総括表 区分 ( ) 平成 21 年度 ( ) 区分 ( ) 平成 21 年度 ( ) 指定団体等の指定状況都道府県名広島県市町村類型 Ⅲ3 歳入総額 43,253,070 42,677,644 実質収支比率 4.7 1.4 財政健全化等 歳出総額 41,885,392 42,134,321 経常収支比率 92.6 97.9 財源超過 歳入歳出差引 1,367,678 543,323 ( 1) ( 103.8 ) ( 104.9 ) 市町村名廿日市市地方交付税種地 14 首都 翌年度に繰越すべき財源 109,172 170,589 標準財政規模 26,869,005 26,064,036 近畿 実質収支 1,258,506 372,734 財政力指数 0.72 0.74 22 年国調 ( 人 ) 114,038 中部 単年度収支 885,772 66,198 公債費負担比率 18.7 23.1 産業構造人口 17 年国調 ( 人 ) 115,530 過疎 積立金 14,565 11,177 健全化判断比率増減率 () 1.3 区分 17 年国調 12 年国調山振 繰上償還金 127,259 1,244,003 実質赤字比率 23.03.31( 人 ) 117,607 1,574 1,727 低開発 積立金取崩し額 連結実質赤字比率 第 1 次住民基本台帳人口 22.03.31( 人 ) 117,662 2.8 3.1 指数表選定 実質単年度収支 1,027,596 1,188,982 実質公債費比率 13.3 増減率 () 14,384 15,003 基準財政収入額 12,569,673 13,412,318 将来負担比率 111.3 1 第 2 次面積 (km2) 489.36 25.5 26.9 基準財政需要額 18,587,213 18,604,729 資金不足比率 ( 3) 人口密度 ( 人 /km2) 233 39,864 38,830 標準税収入額等 16,210,036 17,361,125 第 3 次世帯数 ( 世帯 ) 44,644 70.8 69.5 経常経費充当一般財源等 25,703,004 25,621,130 職員の状況歳入一般財源等 31,830,209 31,070,081 特別職等 区分 市区町村長副市区町村長収入役教育長議会議長議会副議長議会議員 財政状況資料集 1 人あたり平均職員数給料月額 1 人あたり平均定数区分給料月額 ( 百円 ) ( 人 ) ( 百円 ) 給料月額 ( 百円 ) 地方債現在高 54,764,051 54,920,597 1 7,820 一 一般職員 975 3,264,300 3,348 うち公的資金 35,922,771 36,301,215 2 6,705 般 うち消防職員 177 594,897 3,361 債務負担行為額 ( 支出予定額 ) 11,444,580 12,326,891 職 うち技能労務職員 38 134,596 3,542 収益事業収入 1 5,999 員 教育公務員 10 38,996 3,900 土地開発基金現在高 1,575,223 1,574,235 等 1 5,000 臨時職員 財政調整基金 4,274,382 4,059,817 積立金 1 4,600 合計 985 3,303,296 3,354 減債基金 509,984 507,245 現在高 28 4,200 ラスパイレス指数 97.2 その他特定目的基金 2,848,521 2,022,226 一般会計等の一覧事業会計の一覧公営企業 ( 法適 ) の一覧公営企業 ( 法非適 ) の一覧関係する一部事務組合等一覧地方公社 第三セクター等一覧項番会計名項番会計名項番会計名項番会計名項番組合等名項番団体名 (1) 一般会計 (8) 国民健康保険特別会計 (12) 水道事業会計 (15) 公共下水道事業特別会計 (19) 広島県後期高齢者医療広域連合 ( 一般会計 ) (23) 廿日市市文化スポーツ振興事業団 ( 2) (2) 漁港管理特別会計 (9) 老人保健特別会計 (13) 水族館事業会計 (16) 簡易水道事業特別会計 (20) 広島県後期高齢者医療広域連合 ( 特別会計 ) (24) 廿日市市水産振興基金 (3) 小規模下水道事業特別会計 (10) 介護保険特別会計 (14) 国民宿舎事業会計 (17) 農業集落排水事業特別会計 (21) 宮島競艇施行組合 (25) もみの木森林公園協会 (4) 工業団地下水道事業特別会計 (11) 後期高齢者医療特別会計 (18) 包ヶ浦観光事業特別会計 (22) 広島県市町総合事務組合 (26) 廿日市市土地開発公社 (5) 墓地管理事業特別会計 (6) 港湾管理事業特別会計 (7) 市営住宅事業特別会計 ( 注釈 ) 1: 経常収支比率の ( ) 内の数値は 減収補塡債 ( 特例分 ) 及び 臨時財政対策債 を除いて算出したものである 2: 地方公共団体が損失補塡等を行っている出資法人で 健全化法の算出対象となっている団体については 地方公社 第三セクター等 の団体名に 印を付与している 3: 資金不足比率欄には 資金が不足している会計のみ記載している 1/10
(1) 普通会計の状況 歳入の状況 ( 単位 ) 地方税の状況 ( 単位 ) 歳出の状況 ( 単位 ) 区分 決算額 構成比 経常一般財源等 構成比 区分 収入済額 構成比 超過課税分 目的別歳出の状況 ( 単位 ) 地方税 15,854,989 36.7 15,104,287 61.0 普通税 15,064,533 95.0 89,946 区分 決算額 (A) 構成比 (A) のうち普通建設事業費 (A) のうち充当一般財源等 地方譲与税 349,835 0.8 349,835 1.4 法定普通税 15,064,533 95.0 89,946 議会費 312,306 0.7 312,276 利子割交付金 70,691 0.2 70,691 0.3 市町村民税 6,845,598 43.2 89,946 総務費 5,459,793 13.0 597,988 4,489,411 配当割交付金 17,170 17,170 0.1 個人均等割 183,786 1.2 民生費 12,717,125 30.4 589,134 6,881,662 株式等譲渡所得割交付金 9,471 9,471 所得割 5,801,491 36.6 衛生費 3,445,266 8.2 243,475 2,763,347 地方消費税交付金 1,012,390 2.3 1,012,390 4.1 法人均等割 263,579 1.7 労働費 529,237 1.3 116,578 ゴルフ場利用税交付金 82,056 0.2 82,056 0.3 法人税割 596,742 3.8 89,946 農林水産業費 954,241 2.3 273,424 520,315 特別地方消費税交付金 固定資産税 7,530,232 47.5 商工費 873,427 2.1 21,916 492,318 自動車取得税交付金 104,272 0.2 104,272 0.4 うち純固定資産税 7,486,956 47.2 土木費 6,506,657 15.5 3,091,071 4,502,357 軽油引取税交付金 軽自動車税 190,253 1.2 消防費 1,881,532 4.5 153,744 1,754,068 地方特例交付金 207,569 0.5 207,569 0.8 市町村たばこ税 498,450 3.1 教育費 3,087,865 7.4 376,593 2,636,492 児童手当及び子ども手当特例交付金 109,828 0.3 109,828 0.4 鉱産税 災害復旧費 85,748 0.2 32,309 減収補塡特例交付金 97,741 0.2 97,741 0.4 特別土地保有税 公債費 6,032,195 14.4 5,961,398 地方交付税 8,662,201 2 7,681,321 31.0 法定外普通税 諸支出費 普通交付税 7,681,321 17.8 7,681,321 31.0 目的税 790,456 5.0 前年度繰上充用金 特別交付税 980,880 2.3 法定目的税 790,456 5.0 歳出合計 41,885,392 10 5,347,345 30,462,531 ( 一般財源計 ) 26,370,644 61.0 24,639,062 99.5 入湯税 39,755 0.3 性質別歳出の状況 ( 単位 ) 交通安全対策特別交付金 20,622 20,622 0.1 事業所税 区分 決算額 構成比 充当一般財源等 経常経費充当一般財源等 経常収支比率 分担金 負担金 128,448 0.3 都市計画税 750,701 4.7 義務的経費計 21,728,262 51.9 16,532,202 16,086,552 58.0 使用料 1,227,493 2.8 61,999 0.3 水利地益税等 人件費 9,296,729 22.2 8,227,454 7,919,374 28.5 手数料 211,562 0.5 法定外目的税 うち職員給 6,047,011 14.4 5,182,360 国庫支出金 5,627,210 13.0 旧法による税 扶助費 6,399,338 15.3 2,343,350 2,334,609 8.4 国有提供交付金 ( 特別区財調交付金 ) 合計 15,854,989 10 89,946 公債費 6,032,195 14.4 5,961,398 5,832,569 21.0 都道府県支出金 2,784,352 6.4 区分 平成 21 年度 内元利償還金 6,031,559 14.4 5,960,762 5,831,933 21.0 財産収入 283,131 0.7 36,064 0.1 合計 98.7 94.2 98.3 93.6 訳一時借入金利子 636 636 636 徴収率現寄附金 34,876 0.1 計市町村民税 98.7 94.6 98.2 94.0 その他の経費 14,724,037 35.2 11,887,475 9,616,452 34.7 () 年繰入金 151,782 0.4 純固定資産税 98.6 93.4 98.4 92.9 物件費 6,094,364 14.6 4,730,550 4,337,606 15.6 繰越金 335,644 0.8 維持補修費 687,867 1.6 506,452 284,380 1.0 諸収入 1,140,158 2.6 11,542 公営事業等への繰出 国民健康保険事業会計の状況 補助費等 1,483,250 3.5 1,173,054 891,179 3.2 地方債 4,937,148 11.4 合計 4,985,509 実質収支 190,147 うち一部事務組合負担金 8,884 8,884 6,479 うち減収補塡債 ( 特例分 ) 下水道 1,783,230 再差引収支 72,863 繰出金 4,971,014 11.9 4,592,254 4,103,287 14.8 うち臨時財政対策債 2,977,648 6.9 簡易水道 174,650 加入世帯数 ( 世帯 ) 17,165 積立金 987,702 2.4 885,165 歳入合計 43,253,070 10 24,769,289 10 観光施設 18,861 被保険者数 ( 人 ) 29,902 投資 出資金 貸付金 499,840 1.2 上水道 13,665 保険税 ( 料 ) 収入額 91 前年度繰上充用金 被保険者国民健康保険 693,400 国庫支出金 88 投資的経費計 5,433,093 13.0 2,042,854 1 人当りその他 2,301,703 保険給付費 275 うち人件費 160,491 0.4 158,882 ( 注釈 ) 普通建設事業費 5,347,345 12.8 2,010,545 普通建設事業費の補助事業費には受託事業費のうちの補助事業費を含み うち補助 1,322,868 3.2 165,545 内単独事業費には同級他団体施行事業負担金及び受託事業費のうちの単独事業費を含む うち単独 3,937,397 9.4 1,832,020 訳災害復旧事業費 85,748 0.2 32,309 失業対策事業費 歳出合計 41,885,392 10 30,462,531 2/10
(2) 各会計 関係団体関係団体の財政状況及財政状況及び健全化判断比率 一般会計等の財政状況 ( 単位 : 百万円 ) 地方公社 第三セクター等の経営状況及び地方公共団体の財政的支援の状況 ( 単位 : 百万円 ) 他会計等からの地方債純資産又は会計名歳入歳出形式収支実質収支備考地方公社 第三セクター等名経常損益繰入金現在高正味財産 当該団体からの当該団体からの当該団体からの当該団体からの当該団体からの債務保証に係る損失補償に係る出資金補助金貸付金債務残高債務残高 一般会計等備考負担見込額 一般会計 42,967 41,643 1,324 1,215 54,851 85 37 113 廿日市市文化スポーツ振興事業団 3 50 1 1 2 漁港管理特別会計 39 20 20 20 2 26 470 339 廿日市市水産振興基金 3 小規模下水道事業特別会計 136 126 10 10 3 もみの木森林公園協会 1 30 5 1 工業団地下水道事業特別会計 69 65 4 4 37 4 4 1 261 5 廿日市市土地開発公社 1,473 585 墓地管理事業特別会計 31 31 2 5 5 6 港湾管理事業特別会計 33 27 6 6 6 4 42 市営住宅事業特別会計 250 246 4 668 7 7 8 8 9 9 10 10 11 11 12 12 13 13 14 14 15 15 16 実質赤字額 16 一般会計等 43,429 42,062 1,368 1,259 55,519 計 17 18 公営企業会計等の財政状況 ( 単位 : 百万円 ) 19 会計名 総収益 ( 歳入 ) 総費用 ( 歳出 ) 純損益資金剰余額 / 不足額他会計等からの ( 形式収支 ) ( 実質収支 ) 繰入金 企業債 ( 地方債 ) 現在高 左のうち一般会計等繰入見込額 資金不足比率 備考 20 21 国民健康保険特別会計 11,716 11,526 190 190 893 1 22 2 23 6 老人保健特別会計 16 10 6 3 24 介護保険特別会計 7,214 7,170 44 44 1,090 4 25 後期高齢者医療特別会計 1,148 1,143 5 5 200 5 26 水道事業会計 2,226 2,114 111 22 3,397 法適用企業 6 27 1 351 水族館事業会計 52 122 70 法適用企業 7 28 国民宿舎事業会計 216 266 49 569 0 法適用企業 0 1,664 公共下水道事業特別会計 3,947 3,947 0 23,959 22,785 法非適用企業 8 29 9 30 簡易水道事業特別会計 1,120 1,119 1 0 169 3,187 1,689 法非適用企業 10 31 農業集落排水事業特別会計 28 28 21 280 177 法非適用企業 18 53 53 法非適用企業 包ヶ浦観光事業特別会計 11 32 12 33 13 34 14 35 15 36 16 37 17 38 18 39 19 40 20 41 21 42 22 43 23 44 24 45 25 46 26 47 27 48 28 49 29 50 30 51 31 52 32 53 33 54 34 55 35 56 36 57 37 58 38 59 39 60 40 61 41 62 42 63 43 64 44 65 45 66 46 67 47 68 48 69 49 70 50 71 51 連結実質赤字額 72 計公営企業会計等 4,563 27,426 24,650 73 74 関係する一部事務組合等の財政状況 ( 単位 : 百万円 ) 75 一部事務組合等名 総収益 ( 歳入 ) 総費用 ( 歳出 ) 純損益資金剰余額 / 不足額他会計等からの ( 形式収支 ) ( 実質収支 ) 繰入金 企業債 ( 地方債 ) 現在高 左のうち一般会計等負担見込額 備考 76 77 広島県後期高齢者医療広域連合 ( 一般会計 ) 1,012 964 48 47 1 78 2 79 広島県後期高齢者医療広域連合 ( 特別会計 ) 334,746 334,744 1 2,553 3 80 宮島競艇施行組合 32,079 32,433 354 4,646 4 81 広島県市町総合事務組合 8,437 8,437 596 5 82 6 83 7 84 8 85 9 86 10 87 11 88 12 89 13 90 14 91 15 92 16 93 17 94 18 95 19 96 20 97 計 一部事務組合等 計 地方公社 第三セクター等 37 4,695 530 1,473 585 地方公共団体が損失補塡等を行っている出資法人で 健全化法の算出対象となっている団体については 印を付与している 公債費負担の状況 ( ) 将来負担の状況 ( ) 実質公債費比率 ( ) 将来負担比率 ( ) 区分平成 20 年度平成 21 年度 分母比区分平成 20 年度平成 21 年度分母比内訳平成 20 年度平成 21 年度 分母比 元利償還金 5,441,712 6,170,411 6,052,551 27.3 一般会計等に係る地方債の現在高 58,330,458 55,772,255 55,518,621 250.4 PFI 事業に係るもの 準元利償還金 満期一括償還地方債に係る年度割相当額 公営企業債の元利償還金に対する繰入金 組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等債務負担行為に基づく支出額 ( 公債費に準ずるもの ) 一時借入金の利子 合計 ( ア ) 債務負担行為に基づく支出予定額 918,153 1,448,551 1,587,067 7.2 いわゆる五省協定等に係るもの 1,576,057 1,632,860 1,578,678 7.1 公営企業債等繰入見込額 24,077,855 24,432,731 24,650,480 111.2 国営土地改良事業に係るもの 組合等負担等見込額 森林総合研究所等が行う事業に係るもの 債務 45,540 44,464 46,328 0.2 退職手当負担見込額 11,023,056 10,933,553 10,580,165 47.7 地方公務員等共済組合に係るもの 負担 285 388 259 設立法人等の負債額等負担見込額 256,830 72,067 586,295 2.6 依頼土地の買い戻しに係るもの 530,975 1,102,664 1,282,532 5.8 行為 7,063,594 7,848,123 7,677,816 連結実質赤字額 社会福祉法人の施設建設費に係るもの 201,600 172,800 144,000 0.6 内訳 平成 20 年度平成 21 年度 分母比 組合等連結実質赤字額負担見込額 損失補償 債務保証の履行に係るもの PFI 事業に係るものいわゆる五省協定等に係るもの国営土地改良事業 森林総合研究所等が行う事業に係るもの債地方公務員等共済組合に係るもの務負社会福祉法人の施設建設費に係るもの担行損失補償 債務保証の履行に係るもの為引き受けた債務の履行に係るもの 28,800 合計 92,659,157 92,922,628 引き受けた債務の履行に係るもの ( エ ) 94,606,352 充当可能基金 その他上記に準ずるもの 9,057,482 7,940,114 8,850,087 39.9 185,578 173,087 160,535 0.7 28,800 28,800 0.1 充当可能特定歳入 基準財政需要額算入見込額 50,577,581 50,507,157 50,928,986 229.7 簡易水道事業特別会計 1,387,498 1,473,831 1,688,914 合計 将来負担比率 (( エ )( オ ))/(( イ )( ウ )) 100 ( オ ) 9,782,762 69,417,825 118.9 9,337,377 8,462,652 38.2 公共下水道事業特別会計 67,784,648 68,241,725 企業債等繰入見込額 農業集落排水事業特別会計 22,871,558 1 111.3 国民宿舎事業会計 その他の会計 49 22,686,232 4,076 87,342 22,784,815 176,751 102.8 7.6 0.8 その他上記に準ずるもの 5,102 5,274 5,452 地方道路公社に係る 利子補給に係るもの標準財政規模 ( イ ) 11,638 10,390 12,076 0.1 26,064,036 26,869,005 25,430,497 公社 三セク等 土地開発公社に係る その他第三セクター等に係る 256,522 72,067 585,341 2.6 308 954 の額 ( ウ ) 4,256,290 4,452,157 4,697,515 分母 ( イ )( ウ ) 21,174,207 21,611,879 22,171,490 実質公債費比率 (( ア )( ウ ))/(( イ )( ウ )) 100 ( 単年度 ) (3ヵ年平均) 13.3 13.7 12.0 10.2 13.3 健全化判断比率 ( 再掲 ) 早期健全化基準 財政再生基準 平成 20 年度決算の元利償還金は特定財源の額を控除しており 満期一括償還地方債に係る年度割相当額は積立不足額を考慮して算定した額を含んでいる 実質赤字比率 11.97 20 実質公債費比率の (( ア )( ウ )) は特定財源の額を控除している 連結実質赤字比率 16.97 35.00 実質公債費比率 25.0 35.0 将来負担比率 111.3 35 3/10
(3) 市町村財政比較分析表 ( 普通会計決算 ) 人 口 面 積 歳 入 総 額 歳 出 総 額 実 質 収 支 標準財政規模 地方債現在高 117,607 人 (H23 23.3.31 31 現在 ) 489.36 k m2 43,253,070 41,885,392 1,258,506 26,869,005 54,764,051 実 質 赤 字 比 率 連結実質赤字比率 実 質 公 債 費 比 率 将 来 負 担 比 率 市 町 村 類 型 ( 年 度 毎 ) 111.3 Ⅲ3 Ⅲ3 Ⅲ3 Ⅲ3 Ⅲ3 市町村類型とは 人口および産業構造等により全国の市町村を 35 のグループに分類したものである 当該団体と同じグループに属する団体を類似団体と言う 平成 23 年度中に市町村合併した団体で 合併前の団体ごとの決算に基づく実質公債費比率及び将来負担比率を算出していない団体については グラフを表記しない がを上回っている団体については 将来負担比率のグラフを表記しない 類似団体内平均値は がを上回っている団体を含めた加重平均であるため 最小値を下回ることがある 人件費 物件費等の状況 の決算額は 人件費 物件費及び維持補修費の合計である ただし 人件費には事業費支弁人件費を含み 退職金は含まない 当該団体値 類似団体内平均値 類似団体内の最大値及び最小値 () 3 6 9 12 15 18 将来負担の状況将来負担比率 [111.3] 42.9 48.8 57.4 118.9 1 132.9 0.6 32.5 111.3 134.9 32/35 将来負担比率の分析欄 79.7 154.7 平成 15 年度及び平成 17 年度の 2 度の合併による地域間格差是正のためのインフラ整備に係る事業債の発行や合併により職員が増えたことにより 類似団体平均を大きく上回っている 前年度に比べ 3.7 ポイントの減となったのは 公的資金補償金免除繰上償還の活用などで地方債残高の減少やに対して充当可能な基金が増加したことなどにより 分子であるが減少したこと さらには分母である標準財政規模が増加したことなどによる 今後も 引き続き 新規事業債の発行抑制などにより地方債残高の縮減 職員数の最適化を図り 財政健全化に努める 1.80 1.50 1.20 0.90 0.60 0.30 0 0.88 0.73 財政力財政力指数 [0.72] 0.90 0.91 0.91 0.74 0.75 0.74 1.55 0.87 0.72 0.51 25/35 財政力指数の分析欄 0.53 0.58 厳しい雇用情勢を背景に個人所得の減収などから基準財政収入額が減少したことにより 昨年度と比較して 2 ポイントの減少となっている また 類似団体内平均も下回っている 収納対策アクションプラン に基づき 税の収納対策の強化を実施するとともに 事務事業の見直しや施策の重点化による歳出経費の削減を徹底し 行政経営の効率化に努める () 5.0 1 2 12.1 16.1 公債費負担の状況実質公債費比率 [] 7.9 7.6 7.1 13.5 13.7 13.3 0.7 6.5 14.1 33/35 実質公債費比率の分析欄 10.5 13.4 市町村合併前のスポーツ公園整備 庁舎 文化センター建設などまちづくりのための大きな公共施設建設に係る事業債 また 平成 15 年度及び平成 17 年度の合併による地域間格差是正のインフラ整備の事業債の発行により類似団体平均を大きく上回っている 平成 19 年から平成 21 年度までに実施した公的資金補償金免除繰上償還と将来世代に過度な負担を残すことがないように事業債発行額の抑制を行い の元利償還金の減少と基準財政需要額に算入された公債費等が増加したことなどにより 分子である実質公債費が減少したこと さらに分母である標準財政規模が増加したことなどから前年度に比べ 1.5 ポイントの減となった 平成 25 年度をピークに元利償還金が減少に転ずるものと見込まれるが 今後とも 新規事業債の発行抑制に努めていく () 7 8 9 10 91.7 99.4 財政構造の弾力性経常収支比率 [92.6] 94.1 93.8 93.5 99.3 99.3 97.9 81.5 91.4 92.6 101.5 19/35 89.2 91.9 経常収支比率の分析欄内部管理経費の削減に努めているものの 平成 16 年度に稼働したごみ処理施設 (RDF 清掃施設 ) の運転管理経費が多額であり高止まりしていることや 社会保障関係費の増加に伴う扶助費の経常一般財源が 250 百万円増加 さらにがん検診の検診委託料が増加したことなどにより物件費が52 百万円増加している 人件費については 職員給のカットに伴い 149 百万円 公債費は 公的資金補償金免除繰上償還により 116 百万円 繰出金は 国民健康保険などへの繰出金は73 百万円増加しているが 公共下水道への繰出金が使用料の増加などにより 129 百万円となり 繰出金全体では 35 百万円となっているなど 歳出経常一般財源は昨年度に比べ82 百万円増の25,703 百万円となっている また 歳入経常一般財源については 普通交付税や 臨時財政対策債が増加していることなどにより 27,747 百万円 (1,576 百万円の増 ) となっている 以上のことを要因とし の経常収支比率は昨年度と比べ5.3ポイント減少し92.6 ではあるが 依然として類似団体平均を上回っている 自主財源の確保 PDCAマネジメントサイクルを確立するために取り組んでいる事業シートを活用し 成果を重視した事務事業の見直し 内部管理コスト 建設 維持管理コストの縮減等や公共施設のマネジメントの推進 職員数の最適化 公債費の抑制などにより 経常経費の削減に努める これらの取組みにより 平成 27 年度決算時までに91.7 以下 を目標に改善に努める ( 人 ) 2.00 4.00 6.00 8.00 10 6.69 8.69 定員管理の状況人口千人当たりたり職員数 [8.38 人 ] 6.50 6.37 6.23 8.64 8.46 8.42 3.41 6.11 8.38 8.38 35/35 7.24 7.75 人口千人当たりたり職員数職員数の分析欄類似団体平均と比較すると 本市は2.27 人上回っている これは 市町村合併による影響 ( 市域の拡大 :489.36km2) が主たる原因であり 類団他市と単純には比較できないが 本市では 行政組織の統廃合 事務事業の見直しなどの効率化を図りながら職員数の削減を図ってきた しかし 合併により住民の居住地域が点在しているため 効率化にも限界があり 消防事務の広域化 保育所の完全民営化など 事務事業体制の大規模な見直しをしない限り 平均値の数値レベルまでに至ることはできないものと思われる 特殊要因以外の部分では 中期財政運営方針などを踏まえ 引き続き削減を図る予定ではあるが 今後は 権限移譲等により増大する行政需要に適切に対応するための必要な人員は確保するなど 定員の最適化に取り組む 11 12.00 ( 円 ) 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000 人件費 物件費等物件費等の状況人口 1 人当たりたり人件費人件費 物件費等決算額 [128 128,788 円 ] 107,068 107,063 103,782 105,082 70,212 103,693 128,141 126,821 124,678 129,788 128,788 166,077 34/35 114,985 人口 1 人当たりたり人件費人件費 物件費等決算額物件費等決算額の分析欄 123,161 人件費 物件費及び維持補修費の合計額の人口 1 人当たりの金額が類似団体平均を上回っているのは 主に人件費が要因となっている これは 二度の市町村合併による影響 ( 市域の拡大 :489.36k m2 ) で職員数が多いのが主たる原因である これまで 行政組織の統廃合 事務事業の見直しなどの効率化を図りながら職員数の削減を図ってきたが 合併により住民の居住地域が点在しているため 効率化にも限界があり 今後も民間事業者等 (NPO 法人など ) による行政サービスの提供 ( 民間委託 指定管理者制度 ) を積極的に推進していく 92.0 94.0 96.0 98.0 10 102.0 104.0 97.6 99.8 給与水準 ( 国とのとの比較 ) ラスパイレス指数 [97.2] 95.1 94.6 97.7 99.9 100.1 100.2 96.4 97.2 10 103.4 5/35 全国市平均 98.8 全国町村平均 95.3 ラスパイレス指数指数の分析欄平成 21 年 4 月から実施していた職員の給与カット (5~2) が平成 23 年 3 月で終了したことにより 対前年度比で2.6ポイント増加したものの 依然として類似団体の平均を下回っている 今後も 引き続き給与水準の適正化に努める 200,000 106.0 4/10
(4)1 市町村経常経費分析表 ( 普通会計決算 ) 経常収支比率の分析 人 口 面 積 歳 入 総 額 歳 出 総 額 実 質 収 支 標準財政規模 地方債現在高 117,607 人 (H23 23.3.31 31 現在 ) 489.36 k m2 43,253,070 41,885,392 1,258,506 26,869,005 54,764,051 実 質 赤 字 比 率 連結実質赤字比率 実 質 公 債 費 比 率 将 来 負 担 比 率 市 町 村 類 型 ( 年 度 毎 ) 111.3 Ⅲ3 Ⅲ3 Ⅲ3 Ⅲ3 Ⅲ3 市町村類型とは 人口および産業構造等により全国の市町村を 35 のグループに分類したものである 当該団体と同じグループに属する団体を類似団体と言う 当該団体値 類似団体内平均値 類似団体内の最大値及び最小値 6.0 9.0 12.0 18.0 21.0 24.0 () 16.1 17.7 16.4 17.2 物件費 16.4 16.4 16.3 16.4 9.8 15.6 16.1 15/35 12.8 13.2 物件費の分析欄内部管理経費の削減に努め 類似団体内平均と比較してわずかに下回っているものの 県平均では上回っている 塵芥処理場の維持管理経費など増加傾向にあることから 引き続き 各種施設の内部管理経費の削減 施設の合理的な活用など経常的経費の削減に努める 27.0 24.6 2 25.0 3 35.0 () 30.8 31.3 30.7 30.7 人件費 29.9 32.3 29.4 30.8 18.6 27.6 28.5 22/35 25.1 25.5 人件費の分析欄職員数の減 人事委員勧告による期末勤勉手当の支給率が変更されたことにより職員給が減少し 昨年度に比べ下回っているものの 類似団体内平均との比較ではわずかに上回っている 今後も引き続き 定員の適正化を推進し 人件費の抑制に努める 3.0 6.0 9.0 12.0 () 3.9 9.3 3.8 9.3 補助費等 3.5 9.3 3.3 9.0 2.4 3.2 8.7 3/35 10.1 9.2 補助費等の分析欄 類似団体内平均と比較して低い水準にある これは 平成 19 年度に補助金 負担金の見直し作業を行っていることから 低い水準を維持している 今後も補助金の適正な執行を推進するよう努める 4 36.7 15.1 45.0 18.0 6.0 8.0 1 12.0 14.0 16.0 18.0 () 7.8 9.4 7.7 9.7 扶助費 8.0 10.1 8.0 10.6 7.5 8.4 11.6 16.7 4/35 10.4 10.4 扶助費の分析欄 類似団体内平均と比較して低い水準にあるが 年々増加傾向にある これは 障害者自立支援法に基づく各種サービス利用者の増加などによる障害福祉費の増や 子ども手当の支給による児童福祉費の増 近年の雇用情勢の悪化による生活保護費の増と経済的な理由で就学困難となった児童 生徒が増加したことによる教育費 ( 就学援助 ) の増などによるものである 今後も上昇することが見込まれるが 適正なサービスの提供をする必要がある 3.0 6.0 9.0 12.0 18.0 21.0 () 10.9 15.1 12.0 14.7 その他 12.1 15.8 12.5 16.7 7.6 12.2 15.9 19.0 32/35 11.4 その他の分析欄類似団体内平均 などと比較して高い水準にある これは 主に公共下水道の普及率が低く 公共下水道事業への基準内繰出金が高止まりとなっていることが要因となっている 公共下水道事業については 平成 19 年度に策定した中期経営計画を着実に推進することにより 経営の健全化を図るよう努める 2 24.0 5.0 1 2 25.0 () 15.2 23.6 16.0 公債費 16.0 23.3 15.7 22.7 6.7 15.2 21.0 22.7 33/35 公債費の分析欄 19.0 22.2 市町村合併前のスポーツ公園整備 庁舎 文化センター建設などまちづくりのためのの大きな公共施設建設に係る事業債 平成 15 年度と平成 17 年度の合併により町村の地方債を引き継いだこと また 合併後の地域間格差是正のインフラ整備の事業債の発行はしているが 普通建設事業の重点化を図り 将来世代に過度な負担を残すことがないように事業債発行額の抑制に努めている また 平成 19 年から平成 21 年度までに実施した公的資金補償金免除繰上償還の活用により元利償還金は減少した 平成 25 年度をピークに元利償還金が減少に転ずるものと見込まれるが 今後とも 新規事業債の発行抑制に努めていく 5 6 7 8 9 () 75.8 76.5 74.1 78.1 公債費以外 76.0 77.8 75.2 77.8 65.1 71.6 76.2 86.2 7/35 70.2 69.7 公債費以外の分析欄類似団体内平均と比較して低い水準にあり また 昨年度と比較しても3.6ポイント下回っているが これは 公債費を除く経常経費充当一般財源は増加しているものの 臨時財政対策債が大幅に増加したためである 今後 社会保障関係費の増加による扶助費や 施設の老朽化による維持補修費の増加などが見込まれるため 定員管理の推進による人件費の抑制や 各種施設の効率的な活用 事業の見直しなど 引き続き財政健全化に向けた取り組みが必要である 3 25.2 10 5/10
(4)2 市町村経常経費分析表 ( 普通会計決算 ) 人件費及び人件費に準ずる費用の分析 当該団体値 類似団体内平均値 類似団体内の最大値及び最小値 ( 円 ) 90,000 80,000 70,000 60,000 80,164 70,020 人口 1 人当たり決算額の推移 79,706 68,883 79,373 66,742 77,902 65,629 78,221 76,747 63,997 人件費及び人件費に準ずる費用 人件費賃金 ( 物件費 ) 一部事務組合負担金 ( 補助費等 ) 公営企業 ( 法適 ) 等に対する繰出し ( 補助費等 ) 公営企業 ( 法適 ) 等に対する繰出し ( 投資及び出資金 貸付金 ) 公営企業 ( 法非適 ) 等に対する繰出し ( 繰出金 ) 事業費支弁に係る職員の人件費 ( 投資的経費 ) 退職金合計 当該団体決算額 人口 1 人当たり決算額 ( ) 当該団体 ( 円 ) 類似団体平均 ( 円 ) 対比 () 9,296,729 79,049 61,403 28.7 336,942 2,865 3,983 28.1 3,056 26 2,565 99.0 3,495 30 212 85.8 0 318,290 2,706 2,618 3.4 160,491 1,365 864 58.0 1,093,073 9,294 7,647 21.5 9,025,930 76,747 63,997 19.9 50,000 40,000 42,872 参考 人口 1,000 人当たり職員数 ( 人 ) ラスパイレス指数 当該団体 類似団体平均 対比 ( 差引 ) 8.38 6.11 2.27 97.2 10 2.8 30,000 公債費及び公債費に準ずる費用の分析 当該団体値 類似団体内平均値 類似団体内の最大値及び最小値 ( 円 ) 40,000 30,000 20,000 10,000 0 30,860 20,593 人口 1 人当たり決算額の推移 26,732 13,349 23,858 12,384 22,001 11,111 27,111 19,203 10,478 5,697 公債費及び公債費に準ずる費用 ( 実質公債費比率の構成要素 ) 当該団体決算額 ( ) 人口 1 人当たり決算額 当該団体 ( 円 ) 類似団体平均 ( 円 ) 対比 () 元利償還金の額 ( 繰上償還額等を除く ) 6,052,551 51,464 30,895 66.6 積立不足額を考慮して算定した額 満期一括償還地方債の一年当たりの元金償還金に相当するもの ( 年度割相当額 ) 21 公営企業債の償還の財源に充てたと認められる繰入金 1,578,678 13,423 6,282 113.7 一部事務組合等の起こした地方債に充てたと認められる補助金又は負担金に充当する一般財源等額 1,638 債務負担行為に基づく支出のうち公債費に準ずるものに充当する一般財源等額 46,328 394 1,024 61.5 一時借入金利子 ( 同一団体における会計間の現金運用に係る利子は除く ) 259 2 3 33.3 特定財源の額 721,879 6,138 7,361 16.6 地方債に係る元利償還金及び準元利償還金に要する経費として普通交付税の額の算定に用いる基準財政需要額に算入された額 4,697,515 39,942 22,025 81.3 合計 2,258,422 19,203 10,478 83.3 平成 23 年度中に市町村合併した団体で 合併前の団体ごとの決算に基づく実質公債費比率を算出していない団体については グラフを表記しない ( 参考 ) 普通建設事業費の分析人口 1 人当たり決算額の推移 ( 円 ) 80,000 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 普通建設事業費 当該団体決算額 人口 1 人当たり決算額 ( ) 当該団体 ( 円 ) 増減率 ()(A) 類似団体平均 ( 円 ) 増減率 ()(B) (A)(B) 7,542,567 63,994 7.4 34,575 11.7 4.3 うち単独分 5,191,436 44,046 18.0 20,711 19.0 1.0 6,833,399 58,122 9.2 34,382 0.6 8.6 うち単独分 4,998,040 42,511 3.5 19,677 5.0 1.5 4,617,613 39,243 32.5 33,622 2.2 30.3 うち単独分 3,265,231 27,750 34.7 18,856 4.2 30.5 4,747,167 40,346 2.8 34,366 2.2 0.6 うち単独分 3,625,182 30,810 11.0 19,822 5.1 5.9 5,347,345 45,468 12.7 35,965 4.7 8.0 うち単独分 3,937,397 33,479 8.7 20,136 1.6 7.1 過去 5 年間平均 5,817,618 49,435 6.7 34,582 1.5 5.2 うち単独分 4,203,457 35,719 7.3 19,840 4.3 3.0 当該団体値 類似団体内平均値 6/10
(5) 実質収支比率等に係る経年分析 標準財政規模比 () 25.00 20 0 10 5.00 0 区分 財政調整基金残高 実質収支額 実質単年度収支 年度 標準財政規模比 () 17.76 16.10 15.13 15.58 15.91 2.53 1.79 1.73 1.43 4.68 1.49 0.26 0.53 4.56 3.82 分析欄財政調整基金残高は 行政組織の統廃合 民間委託等の推進 事務事業の見直し 職員数の削減 普通建設事業費の縮減などの行財政改革に取り組んだ結果 財政調整基金を取り崩すことなく 標準財政規模に対する基金残高は安定して確保されており 今後 急激な税の落ち込みや災害などに対応する資金の確保ができている の実質収支額は 歳入が国の地方財政対策により地方交付税が 781 百万円 ( 対前年比 9.9) の増となったこと 歳出が繰上償還の減額による公債費が減少したことや定額給付金事業の終了による補助費等が減少したことなどにより増となった 平成 21~22 年度の実質単年度収支は 積立金取崩額がなかったため増となっている 7/10
(6) 連結実質赤字比率に係る赤字赤字 黒字黒字の構成分析 標準財政規模比 () 25.00 20 0 10 5.00 0 黒字額 赤字額 黒字額 赤字額 黒字額 赤字額 黒字額 赤字額 黒字額 赤字額 会計 水道事業会計一般会計国民宿舎事業会計水族館事業会計 年度 標準財政規模比 () 10.51 11.60 12.25 12.64 1.65 1.49 1.30 4.52 2.50 2.43 2.31 2.12 1.82 1.92 1.61 1.31 分析欄 平成 19 年度の その他会計 の赤字額については 老人保健特別会計であり 見込んでいた歳入の交付金や負担金が翌年度交付となったため 歳入 11,352 百万円 歳出 11,469 百万円で実質収支が 117 百万円の赤字となった 平成 20 年度以降 一般会計等の実質収支額は赤字となっていない また公営企業会計の資金についても不足は発生していない いずれもトータルで黒字であるため健全化判断比率に係る連結赤字比率は算定されない 比率の高い水道事業会計については 後年度に見込まれる施設 設備の更新の負担増に備え 資金を留保しているため増加している 国民健康保険特別会計介護保険特別会計 2 0.17 0.32 0.71 0.23 0.29 0.34 0.16 おける主な各会計の実質収支額又は資金剰余額 ( 分子 ) 水道事業会計 3,397 百万円 一般会計 1,215 百万円 国民宿舎事業会計 569 百万円 水族館事業会計 351 百万円 国民健康保険会計 190 百万円 介護保険特別会計 44 百万円 漁港管理特別会計 20 百万円 小規模下水道事業特別会計 10 百万円 漁港管理特別会計 7 7 8 7 標準財政規模 ( 分母 ) 26,869 百万円 小規模下水道事業特別会計 0 0 0 4 その他会計 ( 赤字 ) 0.46 その他会計 ( 黒字 ) 1.70 0.58 0.11 9 平成 23 年度中に市町村合併した団体で 合併前の団体ごとの決算に基づく連結実質赤字比率を算出していない団体については グラフを表記しない 8/10
(7) 実質公債費比率 ( 分子 ) の構造 ( 百万円 ) 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 元利償還金等 元利償還金等 元利償還金等 元利償還金等 元利償還金等 分子の構造 元利償還金積立不足額考慮算定額 年度 ( 百万円 ) 5,773 5,442 6,170 6,053 分析欄元利償還金等について 地方債の繰上償還や新規市債の発行額の抑制などにより減少した 主な要因は 義務教育施設整備事業債が約 12 億円償還終了したことにより減少した 元利償還金等 (A) 満期一括償還地方債に係る年度割相当額公営企業債の元利償還金に対する繰入金組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等債務負担行為に基づく支出額一時借入金利子 1,534 1,576 1,633 1,579 50 46 44 46 2 0 0 0 繰入金の減については 公共下水道事業特別会計の使用料改定等により 元利償還金に充当する繰入金が減少したことによる については 基準財政需要額に算入された臨時財政対策債と合併特例債の公債費算入分が約 3 億円増加したことなどにより 増加している 上記内容から分子である実質公債費が減少している (B) 4,216 4,256 5,260 5,419 (A)(B) 実質公債費比率の分子 3,143 2,808 2,587 2,259 平成 19 年度決算と平成 20 年度決算の元利償還金は特定財源の額を控除しており 満期一括償還地方債に係る年度割相当額は積立不足額を考慮して算定した額を含んでいる 平成 23 年度中に市町村合併した団体で 合併前の団体ごとの決算に基づく実質公債費比率を算出していない団体については グラフを表記しない 9/10
(8) 将来負担比率 ( 分子 ) の構造 ( 百万円 ) 120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 0 分子の構造 (A) (B) (A)(B) 年度一般会計等に係る地方債の現在高債務負担行為に基づく支出予定額公営企業債等繰入見込額組合等負担等見込額退職手当負担見込額設立法人等の負債額等負担見込額連結実質赤字額組合等連結実質赤字額負担見込額充当可能基金充当可能特定歳入基準財政需要額算入見込額将来負担比率の分子 ( 百万円 ) 60,521 58,330 55,772 55,519 1,414 918 1,449 1,587 23,426 24,078 24,433 24,650 11,771 11,023 10,934 10,580 716 257 72 586 9,819 9,057 7,940 8,850 9,030 9,783 9,337 8,463 50,858 50,578 50,507 50,929 28,142 25,189 24,875 24,681 分析欄 地方債の現在高は 市債発行額を償還額以下になるように努めたことや 消防や防災などの事業に係る地方債の繰上償還などを行ったことにより減少した 債務負担行為に基づく支出予定額は 土地開発公社による事業用地の先行取得などにより増加となった 公営企業債繰入見込額は 簡易水道 農業集落排水事業の元金償還額の増額に伴い それに充当する一般会計からの繰出しが増となったため増加した 退職手当負担見込額は 職員数の減などにより減少した 設立法人等の負債額等負担見込額は 下平良 2 丁目埋立事業の進捗により増加した 充当可能基金については 後年度の負担増に備え剰余金を公共施設等整備基金に積立を行ったことなどにより増加した 充当可能特定歳入は 都市計画税収入の減少と都市計画事業に係る地方債の元金償還金等が増加したことにより 都市計画事業に係る地方債の現在高への都市計画税の充当可能額が減少したことにより減少した 基準財政需要額算入見込額については 公債費の臨時財政対策債や合併特例債の増により増加した 上記内容から将来負担比率の分子は 前年度から減少し改善してきているものの 将来負担比率は類似団体と比較して高いため 今後も市債の発行の抑制や職員数の最適化等を図り 財政の健全化に努める 平成 23 年度中に市町村合併した団体で 合併前の団体ごとの決算に基づく将来負担比率を算出していない団体については グラフを表記しない 10/10