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濮国
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1 1 目次 Ⅰ. はじめに

2 Ⅱ. 方法 Ⅲ. 農業技術の開発普及動向 1. 水稲に関する主要な技術の展開と普及 1) 品種

3 1870~ ,4-D V V 2010 ICT JATAFF

4 2) 農業機械 3) 栽培技術

7 2. 普及事業の創設と展開

9 Ⅳ. 開発技術の普及や技術の経済評価を対象とする研究の展開た学会誌への執筆状況に基づくものである. 実態と 12013p

10 1945~ () () ~ ~

11 Ⅴ. 生産性向上に関する研究動向

12 Ⅵ. 技術の普及過程に関する研究動向 21995p

14 14 農研機構研究報告食農ビジネス推進センター第 1 号 (2018) Ⅶ. 農業の機械化に関する研究動向普及率と耕耘機の普及率には正の強い相関関係

15 Ⅷ. 開発技術の経済評価と技術の普及定着条件に関する研究動向 4

16 16 農研機構研究報告食農ビジネス推進センター第 1 号 (2018) 1. 開発技術の経済評価に関する研究開発技術の経済評価に関する研究は, 第 4 表では 1990 年代から多数見られるようになっているが, これはここで取り上げた学会誌での掲載状況に基づくものである. 実態としては, 国や公設試験場などの農業経営学を専門とする研究者によって 1960 年代頃から多くの研究がなされており ( 註 5 ), 近年でも多くの研究が見られる. そこでは, 国や公設試験場などで開発された技術の普及促進に当たって, その導入効果や普及定着要因を解明することを目的に研究が進められてきた. 技術の経済評価とは, 農業経営における技術の経済的効果を, 経営主体の目指す経営目標達成の度合, 貢献度として測定し判定すること ( 五十嵐,1965:p.151) と定義されているが, 技術一般の評価ではなく, 農業経営学的な観点から, 経営者の経営目標との関連において技術導入の経済効果を評価するという視点が設定されている. このような経済評価の分析事例については農業研究センター (1996) において詳しく紹介されていることから詳細は省略するが, いずれも, 開発技術の特徴, 導入に要するコスト, 生産効率や経営面での導入効果, 農業者に採用されるための条件等について整理を行うといった構成となっている. しかし, 多くの事例において, 経営者の目標としては所得の増大が設定されることが一般的であったため, 分析においては, どちらかといえば農業経営の技術構造の分析や導入条件の提示が主な課題となっている. そのため, 実態としては農業経営を対象とした技術構造, 経営構造の分析に基づく技術の評価が中心テーマであった. また, このような技術の経済評価に関しては方法論的な検討, 改良も進められ, 当初は部分技術を対象に, 生産費計算, 利益計算, 費用曲線分析, 損益分岐点分析, チェックリスト分析, 功罪表といった手法が用いられた. 特に, 技術の導入前後での生産費や農業所得を比較した研究が見られるが, これらについては分析としてはかなり単純化されたものであった. しかし, その後, 水稲直播栽培などの体系技術, あるいは, 高生産性水田輪作体系といった営農技術の開発が進められるのに対応し ( 註 6), 分析手法としては数理計画法 ( 線形計画法や確率的計画法 ) を適用した研究が多く見られるようになった ( 農業研究センター, 1996). なお, 数理計画法に関する展望論文としてルハタイオパットら (2016) や溝田大江 (2011), 久保ら (1993) がある. また, 水稲直播栽培の経済評価に関する研究動向を整理した梅本 (2012) や田中 (2012) などの成果がある. さらに, 近年は, ICT や RT の展開を踏まえ, それら技術を対象に線形計画法を用いた研究も進められている ( 松本, 2016 ; 松本梅本, 2013). 一方, 農業労働力の高齢化が進む中で, 上記のような所得の増大よりも, 作業の軽労化といった非経済的側面の改善を目的とする技術の開発も実施されるようになった. そのため, AHP ( 階層構造分析 ) など農業者の主観的評価を定量化する手法を用いて開発技術の評価を行う研究も実施されてきている ( 山本, 1995 ; 若林, 2014 ; 若林, 2015 等 ). いずれにしても, 技術の経済評価に関わる分析においては, 評価の目的, 技術の特性, 技術のタイプ, 評価主体, 評価段階, 評価基準, 技術を捉える視点など, 評価時の条件設定に応じた手法を選択しつつ評価がなされてきたと言える ( 梅本, 1996). しかし, 技術の普及可能性という観点からは, これらの研究は, 技術導入の経済効果をいわば農業経営の外部から計測しているに過ぎず, 農業者が技術導入の意思決定にあたってその効果をどのように評価しているのかという視点は必ずしも十分ではなかった. このような問題を踏まえ, その後は, Ⅸ で見るように農業者の技術導入行動や導入意思決定に関する研究が多く実施されるようになるが, その検討に入る前に, 次の小節では技術の普及定着条件を解析した研究について確認する. 5 例えば農業改良局研究部編農業経営通信には, 関連する研究が多数蓄積されている. 6 部分技術, 体系技術, 営農技術といった用語については梅本 (1996 : p. 9) を参照.

17 2. 技術の普及定着条件に関する研究 Ⅸ. 農業者の技術の導入行動に関する研究動向 1. 定量的手法を中心とする技術導入の規定要因の解析に関する研究 71999

19 2. 技術の導入動機や意思決定過程に関する研究

20 Ⅹ. 今後の研究課題

21 Ⅺ. 摘要

22 引用文献 1Abdulai, A. and Huffman, W. E. 2005The diffusion of new agricultural technologies: The case of crossbred-cow technology in Tanzania. American Journal of Agricultural Economics, 873, Bedru, B. Usami, K. and Nishikawa, Y Determinants of adoption of improved open pollinated varieties of maize in drought prone areas of central Ethiopia. Journal of Rural Problems, 491, Case, A. 1992Neighborhood influence and technological change. Regional Science and Urban Economics, 223, Feder, G. Just, R. E. and Zilberman, D Adoption of agricultural innovations in developing countries: A survey. Economic development and cultural change, 332, Griliches, Z.1957Hybrid Corn: An Exploration in the Economics of Technological Change. Econometrica, 254, , , a b

23 上西ほか : 農業における開発技術の普及に関する研究の動向と展望 , , DEA , ,

24 Pomp, M. and Burger, K. 1995Innovation and imitation: Adoption of cocoa by Indonesian smallholders. World Development, 233, Rogers, E. M. 2003Diffusion of Innovations 5th ed, Free Press Ryan, B. and Gross, N. C. 1943The Diffusion of Hybrid Seed Corn in Two Iowa Communities. Rural Sociology, 81, a b, Sunding, D. and Zilberman, D. 2001The agricultural innovation process: research and technology adoption in a changing agricultural sector. Handbook of Agricultural Economics, 1, North Holland, , a b ~ a b, , ,

25 上西ほか : 農業における開発技術の普及に関する研究の動向と展望 25 adoption: Late versus early adoption. The Review of Economics and Statistics,

26 A Review of the Research for Diffusion of Farming Technologies Yoshihiro Uenishi 1 and Masaki Umemoto 2 Summary This study identifies an agenda for future research on the diffusion of farming technologies. This study conducts a quantitative overview of academic trends using a citation index of previous literature collected from journal article databases in Japan. As a result, we identify the following major research topics: productivity improvement and technological progress, diffusion process of rice farming technologies, progress of mechanization, technology evaluation from the perspective of economics, and farmers technology adoption behavior. Finally, we determine three areas of future research: identifying the factors that prevent technological development and diffusion, targeting conservation-oriented farming methods, or ICT and RT, and empirical analysis based on farmers action hypothesis. Received 11 December 2017, Accepted 13 February 2018 *1 Research Team, Agri-Food Business Innovation Center, NARO (National Agriculture and Food Research Organization) *2 Central Region Agricultural Research Center, NARO

目次第 1 章はじめに 1 1 本研究の目的 1 1 2 先行研究 2 1 3 本研究の構成 9 1 4 略語収集の方針 10 第 2 章原形分割単位 (1): 段 2 1 略語構成過程における原形分割 13 2 2 段の

目次第 1 章はじめに 1 1 本研究の目的 1 1 2 先行研究 2 1 3 本研究の構成 9 1 4 略語収集の方針 10 第 2 章原形分割単位 (1): 段 2 1 略語構成過程における原形分割 13 2 2 段の日本大学大学院文学研究科学位論文現代中国語略語研究構成過程上の制約と数詞の位置決定規則学位申請者星健一 Kenichi HOSHI 平成 25 年 11 月 7 日目次第 1 章はじめに 1 1 本研究の目的 1 1 2 先行研究 2 1 3 本研究の構成 9 1