1,299 万円1,000 万円2,663 万円3,548 万円7,115 万円平成 27 年第 1 回定例会 議案の概要 第 1 回定例会 議決した案件 条例案 31 件 予算案 35 件 承認案 1 件 諮問 2 件 同意案 2 件 その他 11 件 委員会提出議案 1 件 ( 全会一致可決 56 件 賛成多数可決 27 件 ) 水道事業会計特別会計(21 会計)一般会計398億3,056万円(前年度比6.8 %増)773億6,000万円(前年度比9.2 %増)65億2,439万円(前年度 企業誘致と雇用の創出比0.3 %減)Pick Up 平成27 年寺家地区産業団地 志和流通団地の整備 4 億 3,807 万円 中心市街地及び地域拠点の機能強化芸術文化ホールの建設 41 億 4,055 万円安芸津拠点施設の整備 4 億 9,938 万円度 交通ネットワークの利便性向上寺家新駅の整備 5 億 880 万円予 多様な医療対策の推進算小児救急医療への支援 647 万円災害派遣医療チームへの支援 311 万円を ICTの利活用小学校へのデジタル教科書の導入 2,797 万円可 教育力及び子育て環境の向上決小中学校への学校教育支援員の配置 7,438 万円寺西小学校の分離新設 3 億 4,345 万円 社会 地域で輝く人材の集積 育成農業の担い手育成 2 億 8,592 万円 スマートシティの推進新エネルギー導入への支援 2,190 万円そ購支扇入援風へ入機 の設 支置 成長する都市 生活充実都市 人材育成都市 環境先進都市 の 4 つの視点に立って 平成 27 年度は 東広島市の将来を見据えた事業を積極的に展開し 夢と希望のある 日本一住みよいまち の実現に向けて 全力で取り組みます 主要事業援 29₈ 万円55₃ 万円 小中学校特別教室への センチピードグラス吹付機 新美術館整備の検討 超小型電気自動車(10 台) 河川監視カメラの設置 災害対策本部の機能強化 生活困窮者の自立へのの他の主な新規事業の導 page.21
page.22 Select.2 Select.1 議案第82 号 プレミアム付き商品券を発行国の地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策を受け 東広島市内の消費喚起を促すため 二〇〇〇円分のプレミアムを付けた商品券を 一万円で販売します 議案第20 号 急傾斜地崩壊対策事業に分担金徴収条例を制定広島県が実施または東広島市が広島県の補助を受けて実施する急傾斜地崩壊対策事業について 受益者から分担金を徴収しようとするものです 内容1発行主体実行委員会( 商工会議所 商工会 東広島市で構成)2発行冊数(予定)七万冊31冊当たりの額一万二〇〇〇円(販売額は一万円)4取扱商店等公募による5商品券使用期間(予定)平成27 年8月から平成27 年11 月末まで平成 27 年第 1 回定例会議案の概要 条例制定の背景10 m以上の崖地かつ10 戸以上の被害想定家屋がある場合は県が実施 5m以上の崖地かつ5戸以上の被害想定家屋がある場合は県の補助事業として市が実施している 現在 対象となる市内665 カ所のうち 整備済みは57 カ所にとどまり 要望のある14 カ所が未着手となっている そのため 事業進捗を図ることを目的に受益者から分担金を徴収する 施行日平成27 年10 月1日参考 : 過去 10 年間に実施した公共施設に関連する市事業 ( 事業費の 10%) では 1 カ所当たりの事業費が 5,300 万円 ~1 億 1,000 万円 1 カ所当たりの関係戸数は 5 戸 ~9 戸 県事業 (10m 以上の崖地かつ 10 戸以上の被害想定家屋の場合 ) における分担金の割合は 別に定めています 市事業の分担金 (5m 以上の崖地かつ 5 戸以上の被害想定家屋の場合 ) 事業の区分分担金の割合公共施設 ( 道路 河川 児童福祉施設など ) に関連する事業事業費の 10% 一般事業事業費の 20% を 行 (12,000 円分の を 10,000 円で ) 公 による 金 ( 等を 入 ) 会 会議所 会 東広島市 サービスプレミアム付き商品券の概要
page.23 Select.4 Select.3 議案第7号 過疎地域自立促進計画に新規事業を追加します過疎地域自立促進特別措置法により過疎地域とされた福富町 豊栄町 河内町において 総合的かつ計画的な対策を実施するため策定した 過疎地域自立促進計画 に 地域の実情に即した事業を新たに追加します 同意案第5号 議案第42 号 新教育委員会制度が始まります平成27 年4月1日から教育委員会制度が変わります これまで教育委員会は市長から独立していましたが 市長が直接教育長を任命することにより 市長が教育行政に果たす責任や役割が明確になり 市長は教育政策について議論することができます なお 新教育長として下川聖二氏(前教育長)の任命に同意しました 新たに追加する事業1事業内容 上戸野地域センター耐震改修 清武地域センター耐震改修 豊栄保育所屋根等改修2整備目的地域の中核的施設である地域センターや地域の保育ニーズを担う保育所を整備することにより 地域の活性化や子育て世代の定住を促す 3整備期間平成27 年度4総事業費1億9千940万円新教育委員会制度の概要1 新 教育長 の設置 教育委員長と教育長を一本化 2 総合教育会議を設置 構成員は市長と教 育委員会で 招集は市長が行う 3 教育に関する 大綱 を市長が策定 地方公共団体としての教育政策に関する方向性を明確にする 4 教 育委員会の審議の活性化 教育委員会のチェック機能を強化し 会議の議事録作成や公表など 会議の透明化を図る 平成 27 年第 1 回定例会議案の概要 過疎地域自立促進特別措置法著しい人口減少によって地域の活力が低下し 生活環境の水準等が低い いわゆる過疎地域について 自立の促進や福祉の向上等を図るために制定された法律です この法律に基づいて策定された過疎地域自立促進計画により 財政上の特別措置が受けられます 上戸野地域センター 総合教育会議のイメージ市長と教 育委員会で行う会議 市長が招集し 教育行政の大綱などの協議 調整を行う 教育委員会 教育長と 5 名の教育委員委員委員委員教育長市長委員委員
page.24 Select.6 Select.5 議案第33 号 介護保険料を改定介護保険の第1号被保険者(市内に住所を有する65 歳以上の者)について 平成27 年度から平成29 年度までの保険料を改定します 議案第36 号 国民健康保険戸野診療所を廃止国民健康保険の保健事業の1つとして設置していた 国民健康保険戸野診療所を平成27 年4月1日から廃止するため 設置及び管理条例の一部を改正しました 保険料の改定内容1 保険料の改定 第1号被保険者の所得区分を6区分から9区分に改め 各区分の保険料を改定 例えば 市民税非課税の者は 改定前と比較して 年額で5,400円増となる 2 保険料の改定理由 第1号被保険者の負担率が 国の政令改正により引き上げられたことや 要介護認定高齢者の増加に伴う介護給付費の増加の影響などにより引き上げとなった 廃止の理由1 受診者数が年々減少し 毎年度一般会計から赤字補填を行っていること 2 施設の老朽化が進み多額の施設更新経費が必要となってくること 3 複数の医療機関が無料送迎を実施しており 地域住民がかわりに受診できる医療機関が複数あること 平成 27 年第 1 回定例会議案の概要 第 7 次東広島市高齢者福祉計画及び第 6 期東広島市介護保険事業計画平成 27 年度から 3 年間の 総合的な 保健 福祉 介護 の計画 国民健康保険戸野診療所昭和 27 年にへき地の診療所として河内町河戸に設置され 保健 医療 介護サービスの提供をしていました
議案第委員会議案議案議案議案議案議案議案議案議案議案第59 号議案第61 号議案第67 号議案第68 号議案第69 号議案第70 号議案第81 号会派名議員名 平成 27 年第 1 回定例会 議案の審査経過 議案の審査経過表決が分かれた案件の表決結果 議案番号 1号提出第25 号第26 号第28 号第29 号同意案議案議案議案議案議案議案議案議案議案第30 号第48 号第5号第16 号第17 号第21 号第22 号第31 号第33 号第36 号第42 号第9号第12 号第37 号第20 号新風 2 1 合 志 会 威 信 会 公 明 党 五 月 会 市民クラブ 東広島いろは会 奥谷求宮川誠子高橋典弘寺尾孝治上田廣中曽義孝杉井弘文乗越耕司新開邦彦家森建昭中平好昭池田隆興梶谷信洋麻生豊杉原邦男大江弘康山下守牧尾良二渡邉國彦加根佳基竹川秀明小川宏子平岡毅坂本一彦下村昭治石原賢治赤木達男重光秋治早志美男 議議議議議議議議議議議議議議議議議議議議議議議議議議議 日本共産党谷晴美 市民フォーラム鈴木利宏 議 は議長 は賛成 は反対 欠 は欠席 除 は除斥になります page.25
page.26 平成 27 年第 1 回定例会議案の審査経過地域手当を東広島市職員に支給するということだが 本来 公務員の給与は民間給与の平均値でなければならないという原則がある 東広島市職員の給料表も この原則に基づき この地域の平均だとみなしているのだから これ以上に手当を支給する必要はないはずである その意味で法律解釈が間違っていると判断し 反対する 議案第30 号(手数料条例の改正)反対谷晴美議員戸野診療所の閉鎖に伴い 診断書がもらえなくなることになる 市民サービスが低下すると判断し 反対する 同意案第5号ほか5議案(教育委員会の制度改革関係)反対谷晴美議員今回の教育制度改革では 市長の圧力が教育委員会の専権事項に及ぶおそれがある 現教育委員会の改善こそが本来の改革であると考え 反対する 議案第33 号(介護保険条例の改正)反対谷晴美議員介護保険制度そのものが問われているとき 直接住民に負担を求めるのでなく 基金の取り崩しや一般会計からの繰り入れを行い 介護保険料は引き上げるべきでないと考え 反対する 議案第31 号(三永保育所の廃止)反対谷晴美議員都市部の待機児童解消のためにも 現有施設を生かして機能を増強するべきである 保育所の廃止により 保育の充実から後退すると判断し 反対する 委員会提出議案第1号(教育制度改革に伴う委員会条例改正)反対谷晴美議員教育委員会制度の改革は 教育委員長と教育長を統合し 新しい教育長を市長が任命するなど 市長の意向が色濃く反映されたものとなり ひいては教育委員会から実質的に権限を奪い 教育委員会を形骸化させるものである 教育の中立性 独立性を守るためにつくられた制度の根幹を変えるものであり 子どもの未来に明るく希望ある将来が見通せなくなると考え 反対する 委員会提出議案第1号(教育制度改革に伴う委員会条例改正)賛成宮川誠子議員この改正は 地方教育行政に関する法律が変わったことにより 委員会での説明のために出本会議の討論席を求める相手先を教育長に改めるだけの話なので 賛成する なお 現行の教育制度について 地方のトップであり 選挙で選ばれた市長が その地域の子どもたちをどう育てるかに口がはさめないというのは おかしいと思っている 議案第25 29 号(職員等給与関係の条例改正)反対谷晴美議員人事院の給与制度総合的見直しにより 上がる自治体と下がる自治体を生むことになる 東広島市は下がる地域となり 結果的に格差が拡大し 地方創生と言われる中 さらなる一極集中が進むことになり 反対する 議案第25 号(職員給与の条例改正)反対宮川誠子議員人事院の給与勧告に準拠し
page.27 平成 27 年第 1 回定例会議案の審査経過 議案第36 号(戸野診療所の廃止)反対谷晴美議員過疎地における医療への対応は診療所を閉鎖することではなく 家で寝たきりの病人のための訪問医療や訪問看護であると考え 反対する 議案第9号ほか2議案(寺家地区産業団地関係)反対谷晴美議員進出企業への高額な投資となり 市民から批判が寄せられている 暴落した米価の価格補償や中小企業への家賃補助などの支援を最も優先すべきと考え 反対する 議案第20 号(急傾斜地崩壊対策事業の分担金徴収)反対新開邦彦議員基本的には 受益者負担の公平というところは理解している しかし 委員会での質問に対する答弁が一貫していないように感じた 市の財政負担を軽減し 事業をできるだけ早く完了させたいということだが 本当に事業が早く進むのか疑問に思っている もう少しじっくり考えて 再度提案すべきではないかという思いで 反対する 議案第20 号(急傾斜地崩壊対策事業の分担金徴収)賛成石原賢治議員利益を受ける者が分担して負担するのが原則であると考えている また 未施工の箇所があるという危険な状況を少しでも早く解消する必要がある したがって 受益者に負担していただくことでできるだけ早く工事を進めるという観点から 賛成する 議案第20 号(急傾斜地崩壊対策事業の分担金徴収)反対高橋典弘議員予算や財源を確保すれば事業が進んでいくという話ではない 安心 安全の確保と防災の強化が行政の最大の責務であり 命にかかわる事業に費用対効果はあり得ない 仮に負担金の徴収により事業が進まず 大規模な災害が起こった場合の行政責任と行政コストは 本当にはかりしれないものになる 市民に安心 安全を提供すると明言している東広島市政において 絶対に条例化すべきではないと考え 反対する 議案第20 号(急傾斜地崩壊対策事業の分担金徴収)反対宮川誠子議員事業を進めるために分担金を徴収するという説明があったが 進んでいない理由は 県の財政状況によるものである 分担金を徴収しても 県の財政状況が改善されるわけでもなく 抜本的に事業が進むことはない むしろ 市の財政負担を軽減することにしかならない 広島県内トップの財政力を持っていて なぜ分担金を徴収するのか理解できず 反対する 議案第20 号(急傾斜地崩壊対策事業の分担金徴収)反対谷晴美議員事業費が大きくなれば負担も大きくなる仕組みであり とても住民負担では賄いきれない できるだけ住民負担のないようにすべきと判断し 反対する 議案第20 号(急傾斜地崩壊対策事業の分担金徴収)反対家森建昭議員将来的には 市民に負担を求めるのも仕方がないのかなと思っている しかし 現時点で未施工の箇所が残っていながら 今後は負担を強いるというのは理解できず 反対する 議案第59 号ほか6議案(平成27 年度予算関係)反対谷晴美議員格差と貧困が広がる中 国保税や介護保険料を引き下げ 医療介護の負担を軽減するのが 住民福祉増進と考え 反対する
page.28 総務委員会 議案第2₃ 号(行政手続条例の改正)一般的に市民からの切実な要望に対して真摯に対応をすべきだが 本改正においてそれは考慮されているのか 本改正は 行政指導等の対象となる者の権利及び利益を保護することなどが目的である 行政指導をする際には根拠を示さなければならないと定めており 職員もこのことを念頭に丁寧に対応していく 議案第2₈ 号(新教育長の給与 旅費等)新教育長の旅費等を定めているが 市長及び副市長より安価となっている根拠は何か 職責は変わるが勤務上大きな変更点は無いと考え 他市の例を勘案したうえで旧規定の金額のまま据え置いたものである 文教厚生委員会 議案第1₆ 号(市民ホール建設に係る契約変更)今回の契約変更は 労務単価の上昇に対応するインフレスライド条項の規定に基づくということだが このベースとなる基準はどういうところに根拠を持っているのか 委員会審査概要平成 27 年第 1 回定例会委員会審査概要平成26 年1月に国土交通省のほうから技能労働者への適切な賃金水準の確保について通達が出ており これをベースに広島県並びに東広島市のほうで対応するという方針になったものである 議案第17 号(子ども 子育て支援法に基づく過料の設定)どのような手続きをもって過料を決定していくのか 一件一件その中身を審査しながら決定することになると思うが 他の法令における過料に関する条例等の適用も加味しながら決めていくことになる 積極的にこれを活用するのではなく 一定の抑止力と考えている 市民経済委員会 議案第₃7 号(企業立地促進条例の改正)東広島市への企業立地を促進するために 助成の対象範囲を拡大し 助成額を大幅に増やすとのことだが その理由は何か 本市内において 製造品出荷額 事業所数 従業者数が減少している状況であり 周辺自治体と同等の条件にすることや中小企業も対象にすることが主な理由である 建設中の市民ホール くらら
page.29 平成 27 年第 1 回定例会委員会審査概要建設委員会 議案第20 号(急傾斜地崩壊対策事業の分担金徴収)複数年にわたる事業の途中で 経済的な理由からその年度分の分担金を支払えない事態が発生した場合は どうするのか 経済的な理由から分担金の支払いが困難な場合は 減免規定を適用し 適正な負担をいただくようにしていく 市の財政負担も見込んでのことだと思うが 急傾斜地崩壊対策事業をなるべく早期に完了させることを考慮してのことか そのとおりである 予算特別委員会 議案第₅₉ 号(平成27 年度一般会計予算)環境先進都市を目指すという中身で スマートシティ構想というものがあり まずはスマートハウスへの支援をしていくとあるが これからはどういう方向に進むのか 平成27 年度は スマートシティの前段としてスマートハウスへの支援を行う 今後については まだ十分に検討している段階ではないが 行動計画を策定する中で 具体的に決定していきたい 公共交通対策事業について 昨年まではJRの利用促進に結節点の改善 増便も含めた交渉といった内容が書かれていた 今年は全く記述がないが どうなっているのか 意図としては 地域公共交通のほうで全体的なモビリティ マネジメントを推進するので トータルで取り組んでいきたいという思いである ひろしまの森づくり事業について 山が荒れるのを防ぐには 間伐や下刈りなどの面整備が重要であるが それらにほとんど予算が使われていない 本当に山を守ろうとするなら 現場の実態をもっと把握して 実効的な仕事をするべきではないか 今後の森林整備 農林水産業の施策全体のバランスの中において より効率的 効果的に森林を守るためには どうするのがいいのか どういう手段があるのかなど 補助制度も活用しながら 市としても 公有林の問題等も含めて 一生懸命取り組んでいきたい 美術館の建設候補地が旧ホテル用地に決定されたとのことだが 中央生涯学習センターの跡地のほうが適地ではないか 中央生涯学習センターの跡地については 今現在 複合施設を検討しているが まだ基本的なものが定まっていない 旧ホテル用地を美術館建設候補地と決定した理由は 合併特例債を活用し 平成₃1 年度末までに完成させるためである 議案第₆₈ 号(平成27 年度国民健康保険特別会計予算)レセプト(診療報酬明細書)を分析し 効果的かつ効率的な取り組みをしていくことが医療費の削減につながるのではないか 平成27 年度に本格的な分析に取り組んでいきたい