二国間交流事業セミナー報告書 ( 様式 5) 平成 23 年 12 月 22 日 独立行政法人日本学術振興会理事長殿 セミナー代表者所属 部局筑波大学北アフリカ研究センター ( ふりがな ) ( なかじまみつとし ) 職 氏名センター長中嶋光敏 1. 事業名相手国名 ( チュニジア共和国 ) とのセミナー ( 振興会対応機関 : チュニジア共和国 高等教育科学技術省 ) 2. セミナー名チュニジア - 日本文化 科学 技術学術会議 3. 期間平成 23 年 11 月 11 日 ~ 平成 23 年 11 月 15 日 (5 日間 ) 4. 開催地 ( 都市名と会場名 ) チュニジア共和国ハマメット ( 会場 :Iberostar Saphir Palace) 5. 参加者数日本側 94 名 ( 代表者を含む ) 相手国側 350 名計 447 名 その他の国 3 名 - 1 -
6. セミナー参加者 (1) 日本側参加者 ( 代表者は除く また 振興会により経費を負担された参加者には * 印を付すこと ) 氏名所属 部局 職名専門 石田佳奈子五十部誠一郎 王政川島博之新本洋士萩原啓実原美由紀韓畯奎 * 藤村達人 * 松井徹 * 松野幸也溝口剛宮崎均 * 宮田佳奈柳健一我妻ゆき子 Rim Nefissi Imene Rajhi 熊倉浩明鯉沼秀臣齋藤昌義 * 正畠宏祐中村潤児鍋谷浩志 山本桂一郎 Izabela Irena Rzeznicka 渡邉裕文 渡辺芳人入江光輝 * Peter W. Wilson 梅田信江頭靖幸河内敦木島明博北村陽慈郎佐藤政良 玉川大学農学研究科大学院生農業 食品産業技術総合研究機構食品総合研究所食品工学研究領域長筑波大学生命環境科学研究科大学院生東京大学大学院農学生命科学研究科准教授玉川大学農学部教授桐蔭横浜大学医用工学部教授筑波大学生命環境科学研究科大学院生筑波大学生命環境系北アフリカ研究センター准教授筑波大学生命環境系教授琉球大学熱帯生物圏研究センター准教授筑波大学生命環境科学研究科大学院生筑波大学生命環境系遺伝子実験センター准教授筑波大学生命環境系教授筑波大学生命環境科学研究科大学院生筑波大学医学医療系講師筑波大学医学医療系教授筑波大学生命環境科学研究科大学院生東京大学大学院農学生命科学研究科大学院生物質 材料研究機構強磁場共用ステーション長東京大学大学院新領域創成科学研究科客員教授国際農林水産業研究センタープログラムディレクター名古屋大学国際交流協力推進本部教授筑波大学数理物質系教授農業 食品産業技術総合研究機構食品総合研究所業務推進室長富山高等専門学校准教授東北大学国際教育院准教授中部大学藤原洋記念超伝導持続可能エネルギー研究センター准教授名古屋大学副総長筑波大学生命環境系北アフリカ研究センター准教授筑波大学生命環境系教授東北大学大学院工学研究科准教授大阪大学大学院基礎工学研究科准教授筑波大学北アフリカ研究センター研究員東北大学総長補佐アラブ経済研究所所長筑波大学生命環境系教授 農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジーエネルギー 材料科学エネルギー 材料科学エネルギー 材料科学エネルギー 材料科学エネルギー 材料科学エネルギー 材料科学エネルギー 材料科学エネルギー 材料科学エネルギー 材料科学エネルギー 材料科学環境科学環境科学環境科学環境科学環境科学環境科学環境科学環境科学 - 2 -
菅沼秀樹 * 田中正袋布昌幹玉置雅彦辻村真貴 * 横山文郎青柳悦子泉淳岩崎えり奈氏家清和 * 内田涼太郎 Urano Edson Ioshiaqui 柏木健一 * 塩尻和子谷川多佳子辻中豊辻山ゆき子外山健二宮川宗之芳賀満大舘陽太大槻知明尾畑伸明加藤通朗北脇信彦 James B. Cole 高岡隆守千代延大造中村光晃長谷川雄央古山彰一三河正彦森下恵理上山一黒川清登 田中義敏 長谷川和彦洪丞譓 宮崎久美子 森尾貴広 * 成蹊大学理工学部助教筑波大学国際部特命教授富山高等専門学校准教授明治大学農学部教授筑波大学生命環境系准教授日本ピュアウォーター株式会社顧問筑波大学人文社会系教授東京国際大学経済学部准教授共立女子大学文芸学部准教授筑波大学生命環境系助教筑波大学人文社会科学研究科大学院生筑波大学人文社会系准教授筑波大学人文社会系北アフリカ研究センター助教東京国際大学国際交流研究所長筑波大学人文社会系教授筑波大学副学長共立女子大学国際学部准教授常磐大学准教授筑波大学人文社会科学研究科大学院生東北大学高等教育開発推進センター教授東北大学大学院情報科学研究科助教慶應義塾大学理工学部教授東北大学大学院情報科学研究科教授筑波大学システム情報工学研究科大学院生筑波大学国際部教授筑波大学システム情報系准教授筑波大学システム情報工学研究科大学院生関西学院大学理工学部教授筑波大学システム情報系研究員東北大学大学院情報科学研究科助教富山高等専門学校電子情報工学科准教授筑波大学図書館情報メディア系准教授筑波大学システム情報工学研究科大学院生筑波大学北アフリカ研究センター研究員横浜国立大学大学院環境情報学府 環境情報研究院特任教授東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科教授大阪大学大学院工学研究科教授東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科大学院生東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科教授筑波大学国際部准教授 環境科学環境科学環境科学環境科学環境科学環境科学人文社会科学人文社会科学人文社会科学人文社会科学人文社会科学人文社会科学人文社会科学人文社会科学人文社会科学人文社会科学人文社会科学人文社会科学人文社会科学人文社会科学 マネージメント イノベーションマネージメント イノベーションマネージメント イノベーションマネージメント イノベーションマネージメント イノベーションマネージメント イノベーションマネージメント イノベーション - 3 -
弥永真生 Sahbi Khanfir 秋元浩礒田博子岩崎真紀川田清和北原卓高比良翔中崎瑛里永尾雅哉 * Ben Othman Mahmoud Safa Souilem Ilyes DAMMAK Najla TURKI Zar Kalai Feten Bradai Mohamed Marcos A. Neves 筑波大学ビジネスサイエンス系教授大阪大学大学院工学研究科大学院生知的財産戦略ネットワーク株式会社代表取締役社長筑波大学生命環境系北アフリカ研究センター教授筑波大学人文社会系北アフリカ研究センター助教筑波大学生命環境系北アフリカ研究センター助教筑波大学生命環境科学研究科大学院生東京工業大学大学院総合理工学研究科大学院生筑波大学生命環境科学研究科大学院生京都大学大学院生命科学研究科教授筑波大学生命環境科学研究科大学院生筑波大学生命環境科学研究科大学院生筑波大学生命環境科学研究科大学院生筑波大学生命環境科学研究科大学院生筑波大学生命環境科学研究科大学院生筑波大学生命環境科学研究科大学院生筑波大学生命環境系北アフリカ研究センター助教 マネージメント イノベーションマネージメント イノベーション - 4 -
(2) 相手国側セミナー代表者所属 職名 氏名 Borj-Cedria Science and Technology Park, Center of Biotechnology of Borj-Cedria, General Director, Abdelwahed GHORBEL (3) 相手国参加者 ( 代表者は除く また 振興会により経費を負担された参加者には * 印を付すこと ) 相手国側は参加者多数のため一部のみを示す 氏名所属 職名専門 Ahmed Ghrabi Professor, Borj-Cedria Science and Technology Park 農業 食品科学 バイオテクノロジー Baraket Ghada Donia Bouaziz Lilia Khalfallah Boudali Mohmoud Dhahbi Ben Amara Mohamed El Amine Henda Jelassi Raja Rezgui Hikaru Shoji Noureddine Kridis Nabiha Jerad Said Mosbah Lilia Rejeb Sofiene Saidi Habib Querdiane Mohamed Najeh Lakhoua Professor, Laboratoire de Genetique Moleculaire, Immunologie & Biotechnologie, Faculte des Sciences de Tunis Professor, BLaboratoire des Biotechnologies Vegetales Appliquees a l Amelioration des Cultures, Ecole Nationale d Ingenieirs de Sfax Professor, Laboratoire de Chimie des Materiaux et Catalyse, Department de Chimie, Faculte des Sciences de Tunis Professor, Laboratoire Eau et Technologies Membranaires, CERTE Professor, Laboratoire de la Maitrise de l Energie Eolienne et de la Valorisation Researcher, Borj-Cedria Science and Technology Park Professor, Laboratoire de Microbiologie, Groupe des Bioprocedes, Institut Pasteur de Tunis Senior Water and Sanitation Engineer, Water and Sanitation Department, African Development Bank Professor, Faculte des Sciences Humaines et Sociales de Tunis, Universite de Tunis Professor, University of Tunis Professor, Institut Superieur des Langues de Tunis Professor, Faculty of Medicine, Monastir Professor, Institut Nationale des Sciences Appliquees et de Technologies, University of Carthage Professor, Department of Mathematics, Faculty of Science of Tunis, University of Tunis El Manar Professor, University of Carthage 農業 食品科学 バイオテクノロジー農業 食品科学 バイオテクノロジーエネルギー 材料科学エネルギー 材料科学エネルギー 材料科学環境科学環境科学環境科学人文社会科学人文社会科学人文社会科学 マネージメント イノベーション - 5 -
Amel Ben Hadi Salem-Mhamdia Wiem Abderrazak Sami Sayadi Mohamed Ksibi Mohamed Bouaziz Professor, Industrial Engineering Department, National Engineering University of Tunis Student Researcher, University of Manouba Directire General, Centre of Biotechnology of Sfax Professor, University of Sfax Professor, Lboratoire des Bioprocedes Environmentaux, Centre de Biotechnologie de Sfax, Universite de Sfax マネージメント イノベーションマネージメント イノベーション (4) 日本または相手国以外の国の参加者 氏名所属 職名 ( 国名 ) 専門 Amine Boudghene Stambouli Professor, Department of Electronics, Electrical and Electronics Engineering Faculty, University of Science and Technology of Oran (Algeria) エネルギー 材料科学 Takashi Chris Matsuura Lotfi Ben Tahar Honorary Senior Lecturer, Department of Electronics and Electrical Engineering, University College London, University College London (England) Professor, MSC, Universite Paris 7 (France) エネルギー 材料科学 エネルギー 材料科学 - 6 -
7. セミナー概要 ( セミナーの目的 実施状況 成果等を簡潔に記載してください ) 北アフリカに位置するチュニジアは ヨーロッパ アラブ イスラム アフリカの文化の交差点としての顔を持ち 人文社会科学など学術的に興味深い地域である しかし 日本からの地理的距離や異なる文化圏であるという理由から 両国の政治 経済 文化的な交流は他の地域に比べて少なかった 本セミナーは 両国の研究者 学生の学術交流を通して これまで疎遠であった両国の相互理解を目指すことに加え 相互理解をもとに両国の更なる発展に貢献することを目的としている 平成 12 年度に第一回セミナーが実施され 今回の会議で12 回目を迎えることになった セミナーは 11 月 11 日に開会式 12 日と13 日に研究発表と討論 14 日 -15 日にチュニジア視察が行われた 研究発表は 農業 食品科学 バイオテクノロジー 環境科学 エネルギー 材料科学 マネージメント イノベーション 人文社会科学 の7つの分野を設け それぞれの発表は幾つかのサブセッションに分けて順次行われた 各セッションで活発な質疑応答がなされた セッションは JST 地球規模課題対応国際科学技術協力事業 ( 乾燥地生物資源の機能解析と有効利用 研究代表者 : 筑波大学北アフリカ研究センター 礒田教授 ) の成果に係るもので 関連する口頭発表とポスター発表が行われた また チュニジア視察に関しては チュニジアの地形 風土 および世界遺産を含む歴史的遺跡の視察を行い チュニジアの自然 歴史 文化に関する理解を深めた 本セミナーへの日本側の参加者は年を追うごとに増加しており 留学生として来日しているチュニジア学生を含め94 名にのぼり 過去最多人数になった この結果 本セミナーの実施は それぞれの専門分野にとどまらず これまで疎遠であった両国の異分野の研究者や学生が知り合い 個々の専門領域を超えた見識を広める貴重な機会になったと考えられる また 本セミナーには企業の関係者も参加するなど産業界においてもインパクトを与え始めており セミナーを通して将来的に学術面のみならず新たな産業創出など 両国の経済発展に繋がる基盤を構築する上でも 良い機会を提供することとなった - 7 -