 願 い 申 し 上 げ 挨 拶 といたしま す 社 団 法 人 山 形 県 歯 科 医 師 会 会 長 佐 藤 博 嗣
目 次 Ⅰ. 経 緯 及 び 方 法 1 Ⅱ. 結 果 の 概 要 5 Ⅲ. 口 腔 保 健 推 進 への 解 析 7 - 良 好 な 口 腔 の QOL は 定 期 的 な 歯 科 健 診 と 関 係 する- 山 形 県 歯 周 疾 患 検 診 調 査 及 び 平 成 17 年 度 歯 科 疾 患 実 態 調 査 統 計 表 11
Ⅰ 経 緯 及 び 方 法 山 形 県 歯 科 医 師 会 は 山 形 県 との 協 力 のもと 平 成 15 年 から 山 形 県 内 の 各 市 町 村 と 契 約 して 山 形 県 歯 周 疾 患 検 診 事 業 を 開 始 した 本 事 業 は 当 時 老 人 保 健 事 業 であった 歯 周 疾 患 検 診 ( 現 在 は 健 康 増 進 事 業 )を 県 内 の 全 市 町 村 で 実 施 することによって 歯 周 疾 患 を 早 期 発 見 し 8020 の 早 期 実 現 を 目 指 したものだった 歯 周 疾 患 検 診 は 実 施 が 必 須 の 項 目 ではなく 骨 粗 しょう 症 検 診 と 同 様 に 実 施 の 有 無 は 事 業 主 体 である 市 町 村 の 判 断 による そのため できるだけ 市 町 村 の 現 場 の 負 担 を 軽 減 する 目 的 で 受 診 方 法 を 各 歯 科 診 療 所 に 検 診 希 望 者 が 電 話 等 で 予 約 を 取 り 自 ら 受 診 に 赴 くという いわゆる 個 別 受 診 のスタイルを 取 った 各 市 町 村 は 個 別 に 山 形 県 歯 科 医 師 会 と 契 約 を 締 結 することにより 山 形 県 歯 科 医 師 会 員 の 歯 科 診 療 所 で 歯 周 疾 患 検 診 を 受 診 することができる これによって 職 場 と 現 住 所 が 別 の 市 町 村 にまたがり 離 れている 場 合 でも 職 場 の 近 隣 の 歯 科 診 療 所 での 歯 周 疾 患 検 診 の 受 診 が 可 能 になるなどのメリットがあった 平 成 15 年 度 から 19 年 度 の 県 内 市 町 村 の 歯 周 疾 患 検 診 参 加 状 況 を( 表 1)に 示 す 平 成 17 年 度 に 庄 内 において 広 範 囲 な 市 町 村 合 併 がなされており 全 市 町 村 数 が 44 から 35 に 減 少 している 他 3 地 区 ( 村 山 地 区 最 上 地 区 置 賜 地 区 )には 合 併 等 は 無 かった 検 診 の 方 法 は 国 の 老 人 保 健 事 業 の 歯 周 疾 患 検 診 の 方 法 に 準 じて CPI 検 診 を 実 施 して いる( 表 2) また 基 本 的 に 歯 科 診 療 所 での 検 診 であることから 圧 搾 空 気 や 十 分 な 光 源 を 使 用 することができ 水 平 位 での 診 査 が 可 能 である 検 診 精 度 の 向 上 市 町 村 の 歯 周 疾 患 に 関 する 理 解 促 進 に 関 しては 平 成 15 年 度 から 16 年 度 にかけて 東 北 大 学 大 学 院 歯 学 研 究 科 口 腔 保 健 発 育 学 講 座 予 防 歯 科 学 分 野 等 の 協 力 も 得 て 以 下 の3つの 事 業 を 実 施 した ( 図 1) 1) 歯 周 疾 患 検 診 検 討 委 員 会 県 内 での 歯 周 疾 患 検 診 の 歯 周 疾 患 検 診 の 効 果 的 効 率 的 運 用 について 検 討 するために 県 歯 科 医 師 会 保 健 所 市 町 村 老 人 保 健 担 当 者 を 参 集 し 年 2 回 開 催 して 歯 周 疾 患 検 診 マニュアルを 作 成 配 布 する 2) 市 町 村 歯 周 疾 患 研 修 事 業 市 町 村 担 当 者 が 歯 周 疾 患 に 関 して 学 ぶ 機 会 は 少 ない 歯 周 疾 患 検 診 の 効 果 的 効 率 的 な 実 施 に 向 けて 市 町 村 担 当 者 の 歯 周 疾 患 及 び 歯 周 患 検 診 に 対 する 理 解 を 深 めるために 実 施 する 対 象 は 保 健 所 市 町 村 老 人 保 健 担 当 者 市 町 村 歯 科 検 診 に 関 わる 歯 科 衛 生 士 であり 歯 周 疾 患 の 実 態 説 明 と 予 防 法 の 解 説 実 習 1
表 1 調 査 年 度 と 分 析 時 の 市 町 村 コード 地 域 村 山 地 域 最 上 地 域 置 賜 地 域 庄 内 地 域 市 町 村 名 市 町 村 コード 合 併 前 合 併 後 合 併 前 合 併 後 15 年 16 年 17 年 18 年 19 年 山 形 市 01 01 寒 河 江 市 02 02 上 山 市 03 03 村 山 市 04 04 天 童 市 05 05 東 根 市 06 06 尾 花 沢 市 07 07 山 辺 町 08 08 中 山 町 09 09 河 北 町 10 10 西 川 町 11 11 朝 日 町 12 12 大 江 町 13 13 大 石 田 町 14 14 新 庄 市 15 15 金 山 町 16 16 最 上 町 17 17 舟 形 町 18 18 真 室 川 町 19 19 大 蔵 村 20 20 鮭 川 村 21 21 戸 沢 村 22 22 米 沢 市 23 23 長 井 市 24 24 南 陽 市 25 25 高 畠 町 26 26 川 西 町 27 27 小 国 町 28 28 白 鷹 町 29 29 飯 豊 町 30 30 鶴 岡 市 31 31 旧 藤 島 町 35 31 旧 羽 黒 町 36 31 旧 櫛 引 町 37 31 旧 朝 日 村 39 31 旧 温 海 町 40 31 酒 田 市 32 32 旧 八 幡 町 42 32 旧 松 山 町 43 32 旧 平 田 町 44 32 三 川 町 38 33 遊 佐 町 41 35 庄 内 町 00 34 旧 立 川 町 33 34 旧 余 目 町 34 34 鶴 岡 市 合 併 17 年 10 月 1 日 酒 田 市 合 併 17 年 11 月 1 日 庄 内 町 合 併 17 年 7 月 1 日 旧 市 町 村 名 でそれぞれ 契 約 旧 市 町 村 とそれぞれ 契 約 合 併 前 に 事 業 終 了 合 併 後 に 契 約 2
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㧞㧚ጊᒻ ᱤ ᱤ⑼ᬌ ߩ ᬌ 4
Ⅱ. 結 果 の 概 要 1. 被 調 査 者 数 被 調 査 者 数 は8,134 人 ( 男 3,063 人 女 5,071 人 )であり( 付 表 1) 全 ての 節 目 対 象 者 の3.90%が 被 調 査 者 となった 2. 現 在 歯 数 とその 状 況 現 在 歯 のない 者 は 被 調 査 者 の0.6%であり 平 成 17 年 歯 科 疾 患 実 態 調 査 ( 以 降 17 年 実 調 と 記 す)の4.2%と 比 較 すると3.6ポイント 少 なかった( 付 表 4 9) 現 在 歯 が20 本 以 上 持 つ 者 は 65~74 歳 の 年 齢 階 級 では 17 年 実 調 の50.1%に 対 し 被 調 査 者 では 73.9%と23.8ポイント 多 かった 現 在 歯 が24 本 以 上 持 つ 者 は 55~64 歳 の 年 齢 階 級 で は 17 年 実 調 の60.2%に 対 し 被 調 査 者 では79.1%と18.9ポイント 多 かった これらは 調 査 の 対 象 である 被 調 査 者 が 歯 の 存 在 を 前 提 にした 歯 科 検 診 を 受 診 した 方 であった 影 響 と 考 えられる 現 在 歯 のない 者 と 55~64 歳 で 現 在 歯 が24 本 以 上 持 つ 者 では 男 女 間 に 差 は 認 めら れなかった 一 方 65~74 歳 で 現 在 歯 が20 本 以 上 持 つ 者 では 女 性 が 多 かった 3.う 蝕 とその 処 置 状 況 未 処 置 歯 を 持 つ 者 は 17 年 実 調 の38.6%に 対 し 被 調 査 者 は48.9%と10.3ポイント 多 かった( 付 表 4 6) さらに 3 本 以 上 未 処 置 歯 を 持 つ 者 が 17 年 実 調 の13.8%に 対 し 被 調 査 者 では18.6%と 4.8ポイント 多 かった( 付 表 6) 平 均 未 処 置 歯 数 も 17 年 実 調 の1.0 本 に 対 し 被 調 査 者 では1.4 本 と 0.4 本 多 かった( 付 表 3) 未 処 置 歯 数 は 被 調 査 者 も17 年 実 調 も 男 性 に 多 かった 平 均 処 置 歯 数 は 17 年 実 調 の8.6 本 に 対 し 被 調 査 者 では12.8 本 と 4.2 本 多 く( 付 表 4) 女 性 に 多 かった 1 人 平 均 DMF 歯 数 (DMFT 指 数 )は 17 年 実 調 の16.1 本 に 対 し 被 調 査 者 では16.7 本 と 0.6 本 多 く( 付 表 4) 処 置 歯 数 を 反 映 して 女 性 に 多 かった 4. 歯 肉 の 状 況 歯 肉 に 所 見 のない 者 は 17 年 実 調 の 15.4%に 対 し 被 調 査 者 では 24.3%と 8.9 ポイ ント 多 かった( 付 表 10) CPI コードの1と2である 歯 肉 炎 の 者 は 17 年 実 調 の 38.8% に 対 し 被 調 査 者 では 35.7%と 3.2 ポイント 少 なかった CPI コード3の 初 期 の 歯 周 炎 の 者 は 17 年 実 調 の 27.5%に 対 し 被 調 査 者 では 25.8%であり CPI コード4の 進 行 した 歯 周 炎 の 者 は 17 年 実 調 の 7.7%に 対 し 被 調 査 者 では 6.7%と どちらも 被 調 査 者 では 少 なかった 歯 周 疾 患 は 年 齢 と 共 に 増 加 し 男 性 が 進 行 していた 5
() 1519 17 () () ( ) () DMFT () 24 () 20 () CPI 4 CPI 3 4 () () () 17 6
Ⅲ. 口 腔 保 健 推 進 への 解 析 - 良 好 な 口 腔 の QOL は 定 期 的 な 歯 科 健 診 と 関 係 する- 1. 緒 言 健 康 とは 単 に 疾 病 が 無 いことだけを 示 すものではない 包 括 的 な 健 康 を 示 す 概 念 として QOL(quality of life)が 注 目 さている 歯 科 領 域 においても 単 に 疾 病 の 治 療 にとどま らない 口 腔 のQOL(Oral health related quality of life)の 向 上 を 目 指 した 歯 科 保 健 医 療 が 望 まれている この 点 を 検 証 する 研 究 として 例 えば 歯 科 治 療 により 口 腔 のQOLが 改 善 するかどうか を 検 証 した 研 究 が 見 られる(Gagliardi DI, et al., Aust Dent J. 2008. 53(1):26-33.) しかしながら 歯 科 医 院 での 定 期 的 な 歯 石 除 去 やかかりつけ 歯 科 医 院 の 有 無 といった 積 極 的 な 治 療 とは 異 なる 歯 科 医 療 サービスの 利 用 が 口 腔 のQOLに 関 連 するのかを 調 べた 研 究 はあまり 見 られない 本 研 究 の 目 的 は 歯 科 医 院 での 定 期 的 な 歯 石 除 去 やかかりつけ 歯 科 医 院 の 有 無 と 自 覚 的 な 口 腔 の 健 康 の 満 足 度 との 関 連 を 調 べることとした 2. 解 析 の 方 法 山 形 県 歯 科 医 師 会 は 山 形 県 の 委 託 を 受 けて 平 成 15 年 から 19 年 の 5 年 間 40 歳 50 歳 60 歳 70 歳 の 節 目 の 年 齢 の 方 を 対 象 に 実 施 した 成 人 歯 科 健 診 の 受 診 者 8135 人 のデー タを 解 析 した 1 人 の 受 診 者 が 重 複 して 別 の 年 度 に 受 診 をしていることはなかった 質 問 紙 を 用 いた 問 診 および 歯 科 健 診 結 果 のデータを 解 析 した 解 析 には クロス 集 計 および 口 腔 の 健 康 の 満 足 度 を 目 的 変 数 として 性 年 齢 口 腔 内 所 見 や 保 健 行 動 を 調 整 した 上 で 定 期 的 な 歯 科 健 診 との 関 連 を 検 討 するロジスティック 回 帰 分 析 (バックワードステップワイズ 法 )を 用 いた 3. 解 析 結 果 山 形 県 での5 年 間 の 成 人 歯 科 健 診 の 受 診 者 のうち 満 足 度 および 歯 科 健 診 結 果 の 無 効 回 答 を 除 いた 7,992 名 (98.2%)のデータを 解 析 に 用 いた 男 性 3017 名 女 性 4955 名 受 診 者 の 平 均 年 齢 は 54.4±10.9 歳 であった 表 2に 受 診 者 の 口 腔 内 状 態 の 記 述 統 計 を 示 す 質 問 表 の 集 計 結 果 から 歯 や 口 の 状 態 について ほぼ 満 足 している と 回 答 した 者 は 38.9% やや 不 満 だが 日 常 は 困 らない は 56.0% 不 自 由 で 苦 痛 を 感 じる は 5.1%であった 歯 石 除 去 が 定 期 的 にある と 回 答 した 者 は 12.6% 1~ 数 回 ある は 69.0% ない は 18.4%であった( 表 4) 7
現 在 歯 数 DMF 歯 数 健 全 歯 数 未 処 置 歯 処 置 歯 数 要 補 綴 歯 最 大 CPIコード 平 均 値 25.79 16.79 11.60 1.42 12.77 0.49 2.98 標 準 偏 差 4.84 6.31 6.59 2.45 5.74 1.62 1.46 ハ ーセンタイル 25% 25 13 7 0 9 0 2 50% 27 17 11 0 13 0 3 75% 28 21 16 2 17 0 4 表 3. 受 診 者 の 口 腔 内 状 態 の 記 述 統 計 総 数 男 女 年 齢 階 級 歯 石 をとってもらったり 歯 や 口 の 状 態 について 歯 の 汚 れを 取 り 除 いてもらった 感 じることはありますか?(%) ことがありますか?(%) ほぼ 満 足 している やや 不 自 由 だが 日 常 は 困 らない 不 自 由 で 苦 痛 を 感 じる 定 期 的 にある 1~ 数 回 ある その 他 歯 磨 き 指 導 をうけたことはありますか?(%) 歯 科 医 院 で 検 診 の 時 その 他 総 数 38.9 56.0 5.1 12.6 69.0 18.4 71.5 60.6 8.7 2.1 27.3 35~44 38.1 59.1 2.8 10.7 71.6 17.7 74.1 61.7 9.8 2.6 25.6 45~54 34.0 61.7 4.3 11.6 70.9 17.5 73.1 63.5 7.1 2.4 26.1 55~64 38.1 55.9 6.0 12.3 71.6 16.1 70.9 60.9 8.7 1.3 27.8 65~74 46.6 46.0 7.4 15.8 62.1 22.1 67.6 55.6 10.0 2.0 30.0 総 数 42.2 52.6 5.2 11.9 68.2 19.9 68.7 56.7 10.3 1.8 31.0 35~44 40.1 56.8 3.1 7.7 73.2 19.1 67.5 53.3 12.1 2.0 33.0 45~54 37.7 58.2 4.0 11.0 69.3 19.7 69.7 58.1 9.4 2.2 30.5 55~64 40.6 53.0 6.4 12.3 68.9 18.8 69.6 58.3 10.6 0.8 29.9 65~74 49.9 42.9 7.2 15.9 62.5 21.5 67.9 56.5 9.7 1.8 30.9 総 数 36.9 58.1 5.1 13.0 69.4 17.6 73.1 62.9 7.8 2.3 25.1 35~44 36.9 60.5 2.6 12.4 70.7 16.9 77.9 66.5 8.4 2.9 21.3 45~54 31.9 63.6 4.5 11.9 71.8 16.4 74.9 66.5 5.9 2.5 23.7 55~64 36.5 57.7 5.8 12.3 73.3 14.4 71.6 62.6 7.5 1.5 26.4 65~74 44.3 48.1 7.6 15.7 61.8 22.5 67.3 54.9 10.2 2.2 29.3 ある ない 表 4. 主 要 な 質 問 項 目 の 回 答 の 性 別 の 分 布 ロジスティク 回 帰 分 析 の 結 果 は 歯 石 除 去 がない 者 に 比 べて 定 期 的 に 除 去 している 者 で は 自 分 の 口 腔 内 に 満 足 しているオッズが 1.43 倍 有 意 に 高 かった また かかりつけ 歯 科 医 師 がいる 者 では いない 者 に 比 べて 満 足 しているオッズが 1.47 倍 有 意 に 高 かった( 表 5) 8
口 腔 内 の 状 態 とのクロ オッズ 比 95.0% 信 頼 区 間 ス 集 計 (%) p 値 ほぼ 満 足 し やや 不 満 下 限 上 限 ている 不 自 由 性 別 女 性 36.9 63.1 1.00 男 性 42.2 57.8 1.38 1.24 1.55 p<0.001 年 齢 連 続 値 1.02 1.01 1.02 p<0.001 現 在 歯 数 19 歯 以 下 32.1 67.9 1.00 20 歯 以 上 39.5 60.5 1.51 1.23 1.84 p<0.001 未 処 置 歯 の 有 無 有 り 33.4 66.6 1.00 無 し 44.1 55.9 1.33 1.20 1.48 p<0.001 要 補 綴 歯 の 有 無 有 り 26.8 73.2 1.00 無 し 41.3 58.7 1.62 1.40 1.88 p<0.001 歯 周 疾 患 (CPI3 以 上 ) 有 り 35.9 64.1 1.00 無 し 43.9 56.1 1.24 1.11 1.38 p<0.001 歯 が 痛 んだりしみたり する 有 り 21.4 78.6 1.00 無 し 44.1 55.9 2.75 2.41 3.15 p<0.001 歯 ぐきから 血 がでる 有 り 25.2 74.8 1.00 無 し 42.9 57.1 1.83 1.60 2.09 p<0.001 歯 ぐきが 腫 れる 有 り 18.5 81.5 1.00 無 し 41.9 58.1 2.59 2.16 3.11 p<0.001 歯 と 歯 の 間 にものがつ まる 有 り 32.1 67.9 1.00 無 し 49.7 50.3 2.22 2.00 2.47 p<0.001 口 臭 がある 有 り 22.5 77.5 1.00 無 し 43.8 56.2 2.15 1.88 2.46 p<0.001 噛 む 飲 み 込 む 話 すこ とに 不 自 由 がある 有 り 9.1 90.9 1.00 無 し 40.0 60.0 4.30 2.76 6.69 p<0.001 入 れ 歯 があわない 有 り 8.6 91.4 1.00 無 し 39.7 60.3 7.00 4.17 11.77 p<0.001 歯 や 歯 並 びなどの 外 観 が 気 になる 有 り 17.9 82.1 1.00 無 し 41.5 58.5 2.97 2.45 3.61 p<0.001 その 他 の 自 覚 症 状 有 り 27.8 72.2 1.00 無 し 39.3 60.7 2.86 2.17 3.76 p<0.001 歯 石 をとってもらったり 歯 の 汚 れを 取 り 除 いてもらったことがありますか? ない 35.7 64.3 1.00 定 期 的 にある 53.7 46.3 1.43 1.17 1.74 p<0.001 1~ 数 回 ある 37.0 63.0 0.97 0.84 1.11 0.661 無 回 答 41.1 58.9 1.16 0.67 2.00 0.593 デンタルフロス( 糸 ようじ)や 歯 間 ブラシを 使 っていますか? 使 っていない 37.6 62.4 1.00 ほぼ 毎 日 44.8 55.2 1.16 1.00 1.35 0.058 週 3~4 回 41.1 58.9 1.16 0.91 1.48 0.222 週 に1~2 回 37.6 62.4 0.93 0.80 1.07 0.288 無 回 答 38.3 61.7 0.83 0.54 1.27 0.379 現 在 (この1 年 間 )たばこを 吸 っていますか 毎 日 吸 っている 33.6 66.4 1.00 吸 っていない 39.5 60.5 1.32 1.11 1.57 0.002 時 々 吸 っている 35.2 64.8 1.41 0.95 2.09 0.092 無 回 答 48.3 51.7 1.98 1.16 3.39 0.013 かかりつけ 歯 科 医 をお 持 ちですか いない 29.0 71.0 1.00 いる 42.7 57.3 1.47 1.29 1.67 p<0.001 無 回 答 30.3 69.7 0.79 0.58 1.09 0.151 最 新 の 歯 科 受 診 からの 年 数 10 年 以 上 33.8 66.2 1.00 0~2 年 未 満 42.8 57.2 0.93 0.62 1.40 0.726 2 年 ~5 年 未 満 42.6 57.4 1.11 0.75 1.65 0.608 5 年 ~10 年 未 満 34.9 65.1 1.07 0.71 1.63 0.735 無 回 答 35.4 64.6 0.94 0.64 1.39 0.752 肝 疾 患 有 り 30.5 69.5 1.00 無 し 39.1 60.9 1.45 1.01 2.09 0.044 貧 血 有 り 31.3 68.7 1.00 無 し 39.8 60.2 1.19 1.00 1.41 0.055 血 液 疾 患 有 り 24.1 75.9 1.00 無 し 38.9 61.1 2.20 0.88 5.50 0.093 変 数 選 択 :バックワードステップワイズ 法 (N=7992 Nagelkerke R 二 乗 =0.27) 表 5.ロジスティック 回 帰 分 析 の 結 果 9
4. 解 析 の 考 察 山 形 県 の 歯 周 疾 患 検 診 の 結 果 から すべての 口 腔 内 所 見 において それらが 良 好 な 者 ほ ど 口 腔 内 の 状 態 に 高 い 満 足 度 を 示 していた これは 満 足 度 が 口 腔 内 所 見 と 強 く 関 連 して いることを 示 している さらに 口 腔 のQOLと 自 覚 症 状 の 有 無 が 関 連 していることも 示 された よって 先 行 研 究 に 示 されているように 主 観 的 にも 客 観 的 にも 口 腔 のQOL と 口 腔 内 の 問 題 の 有 無 は 密 接 に 関 連 していることが 示 された 歯 科 医 院 での 定 期 的 な 歯 石 除 去 や かかりつけ 歯 科 医 がいることは 満 足 度 を 高 めてい た 横 断 研 究 なので 因 果 関 係 は 不 明 ではあるが 歯 石 除 去 や かかりつけ 歯 科 医 の 存 在 が 住 民 自 身 の 口 腔 に 対 する 満 足 度 を 高 めている 可 能 性 があることが 示 唆 された 一 方 最 新 の 歯 科 受 診 からの 年 数 は 満 足 度 と 関 連 が 示 されなかった 歯 科 受 診 には 定 期 的 な 歯 石 除 去 などの 予 防 的 受 診 とは 別 に 症 状 があり 治 療 のための 受 診 も 含 まれるため 満 足 度 の 高 い 者 と 低 い 者 が 短 い 年 数 のグループに 混 在 するので 明 確 な 結 果 が 出 なかったのだと 推 測 される 口 腔 内 所 見 や 自 覚 症 状 が 良 好 なほど 高 い 満 足 度 を 示 していた これは 満 足 度 の 質 問 が 口 腔 内 所 見 と 関 連 していることを 示 しており 質 問 の 妥 当 性 を 示 唆 するものであろう 1つの 質 問 項 目 で 口 腔 のQOLを 把 握 する single-item self-report of oral health (Q. 歯 や 口 の 健 康 はどうですか? A. 非 常 に 良 い 良 い 普 通 悪 い とても 悪 い)の 質 問 の 結 果 が 他 の 信 頼 性 妥 当 性 が 検 証 された 口 腔 のQOLの 測 定 方 法 とも 有 意 な 関 連 があるこ とが 示 されている(Jones JA, et al.,. Qual Life Res. 2004. 13(5):975-85.) 今 回 の 研 究 で 用 いられた 質 問 が 口 腔 内 所 見 や 自 覚 症 状 との 関 連 が 示 されたことと 合 わせて 考 えて ある 程 度 妥 当 性 のある 質 問 だったと 考 えられる 今 回 の 研 究 ではデータ 数 が 多 く 歯 科 医 師 の 健 診 と 質 問 紙 の 両 方 の 調 査 を 行 っている 点 は 長 所 正 確 な 受 診 率 が 不 明 であることや キャリブレーションの 問 題 は 考 慮 しなければ ならない 点 であろう 5. 結 論 かかりつけ 歯 科 医 師 がいる 者 歯 科 医 院 で 定 期 的 に 歯 石 除 去 をしている 者 では 口 腔 の 健 康 の 満 足 度 が 有 意 に 高 い 関 連 が 示 された 10
山 形 県 歯 周 疾 患 検 診 調 査 及 び 平 成 17 年 度 歯 科 疾 患 実 態 調 査 統 計 表 被 調 査 者 付 表 1 被 調 査 者 数 性 年 齢 / 年 齢 階 級 別 口 腔 内 所 見 付 表 2 現 在 歯 に 対 するう 歯 の 有 無 とその 処 置 状 況 ( 人 数 割 合 ) 性 年 齢 階 級 別 付 表 3 健 全 歯 未 処 置 歯 (D 歯 ) 処 置 歯 (F 歯 ) 喪 失 歯 (M 歯 ) DMF 歯 数 の1 人 平 均 値 およびその 割 合 性 年 齢 階 級 別 付 表 4 現 在 歯 のある 者 の 累 積 パーセント 性 年 齢 階 級 別 付 表 5 健 全 歯 のある 者 の 累 積 パーセント 性 年 齢 階 級 別 付 表 6 未 処 置 歯 のある 者 の 累 積 パーセント 性 年 齢 階 級 別 付 表 7 処 置 歯 のある 者 の 累 積 パーセント 性 年 齢 階 級 別 付 表 8 処 置 歯 未 処 置 歯 または 喪 失 歯 のある 者 (DMF 歯 のある 者 )の 累 積 パーセント 性 年 齢 階 級 別 付 表 9 1 人 平 均 現 在 歯 数 無 歯 顎 者 数 現 在 歯 20 本 以 上 の 者 の 数 現 在 歯 24 本 以 上 の 者 の 数 喪 失 歯 を 持 つ 者 の 数 性 年 齢 階 級 別 付 表 10 歯 肉 の 所 見 の 有 無 (CPI 個 人 最 大 コード) 性 年 齢 階 級 別 付 表 11 歯 ブラシの 使 用 状 況 性 年 齢 階 級 別 付 表 12 口 腔 清 掃 状 態 ( 山 形 県 歯 周 疾 患 検 診 調 査 のみ) 付 表 13 その 他 の 所 見 のある 者 ( 山 形 県 歯 周 疾 患 検 診 調 査 のみ) 付 表 14 指 導 区 分 ( 山 形 県 歯 周 疾 患 検 診 調 査 のみ) 山 形 県 歯 周 疾 患 検 診 問 診 票 付 表 15 問 1 歯 や 口 の 状 態 について 感 じることはありますか? 付 表 16 問 2 次 のうち 該 当 する 症 状 はありますか? 付 表 17 問 3 歯 石 をとってもらったり 歯 の 汚 れを 取 り 除 いてもらったことがありますか? 付 表 18 問 4 歯 磨 き 指 導 をうけたことはありますか? 付 表 19 問 5 毎 日 どのくらい 歯 を 磨 いていますか? 付 表 20 問 6 デンタルフロス( 糸 ようじ)や 歯 間 ブラシを 使 っていますか? 付 表 21 問 7 現 在 (この1ヶ 月 間 )たばこを 吸 っていますか? 付 表 22 問 8 かかりつけ 歯 科 医 をお 持 ちですか? 付 表 23 問 9 最 近 歯 科 医 院 にかかったのはいつですか? 付 表 24 問 10 次 の 病 気 にかかったことがありますか? 11
付 表 1 被 調 査 者 数 性 年 齢 / 年 齢 階 級 別 12
付 表 2 現 在 歯 に 対 するう 歯 の 有 無 とその 処 置 状 況 ( 人 数 割 合 ) 性 年 齢 階 級 別 13
付 表 3 健 全 歯 未 処 置 歯 (D 歯 ) 処 置 歯 (F 歯 ) 喪 失 歯 (M 歯 ) DMF 歯 数 の1 人 平 均 値 および その 割 合 性 年 齢 階 級 別 14
付 表 4 現 在 歯 のある 者 の 累 積 パーセント 性 年 齢 階 級 別 15
付 表 5 健 全 歯 のある 者 の 累 積 パーセント 性 年 齢 階 級 別 16
付 表 6 未 処 置 歯 のある 者 の 累 積 パーセント 性 年 齢 階 級 別 17
付 表 7 処 置 歯 のある 者 の 累 積 パーセント 性 年 齢 階 級 別 18
付 表 8 処 置 歯 未 処 置 歯 または 喪 失 歯 のある 者 (DMF 歯 のある 者 )の 累 積 パーセント 性 年 齢 階 級 別 19
付 表 9 1 人 平 均 現 在 歯 数 無 歯 顎 者 数 現 在 歯 20 本 以 上 の 者 の 数 現 在 歯 24 本 以 上 の 者 の 数 喪 失 歯 を 持 つ 者 の 数 性 年 齢 階 20
付 表 10 歯 肉 の 所 見 の 有 無 (CPI 個 人 最 大 コード) 性 年 齢 階 級 別 21
付 表 11 歯 ブラシの 使 用 状 況 性 年 齢 階 級 別 22
付 表 12 口 腔 清 掃 状 態 ( 山 形 県 歯 周 疾 患 検 診 調 査 のみ) 23
付 表 13 その 他 の 所 見 のある 者 ( 山 形 県 歯 周 疾 患 検 診 調 査 のみ) 24
付 表 14 指 導 区 分 ( 山 形 県 歯 周 疾 患 検 診 調 査 のみ) 25
付 表 15 問 1 歯 や 口 の 状 態 について 感 じることはありますか? 1.ほぼ 満 足 している 2.やや 不 自 由 だが 日 常 は 困 らない 3. 不 自 由 で 苦 痛 を 感 じる 26
付 表 16 問 2 次 のうち 該 当 する 症 状 はありますか? ( はいくつでも) 1. 歯 が 痛 んだりしみたりする 2. 歯 ぐきから 血 がでる 3. 歯 ぐきが 腫 れる 4. 歯 と 歯 の 間 にものがつまる 5. 口 臭 がある 6. 噛 む 飲 み 込 む 話 すことに 不 自 由 がある 7. 入 れ 歯 があわない 8. 歯 や 歯 並 びなどの 外 観 が 気 になる 9.その 他 ( ) 27
付 表 17 問 3 歯 石 をとってもらったり 歯 の 汚 れを 取 り 除 いてもらったことがありますか? 1. 定 期 的 にある 2.1~ 数 回 ある 3.その 他 28
付 表 18 問 4 歯 磨 き 指 導 をうけたことはありますか? 1. 歯 科 医 院 である 2. 検 診 の 時 ある 3.その 他 ( ) 4.ない 29
付 表 19 問 5 毎 日 どのくらい 歯 を 磨 いていますか? 1. 磨 かない 日 もある 2.1 回 ( 起 床 後 朝 食 後 昼 食 後 夕 食 後 就 寝 前 ) 3.2 回 ( 起 床 後 朝 食 後 昼 食 後 夕 食 後 就 寝 前 ) 4.3 回 以 上 ( 起 床 後 朝 食 後 昼 食 後 夕 食 後 就 寝 前 ) 30
付 表 20 問 6 デンタルフロス( 糸 ようじ) や 歯 間 ブラシを 使 っていますか? 1.ほぼ 毎 日 2. 週 に3~4 回 3. 週 に1~2 回 4. 使 っていない 参 考 データ3 歯 間 部 清 掃 用 器 具 の 使 用 状 況 ( 厚 生 労 働 省 国 民 健 康 栄 養 調 査 2004 年 ) 31
付 表 21 問 7 現 在 (この1ヶ 月 間 )たばこを 吸 っていますか? 1. 吸 っていない 2. 時 々 吸 っている 3. 毎 日 吸 っている(1 日 平 均 本 ) 32
付 表 22 問 8 かかりつけ 歯 科 医 をお 持 ちですか? 1.いる 2.いない 付 表 23 問 9 最 近 歯 科 医 院 にかかったのはいつですか? ( 年 月 ころ) 33
付 表 24 問 10 次 の 病 気 にかかったことがありますか? 1. 高 血 圧 2. 心 臓 病 3. 糖 尿 病 4. 腎 臓 疾 患 5. 肝 疾 患 6. 貧 血 7. 血 液 疾 患 8. 感 染 症 9.その 他 ( ) 34