白浜町地域防災計画 地震 津波災害対策計画編 平成 27 年 3 月白浜町防災会議

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1 白浜町地域防災計画 地震 津波災害対策計画編 平成 27 年 3 月白浜町防災会議

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3 第 1 編総則 第 1 章総則... 1 第 1 節計画の目的... 1 第 2 節計画の性格... 1 第 3 節計画の修正... 1 第 4 節用語... 2 第 2 章白浜町の地勢と災害... 3 第 1 節地理的概観... 3 第 2 節社会条件... 3 第 3 節災害とその特性... 4 第 4 節土地利用の変遷... 5 第 5 節地域の災害危険性... 5 第 3 章地震被害想定と減災目標... 6 第 1 節目的... 6 第 2 節想定条件... 6 第 3 節白浜町に係る地震被害想定結果の概要... 6 第 4 節白浜町に係る津波浸水想定結果の概要 第 4 章防災行政の基本方針 第 5 章防災関係機関の実施責任と業務大綱 第 1 節実施責任 第 2 節処理すべき事務又は業務の大綱 第 2 編地震防災対策 第 1 章地震防災対策アクションプログラム ( 総務課 )... 1 第 2 章地震防災施設緊急整備計画 ( 総務課 )... 3 第 3 編災害予防計画 第 1 章河川防災計画 ( 建設課 )... 1 第 2 章砂防防災計画 ( 建設課 )... 2 第 3 章山地防災計画 ( 農林水産課 )... 3 第 4 章地すべり防止計画 ( 建設課 )... 4 第 5 章急傾斜地崩壊防止計画 ( 建設課 )... 5 第 6 章ため池防災計画 ( 農林水産課 )... 6 第 7 章海岸防災計画 ( 建設課 農林水産課 観光課 )... 7 第 8 章港湾防災計画 ( 日置川事務所 )... 8 第 9 章漁港 漁村防災計画 ( 農林水産課 )... 9

4 第 10 章道路防災計画 ( 建設課 ) 第 11 章火災予防計画 ( 消防本部 消防団 ) 第 12 章都市防災化計画 ( 建設課 ) 第 13 章建造物災害予防計画 ( 建設課 ) 第 14 章宅地災害予防計画 ( 建設課 ) 第 15 章下水道等施設災害予防計画 ( 上下水道課 ) 第 16 章上水道施設災害予防計画 ( 上下水道課 ) 第 17 章文化財災害予防計画 ( 教育委員会 ) 第 18 章危険物等災害予防計画 第 1 節危険物災害予防計画 ( 消防本部 ) 第 2 節高圧ガス災害予防計画 ( 消防本部 ) 第 3 節放射性物質事故災害予防計画 ( 消防本部 総務課 ) 第 19 章公共的施設災害予防計画 第 1 節公衆電気通信施設災害予防計画 ( 西日本電信電話株式会社和歌山支店 ) 第 2 節電力施設災害予防計画 ( 関西電力株式会社和歌山支店 ) 第 3 節鉄道施設災害予防計画 ( 西日本旅客鉄道株式会社和歌山支社 ) 第 20 章地震 津波観測施設等整備計画 ( 和歌山地方気象台 和歌山県 ) 第 21 章防災救助施設等整備計画 第 1 節消防施設整備計画 ( 消防本部 ) 第 2 節救助物資等備蓄計画 ( 総務課 住民保健課 ) 第 3 節防災拠点施設整備計画 ( 施設所管各部署 ) 第 4 節避難所整備計画 ( 総務課 日置川事務所 民生課 ) 第 22 章防災行政無線等整備計画 ( 総務課 ) 第 23 章防災訓練計画 ( 総務課 日置川事務所 ) 第 24 章防災知識普及計画 ( 総務課 日置川事務所 建設課 教育委員会 ) 第 25 章自主防災組織整備計画 ( 総務課 ) 第 26 章災害時救急医療体制確保計画 ( 住民保健課 消防本部 ) 第 27 章避難行動要支援者対策計画 ( 民生課 住民保健課 ) 第 28 章ボランティア活動環境整備計画 ( 民生課 総務課 白浜町社会福祉協議会 ) 第 29 章津波防災計画 ( 総務課 日置川事務所 業務所管各部署 ) 第 30 章観光防災計画 ( 観光課 ) 第 31 章企業防災の促進に関する計画 ( 観光課 ) 第 32 章業務継続計画及び受援計画等の策定 ( 総務課 )... 60

5 第 4 編災害応急対策計画 第 1 章防災組織計画... 1 第 1 節組織計画 ( 総務課 )... 1 第 2 節動員計画 ( 総務課 ) 第 3 節東海地震の警戒宣言に伴う対応措置計画 ( 総務課 ) 第 2 章情報計画 第 1 節津波警報 注意報 予報等の伝達計画 ( 和歌山地方気象台 和歌山県 総務課 日置川事務所 消防本部 ) 第 2 節被害情報等の収集計画 ( 総務課 消防本部 税務課 施設所管各部署 ) 第 3 節災害通信計画 ( 総務課 ) 第 4 節災害広報計画 ( 総務課 業務所管各部署 防災関係機関 ) 第 5 節生活関連総合相談計画 ( 民生課 住民保健課 生活環境課 税務課 富田事務所 日置川事務所 ) 第 3 章消防計画 ( 消防本部 ) 第 4 章水防計画 ( 建設課 農林水産課 日置川事務所 消防本部 総務課 ) 第 5 章り災者救助保護計画 第 1 節災害救助法の適用計画 ( 民生課 ) 第 2 節被災者生活再建支援法の適用計画 ( 民生課 ) 第 3 節避難計画 ( 避難指示等に関すること : 総務課 日置川事務所 消防本部 和歌山県 白浜警察署 田辺海上保安部 陸上自衛隊第 37 普通科連隊 / 避難所に関すること : 税務課 民生課 避難所運営所管各部署 ) 第 4 節食糧供給計画 ( 総務課 民生課 ) 第 5 節給水計画 ( 上下水道課 ) 第 6 節物資供給計画 ( 総務課 民生課 ) 第 7 節住宅 宅地対策計画 ( 建設課 日置川事務所 ) 第 8 節被災建築物 被災宅地応急危険度判定計画 ( 建設課 ) 第 9 節医療助産計画 ( 白浜町三師会 住民保健課 ) 第 10 節り災者救出計画 ( 消防本部 ) 第 11 節住居等の障害物除去計画 ( 建設課 生活環境課 ) 第 12 節災害弔慰金等支給及び援護資金等貸付計画 ( 民生課 ) 第 13 節遺体捜索処理計画 ( 生活環境課 住民保健課 白浜警察署 田辺海上保安部 ) 第 14 節災害義援金品配分計画 ( 民生課 ) 第 15 節外国人 観光客 帰宅困難者支援計画 ( 総務課 観光課 ) 第 16 節海外からの支援の受入計画 ( 総務課 ) 第 6 章保健衛生計画 第 1 節防疫計画 ( 住民保健課 ) 第 2 節清掃計画 ( 生活環境課 ) 第 3 節食品衛生計画 ( 住民保健課 ) 第 4 節保健師活動計画 ( 住民保健課 ) 第 5 節精神保健福祉対策計画 ( 民生課 住民保健課 ) 第 6 節動物救護活動支援計画 ( 生活環境課 ) 第 7 章公共土木施設等応急対策計画 ( 建設課 上下水道課 農林水産課 日置川事務所 ) 第 8 章水産関係災害応急対策計画 ( 農林水産課 )... 92

6 第 9 章事故災害応急対策計画 第 1 節海上災害応急対策計画 ( 田辺海上保安部 白浜警察署 総務課 消防本部 施設所管各部署 ) 第 2 節鉄道施設災害応急対策計画 ( 西日本旅客鉄道株式会社和歌山支社 ) 第 3 節道路災害応急対策計画 ( 近畿地方整備局紀南河川国道事務所 和歌山県 建設課 農林水産課 消防本部 白浜警察署 ) 第 10 章在港船舶対策計画 ( 田辺海上保安部 農林水産課 日置川事務所 ) 第 11 章危険物等災害応急対策計画 第 1 節危険物施設災害応急対策計画 ( 消防本部 ) 第 2 節高圧ガス災害応急対策計画 ( 消防本部 ) 第 3 節液化石油ガス災害応急対策計画 ( 消防本部 ) 第 4 節放射性物質事故応急対策計画 ( 消防本部 総務課 ) 第 5 節危険物 高圧ガス LP ガス 火薬類輸送車両災害応急対策計画 ( 消防本部 ) 第 6 節有害物質漏洩等応急対策計画 ( 生活環境課 総務課 ) 第 12 章公共的施設災害応急対策計画 第 1 節公衆電気通信施設災害応急対策計画 ( 西日本電信電話株式会社和歌山支店 ) 第 2 節電力施設災害応急対策計画 ( 関西電力株式会社和歌山支店 ) 第 3 節ガス施設災害応急対策計画 ( 各事業所 ) 第 13 章文教対策計画 第 1 節小 中学校の計画 ( 教育委員会 ) 第 2 節学校給食関係の計画 ( 教育委員会 ) 第 3 節社会教育施設関係の計画 ( 教育委員会 ) 第 4 節学用品支給計画 ( 教育委員会 ) 第 14 章災害警備計画 第 1 節警察警備計画 ( 白浜警察署 ) 第 2 節海上警備計画 ( 田辺海上保安部 ) 第 15 章災害対策要員の計画 第 1 節ボランティア受入計画 ( 民生課 総務課 白浜町社会福祉協議会 ) 第 2 節労働者の確保計画 ( 総務課 業務所管各部署 ) 第 16 章交通輸送計画 第 1 節道路交通の応急対策計画 ( 近畿地方整備局紀南河川国道事務所 和歌山県 建設課 白浜警察署 ) 第 2 節船舶交通の応急対策計画 ( 田辺海上保安部 農林水産課 日置川事務所 ) 第 3 節輸送計画 ( 総務課 防災関係機関 ) 第 17 章自衛隊派遣要請等の計画 ( 総務課 ) 第 18 章県防災ヘリコプター活用計画 ( 消防本部 総務課 ) 第 19 章相互応援及び支援 受援対策計画 第 1 節相互応援計画 ( 業務所管各部署 ) 第 2 節支援 受援対策計画 ( 業務所管各部署 )

7 第 5 編災害復旧計画 第 1 章施設災害復旧事業計画 ( 施設所管各部署 )... 1 第 2 章災害復旧資金計画 ( 業務所管各部署 )... 4 第 3 章り災証明書の発行 ( 税務課 消防本部 )... 6 第 4 章被災者台帳の作成 ( 業務所管各部署 )... 8 第 5 章その他の復旧計画 ( 観光課 総務課 )... 9 第 6 章復興の基本方針 ( 業務所管各部署 ) 第 7 章都市復興計画策定までの流れ ( 業務所管各部署 ) 第 8 章特定大規模災害発生時の復興計画 ( 業務所管各部署 ) 第 6 編南海トラフ地震防災対策推進計画 第 1 章総則... 1 第 1 節推進計画の目的 ( 総務課 )... 1 第 2 節防災関係機関が地震発生時の災害応急対策として行う事務又は業務の大綱 ( 総務課 )... 1 第 2 章関係者との連携協力の確保... 7 第 1 節資機材 人員等の配備手配 ( 総務課 民生課 )... 7 第 2 節他機関に対する応援要請 ( 業務所管各部署 )... 8 第 3 節帰宅困難者への対応 ( 総務課 観光課 )... 8 第 3 章津波からの防護 円滑な避難の確保及び迅速な救助に関する事項... 9 第 1 節津波に関する調査 ( 総務課 )... 9 第 2 節津波からの防護等 ( 建設課 農林水産課 日置川事務所 消防本部 総務課 )... 9 第 3 節津波に関する情報の伝達等 ( 和歌山地方気象台 和歌山県 総務課 日置川事務所 消防本部 ) 第 4 節避難指示等の発令基準 ( 総務課 ) 第 5 節避難対策等 ( 総務課 業務所管各部署 ) 第 6 節消防機関等の活動 ( 消防本部 総務課 建設課 農林水産課 日置川事務所 ) 第 7 節水道 電気 ガス 通信 放送関係 ( 上下水道課 防災関係機関 ) 第 8 節交通対策 ( 業務所管各部署 防災関係機関 ) 第 9 節町が自ら管理等を行う施設等に関する対策 ( 施設所管各部署 ) 第 10 節迅速な救助 ( 消防本部 総務課 ) 第 4 章地震防災上緊急に整備すべき施設等の整備計画 ( 施設所管各部署 ) 第 5 章防災訓練計画 ( 総務課 日置川事務所 ) 第 6 章地震防災上必要な教育及び広報に関する計画 ( 総務課 日置川事務所 業務所管各部署 ) 第 7 章津波避難対策緊急事業計画の基本となるべき事項 ( 総務課 )... 23

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9 第 1 編 総則

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11 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 第 1 章総則 第 1 節計画の目的本計画は 災害対策基本法 ( 昭和 36 年法律第 223 号 ) 第 42 条の規定に基づき 白浜町防災会議が作成する計画であって 町 県 指定地方行政機関 指定地方公共機関等の防災関係機関が その有する機能を有効に発揮して 町の地域における災害予防 災害応急対策及び災害復旧を実施することにより 町土並びに住民の生命 身体及び財産を災害から保護することを目的とする 第 2 節計画の性格 1 白浜町地域防災計画は 防災関係機関が処置しなければならない町の地域に係る防災に関する事務又は業務について 総合的な運営を計画化したものであり 風水害等災害を対象とした 基本計画編 と地震 津波災害を対象とした 地震 津波災害対策計画編 の両計画を持って構成するものである 2 白浜町地域防災計画の策定 運営にあたっては 防災基本計画に基づき実施することから 指定行政機関及び指定公共機関が作成する防災業務計画並びに和歌山県地域防災計画と緊密な連携を図っていくものとする 3 白浜町地域防災計画は 関係機関の防災業務の実施責任を明確にし かつ 相互間の緊密な連絡 調整を図るうえでの基本的な大綱を示すもので その実施細目等については さらに関係機関において別途具体的に定めるものとする 4 災害に対しては まず 自分の生命 財産は自分で守る という心構えと行動が基本となることを広く啓発し 住民自身及び自主防災組織等住民相互間の自主的な防災対策の支援に努める 第 3 節計画の修正本計画は 災害対策基本法第 42 条の規定に基づき 毎年検討を加え 必要があると認めるときは これを修正する したがって 各機関は関係のある事項について 白浜町防災会議が指定する期日までに計画修正案を提出するものとする また 災害対策は相互に有機的 一体的でなければならないことから 本計画については 国の防災基本計画や各機関の防災業務計画 和歌山県地域防災計画との整合を図るものとする 総則 -1

12 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 第 4 節用語本計画において 次の各号に掲げる用語の意義は それぞれの該当各号に定めるところによるものとする 1 基本法 災害対策基本法 2 救助法 災害救助法 3 本部 白浜町災害対策本部 4 県本部 和歌山県災害対策本部 5 計画 白浜町地域防災計画 6 県計画 和歌山県地域防災計画 7 本部長 白浜町災害対策本部長 8 県本部長 和歌山県災害対策本部長 9 その他の用語については 災害対策基本法の例による なお 本計画中 次の組織名称は本部設置の如何にかかわらず それぞれ次のとおり読みかえるものとする 本部設置時本部不設置時 ( 平常組織時 ) 本 部 本 部 長 県 本 部 県本部長 県本部部班 県 支 部 県支部長 白浜町総務課白浜町長和歌山県危機管理局総合防災課和歌山県知事和歌山県部課振興局 ( 地域振興部 ) 振興局長 総則 -2

13 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 第 2 章白浜町の地勢と災害 第 1 節地理的概観 1 位置 本町は和歌山県の南部に位置し 北は田辺市及び上富田町 南はすさみ町 西は太平洋に面 しており 半島地域と富田川下流域及び日置川流域に分かれている 2 面積 本町の面積は 平方キロメートルで 県全体の約 4.3% を占めている 3 地形平野部は 富田川及び日置川流域に広がっているものの丘陵地と山地に特化しており 海岸線は リアス式で半島部には景観をいかした名所が点在し 市街地部では温泉地が形成されている 森林は全体の 81.4% を占め 南部では海岸地域まで山地がせまり 海岸 河川流域 谷間部に集落が点在している 4 地質 地質は 新第三紀層の田辺群 ( 砂岩 泥岩 礫岩 ) が分布し 富田川流域及び日置川流域に は沖積層が広く発達している 5 地盤富田川流域及び日置川流域河口付近の軟弱層の層厚は 30mを超え 上流に向かうにつれ薄くなる 富田川流域の河口付近での軟弱層は上部が礫からなるほかは ほとんど粘性土からなっている 日置川流域の河口付近では軟弱層はほとんどが砂や礫からなっている 第 2 節社会条件 1 人口と産業平成 26 年 9 月 30 日現在の人口は 22,648 人 世帯数 11,139 世帯である 人口は やや減少傾向にあり 人口の分布は 半島部の白浜地区や白浜駅周辺の堅田地区 才野地区に集中している 白浜町の産業は 観光が中心的産業であり 町内には温泉や名勝奇景を擁し 特に半島部には観光産業が集積し 白浜温泉と呼ばれ 白良浜などの海水浴場を中心に リゾート施設 ( 企業や各種団体などの別荘 保養所含む ) が多数立地している 観光客数は 年間 300 万人以上が訪れ 7~8 月の海水浴シーズンが最も多くなる また 世界遺産に登録された熊野古道大辺路ルート ( 富田坂 仏坂 ) を擁することから新たな観光需要が見込まれている 観光以外の産業は 農業においては 富田川流域の平野部において 温暖な気候を利用した野菜 花卉等の暖地園芸が盛んであり 漁業では波静かな田辺湾を利用したブリ類 マダイ 総則 -3

14 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 ヒラメ等の魚類養殖が盛んである 2 土地利用土地利用の現況は 下表に示すとおり森林が 81.35% で大半を占め 次いで水面 ( 水面 河川 水路 )4.4% 農用地( 農地 採算放牧地 )3.75% 道路 1.93% その他の宅地 1.36% 住宅地 1.28% 工業用地 0.02% となっている ( 単位 km2 ) 土地利用区分 面積 割合 住宅地 % 工業用地 % その他の宅地 % 農用地 ( 農地 採算放牧地 ) % 道路 % 森林 ( 国有林 民有林 ) % 水面 ( 水面 河川 水路 ) % その他 % 計 % 第 3 節災害とその特性 過去の災害履歴のうち最も甚大な被害を受けた災害は 地震及び津波である 1 地震津波 (1) 南海地震昭和 21 年 12 月 21 日午前 4 時 20 分頃 和歌山県全域は突然大地震に襲われ 大津波を伴い沿岸地域に大惨事をもたらした 震源は 潮岬の南南西 50km の沖合と推定されるが 地震動勢力の中心は もっと西に偏っていた 有感範囲は東北北部及び北海道を除く日本のほとんど全域にわたった 白浜町では 早いところでは約 10 分後の午前 4 時 30 分頃 津波の第一波が来襲し 被害は全町に及んだ 田辺湾の入り江になった東白浜方面は ことのほか被害が甚大で 全戸床上浸水し 14 名の死者を出した 津波は3 回以上あったが 第二波の波高は 大潮水準線より4m にも及んだ この日は 余震 30 数回あり 地殻の変動で地盤が約 70cm も沈下した 白浜町の被害は 死者 15 名 行方不明者 3 名 重傷者 5 名 軽傷者 35 名 家屋流出 42 戸 同全壊 28 戸 同半壊 582 戸 床上浸水 410 戸 床下浸水 42 戸 など甚大であった (2) チリ地震津波昭和 35 年 5 月 23 日南米チリ中部で発生した大地震の余波は 17,000km 離れた日本列島の太平洋岸一帯を大津波となって襲った 津波が内湾の東白浜や細野 袋を襲ったの 総則 -4

15 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 は 第一波が 23 日の午前 4 時 40 分 第二波が午前 5 時 25 分 第三波が午前 5 時 55 分であった 波高は 3m から4m で 長時間にわたって波の上下が続き 平常に復したのは 28 日の夕刻頃であった 白浜町の被害は 家屋全壊 1 戸 床上浸水 292 戸 床下浸水 55 戸などであった 第 4 節土地利用の変遷本町の土地利用状況は 山林が大半を占め 次いで農業用地となっている 本町においては 昭和 33 年に都市計画区域が また昭和 48 年には 用途地域 地区が指定され 土地利用と都市の開発 整備 保全の方針等 市街地形成の基礎が定められた しかしながら 宅地造成 マンション建設等の民間開発が相次ぎ また別荘用地が大きく増える結果となっている 人口集中地区は半島部及び堅田地区 才野地区であり 土地利用状況も山間地域と大きく異なっている 第 5 節地域の災害危険性 1 土砂災害 (1) 土石流危険渓流土石流危険渓流は 本町においては 232 箇所となっている 併せて 地すべり危険箇所 4 箇所 ( 国土交通省所管 ) 急傾斜地崩壊危険箇所 635 箇所となっている (2) 山地災害危険箇所山地災害危険箇所においては 本町の山地崩壊危険地区は 497 箇所 崩壊土石流出危険地区は 151 箇所となっている 2 地震及び津波本町における災害履歴から見ると 地震に伴う建物倒壊による人的被害はもとより津波浸水被害に伴う人的被害を受けており 平成 25 年に県が公表したでは 東海 東南海 南海 3 連動地震で7m 南海トラフ巨大地震で 16m の最大津波高が想定されている 総則 -5

16 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 第 3 章地震被害想定と減災目標 県の地震被害想定調査 ( 平成 18 年 5 月 ) 及び 和歌山県地震 津波被害想定検討委員会 の想定結果 ( 津波浸水想定 : 平成 25 年 3 月 被害想定 : 平成 26 年 10 月 ) から白浜町に係る被害想定を整理すると次のとおりである 第 1 節目的和歌山県周辺では 東海 東南海 南海 3 連動地震や南海トラフ巨大地震のほか中央構造線断層帯の活動による地震等の発生が懸念されおり これらの地震が発生すると 県内に重大な被害をもたらし 社会生活にも大きな影響を及ぼすことが指摘されている 県の地震被害想定調査は これらの地震が発生した際に予想される物的被害や人的被害 また社会活動に関わる影響を予測することによって 地震が発生した際の 災害像 を確立し 今後の防災対策を検討していくための基礎資料とすることを目的としている 第 2 節想定条件 1 想定地震和歌山県が被害想定を行っている地震は以下のとおりである (1) 東海 東南海 南海 3 連動地震 ( 平成 26 年 10 月 ) (2) 和歌山県内の中央構造線断層帯を起震断層とする地震 ( 平成 18 年 5 月 ) (3) 田辺市付近直下を震源とする地震 ( 平成 18 年 5 月 ) (4) 南海トラフ巨大地震 ( 平成 26 年 10 月 ) 2 想定結果のとりまとめ本計画策定の前提となる想定地震は以下のとおりである (1) 東海 東南海 南海 3 連動地震 (2) 南海トラフ巨大地震 第 3 節白浜町に係る地震被害想定結果の概要 1 東海 東南海 南海 3 連動地震の被害想定 被害想定結果は 次のとおりである 総則 -6

17 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 3 連動地震被害の予測結果 1( 冬 18 時風速 8m) 項目 被害数 被害率 総棟数 13,800 棟 全壊棟数合計 全壊率 4,100 棟 30% 建 揺れ等による全壊棟数 全壊率 3,300 棟 24% 物津波による全壊棟数全壊率 730 棟 6% 被焼失棟数焼失率 130 棟 1% 害半壊棟数合計半壊率 3,500 棟 25% 揺れ等による全壊棟数 : 液状化 震動 斜面崩壊による全壊棟数予測結果等は概数で示されており 合計が一致し ない場合がある 全壊棟数合計と全壊率には焼失分を含む 人 口 22,700 人 人的被害の合計 死者数 1,300 人 予測結果等は概数で示 重傷者数 380 人 されており 合計が一軽傷者数 1,100 人致しない場合がある閉込者数 62 人 人的被害 上と水断道水管予被測害 下人水口道予支測障 停電復旧予測 道路被害 鉄道被害 建物倒壊 ( 震動 ) 死者数 160 人 による被害 重傷者数 220 人 軽傷者数 800 人 建物倒壊 ( 斜面 死者数 3 人 崩壊 ) による被 重傷者数 2 人 害 軽傷者数 2 人 津波による被害 死者数 1,100 人 重傷者数 160 人 軽傷者数 300 人 火災による被害 死者数 7 人 重傷者数 2 人 軽傷者数 5 人 管延長 管被害箇所 被害率 289.1km 810 箇所 2.77 箇所 /km 水道人口 22,800 人 断水人口 率 発災直後 22,600 人 99% 1 日後 20,900 人 92% 1 週間後 10,500 人 46% 1 ヶ月後 4,200 人 18% 下水道人口 3,300 人 支障人口 率 発災直後 400 人 12% 1 日後 160 人 5% 1 週間後 0 人 0% 1 ヶ月後 0 人 0% 需要家軒数 13,800 軒 被災軒数 4,100 軒 停電軒数 率 発災直後 2,800 軒 28% 1 日後 4,900 軒 50% 4 日後 3,300 軒 34% 1 週間後 3,300 軒 34% 対象道路延長 (km) 地震被害箇所数 津波被害箇所数 対象路線延長 (km) 地震被害箇所数 津波被害箇所数 127km 12 箇所 8 箇所 19km 48 箇所 3 箇所 総則 -7

18 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 日置港被害 項目 被害数 被害率 施設数 ( バース ) 岸壁 物揚場 11 その他係留施設 4 被害予測施設数 ( バース ) 岸壁 物揚場 9 その他係留施設 3 被害率 ( 平均 ) 80% 3 連動地震被害の予測結果 2 避難者 ( 夏 12 時風速 4m) 発災時人口 避難者総数 避難所に避難する者 避難所外生活者 1 日後 1 週間後 1 ヵ月後 1 日後 1 週間後 1 ヵ月後 1 日後 1 週間後 1 ヵ月後 22,700 11,300 9,400 10,700 7,300 6,900 3,200 4,000 2,500 7,500 注 ) 避難所避難者は避難者総数の内数である 予測結果等は概数で示されており 合計が一致しない場合がある 3 連動地震被害の予測結果 3 帰宅困難者域外帰宅者域内帰宅者 b 帰宅者総数 a 総数 c 鉄道 バス利用者 d 自動車 二輪車利用者 e 自転車利用者 徒歩 f 徒歩代替者 g 帰宅困難者 h 17,600 10,000 7, , ,600 5,400 注 ) パーソントリップ調査のゾーン区分ごとデータにもとづいて 域外帰宅者のうち d 欄 e 欄の者が帰宅手段を失うものとした それらの者の一部は帰宅手段を徒歩に変えて帰宅する者 (g 欄 ) と推定し 域内に留まる者を帰宅困難者とした 予測結果等は概数で示されており 合計が一致しない場合がある 総則 -8

19 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 震度予測図 液状化予測図 総則 -9

20 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 2 南海トラフ巨大地震の被害想定 被害想定結果は 次のとおりである 南海トラフ巨大地震被害の予測結果 1( 冬 18 時風速 8m) 項目 被害数 被害率 総棟数 13,800 棟 全壊棟数合計 全壊率 6,400 棟 46% 建揺れ等による全壊棟数全壊率 2,900 棟 21% 物津波による全壊棟数全壊率 3,500 棟 26% 被焼失棟数焼失率 61 棟 0% 害半壊棟数合計半壊率 2,900 棟 21% 人的被害 上と水断道水管予被測害 下人水口道予支測障 停電復旧予測 道路被害 揺れ等による全壊棟数 : 液状化 震動 斜面崩壊による全壊棟数予測結果等は概数で示されており 合計が一致しない場合がある 全壊棟数合計と全壊率には焼失分を含む 人 口 22,700 人 人的被害の合計 死者数 5,300 人 予測結果等は概数で示 重傷者数 390 人 されており 合計が一軽傷者数 1,000 人致しない場合がある閉込者数 29 人 建物倒壊 ( 震動 ) 死者数 110 人 による被害 重傷者数 120 人 軽傷者数 470 人 建物倒壊 ( 斜面 死者数 3 人 崩壊 ) による被 重傷者数 2 人 害 軽傷者数 2 人 津波による被害 死者数 5,200 人 重傷者数 280 人 軽傷者数 530 人 火災による被害 死者数 3 人 重傷者数 2 人 軽傷者数 3 人 管延長 管被害箇所 被害率 289.1km 810 箇所 2.77 箇所 /km 水道人口 22,800 人 断水人口 率 発災直後 22,600 人 99% 1 日後 20,900 人 92% 1 週間後 10,500 人 46% 1 ヶ月後 4,200 人 18% 下水道人口 3,300 人 支障人口 率 発災直後 3,100 人 93% 1 日後 3,000 人 92% 1 週間後 2,600 人 80% 1 ヶ月後 400 人 12% 需要家軒数 13,800 軒 被災軒数 4,100 軒 停電軒数 率 発災直後 7,400 軒 100% 1 日後 7,400 軒 100% 4 日後 7,400 軒 100% 1 週間後 7,400 軒 100% 対象道路延長 (km) 地震被害箇所数 津波被害箇所数 127km 9 箇所 35 箇所 総則 -10

21 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 鉄道被害 日置港被害 対象路線延長 (km) 地震被害箇所数 津波被害箇所数 項目 被害数 被害率 19km 33 箇所 14 箇所 施設数 ( バース ) 岸壁 物揚場 11 その他係留施設 4 被害予測施設数 ( バース ) 岸壁 物揚場 8 その他係留施設 3 被害率 ( 平均 ) 77% 南海トラフ巨大地震被害の予測結果 2 避難者 ( 夏 12 時風速 4m) 発災時人口 避難者総数 避難所に避難する者 避難所外生活者 1 日後 1 週間後 1 ヵ月後 1 日後 1 週間後 1 ヵ月後 1 日後 1 週間後 1 ヵ月後 22,700 16,500 9,700 10,400 10,900 7,900 3,200 5,600 1,900 7,300 注 ) 避難所避難者は避難者総数の内数である 予測結果等は概数で示されており 合計が一致しない場合がある 南海トラフ巨大地震被害の予測結果 3 帰宅困難者域外帰宅者域内帰宅者 b 帰宅者総数 a 総数 c 鉄道 バス利用者 d 自動車 二輪車利用者 e 自転車利用者 徒歩 f 徒歩代替者 g 帰宅困難者 h 17,600 10,000 7, , ,600 5,400 注 ) パーソントリップ調査のゾーン区分ごとデータにもとづいて 域外帰宅者のうち d 欄 e 欄の者が帰宅手段を失うものとした それらの者の一部は帰宅手段を徒歩に変えて帰宅する者 (g 欄 ) と推定し 域内に留まる者を帰宅困難者とした 予測結果等は概数で示されており 合計が一致しない場合がある 総則 -11

22 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 震度予測図 液状化予測図 総則 -12

23 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 第 4 節白浜町に係る津波浸水想定結果の概要 1 東海 東南海 南海 3 連動地震の津波浸水想定 津波浸水想定結果は 次のとおりである 東海 東南海 南海 3 連動地震 ( 平成 25 年和歌山県 ) 地震の規模 ( マグニチュード ) 8.7 最大津波高 ( 平均津波高 ) 7m( 平均 5m) 津波到達時間 津波浸水面積 第 1 波最大津波 12 分 350ha ( 白浜町全域の 1.7%) 総則 -13

24 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 3 連動地震 (H25 県 ) の津波浸水想定図 (1/6) 3 連動地震 (H25 県 ) の津波浸水想定図 (2/6) 総則 -14

25 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 3 連動地震 (H25 県 ) の津波浸水想定図 (3/6) 3 連動地震 (H25 県 ) の津波浸水想定図 (4/6) 総則 -15

26 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 3 連動地震 (H25 県 ) の津波浸水想定図 (5/6) 3 連動地震 (H25 県 ) の津波浸水想定図 (6/6) 総則 -16

27 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 2 南海トラフ巨大地震の津波浸水想定 津波浸水想定結果は 次のとおりである 南海トラフ巨大地震 ( 平成 25 年和歌山県 ) 地震の規模 ( マグニチュード ) 9.1 最大津波高 ( 平均津波高 ) 16m( 平均 10m) 津波到達時間 津波浸水面積 ( 津波高 1m/3m/5m) 3 分 /5 分 /6 分 960ha ( 白浜町全域の 4.8%) 総則 -17

28 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 南海トラフ巨大地震 (H25 県 ) の津波浸水想定図 (1/6) 南海トラフ巨大地震 (H25 県 ) の津波浸水想定図 (2/6) 総則 -18

29 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 南海トラフ巨大地震 (H25 県 ) の津波浸水想定図 (3/6) 南海トラフ巨大地震 (H25 県 ) の津波浸水想定図 (4/6) 総則 -19

30 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 南海トラフ巨大地震 (H25 県 ) の津波浸水想定図 (5/6) 南海トラフ巨大地震 (H25 県 ) の津波浸水想定図 (6/6) 総則 -20

31 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 第 4 章防災行政の基本方針 自然災害及び環境の変化などによる多種多様な災害に対処するため 治山治水 海岸線の保全をはじめとする防災施設の整備 情報伝達網の充実 災害時における避難路の確保を図るとともに 本町 県 防災関係機関及び住民が一体となって地域に密着した総合的な防災体制を推進する 1 町土保全施設の整備 (1) 治山ア緊急かつ計画的に荒廃地及び荒廃危険地の施設整備を進める イ緊急かつ重点的に山地災害危険地区の施設整備を進めるとともに 災害予測技術の確立に努める ウ森林の有する公益的機能を高度に発揮するため 保安林の整備を推進する (2) 治水ア河川 砂防の基本施設及び地域防災施設については 所要の安全度を概ね確保する イ治水安全度を向上するため 防災施設の整備を推進するとともに土地利用のあり方 避難誘導についても検討し 流域を一体とした総合的な治水施策を進める ウ防災施設の整備にあたっては 河川空間の活用を求める声が高まりつつあることから 歴史 伝統 地域文化に根ざした活動の場 レクリエーション活動の場として ゆとりとうるおいのある豊かな水辺環境を創造する エホームページや携帯電話等の情報通信端末を活用して雨量や河川水位 ダム情報等を住民にわかりやすく提供し 洪水への関心や防災意識の向上を図る (3) 海岸ア既往最大波浪 ( 第 2 室戸台風級 ) に対する安全度の向上をめざした緊急度の高い海岸において海岸保全施設を整備し 所要の安全度を概ね確保する イ太平洋に面する変化に富んだ本町の海岸線は国民共有の貴重な財産であるという認識のもとに 歴史 景観を踏まえて社会の要請に対応するためのストック整備を行う ウ余暇の活動の多様化に伴い 海や海浜に親しむ人口が増加しているため海岸を面的な空間としてとらえ 生活空間 レクリエーション空間など多面的な利用を誘導するとともに 災害に対し抵抗力の強い海岸として整備を図る エ夏期における海浜利用者を津波災害から守るために 避難誘導を円滑に指示するための標識やホテル 旅館等との避難協定の締結を図る 2 防災活動の強化ア町土並びに住民の生命 身体及び財産を災害から守る防災対策の基本となる地域防災計画 耐震改修促進計画などの各種防災計画に常に検討を加え 防災体制の整備と強化を図る イ災害に関する情報 災害発生時の被害状況を迅速 的確に伝達するため情報伝達網の整備を促進する 総則 -21

32 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 ウ円滑な防災活動が実施できるよう 自主防災組織等の地域の防災体制の強化を図る エ広報紙 報道機関 講演会 学校教育などのあらゆる手段や機会を活用して 災害危険箇所等の防災情報の提供や防災知識の普及に努める オ消防団体 その他関係機関が一体となって 地域ぐるみの各種防災訓練を実施する カ男女双方の視点に配慮した防災を進めるため 防災に関する政策 方針決定過程及び防災の現場における女性の参画を拡大し 男女共同参画の視点を取り入れた防災体制の確立に努める キ避難行動要支援者の情報収集 避難行動要支援者名簿の作成 利用 提供体制を確立し 災害時に的確な避難支援を行える体制づくりに努める ク指定緊急避難場所 指定避難所の整備等 各種災害に応じた避難所の整備を推進する また 避難所での避難生活が困難な要配慮者に対して 福祉避難所を整備して 避難生活の改善を図る 3 防災型地域整備の推進南海トラフの地震による津波の発生が懸念されるなか 一部の避難施設は津波浸水想定区域内に立地しており 南海トラフ巨大地震が発生した際には 避難が困難な地域 ( 津波避難困難地域 ) も想定されている 避難困難地域の一部においては 木造住宅が密集し 幅員の狭い道路も多い また 木造住宅が密集している地域は 地震 津波災害 大規模火災に対し非常に脆弱な地域構造を呈している このことを念頭に置き 中長期的な視野に立って 住宅や土木構造物の安全性の向上 ライフラインの強化など 災害を未然に防ぐことのできるまちづくりを行う ア高台移転や複合避難ビル等構造物の整備等による地域改造イ耐震 耐火性の高い建築物により構成された地区への転換ウ防災空間 ( 公園 街路 ) や防災拠点の整備エ大規模火災に対応できる消防水利の充実 ( 防火水槽等の充実 ) オ耐震性を持ったライフラインの整備カ用水路 排水施設の機能を高めた総合的な治水対策の推進 総則 -22

33 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 第 5 章防災関係機関の実施責任と業務大綱 本町並びに和歌山県の区域を管轄し 若しくは区域内に所在する指定地方行政機関 指定公共機関 指定地方公共機関及び公共的団体その他防災上重要な施設の管理者は 所管事項について 概ね次の事務又は業務を処理するものとし その際相互に協力するよう努めなければならない 第 1 節実施責任 1 白浜町本町は 防災の第一次的責任を有する基礎的地方公共団体として 本町の地域並びに地域住民の生命 身体及び財産を災害から保護するため 指定地方行政機関 指定公共機関 指定地方公共機関及び他の地方公共団体の協力を得て防災活動を実施する 2 県県は 本町を包括する広域的地方公共団体として 県の地域並びに地域住民の生命 身体及び財産を災害から保護するため 指定地方行政機関 指定公共機関 指定地方公共機関及び他の地方公共団体の協力を得て防災活動を実施するとともに 本町及び指定地方公共機関が処理する防災に関する事務又は業務の実施を助け かつ その総合調整を行う 3 指定地方行政機関指定地方行政機関は 本町の地域並びに地域住民の生命 身体及び財産を災害から保護するため 指定行政機関及び他の指定地方行政機関と相互に協力し 防災活動を実施するとともに 県及び本町の活動が円滑に行われるよう勧告 指導 助言等の措置をとる 4 指定公共機関及び指定地方公共機関 指定公共機関及び指定地方公共機関は その業務の公共性又は公益性に鑑み 自ら防災活動 を実施するとともに 県及び本町の活動が円滑に行われるようその業務に協力する 5 公共的団体及び防災上重要な施設の管理者公共的団体及び防災上重要な施設の管理者は 平素から災害予防体制の整備を図るとともに 災害時には災害応急措置を実施する また 県 本町その他の防災関係機関の防災活動に協力する 総則 -23

34 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 第 2 節処理すべき事務又は業務の大綱 1 白浜町機関の名 称 処 理 す べ き 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 ア 白浜町防災会議及び白浜町災害対策本部に関する事務 イ 防災に関する施設 組織の整備と訓練 ウ 災害に関する情報の伝達 収集及び被害の調査報告 エ 災害防除と拡大の防止 オ 救助 防疫等 り災者の救助保護 カ 災害復旧資材の確保と物価の安定 白 浜 町 キ り災者に対する融資等の対策 ク 被災町営施設の応急対策 ケ 災害時における文教対策 コ 災害対策要員の動員並びに雇用 サ 災害時における交通 輸送の確保 シ 被災施設の復旧 ス 町内の関係団体が実施する災害応急対策等の調整 2 消防本部機関の名 称 処 理 す べ き 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 ア 災害時における情報の収集及び伝達 広報 イ 災害時における被災者の救急 救助業務 白浜町消防本部 ウ 火災発生における消防業務 エ 危険物等の災害に関する指導等災害予防業務 オ 消防組織 消防施設の強化 3 警察機関の名 称 処 理 す べ き 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 ア 災害時における町民の生命 身体 財産の保護 イ 災害時における犯罪予防及び取締り 治安維持のための警察 活動 白浜警察 署 ウ 災害時における交通の混乱防止 交通秩序の確保 エ 災害時における緊急車両のための交通規制 オ 遺体の検視及び身元確認 カ 他の機関の行う緊急活動に対する協力援助 総則 -24

35 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 4 和歌山県 機関の名称処理すべき事務又は業務の大綱 和歌山県 アイウエオカキクケコサシスセ 県防災会議に関する事務防災に関する施設 組織の整備と訓練災害に関する情報の伝達 収集及び被害の調査報告災害防除と拡大の防止救助 防疫等 り災者の救助保護災害復旧資材の確保と物価の安定り災者に対する融資等の対策被災県営施設の応急対策災害時における文教対策災害時における公安対策災害対策要員の動員並びに雇用災害時における交通 輸送の確保被災施設の復旧市町村が処理する事務 事業の指導 あっせん等 5 指定地方行政機関機関の名 称 処 理 す べ き 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 1 近畿管区警察局 ア 管内各府県警察の指導 調整に関すること イ 他管区警察局との連携に関すること ウ 関係機関との協力に関すること エ 情報の収集及び連絡に関すること オ 警察通信の運用に関すること カ 警察官の応援派遣に関すること 2 近畿財務局 ア 公共土木等被災施設の査定の立会 ( 和歌山財務事務所 ) イ 地方自治体単独災害復旧事業 ( 起債分を含む ) の査定 ウ 地方自治体に対する災害融資 エ 災害時における金融機関の緊急措置の指示 オ 未利用の国有地の情報提供 3 近畿厚生局 ア 独立行政法人国立病院機構の避難施設等の整備と防災訓練の指導 イ 災害時における国立病院機構収容患者の医療等の指示 調整 ウ 災害による負傷者等の国立病院機構における医療助産 救助 の指示 調整 総則 -25

36 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 機関の名 称 処 理 す べ き 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 4 近畿農政局 ア 農地 農業用施設の災害復旧及び災害防止事業の指示 助成 イ 土地改良機械の緊急貸付け 農作物等の病害虫防除指導 応急食糧 種子等の供給対策 ウ 農業関係被害情報の収集報告 被害農林漁業者等に対する融資対策 5 和歌山農政事務所 災害における主要食糧の応急対策 6 近畿中国森林管理局 ( 和歌山森林管理署 ) ア国有保安林 治山施設 地すべり防止施設等の整備イ国有林における予防治山施設による災害予防 ウ国有林における荒廃地の災害復旧エ災害対策復旧用資材の供給 オ 森林火災予防対策 7 近畿経済産業局 ア 火災時における物資の対策及び物価の安定 イ 被災商工業者に対する融資の調整等 ウ 電気 ガス 火薬等の保安確保対策 8 中部近畿産業保安監督部近畿支部 鉱山における保安の確保 9 近畿運輸局 ( 和歌山運輸支局勝浦海事事務所 ) 10 近畿地方整備局 ( 和歌山港湾事務所 ) 11 大阪航空局 ( 関西空港事務所南紀白浜空港出張所 ) ア交通施設及び設備の整備に関する指導イ宿泊施設の防災設備等の整備に関する指導 ウ所管事業者等への災害に関する予警告の伝達指導エ災害時における所管事業に関する情報の収集 オ災害時における輸送機関等の広報 宣伝指導カ災害時における輸送分担 連絡輸送等の調整 キ緊急輸送命令ア港湾施設の整備と防災管理に関すること イ港湾及び海岸 ( 港湾区域内 ) における災害対策の指導に関することウ海上の流出油に対する防除措置に関すること エ港湾 海岸保全施設等の応急復工法の指導に関することア航空保安無線施設の完全な状態の維持管理 イ密集地帯上空の低空飛行の禁止ウ航空機救難に関し 非常の際は自衛隊の協力を得て損害を最小に止めるための緊急措置の実施 総則 -26

37 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 機関の名 称 処 理 す べ き 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 12 田辺海上保安部 ア 海難の際の人命 積荷及び船舶の救助並びに天災地変その他救済を必要とする場合の海上における救助及び防災活動 イ 災害時における港内及び付近海上における船舶交通安全の確保 整頓及び指示 誘導並びに災害の拡大防止 ウ 災害時における海上緊急輸送及び治安の維持 エ 海上において人命 積荷及び船舶の救助を行うもの並びに船舶交通に関する障害を除去するものの監督 オ 災害時における非常通信連絡体制の維持及び活動 13 大阪管区気象台 ア 観測施設の整備及び維持 ( 和歌山地方気象 イ 気象予警報等の処理 通信システム等の確保と充実 台 ) ウ 気象予警報等の発表と伝達 エ 観測資料等のデータベースの構築 14 近畿総合通信局 ア 非常通信体制の整備 イ 非常通信協議会の育成指導及び訓練の実施 ウ 災害時における電気通信の確保 エ 非常通信への妨害の排除及び混信の除去 オ 災害地域における電気通信施設の被害状況の把握 15 和歌山労働局 ア 工場 事業場における労働災害の防止 イ 救助の実施に必要な要員の確保 16 近畿地方整備局 ア 土木施設の整備と防災管理 ( 紀南河川国道事務 イ 被災土木施設の災害復旧 所 ) ウ 緊急を要すると認められる場合の緊急対応の実施 6 自衛隊機関の名 称 処 理 す べ き 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 陸上自衛隊第 37 普通科連隊 第 304 水際障害 ア 人員の救助 消防 水防及び救援物資の輸送並びに通路の応急啓開 中隊 イ 応急救援 防疫 給水 入浴支援及び通信支援 7 指定公共機関機関の名 称 処 理 す べ き 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 1 西日本旅客鉄道株 ア 輸送施設の整備と安全輸送の確保 式会社和歌山支社 イ 災害対策用物資の緊急輸送 ウ 災害時の応急輸送対策 エ 被災施設の調査と災害復旧 総則 -27

38 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 機関の名 称 処 理 す べ き 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 2 西日本電信電話株 ア 電気通信施設の整備と防災管理 式会社和歌山支店 イ 災害時における緊急通話の取扱い エヌ ティ ティ コミュニケーショ ウ 被災施設の調査と災害復旧 ンス 株式会社株式会社 NTT ト コモ KDDI 株式会社ソフトハ ンクテレコム株式会社ソフトハ ンクモハ イル株式会社 3 日本銀行大阪支店 災害時における金融機関に対する緊急措置の指導等 4 日本赤十字社和歌山県支部 5 日本放送協会和歌山放送局 6 西日本高速道路株式会社関西支社 7 日本通運株式会社和歌山支店 8 関西電力株式会社和歌山支店 9 日本郵便株式会社白浜郵便局 アイウアイアイアイウアイ 災害時における医療 助産及び被災地での医療 助産 救護災害救助等の協力奉仕者の連絡調整義援金品の募集配布防災知識の普及と警報等の周知徹底災害状況及び災害対策等の周知徹底災害時における輸送路の確保有料道路の災害復旧災害時における緊急陸上輸送災害時の電力供給被災施設の調査と災害復旧ダム施設等の整備と防災管理災害時における郵政事業運営の確保並びに災害特別事務の取扱い及び援護対策の実施被災郵政業務施設の復旧 8 指定地方公共機関機関の名 称 処 理 す べ き 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 1 土地改良区 ア 土地改良施設の整備と防災管理 イ 農地及び農業用施設の被害調査並びに災害復旧 ウ 農地たん水の防除施設の整備と活動 2 バス機関 ア 災害時における被災者及び一般利用者等の輸送の確保 イ 災害時の緊急輸送 3 輸送機関 ア 災害時における救助物資及び避難者の輸送の確保 イ 災害時の応急輸送 4 放送機関 ア 防災知識の普及と警報等の周知徹底 イ 災害状況及び災害対策等の周知徹底 総則 -28

39 地震 津波災害対策計画編第 1 編総則 機関の名 称 処 理 す べ き 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 5 医療機関 ア 災害時における医療救護の実施 イ 災害時における防疫の協力 6 ガス機関 ア 災害時のガス供給 イ 被災施設の調査と災害復旧 9 その他公共的団体及び防災上重要な施設の管理者 機関の名 称 処 理 す べ き 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 1 病院等経営者 ア 避難施設の整備と避難訓練の実施 イ 被災時の病人等の収容保護 ウ 災害時における負傷者等の医療 助産救助 2 社会福祉施設の経 ア 避難施設の整備と避難訓練の実施 営者 イ 災害時における収容者の収容保護 3 紀南農業協同組合 ア 町本部が行う農業関係の被害調査等応急対策への協力 イ 農作物等の災害応急対策についての指導 ウ 被災農業者に対する融資又はあっせん エ 農業共同利用施設の災害応急対策及び災害対復旧 オ 飼料 肥料 その他資材等の確保又はあっせん 4 関係漁業協同組合 ア 町本部が行う漁業関係の被害調査等応急対策への協力 イ 海上緊急輸送への協力 ウ 水産物等の災害応急対策についての指導 エ 被災漁業者に対する融資又はあっせん オ 水産共同利用施設の災害応急対策及び災害復旧対策 カ 漁船 漁具 飼料 その他資材等の確保又はあっせん 5 南紀白浜コミュニ ア 防災知識の普及と警報等の周知徹底 ティ放送株式会社 イ 災害状況及び災害対策等の周知徹底 6 金融機関 被災事業者に対する資金融資 総則 -29

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41 第 2 編 地震防災対策

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43 地震 津波災害対策計画編第 2 編地震防災対策 第 1 章地震防災対策アクションプログラム ( 総務課 ) 1 現況今後 30 年以内に東南海地震が 70% 南海地震が 60% の確率で発生すると見込まれており 今世紀前半に発生する可能性が極めて高いと言われている 平成 16 年度 17 年度に県が実施した県地震被害想定調査によると 東海 東南海 南海地震が同時に発生した場合 町内の被害は最大で死者約 650 人 全壊 焼失家屋が約 6,600~7,500 棟に達する甚大な被害になると予測されている 2 計画方針町においては 東南海 南海地震など大規模災害に事前に備え 災害発生時に迅速適切な対策を実施し 被害を最小限にすることを目的として 今後町が取り組むべき施策を体系化した行動計画を策定し 総合的な地震防災対策を推進する そして 県 町 防災関係機関及び住民が一体となって 総合的な防災対策の推進を住民運動として展開する 3 計画内容の概要 (1) 基本理念災害に強い安全で安心なまちづくりを目指す (2) 減災目標東南海 南海地震による想定死者数を 今後 10 年間で半減することを目標とする (3) 予防 応急対策 復興の3つの目標ア大地震に着実に備える ( 備えとしての予防対策を着実に実施する ) イ災害発生時に迅速適切な対策を実施する ( 発災時に的確な応急対応を実施するため今から体制を整えておく ) ウ復興を進め安全で安定した生活を構築する ( 復興をスムーズに進めるため今からできるものを準備しておく ) (4) 目標重点テーマア津波対策の推進イ耐震化と災害に強いまちづくりの推進ウ防災意識の普及推進エ地域の防災体制づくりの推進オ行政の防災体制の強化推進カ災害応急対策の整備推進キ被災後の生活支援体制の充実ク迅速確実な住民生活の再建復興の推進 地震 -1

44 地震 津波災害対策計画編第 2 編地震防災対策 32 の分野別施策 232 の個別アクション 地震防災対策アクションプログラム体系図 4 町地震防災対策アクションプログラムの推進国の地震防災戦略及び和歌山県地震防災対策アクションプログラムを推進するため 白浜町においても 地震防災対策アクションプログラムの各アクションを実施するとともに 見直しを適宜行う 地震 -2

45 地震 津波災害対策計画編第 2 編地震防災対策 第 2 章地震防災施設緊急整備計画 ( 総務課 ) 1 計画方針県では 地震防災対策特別措置法 ( 平成 7 年法律第 111 号 ) に基づき 地震による災害から県民の生命 身体及び財産を保護するため 平成 8 年度に 地震防災緊急事業五箇年計画 を 平成 13 年度に 第 2 次地震防災緊急事業五箇年計画 を 平成 17 年度に 第 3 次地震防災緊急事業五箇年計画 を策定し 地震防災対策上 整備の緊急性の高い箇所 施設について整備を進めてきた さらに 平成 23 年 3 月に地震防災対策特別措置法が改正されたことから 平成 23 年度に 第 4 次地震防災緊急事業五箇年計画 を策定し 第 3 次地震防災緊急事業五箇年計画 の未実施箇所や社会状況の変化によって新たに発生した整備の緊急性が高い箇所 施設について 今後も計画的に整備を進めていくこととしており 町においても 県計画に沿って 計画的に整備を進めていくものとする 2 事業計画県の事業計画は以下のとおりである 町においても 必要な事業を実施していくものとする (1) 第 4 次地震防災緊急事業五箇年計画 計画年度平成 23 年度から平成 27 年度までの五箇年 (2) 第 4 次地震防災緊急事業五箇年計画 対象事業ア避難地地震発生直後に緊急的に退避する都市公園等を一次避難所として指定し整備を進める また 港湾についても 復旧 復興の支援拠点としての機能及び住民の安全を守るための避難地としての機能を確保することを目的として整備を進める イ避難路都市部においては 市町村が地域防災計画に位置づけた広域避難地へ連絡する都市計画道路の整備を進め 中山間部においては 集落を結ぶ道路における避難地への緊急道路の整備を進める ウ消防用施設地震発生時に起こることが予想される同時多発火災に備えるため 消防水利の整備及び消防車両の整備を進める エ消防活動用道路都市内の住宅密集地区において 道路幅員が6m 未満で消防自動車の通行に支障となる消防活動困難地域を解消するため 都市計画道路整備を進める オ緊急輸送道路地震発生後の緊急輸送を円滑かつ確実に実施するために必要な緊急輸送道路の整備を進めるとともに これらの緊急輸送道路に架かる橋梁やのり面の整備を進め 安全度を向上させる 地震 -3

46 地震 津波災害対策計画編第 2 編地震防災対策 カ緊急輸送交通管制施設地震発生後の停電に伴う交通事故や交通混乱を防止し 緊急輸送道路を迅速に確保するため 各種緊急輸送交通管制施設の整備を進める キ緊急輸送漁港施設地震発生時 基幹道路が不通となった場合に備え 海上輸送の基地として選定した防災拠点漁港における耐震岸壁の整備を進める ク共同溝等安全で快適な通行空間を確保するため 幹線道路や緊急輸送道路における電線の地中化を進める ケ医療機関災害対応の初動期における救急医療体制を確保するため 災害拠点病院や災害支援病院をはじめ 公的医療機関や二次救急医療機関を中心に耐震化対策の整備を進める コ社会福祉施設昭和 56 年以前に建築された建物で 地震防災対策上 改築が必要とされる児童福祉施設 老人福祉施設 障がい者施設の耐震補強又は改築を進める サ公立幼稚園公立幼稚園については 文部科学省における施設整備基本方針の改正により 平成 27 年度までのできるだけの早い時期に耐震化を完了させるといった目標が掲げれたことから 各設置者において年次計画を策定し 該当施設の整備を進める シ公立小中学校等の校舎 屋内運動場公立小中学校等については 文部科学省における施設整備基本方針の改正により 平成 27 年度までのできるだけの早い時期に耐震化を完了させるといった目標が掲げられたことから 各設置者において年次計画を策定し 該当施設の整備を進める ス公的建造物地震による倒壊の危険性が高い庁舎及び避難所を中心に公的建造物の耐震改修を進めていく セ海岸保全施設海岸保全基本計画により選定された整備対象候補海岸のうち 背後地の状況を総合的に勘案し 施設整備の重要性 緊急性がより高く 防災対策が強く要請される箇所について 整備を進める ソ河川管理施設津波避難困難地域や人口集中地区 想定氾濫区域内資産が多い河川を中心に 堤防の嵩上げや水門等の遠隔操作化を進める タ砂防設備保全対象人家 5 戸以上の土石流危険渓流を中心に 特に災害時要援護者関連施設 避難場所等の公共施設に係る土石流危険渓流において重点的に砂防設備の整備を進める チ保安施設地震による山地災害対策として 復旧治山事業 予防治山事業 地域防災対策総合治 地震 -4

47 地震 津波災害対策計画編第 2 編地震防災対策 山事業 山地災害総合減災対策治山事業の4 事業の整備を進める ツ地すべり防止施設国交省所管の地すべり危険箇所を中心に 災害時要援護者関連施設や避難場所等の公共施設に係る地すべり危険箇所において重点的に施設整備を進める テ急傾斜地崩壊防止施設保全対象人家 5 戸以上の急傾斜地崩壊箇所を中心に 特に災害時用援護者関連施設や避難場所等の公共施設に係る急傾斜地崩壊箇所において重点的に施設整備を進める トため池平成 16 年度に策定した ため池耐震診断ガイドライン に基づき実施した耐震診断において 地震時の安全性が確保されないと判定されたものについて 耐震補強又は全面的改修を行い 2 次災害の未然防止を図る ナ地域防災拠点施設大規模災害に対応するため 災害時には災害応急対策の拠点として 平時には防災に関する県民の啓発 教育の機能を有する施設として 防災拠点の整備を進める ニ防災行政無線設備災害時の情報伝達手段として重要な防災行政無線を平成 27 年度末までにすべての市町村において整備を進める ヌ水 自家発電整備等小 中 高等学校等の水泳プールの水を有効利用するため 耐震性を確保するとともに 浄水機能を持つ浄水型水泳プールの整備を進める ネ備蓄倉庫地震等の災害に備えた非常用物資を備蓄するための備蓄倉庫の整備を進める ノ老朽密集対策地震による火災発生等に伴う保安上の危険を回避するため 老朽木造住宅が密集する市街地において 土地区画整理事業及び住宅市街地総合整備事業を実施する 地震 -5

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49 第 3 編 災害予防計画

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51 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 1 章河川防災計画 ( 建設課 ) 1 現況 本町には 富田川 日置川をはじめ県管理の河川が多くあり 重要水防箇所が 26 箇所指定 されている 2 計画方針平成 7 年 1 月の阪神 淡路大震災の被災状況を踏まえ 地震により壊れない堤防 を目標とするのではなく 壊れても浸水による二次被害を起こさないこと を目標に 地震時の影響を慣性力のみではなく 液状化に対しても検討を行い整備する 3 事業計画緊急的な復旧を速やかに行えるように土砂等を普段から備蓄しておく 震災等の緊急時に水上輸送の船着き場 荷揚げ場としての機能 また消火用水 生活用水を確保できる機能を有するスポット的な親水 利便施設等を治水計画上支障のない区間で河川改修工事に併せて整備する 予防 -1

52 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 2 章砂防防災計画 ( 建設課 ) 1 現況本町には 土石流危険渓流が 232 箇所存在している 崩壊土砂は 降水及び流水等によって土石流災害を引き起こすことが各地で報告されており 地盤のゆるみや渓流への崩壊土砂の堆積によって荒廃渓流及び土石流危険渓流はもちろんのこと それ以外の比較的安全な渓流においても二次的な土石流災害の危険性が増しており 砂防対策は急務な課題となっている 2 計画方針 (1) 県との協議危険性 重要性の高い土石流危険渓流を中心に 砂防ダム 流路工 床固工等の砂防工事を県との協議を通じて実施する (2) 住民への周知巡視の実施とともに 土石流災害に備え 住民への周知を徹底し 警戒 避難体制を確立する 3 事業計画 (1) 土石流危険渓流調査等県は 地震後の現地調査を速やかに実施し 土石流災害に係わる情報の収集に努める また 現地調査を円滑に実施するため 土石流危険渓流調査結果を台帳にまとめ整備する (2) 土石流災害対策町は 国及び県による危険箇所の点検の結果 危険性が高いと判断された箇所については 関係機関や住民に周知を図り 災害の発生のおそれのある場合は速やかに適切な避難対策を実施するものとする (3) 情報等の伝達方法町は 県から土砂災害が想定される土地の区域及び時期に関する情報の提供を受けたときは 適切に住民の避難勧告等の判断を行うものとする 予防 -2

53 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 3 章山地防災計画 ( 農林水産課 ) 1 現況 本町には 山腹崩壊危険地区が 497 箇所 崩壊土砂流出危険地区が 151 箇所存在している 2 計画方針白浜町森林整備計画 ( 計画期間平成 26 年度 ~ 平成 36 年度 ) に基づき 荒廃した渓流の安定を図るとともに 森林の防災機能を高めるために林相改良及び本数調整伐を行い 地震による山地災害を防止する また 地すべり危険地については 地震による振動が地すべりの発生原因になる場合があるので 調査観測並びに対策工の実施を推進する 3 事業計画 (1) 山腹崩壊危険地区 崩壊土砂流出危険地区の巡視 点検 過去に治山事業を実施した箇所を適宜巡回 点検して 適切な維持管理を行う 予防 -3

54 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 4 章地すべり防止計画 ( 建設課 ) 1 現況 本町には 地すべり危険箇所が 4 箇所 ( 国土交通省所管 ) 存在している 2 計画方針 (1) 県との協議危険性 重要性の高い地すべり危険箇所を中心に 地すべり防止工事を県との協議を通じて実施する (2) 住民への周知巡視の実施とともに 地すべり災害に備え 住民への周知を徹底し 警戒避難体制を確立する 3 事業計画 (1) 地すべり危険箇所調査等県は 地震後の現地調査を速やかに実施し 地すべり災害に係わる情報の収集に努める また 現地調査を円滑に実施するため 地すべり危険箇所調査結果を台帳にまとめ整備する (2) 地すべり災害対策町は 国及び県による危険箇所の点検の結果 危険性が高いと判断された箇所については 関係機関や住民に周知を図り 災害の発生のおそれのある場合は速やかに適切な避難対策を実施するものとする (3) 情報等の伝達方法町は 県から土砂災害が想定される土地の区域及び時期に関する情報の提供を受けたときは 適切に住民の避難勧告等の判断を行うものとする 予防 -4

55 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 5 章急傾斜地崩壊防止計画 ( 建設課 ) 1 現況 本町には 急傾斜地崩壊危険箇所が 635 箇所存在している 2 計画方針 (1) 県との協議がけ崩れ災害から住民の生命を保護するため 急傾斜地崩壊防止工事を県との協議を通じて実施する (2) 住民への周知巡視の実施とともに がけ崩れ災害に備え 住民への周知を徹底し 警戒避難体制を確立する 3 事業計画 (1) 急傾斜地崩壊危険箇所調査等県は 地震後の現地調査を速やかに実施し がけ崩れ災害に係わる情報の収集に努める また 現地調査を円滑に実施するため 急傾斜地崩壊危険箇所調査結果を台帳にまとめ 整備する (2) がけ崩れ災害対策 町は 国及び県による危険箇所の点検の結果 危険性が高いと判断された箇所について は 関係機関や住民に周知を図り 災害の発生のおそれのある場合は速やかに適切な避難 対策を実施するものとする (3) 情報等の伝達方法 町は 土砂災害警戒区域内に主として避難行動要支援者が利用する施設がある場合には 当該施設への土砂災害に関する情報の伝達方法を定め 円滑な避難行動が行えるようにす る 予防 -5

56 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 6 章ため池防災計画 ( 農林水産課 ) 1 現況 本町には 警戒を要するため池が 11 箇所存在している 2 計画方針 (1) 災害発生の未然防止近年における流域の開発や 土地利用の変化等に伴う流出量の増加 並びに農家の兼業化等による管理体制の低下に伴いため池の崩壊の危険性が増してきている 大規模地震の発生等によりため池が決壊すれば その被害は農業関係に止まらず 周辺の人家等に及ぶおそれもある 危険なため池については 平成 24 年度に施設の老朽化 下流への影響度等を考慮し地域の実情にあった対策を行い安全度の向上を図ることを目的に策定された 和歌山県ため池改修加速化計画 及び大規模なため池の耐震性評価に基づき 県と連携して計画的な改修 補強を進めるとともに 日常の点検 維持保全の徹底を図る また 管理体制の強化に向け 改修補強に係る農家負担分の軽減を町において検討し 改修補強を強力に推進し 災害発生の未然防止を図る 3 事業計画 (1) ため池の巡視 点検管理体制を確立し 定期的な巡視 点検を実施する (2) 防災対策工事の推進危険性の高いため池については 管理者に注意を促すとともに 必要な改修工事や対策を行うよう指導する 改修に着手できないため池についても 県が作成に着手した ため池決壊時浸水想定区域図 に基づき ため池ハザードマップの作成や保全 管理などのソフト対策を推進し 防災 減災対策を充実させ 災害発生の未然防止と民生の安定を図る 予防 -6

57 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 7 章海岸防災計画 ( 建設課 農林水産課 観光課 ) 1 現況 本町の海岸は 紀州灘海岸に属し 重要水防箇所は 13 箇所となっている 2 計画方針国が定めた海岸保全基本方針及び県が作成した海岸保全基本計画により海岸保全施設の整備及び管理を行う 高潮被害からの背後地の防護は 今後とも早期に整備すべき海岸事業の重要課題として推進する (1) 津波 高潮 波浪等からの防護ア本県に甚大な被害をもたらした伊勢湾台風 ( 昭和 34 年 ) や第 2 室戸台風 ( 昭和 36 年 ) 規模の高潮や波浪を想定し人命や財産を防護するため 県の指導のもとに整備を進める イ海岸侵食から現状の汀線を維持する国土保全に併せて 自然環境や海水浴等の利用の状況から侵食前の汀線に回復するための整備を進める ウ南海トラフを震源とする地震に伴う津波による海岸利用客の被害を最小限にとどめることを目的として 避難対策をはじめとするソフト対策とハード対策を講じる エ水門 陸こう等については 操作体制など管理のあり方を検討したうえで 自動化 遠隔操作化を検討する オ利用頻度が少ない陸こうについては 利用者の理解を得て廃こうや統合化を推進して 管理箇所数の削減に努めるとともに 扉体の常時閉鎖化を推進する (2) 海岸環境の整備と保全ア本町は 多くの海岸景勝地を有しており 地域の歴史と景観の保全を踏まえた整備を行う イ国 県の指導のもと 県立自然公園 景勝地の特性に配慮した整備を進める ウ海岸保全施設が周辺環境にとけ込めるよう 人工リーフ等による面的防護方式などを活用する (3) 公衆の適切な利用ア海岸を面的な親水空間として捉え 住民が日常生活やレクリエーションに利用し 憩いの場となる海岸空間を創出する イ海岸の利用を高めるとともに 落書き等の防止と海岸利用者のマナー向上を関係者と連携して周知啓発し 景勝地の保全管理を行う 3 事業計画 海岸高潮対策事業 人工リーフ等の海岸高潮対策事業を推進する 予防 -7

58 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 8 章港湾防災計画 ( 日置川事務所 ) 1 現況日置港は 豊富な水量に恵まれた日置川の河口に位置し 砂州が自然の防波堤になっている良港であり 古くから木材の集散地として発展してきた また 田辺 - 勝浦 田辺 - 串本間の定期船も寄港し大いににぎわっていたが 国鉄紀勢線の開通に伴い定期船は廃止され 現在では セメント 砂利 砂等を取り扱う港として利用されている 2 計画方針 (1) 日置港整備事業日置港については 防災上 次の事業を計画する ア船舶と背後港湾施設の安全を確保し 安定した物流を支えるための防波堤の整備 イ災害時 住民避難及び緊急物資輸送を確保するための耐震強化岸壁の整備 ウ親水空間としての利用に加え 災害時には 避難地として活用する港湾緑地 ( 避難緑地 ) と 避難地の機能に加え 緊急物資輸送用耐震強化岸壁を併設した防災拠点緑地の整備 (2) 既存港湾施設耐震強化ア既存港湾施設の耐震性強化として 岸壁 ふ頭用地の液状化防止対策 イ県が実施した被害想定の見直しを踏まえ 耐震強化岸壁の改良を推進するとともに 必要に応じ 津波に対して壊滅的な倒壊はしにくい 粘り強い構造とする補強等を推進する 3 事業計画 海岸侵食対策の推進 県による海岸侵食対策事業を推進する 予防 -8

59 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 9 章漁港 漁村防災計画 ( 農林水産課 ) 1 現況町内の管理漁港は 堅田 ( 登録漁船 39 隻 利用漁船 39 隻 ) 綱不知( 登録漁船 69 隻 利用漁船 198 隻 ) 江津良( 登録漁船 7 隻 利用漁船 10 隻 ) 瀬戸( 登録漁船 28 隻 利用漁船 86 隻 ) 湯崎( 登録漁船 22 隻 利用漁船 22 隻 ) 鴨居( 登録漁船 7 隻 利用漁船 16 隻 ) 安久川( 登録漁船 5 隻 利用漁船 14 隻 ) 中( 登録漁船 4 隻 利用漁船 4 隻 ) 袋 ( 登録漁船 13 隻 利用漁船 20 隻 ) 朝来帰( 登録漁船 44 隻 利用漁船 68 隻 ) 市江 ( 登録漁船 47 隻 利用漁船 58 隻 ) 笠甫( 登録漁船 5 隻 利用漁船 5 隻 ) 伊古木( 登録漁船 11 隻 利用漁船 11 隻 ) の 13 漁港があり 多数の漁船が係留されている 漁港周辺は 住居が密集しているうえ 後背に山が迫る地形的な制約により安全な避難地の確保が困難な状況にある そのため 地震に伴う津波の被害を直接受けるおそれがあり 防災施設の整備が課題となっている 2 計画方針 (1) 地震 津波からの防護地震 津波による被害を防ぐため 住宅の密居状態を解消する土地利用の高度化や避難地を整備する緑地広場整備等の防災安全施設の整備を検討する (2) 漁港施設の耐震化等の対策地震発生後に道路輸送が困難となることが予想される地域においては 救援物資 救援人員 被災地からの避難者等の緊急輸送が海上輸送となることを考慮し 耐震性を考慮した漁港施設の整備を進める 漁船流出による背後住宅への被害を防ぐため 係留環や係船柱の整備充実を図る また 漁港の臨港道路の整備計画作成にあたっては 避難及び救難機能の向上も含めて検討を進める 水門 陸こう等の自動化 遠隔操作化 重要な漁港施設の補強等を行う 3 事業計画 (1) 漁村の防災安全性の向上ア漁村における避難路の整備 緊急時の避難広場 ( 緑地広場整備 ) の確保 イ高齢者に配慮した漁村づくりの推進 ウ防災安全施設 ( 津波避難タワー等 ) の充実 エ岸壁の耐震化の推進及び係船柱の整備 (2) 漁協との連絡体制の強化ア漁協との連携を強化し 災害時の連絡体制の徹底周知 イ漁協関係者に対する防災訓練への参加促進 予防 -9

60 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 10 章道路防災計画 ( 建設課 ) 1 現況海岸沿いに南北に走る国道 42 号 主要地方道田辺白浜線 白浜温泉線 南紀白浜空港線 日置川大塔線などの主要道路は 災害時に避難や物資輸送の緊急輸送道路となるため 重点パトロールを実施している また 山間部では 急峻な地形のため急カーブや車両通行が不可能な箇所等もあり 土砂災害に伴う道路閉鎖による集落の孤立化を防ぐためにも道路改良が必要となっている 特に 富田川 日置川をはじめとする県河川を渡る橋梁については 耐震強化による安全性の向上並びに長寿命化対策が必要である 2 計画方針 (1) 道路の災害予防地震 津波により 道路施設等が被災し利用できない状況を未然に防ぐことを目的に 防災対策事業を計画的に実施し災害に強い道路づくりを推進する (2) 情報収集体制の構築道路施設の被害が発生し 通行不能状態に至った場合を想定した危機管理体制の確立に向けて 道路施設等の異常を迅速に把握するための情報収集体制 ( 初動体制 ) の構築 関係各機関との情報交換体制 相互支援体制の充実等を図り 迅速かつ的確な対応の実現を目指す (3) 道の駅施設災害予防計画本町においては 道の駅志原海岸が平成 7 年 8 月に道の駅として認定されて以来 多くの人に利用されてきた 平成 18 年度には 国土交通省により防災拠点施設として利用者の避難施設を兼ねた公衆便所が整備されたところである 今後は 国土交通省と本町が協議し その管理運用に努めるとともに 災害時の体制についても別に定め 連携して取り組んでいく (4) 緊急輸送体制の整備効率的な緊急輸送を実施するため 県 近隣市町 防災関係機関及び関係団体と協議のうえ 県で指定された緊急輸送道路を中心にその利用について必要な対策を定め 緊急輸送体制の整備に努めるものとする (5) 大迂回路や局地迂回路の選定地震により 道路や橋梁等 交通施設の被害が発生した場合 通行不能箇所に対する大迂回路や局地迂回路を迅速に特定し 効果的な規制方法を選択できる体制を目指し 交通施設の基礎情報をはじめ 地形 各種区域 各種施設等の情報収集 整理に努める 予防 -10

61 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 3 事業計画 (1) 道路機能及び管理体制の拡充ア危険度が高い箇所の調査 イ施設の被害情報収集体制の確立 (2) 道路 橋梁の整備 改修の推進ア橋梁の整備 耐震診断の実施 イ道路拡幅や交差点改良 ウ落橋防止等のための耐震化 (3) 道路交通施設の整備 標識等の設置 (4) 緊急輸送体制の整備と町管理の緊急輸送道路等の管理 整備県で指定された緊急輸送道路を中心にその利用について必要な対策を定めるとともに 町管理の緊急輸送道路及び主要な町道の管理 整備を推進していくものとする 予防 -11

62 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 11 章火災予防計画 ( 消防本部 消防団 ) 1 現況町内には 白浜町消防本部及び各消防署とともに 消防団が 16 分団あり 万一の事態に備えているが 木造住宅の占める割合が高く 観光立町として多くの宿泊施設や観光施設を有する本町では より強化した消防体制の確立が求められる 和歌山県地震被害想定結果 ( 平成 26 年公表 ) によると 建物倒壊に伴う火災発生による焼失棟数は 3 連動地震では 130 棟 南海トラフ巨大地震では 61 棟の被害が想定されている 2 計画方針 (1) 消防団員の育成強化火災の防止と災害時の迅速な対応のため 消防体制の充実を図るとともに 消防団員の確保と育成強化に努める (2) 広報活動関係機関と協力して 高齢者 児童をはじめとして住民の火災への意識を高めるための広報活動を行う (3) 予防対策地震時の出火防止 初期消火を基本とした火災の予防対策を徹底する (4) 自主防災組織等育成強化自主防災組織 自衛消防組織の育成 強化に努める 3 事業計画 (1) 予防啓発の強化住民に対する防火思想の普及及び火災予防の徹底については 次の方法により行うものとする ア町は 秋 春 2 回の火災予防運動 文化財防火デー及び山火事予防運動等を通じ火災予防思想の普及徹底を図る イ町は 火災警報を発令した場合 広報車又は防災行政無線及びFM 放送等を通じて火災予防を周知徹底させる ウ一般住宅に対する住宅用防災警報器の設置促進を図る (2) 予防査察体制の充実強化町は 次により消防機関の予防査察体制の強化充実を図る ア秋 春 2 回の火災予防運動期間中に予防査察を重点に実施する イ火災警報発令中には 火を使用する施設 設備及び物品を重点に予防査察を実施する ウその他 必要に応じ特別査察を実施する (3) 防火 防災管理対象物に対する火災予防及び地震等による被害の軽減の徹底消防法第 8 条及び法第 36 条により 防火 防災管理者を選任しなければならない防火 予防 -12

63 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 対象物及び同法第 17 条の規定により消防用設備を設置することを義務づけられている防火対象物の関係者に対し 次の措置をとる ア町は 消防法 白浜町火災予防条例に基づき学校 病院 事業場 宿泊施設等多数の者が出入りし 勤務し 又は居住する防火対象物について 防火管理の徹底を期するため立入検査を励行し また 通報 避難 消火等の訓練の実施及び消防計画の作成の指導を強化する イ町は 消防法第 8 条及び法第 36 条に規定する防火対象物には必ず防火 防災管理者の専任を期し その有資格者を養成するため 防火管理者資格講習会の開催 関係機関が開催する防災管理者資格講習会の受講を指導し 消防計画の作成 防火 防災訓練の実施 自衛消防組織の充実 促進 消防用設備等の設備点検及び火気の使用 地震等の災害時の対応について十分な指導を行う なお 防火管理者の組織化を育成指導し 相互の知識及び技術の修得研修の機会を提供する 宿泊客に対する予防知識の啓発 避難経路等の周知徹底について強力な指導を行うとともに 毎年数回予防査察を実施して出火防止に努め安全対策の万全を期する ウ町は 消防法第 7 条の規定による建築同意制度の効果的な運用を図り また 消防法第 17 条の 14 の規定による消防用設備等工事着工の届出 白浜町火災予防条例の定める防火対象物使用開始の届出の際の指導を的確に行い 建築面からの火災予防の強化を期する (4) 消防団組織の充実強化消防団は 消火活動はもちろんのこと 大規模災害時の救助救出活動 災害防御活動など非常に重要な役割を果たしており 地域に密着した組織として 住民に対するきめ細かい予防活動 啓発活動等幅広い分野でも活躍している その一方で 少子高齢化の進展 被用者の増加 地方公共団体の区域を越えて通勤等を行う住民の増加等の社会経済情勢の変化により 団員数の減少 高齢化の問題が生じており 消防団の充実強化を一層推進していくことが課題となっている このため 各種イベント行事等を通して地域住民の理解と認識を深めるとともに 今後も若年層への積極的な参加の促進と消防団活動の安全確保に努め 消防団の充実強化に取り組んでいく (5) 自主防災組織との連携強化ア地域における災害の未然防止や拡大防止を図るため 災害発生直後の初期消火 人命救助等が非常に重要であるが 大規模災害が発生した場合には 通信 交通の途絶等の悪条件が重なり 行政を中心とした組織的な対応が遅れることが予想される そのため 住民の隣保協力に基づく自主防災組織の訓練等を通じて連携を深め 大規模災害に的確に対処できるよう技術の向上と組織の強化を図る イ町は 火災予防思想の普及及び家庭等における防火知識の向上を図るため 地域の自治会又は自主防災組織を通じ防火研修会の開催 その他防火思想の向上のための必要な事業を行う 予防 -13

64 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 (6) 初期消火活動体制の強化出火初期段階における住民及び自主防災組織等の消火活動体制 ( 初期消火 ) の強化を図る (7) 消防体制の充実強化町は 次により消防体制の充実強化を推進し 県から必要な助成等を受ける ア消防ポンプ自動車等消防施設の更新増強等により 消防力の充実強化を図る イ消防水利の確保及び水利の多元化のため 耐震性防火水槽等の整備を図る ウ高度化 多様化する消防業務に対応するための充分な消防職員の確保と育成を図る エ浸水予測地域にある消防団車庫の高台移転対策等への取組みを進める 予防 -14

65 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 12 章都市防災化計画 ( 建設課 ) 1 現況本町の都市計画区域は 白浜地域が 1,911ha 日置川地域が 1,968ha 指定されている 都市計画道路の計画延長は 49.69Kmの内 9.47Kmが改良済みとなっている また 都市計画公園は 13 箇所 93.65ha 計画決定しており うち 10 箇所 65.35ha が供用されている 2 基本方針 (1) 都市基盤施設の整備人口が集中している市街地においては 地震発生時に大規模な被害が生じる危険性が高く 避難地 避難路等としての都市基盤施設の整備や建築物の不燃化を推進し 安全な都市環境の実現が求められている (2) 都市防災化の推進防災に係る都市計画を都市防災化計画として位置付けることにより なお一層の都市防災化の推進に努める 3 事業計画 (1) 秩序ある市街地の形成計画的な市街化を図るため 都市計画区域については 今後とも 都市防災に重点をおいて都市基盤の整備を推進していく (2) 都市計画施設の整備道路は 災害時には 避難 消防 救助等の場となるとともに 空地として 市街地の延焼を防止する機能を持っており 計画的に事業推進を図る (3) 公園緑地の整備公園緑地は 避難地として また避難路 延焼防止帯として 都市における防災上 重要な役割を果たしている このため 計画的に事業推進を図る (4) 市街地開発事業土地区画整理事業は 都市基盤整備の十分でない既成市街地や未整備の市街化予定地において 土地の区画形質を整え 道路 公園等の公共施設の整備改善を行う事業であり 安全な都市環境の創出に最も効果的な事業である このため 計画的に事業推進を図る 予防 -15

66 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 13 章建造物災害予防計画 ( 建設課 ) 1 現況本町においては 市街地のリゾートマンションの立地やリゾートホテルの立地に伴い建物の高層化や高密度化と一部店舗の老朽化が進行している また 避難所となる小中学校や防災拠点となる役場をはじめとする公共施設の耐震改修が必要となってきている 2 計画方針 (1) 総合的な防災対策地震 火災等の災害に対し 建築物の安全性を確保し 人身事故を防止するため 各種災害に対応し 未然防止及び円滑な復旧を図り 関係機関との協力等を図る総合的な防災対策を推進する (2) 計画的耐震改修防災拠点となる公共施設に対しては 耐震改修推進計画を策定し 計画的な耐震改修に努める 3 事業計画 (1) 建築物の防災対策住民に対して建築物の災害予防の知識の普及徹底を図るため 関係機関と連携のうえ 次の対策を講ずる ア建築物の耐震改修の促進建築基準法令及び建築物の耐震改修の促進に関する法律の普及と啓発を図るとともに 関係団体 ( 建築士会 建築士事務所協会 ) に対する法施行上の協力を要請し 遵法精神の高揚に努め 建築確認申請時等において防火上及び耐震上等の指導を行う 特に 地震防災対策上 改築が必要とされる児童福祉施設 老人福祉施設 障がい者福祉施設については その施設の管理者等に耐震補強や改築等の実施を求めていく イポスター掲示及びパンフレット配布建築物防災週間を中心に 公共施設 駅 公民館 その他人目につきやすい場所に掲示する (2) 耐震改修促進計画の更新 建築物の耐震改修の促進に関する法律 の改定に基づき 新たな対象として追加された公共施設について 地震による建築物の倒壊等の被害防止並びに軽減を図るため 公共施設の建築物に対する耐震診断と耐震化の目標設定や避難路の沿道の民間建物についても 斜線制限による建物の耐震化対象建物の検討が求められている 耐震診断及び耐震改修にあたっては 昭和 56 年 6 月 1 日施行の建築基準法施行令以前の耐震基準で建築された建築物を重点に実施する (3) 避難路沿いの建築物等の耐震改修の促進地震により倒壊した建築物等が津波からの避難の際に避難路の通行を妨げることを防止予防 -16

67 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 するため 津波からの円滑な避難に係る避難路沿いの建築物等の制限に関する条例 ( 平成 24 年 7 月 6 日和歌山県条例 ) に基づき 避難路沿いの建築物等の耐震化を図る 予防 -17

68 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 14 章宅地災害予防計画 ( 建設課 ) 1 現況比較的平坦な宅地が富田川 日置川河口部に展開しており 津波や河川の氾濫による被害の危険性が高い状況にあるため 住民への啓発を行うとともに 宅地開発業者への指導を強化することが必要である なお 近年は 丘陵部において宅地の開発が進んでいることから 急傾斜地に近接する住宅を災害の危険から守るための対策事業の推進が必要となってきている 2 計画方針 (1) 宅地確保宅地造成に伴い がけ崩れ 土砂の流出 擁壁の倒壊 調整池の堤防決壊等の災害を未然に防止するため 都市計画法に基づく開発許可制度 宅地造成等規制法により 法制度の周知徹底を通じて安全かつ良好な宅地の確保を図る (2) 工事規制区域等今後 丘陵部で宅地造成工事が予想される地域においては 県との協議を通じて 宅地造成工事規制区域の追加指定を検討する必要がある 3 事業計画 (1) 宅地防災月間の設定地震等により発生する宅地の崩壊及び調整池の決壊に備え 住民及び関係業者に注意を促し 必要な防災対策を講じさせるため5 月及び9 月の2 期を宅地防災月間と定め 期間中は 規制区域内の巡視を計画的に行い 現地で適切な指導を行う また 広報活動を実施して住民へのPRに務める 宅地開発の際は 開発指導要綱に基づいて 指導の徹底を図る (2) 宅地防災工事の貸付金制度の活用改善を必要とする宅地について 住宅金融支援機構による貸付制度についてPR 及び指導を行う (3) 被災宅地危険度判定体制の整備大地震等により宅地が大規模かつ広範囲に被災した場合 二次災害を防止 軽減し 住民の安全確保を目的として 和歌山県被災宅地危険度判定実施要綱に基づき 被災宅地の危険度判定を実施する必要があるため 県が開催する講習会への担当者の派遣を実施し 宅地判定士を養成するともに 判定活動の円滑な実施を図るため 実施体制の整備を行う 予防 -18

69 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 15 章下水道等施設災害予防計画 ( 上下水道課 ) 1 現況下水道等は 生活基盤を支える重要なライフラインのひとつであり 居住環境の改善及び水環境の保全のために重要な施設である 町内の下水道の普及率の向上に努めるとともに 災害時の安全についても確保する必要がある 2 計画方針 災害時においても住民の安全で衛生的な生活環境を確保するため 下水道等の機能を最低限 維持するとともに 施設の被害を最小限に抑え 早期の機能回復を図る 3 事業計画 (1) 災害に強い下水道等の整備下水道等施設の施工にあたっては 自家発電装置や設備の二元化 耐震 耐水化など災害に強い下水道等の整備を図る (2) 応急復旧体制の強化被害状況の迅速な把握及び早急かつ円滑な復旧を図るため 被災の可能性が高い地区の把握及び施設管理図書を保全 整備する (3) 相互応援体制の活用施設の点検 復旧要員の確保を図るため 近隣市町による応援体制の整備を行い また必要な場合には下水道事業災害時近畿ブロック応援体制等の相互応援体制の活用を図る 予防 -19

70 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 16 章上水道施設災害予防計画 ( 上下水道課 ) 1 計画方針大規模な地震の発生に備え 重要性 緊急性を考慮し 優先順位を付けて 水道施設の耐震性の強化を図るとともに 被害を受けた施設の復旧を速やかに行い 飲料水を確保することを目的とする 2 事業方針 (1) 耐震化町の水道施設の新設 改良 拡張計画等に合わせ 諸条件を考慮したうえで 施設を耐震化し 地震等による被害を最小限にする (2) 連絡体制単独で水道施設の応急対策が困難な場合 速やかに県内水道事業体 関係団体及び他の府県へ応援要請ができるよう連絡体制を整備する 3 実施計画 (1) 順次計画既存施設の立地条件や老朽度合い等を含め 施設の再点検を実施し 順次 計画的に防災事業を進める (2) 相互支援体制応急復旧及び応急給水の行動指針を作成し 緊急時の組織体制及び相互支援体制の整備を進める (3) 施設整備給水タンクの整備 臨時給水施設の整備を進める 予防 -20

71 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 17 章文化財災害予防計画 ( 教育委員会 ) 1 現況本町における文化財保護法により指定された重要文化財 ( 国宝を含む ) 及び記念物等並びに県文化財保護条例により指定された有形文化財及び記念物等は 合計 26( 国指 7 県指 19) となっている 2 計画方針町内には 歴史的に価値の高い史跡があり 世界遺産に登録されているものもある これら文化財を保存し 後世に伝えるためには万全の配慮が必要であるため 予想される災害に対して予防対策を計画し 施設の整備を図るとともに 文化財保護思想の啓発 普及及び指導の強化を推進する 3 事業計画町教育委員会 消防機関及び文化財の所有者又は管理者は 下記について具体的な事業計画を立て 災害防止対策を実施する (1) 施設整備等火災対策として 火気の使用制限 たき火 禁煙区域の設定 自動火災報知設備の設置 漏電火災警報器設置 消火栓設備 ( 貯水槽を含む ) の整備を推進する (2) 文化財保護思想の普及及び訓練文化財保護月間 文化財防火デー等の行事を通じて防火防災の趣旨の周知徹底を図る (3) 文化財の被災状況の報告文化財の所有者又は管理者は 災害により文化財が被災した場合は その被災状況を直ちに町教育委員会に報告する 町教育委員会は 管内の文化財の被災状況を取りまとめて 県教育委員会に報告する 予防 -21

72 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 1 節危険物災害予防計画 ( 消防本部 ) 第 18 章危険物等災害予防計画 1 現況産業活動の高度化 多様化やモータリゼーションの進展 生活様式の変化等により 危険物の取扱量は大幅に増加し 身近な場所で危険物を取り扱ったり 貯蔵することが多くなっている 町内には危険物を取扱う事業所が 86 箇所 製造所等が 133 箇所あり 災害予防に努める 2 計画方針地震災害時における危険物による二次災害の発生拡大を防止するため 関係機関と連携して保安体制の強化 法令に定める適正な保安措置を講じるとともに 危険物施設の耐震性の強化 保安教育及び訓練の徹底 自衛消防組織の育成及び防災思想の普及啓発の徹底を図る 3 事業計画 (1) 保安教育及び防災訓練の実施ア危険物を取り扱っている事業所の管理責任者 危険物保安統括管理者 危険物保安監督者 危険物取扱者 危険物施設保安員に対し 保安管理の向上を図るため 消防関係機関等と協力して講習会 研修会などの保安教育を実施するとともに 災害を想定した防災訓練を実施する イ危険物安全週間に保安啓発活動を実施する (2) 規制の強化危険物施設の立入調査を適時実施し 強力な行政指導を行う ア危険物施設の位置 構造及び設備の維持管理に関する指導の強化 イ危険物の運搬 積載の方法についての指導の強化 ウ危険物施設の管理者 危険物保安監督者に対する指導の強化 エ危険物の貯蔵取扱い等安全管理についての指導 (3) 自衛消防組織の強化促進ア自衛消防隊の組織化を推進し 自主的な災害予防体制の確立を図る イ隣接する危険物を取り扱う事業所の相互応援に関する協定を促進し 自衛消防力の確立を図る (4) 避難 救助及び救急 白浜町消防計画 の定めるところによる 予防 -22

73 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 2 節高圧ガス災害予防計画 ( 消防本部 ) 1 現況町内の高圧ガスの製造事業所は 19 箇所 貯蔵所が2 箇所 販売所が 20 箇所となっている また 液化石油ガス (LPG) は 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律に基づき 液化石油ガス販売事業所 (LP ガス地域防災協定を締結 )5 箇所は 事故防止に努めている 2 計画方針高圧ガス及び液化石油ガスによる災害の発生及び拡大を防止するため 保安意識の高揚 立入検査等の強化を図るとともに高圧ガス及び液化石油ガスの保安に関する自主的な活動の促進を図り 災害予防対策を推進する 3 事業計画 (1) 保安思想の啓発ア高圧ガス関係法令の周知徹底 イ各種講習会 研修会の開催 ウ高圧ガス取扱いの指導 エ保安活動促進週間における各種事業の開催 オ LPガス消費者安全月間における啓発活動の実施 (2) 規制の強化ア製造施設 貯蔵所又は消費場所等の調査確認の実施 イ各事業所における実態把握と各種保安指導の実施 (3) 自主保安活動の促進ア各事業所における自主保安体制の確立 指導 イ自主保安教育の実施徹底 ウ有資格者の充実と資質の向上 エ各事業所における防災活動 応急措置訓練の実施徹底 オ安全器具等の設置促進 カ町内関係団体の育成と自主保安活動の促進 第 3 節放射性物質事故災害予防計画 ( 消防本部 総務課 ) 1 現況放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に基づき 放射性同位元素等の使用の許可を受け 又は使用の届出をしている事業所は 平成 26 年 3 月 31 日現在 町内に8 事業所あり その全てが民間機関である 予防 -23

74 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 2 計画方針放射性物質の取扱いによる事故 運搬中の事故 金属スクラップ等に混入した放射性物質が発見される等の事故の発生及び事故による被害の拡大を防止するため 関係法令の遵守 保安意識の高揚 通報体制の整備 防災関係資料の把握等の対策を推進する 3 事業計画 (1) 放射性物質取扱業者は 関係法令を遵守するとともに 安全管理に万全を期する (2) 放射性物質取扱業者は 事故の発生のおそれがあるとき及び事故が発生したときの連絡通報体制及び防災関係機関への情報提供体制を確立する (3) 町は 事故等の連絡通報体制 ( 夜間 休日を含む ) 及び受信した情報の連絡通報体制を確立する (4) 町は 放射性物質使用事業所 放射線防護資機材の保有状況等の防災対策資料の把握に努める 予防 -24

75 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 19 章公共的施設災害予防計画 第 1 節公衆電気通信施設災害予防計画 ( 西日本電信電話株式会社和歌山支店 ) 本節は 地震防災の災害予防に関する措置について 基本となる事項を定めたものである 1 地震防災教育地震防災応急対策に関与する社員並びに一般社員に対し それぞれに応じた地震防災上必要な知識が徹底するよう次に掲げる事項に関し 教育を行う (1) 東南海 南海地震に伴い発生すると予測される地震動及び津波に関する知識 (2) 地震及び津波に関する一般的な知識 (3) 地震防災対策として現在講じられている対策に関する知識 (4) 地震が発生した場合等において社員が果たすべき役割と具体的にとるべき行動に関する知識 (5) その他必要とする事項 2 地震防災訓練大規模地震を想定し 地震防災応急対策の実施上必要な次に掲げる内容の防災訓練を年 1 回以上実施する (1) 津波警報等の伝達 (2) 非常招集 (3) 大規模地震発生時の災害応急対策 (4) 避難及び救護 (5) その他必要とする事項 3 防災訓練への参加 中央防災会議 或いは都道府県 市町村防災会議等が主催して行う防災訓練に積極的に参加 し これに協力する 4 地震防災広報地震防災広報は 基本計画編第 3 編第 13 章第 1 節 5 災害時における広報 による 第 2 節電力施設災害予防計画 ( 関西電力株式会社和歌山支店 ) 1 計画方針 電力施設の災害を防止し 又発生した被害を早期に復旧するため 災害発生原因の除去と防 災環境の整備に常に努力を傾注する 予防 -25

76 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 2 事業計画水力 火力 送電 変電 配電 通信の各設備毎に 次のような予防措置を講ずる (1) 水力発電設備ダムについては 発電用水力設備の技術基準 河川管理施設等構造令およびダム設計基準に基づき 堤体に作用する地盤振動に耐えるよう設計する 水路工作物ならびに基礎構造が建物基礎と一体である水車および発電機については 地域別に定められた地盤震度を基準として構造物の応答特性を考慮した修正震度法により設計を行う その他の電気工作物の耐震設計は 発電所設備の重要度 その地域で予想される地震動などを勘案するほか 発電用水力設備の技術基準に基づいて行う 建物については 建築基準法による耐震設計を行う (2) 火力発電設備機器の耐震は 発電所設備の重要度 その地域で予想される地震動等を勘案するほか 発電用火力設備に関する技術基準等に基づいて設計を行う 建物については 建築基準法による耐震設計を行う (3) 送電設備ア架空電線路 - 電気設備の技術基準に規定されている風圧荷重が 地震動による荷重を上回るため 同基準に基づき設計を行う イ地中電線路 - 終端接続箱 給油装置については 変電所等における電気設備の耐震対策指針 に基づき設計を行う 洞道は土木学会 トンネル標準示方書 等に基づき設計を行う また 地盤条件に応じて可とう継手や可とう性のある管路を採用するなど 耐震性を配慮した設計とする (4) 変電設備機器の耐震は 変電所設備の重要度 その地域で予想される地震動等を勘案するほか 電気技術指針 変電所等における電気設備の耐震対策指針 に基づいて設計を行う 建物については 建築基準法による耐震設計を行う (5) 配電設ア架空配電線路 - 電気設備の技術基準に規定されている風圧荷重が地震動による荷重を上回るため 同基準に基づき設計を行う イ地中配電線路 - 地盤条件に応じて 可とう性のある継手や可とう性のある管路を採用するなど 耐震性を配慮した設計とする (6) 通信設備屋内設置装置については 構造物の設置階を考慮した設計とする 予防 -26

77 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 3 節鉄道施設災害予防計画 ( 西日本旅客鉄道株式会社和歌山支社 ) 1 計画方針列車運転の安全確保を確立して輸送業務を災害から未然に防止し 地震災害発生という異常時においても常に健全な状態を保持できるよう 早期復旧及び輸送の確保を図って社会的使命を果たす また 災害の発生するおそれがある場合の警戒体制を予め策定しておき 更に線路施設等の被災状況を的確に把握して 広域災害に対処する体制を確立して輸送の円滑化を図る 2 事業計画地震災害に対して 防災施設の維持 改良はおおむね次の事項について計画する (1) 橋りょうの維持 補修及び改良強化 (2) 河川改修に伴う橋りょう改良 (3) のり面 土留の維持及び改良強化 (4) トンネルの維持 改修及び改良強化 (5) 落石防止設備の強化 (6) 建物設備の維持 修繕 (7) 電力 通信設備の維持 補修 (8) 空高不足による橋けた衝撃事故防止 (9) 線路周辺の環境条件の変化による災害防予防の強化 (10) 鉄道事故及び災害応急処理要領に基づく 旅客対応支援体制の推進 (11) その他防災上必要なもの 予防 -27

78 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 20 章地震 津波観測施設等整備計画 ( 和歌山地方気象台 和歌山県 ) 1 現況 (1) 地震発生状況等の把握地震が発生した場合 その観測結果の迅速かつ正確な解析を行い 津波警報 注意報 予報 地震及び津波に関する情報の発表を行うことが重要である そのため 気象庁では常時地震観測施設を概ね 60 キロメートル以下のメッシュで展開し 地震活動の常時監視を行っている また 地震発生後の初動体制を確立するためには きめ細かな震度情報が重要である このため和歌山県 ( 独 ) 防災科学技術研究所及び和歌山地方気象台では県内の震度計の整備を進め 平成 9 年 11 月 10 日より順次和歌山県及び ( 独 ) 防災科学技術研究所の震度データを和歌山地方気象台から発表されるようになった このことにより 県内の震度観測点は 10 地点から 57 地点となった これらのデータ及び県内の潮汐観測施設のデータは 大阪管区気象台にオンラインで収集され その解析の成果は津波警報 注意報 予報や地震及び津波に関する情報として発表される 和歌山地方気象台では 和歌山県に対し 津波警報 注意報 予報の伝達や情報の伝達及び発表を行っている なお 町内の観測施設は 和歌山地方気象台が所管する地震観測所が1 箇所 巨大津波観測所が1 箇所 潮位観測所が1 箇所 和歌山県が所管する地震観測施設が1 箇所となっている (2) 観測精度の保持地震及び津波観測の精度を保持するため 和歌山地方気象台では大阪管区気象台と協力して県内に所在する常時地震観測施設等の管理点検を行う 2 計画方針和歌山地方気象台及び和歌山県は 地震 津波による災害の未然防止並びに軽減に資するため 津波警報 注意報 予報 地震及び津波に関する情報の高度化及び迅速な伝達を図るとともに 地震 津波の状況の的確な把握に必要な観測施設の整備及び観測点の整備並びに維持運営に努めるものとする 町は 津波災害の予防対策として 津波ハザードマップを作成し 地域住民等に対して津波危険予測地域の周知を行う また 避難場所について 避難が有効かつ適切に行われる場所を指定するとともに 本計画に避難指示の伝達方法 避難誘導の方法等について定めるものとする 3 事業計画 (1) 和歌山地方気象台ア津波警報 注意報 予報 地震及び津波に関する情報 a 情報の内容充実及び伝達の迅速化 b 地震発生直後の即時的情報の高度化 予防 -28

79 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 c 気象台と防災関係機関との連携強化 d 地震に関する知識の広報 啓発活動イ津波浸水予測図の普及と技術支援 協力市町村が 地域防災計画における津波対策強化の手引き 及び 津波災害予測マニュアル を活用して行う津波浸水予測図の作成及び活用に関して 町からの要請により 技術的な支援 協力を行う ウ観測システムの整備 充実 (2) 県ア震度情報ネットワークシステム県は 県内各地に設置した計測震度計から 正確かつ詳細な震度情報の迅速な収集 伝達を維持 整備するよう努めるものとし 初動体制及び広域的な応援体制の早期確立等を図るものとする イ港湾防災ネットワークシステム県は 港湾防災関連施設整備事業で平成 9 年度から平成 13 年度までに 県下の主要港湾等 (3 箇所 ) に潮位計 ( 津波計 ) を設置して リアルタイムにデータ収集を行い 台風時の高潮 異常潮位 津波に対しての観測設備を整備した また 平成 21 年 4 月より白浜沖に近畿地方整備局が設置しているGPS 波浪計のリアルタイムデータを取得できるようになり 関係機関と協力し的確な津波情報の伝達に努める (3) 町ア避難誘導標識等の整備町は 避難路や避難場所について日頃から住民に周知を図るとともに 避難誘導標識等を整備し 観光客等地理不案内な者に対しても避難場所がわかるよう配慮するものとする 予防 -29

80 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 1 節消防施設整備計画 ( 消防本部 ) 第 21 章防災救助施設等整備計画 1 現況本町には常備消防機関として消防本部 消防署が設置されており 消防職員 79 名 ( すさみ消防署員を含む ) 消防団 16 分団 消防団員 339 名により消火活動を行っている 消防本部の消防車両は ポンプ車 化学車 救急車など 23 台 消防団ポンプ車両等 29 台を備えている 2 計画方針近年における災害の複雑化 多様化及び大規模化に対処するため 消防施設整備計画に基づく消防施設の計画的な充実強化 特に リゾートホテル等の超高層建築物に対応した はしご付消防自動車 救助工作車 化学消防自動車等の科学消防施設の充実に努める 3 事業計画 (1) 消防機械器具の整備消防ポンプ自動車 小型動力ポンプ等基幹消防力の充実を図るとともに 特殊災害に対処するため はしご自動車等の整備拡大を図る (2) 救助工作車 資機材の整備災害時における救助活動の迅速化 的確化を図るため 救助工作車 資機材の整備を促進する (3) 化学消火薬剤の備蓄危険物等の火災に備えて泡消火薬剤等の備蓄に努める (4) 消防水利の整備消火栓の新設 増設及び防火水槽等の設置により消防水利の確保に努める 第 2 節救助物資等備蓄計画 ( 総務課 住民保健課 ) 1 現況災害に備え 被服 寝具 その他生活必需品 医薬品等を備蓄しておくことが必要であり 食料 毛布などを定期的に購入し 各地区の避難所等に備蓄している また 診療所は 薬剤の備蓄に努める 2 計画方針 (1) 町での備蓄災害に際し 災害対策基本法及び災害救助法その他により実施する災害応急対策を円滑に実施できることを目的として 救助物資の備蓄及び流通備蓄の推進並びに備蓄倉庫の整 予防 -30

81 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 備を図る なお 備蓄品目 備蓄量の設定に当たっては 以下の事項に特に留意する ア被災地で求められる物資は 時間の経過とともに変化することを踏まえること イ要配慮者や女性 子供など 様々な避難者のニーズに対応した物資を確保すること ウ物資の確保に当たっては 夏季には扇風機等 冬季には暖房器具 燃料等も含めること (2) 家庭 事業所での備蓄各家庭 事業所等での備蓄をパンフレット 広報により啓発し 家庭や事業所での備蓄を促進する また 社会福祉施設等に協力を要請して 町有施設以外での備蓄 ( ところてん方式 ) も検討する さらに 地元業者や民間観光施設管理者との相互協力の協定の締結を推進する 3 事業計画 (1) 被服 寝具 その他生活必需品被服 寝具 その他生活必需品については 計画的に備蓄を行っていくが その耐用年数等に鑑み 多量の備蓄を行うことは困難であることから 被災時において必要な物資は現地調達することを原則とし 関係事業者との調達や輸送に関する協定の締結を推進する (2) 医薬品震災時に必要な医薬品としては 解熱消炎鎮痛剤 抗生物質製剤 全身麻酔 局所麻酔 止血剤 消毒 外皮用剤 強心 昇圧 利尿剤 血液代用剤 血液製剤等が考えられる 震災発生初動期 3 日間の救護医療に必要な医薬品等を確保するべく努める (3) その他必要な物資アレルギー対応食や装具など 被災者の特性に応じた物資が確保できるよう 関係する事業者やNPO 法人 各種グループ等と連携し 緊急時の情報伝達方法 物資の搬送方法などについて検討を進める (4) 備蓄倉庫の整備災害発生時に迅速に対処するため 備蓄倉庫の整備を図る 第 3 節防災拠点施設整備計画 ( 施設所管各部署 ) 1 計画方針震災に際し 災害応急対策の拠点として 平常時には防災に関する住民の啓発 教育の機能を有する施設として 役場本庁舎 行政事務所 消防本部 消防署といった防災拠点施設の整備に努めるものとする 2 事業計画 被害想定結果に基づき 防災拠点の適切な配置計画 分担すべき機能等を盛り込んだ整備計 画を策定するものとし 防災拠点となる公共施設等の耐震化における数値目標の設定等の実施 予防 -31

82 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 に努めるものとする また 公共建築物の耐震診断の実施状況や実施結果をもとにした 耐震性に係るリストの作成及び公表に努めるものとする その際 既存の防災機能を有する用地については その利活用 相互補完等について検討を行うものとする (1) 南海トラフの巨大地震による津波浸水想定区域内にある防災拠点施設である日置川消防署を高台に移転する (2) 大規模災害時に防災拠点となる役場本庁舎の耐震改修を進める 第 4 節避難所整備計画 ( 総務課 日置川事務所 民生課 ) 1 現況本町では 地区別に 小 中学校 公民館 集会所などの施設を避難所に設定している また 防災マップを住民に配布し 避難所の位置や避難の際の留意点などを広報 啓発している 避難所のなかには がけ地や河川 海岸に近い場所に立地している施設や木造施設で建築後かなりの年数を経過し 老朽化が進んでいる施設もあり 見直しが必要となっている 2 計画方針 災害時における避難者の安全確保のため 避難所の設定 指定及び整備を推進する 白浜町における避難所等の考え方 項目 種別 説明 避難路 避難路 避難場所 避難所に通じる道 一般的な道路のほか 町や地域が整備した高台へ至る道や階段等を指す 指定避難路 避難路のうち 町が指定するもの 避難経路 避難経路 避難場所 避難所に至る経路 避難の選択肢を確保するため あらゆるルートを想定すべきである 避難場所 初期避難場所 災害の直接の危険性から逃れるために避難する場所 高台のほか 津波避難ビル 津波避難タワー等を指す 指定緊急避難場所 初期避難場所のうち 災害対策基本法第 49 条の4に基づき町が指定するもの 避難所 避難所 災害の直接の危険性が去ったあと 避難生活をするために避難する施設 指定避難所 避難所のうち 災害対策基本法第 49 条の7に基づき町が指定するもの 福祉避難所 避難所での生活において特別な配慮を必要とする者を 収容し 保護するところをいう 予防 -32

83 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 3 事業計画 (1) 避難所の設定 指定 整備ア町は 施設管理者と協力し 災害により避難を必要とする住民等を収容することのできる施設を避難所として設定する その際 施設の状況や地域の災害特性を考慮し 必要に応じ 設定の見直しや施設の整備を行う イ町は 災害対策基本法第 49 条の7に基づき 災害対策基本法施行令第 20 条の6で定める基準に適合する施設を指定避難所として指定する (2) 福祉避難所の設定町は 災害対策基本法施行規則第 1 条の9に定める基準を満たす施設について 福祉避難所としての設定を推進する (3) 津波避難施設の整備 避難所の追加リゾートホテル リゾートマンションなどは津波避難施設として位置づけ 民間施設管理者との応援協力協定の締結を促進し 新たな避難所として追加検討する 予防 -33

84 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 22 章防災行政無線等整備計画 ( 総務課 ) 1 現況本町では 町全域において防災行政無線 ( 同報系 ) を運用しており 役場本庁及び日置川事務所に固定局 町内 143 箇所に屋外受信局を設置している また 一部の家庭に戸別受信機を設置している その他 旧白浜町地域については防災行政無線 ( 移動系 ) を運用しているほか 全国瞬時警報システム (J-ALERT) 登録制メールサービス テレドームを利用した電話サービス 衛星携帯電話 特設公衆電話 災害時優先電話 和歌山県総合防災情報システムを導入し 内外への情報伝達手段の確保を図っている 2 基本方針災害発生時における住民への的確な情報伝達を可能とするとともに 被害情報等を迅速に収集し 関係機関相互の連絡を円滑に行うことができるよう 平常時から通信施設等の整備 点検に努める 3 実施計画 (1) 防災行政無線運用体制の充実無線従事者の資格取得の拡充を図る (2) 防災行政無線 ( 同報系 ) 設備の保守点検を毎年実施するとともに デジタル化に対応した設備の整備を推進する (3) 防災行政無線 ( 移動系 ) 設備の点検を定期的に実施するとともに 設備の整備充実を図る (4) 全国瞬時警報システム (J-ALERT) J-ALERTを導入し 防災行政無線 ( 同報系 ) 及びFMビーチステーションと連動させている (5) 登録制メールサービス防災行政無線 ( 同報系 ) の補完措置として 登録制メールサービスである 安心 安全メール を運用している (6) テレドームを利用した電話サービス防災行政無線 ( 同報系 ) の補完措置として テレドームを利用した電話サービスである 防災情報案内サービス を運用している (7) 衛星携帯電話災害時に一般の電話回線が使用できなくなった場合の対策として 衛星携帯電話の整備を推進する (8) 特設公衆電話 災害時優先電話 NTTと連携し 避難所や公共施設に災害時発信専用の電話を設置している 予防 -34

85 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 (9) 和歌山県総合防災情報システム衛星回線及び地上回線を有し 県内の防災関係機関をネットワーク化することにより情報の伝達 共有が可能な和歌山県総合防災情報システムを導入している (10) 緊急速報メール等の活用より広範に また確実に災害関連情報を伝達する手段として 各携帯電話会社の緊急速報メールや災害時伝言板などの仕組みを活用できるよう 各事業者とともに広報 PR 機会の拡充を検討する 予防 -35

86 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 23 章防災訓練計画 ( 総務課 日置川事務所 ) 1 計画方針非常災害に備えて 防災関係業務に従事する職員の災害対応力強化 防災関係機関との連携強化及び住民の防災意識の高揚を図るため より実践的な訓練を積極的 継続的に実施する また 地域が主体となった防災訓練の実施を推進する 住民は これらの訓練に積極的に参加することにより 的確な防災対応を体得するよう努めるものとする 2 事業計画訓練を行うに当たっては 訓練の目的を具体的に設定したうえで 災害及び被害の想定を明らかにするとともに あらかじめ設定した訓練効果が得られるように訓練参加者 使用する器材及び実施時間等の訓練環境などについて具体的な設定を行い 参加者自身の判断も求められる内容を盛り込むなど実践的なものになるように工夫する また 訓練後には訓練成果を取りまとめ 課題等を明らかにし 必要に応じ体制等の改善を行うとともに 次回の訓練に反映させるように努める (1) 防災訓練町 県及び防災関係機関は 大規模な災害を想定して 毎年 1 回以上実施するものとする 防災訓練を行うに当たっては 上記事項を踏まえ より実践的なものになるように工夫し 訓練結果を検証することで 年々 訓練内容が充実したものになるように努めるものとする (2) 災害対策本部運営訓練災害時において迅速 的確に災害対策本部の運営を行うため 災害対策本部の設置 被害情報の収集 整理 伝達等の訓練を行い 訓練結果を検証し 必要に応じ体制等の見直しを行う (3) 職員参集訓練等職員の職務の習熟等を図ることを目的として 職員参集訓練等を定期的に実施する (4) 地域が主体となった防災訓練自治会 自主防災組織が主催する避難訓練を中心とした防災訓練の実施を推進する (5) 各機関の訓練学校 病院 社会福祉施設 ホテル 旅館等にあっては 収容者等の人命保護のため特に避難についての施設を整備し 訓練を実施するよう努める ア訓練項目通信 予警報の伝達 避難 警備 救出 救助 医療 防疫 水防 消防 非常参集 その他訓練 予防 -36

87 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 (6) 防災訓練の留意点防災訓練にあたっては ハザードマップ等を活用するとともに ハザードマップでは危険がないと想定された地域においても 浸水する可能性があるという意識 避難は徒歩で行うというルールを徹底することを目指した避難や 避難行動要支援者に対する救出 救助 自主防災組織や事業所等との連携 非常用電源設備を用いた通信連絡手段の確保等 各地域の特性及び災害の態様等を充分に考慮するなど 実情に応じた訓練を実施する その他 高齢者 障がい者 外国人 乳幼児 妊産婦等の要配慮者に十分配慮し 地域において要配慮者の支援体制が整備されるよう努めるとともに 被災時の男女のニーズの違い等男女双方の視点に十分配慮するよう努める 予防 -37

88 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 24 章防災知識普及計画 ( 総務課 日置川事務所 建設課 教育委員会 ) 1 現況災害が発生した時に対応できるように 町では防災関係機関と協力して 防災マップやパンフレット等の配布や講習会の開催等を行っている また 老人クラブや保育園児 小学生を対象に防災講演会や消防施設の見学を行い 地震体験車の利用なども行っている 2 計画方針大規模災害による被害を最小限にくい止めるには 防災関係機関による防災対策の推進はもとより 住民一人ひとりが日頃から防災についての認識を深め 災害から自らを守るとともにお互いに助け合うという 自助 共助 を基にした意識と行動が求められる そのため 町をはじめとする防災関係機関は 自らの職員に対して防災教育を実施するとともに 自治会 自主防災組織や各種団体 各企業などの多様な主体の関わりの中で 防災知識の普及に努め 住民に対し必要な防災情報を提供し 災害に対する正しい知識の普及 啓発を図り 大規模災害時における適切な判断力の養成に努めるものとする また その際 障がい者 高齢者 外国人 乳幼児 妊産婦等の要配慮者や男女のニーズの違い等に十分配慮するよう努めるものとする 3 事業計画 (1) 職員に対する防災教育防災関係機関は 防災業務に従事する職員に対し 災害時における適正な判断力を養い 各機関における防災活動の円滑な推進を期するため 下記の方法等により あらゆる機会を利用して防災教育の普及徹底を図る ア教育の内容白浜町地域防災計画 ( 地震 津波災害対策計画編 ) 及びこれに伴う各機関の防災体制と各自の任務分担に関すること 1 地震 津波対策の現状と課題 2 地震 津波の原因 対策等の科学的 専門的知識に関すること 3 過去の主な被害事例に関すること 4 防災関係法令の運用に関すること 5 土木 建築その他地震 津波対策に必要な技術に関すること イ教育の方法 1 講習会 研修会等の開催 2 防災活動の手引等印刷物の配布 ( 職員防災体制 避難所運営マニュアル ) 3 見学 現地調査等の実施 (2) 一般住民に対する防災知識の普及防災関係機関は 単独又は共同して 住民の地震 津波災害時における心得等防災に関する知識の普及を図るため 次により防災広報に努める 予防 -38

89 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 ア普及の内容 1 地震及び津波に関する一般知識 a 津波の第一波は引き波だけでなく押し波から始まることもあること 第二波 第三波などの後続波の方が大きくなる可能性や数時間から場合によっては一日以上にわたり継続する可能性があること さらには 強い揺れを伴わず 危険を体感しないままに押し寄せる いわゆる津波地震や遠地地震の発生の可能性など 津波の特性に関する情報 b 地震 津波は自然現象であり 想定を超える可能性があること 特に地震発生直後に発表される津波警報等の精度には一定の限界があること 浸水想定区域外でも浸水する可能性があること 避難場所の孤立や避難場所自体の被災も有り得ることなど 津波に関する想定 予測の不確実性 2 過去の主な被害事例 3 正確な情報の入手 ( 防災行政無線 安心 安全メール 防災情報案内サービス F Mビーチステーション テレビ和歌山データ放送 防災わかやまメール配信サービス ナビアプリ等 ) 4 地震 津波災害対策の現状 5 平常時の心得 ( 準備 ) a 食料 飲料水 携帯トイレ及びトイレットペーパー等の備蓄 家庭においては消費しながらの備蓄 ( ところてん方式 ) を行い1 週間分程度とする b 非常持ち出し品の準備 c 負傷の防止や避難路の確保の観点からの家具等の転倒防止対策 ブロック塀等の転倒防止対策 ガラスの飛散防止対策 d 避難路及び避難場所の把握 e 災害時の家族内の連絡体制の確保 f 要配慮者の所在把握 6 地震 津波発生時の行動及び応急措置 a 様々な条件下 ( 家屋内 路上 自動車運転中など ) で地震発生時にとるべき行動 b 緊急地震速報 津波警報 注意報発表時や避難勧告等発令時にとるべき行動 我が国の沿岸はどこでも津波が襲来する可能性があり 強い地震( 震度 4 程度 ) を感じたとき又は弱い地震であっても長い時間ゆっくりとした揺れを感じたときは 迷うことなく迅速かつ自主的にできるだけ高い場所に避難すること 避難にあたっては徒歩によることを原則とすること 自ら率先して避難行動を取ることが他の地域住民の避難を促すこと 地震による揺れを感じにくい場合でも 大津波警報を見聞きしたら速やかに避難すること 標高の低い場所や沿岸部にいる場合など 自らの置かれた状況によっては 津波警報でも避難する必要があること 海岸保全施設等よりも海側にいる人は 津波注意報でも避難する必要があること c 初期消火活動をおこなうとともに 消防機関に協力する 予防 -39

90 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 d 近隣の負傷者 災害時要援護者の救助 e 避難場所での活動 f 国 県 公共機関等の防災活動に協力する 7 住宅等の耐震化 家具の固定等町は 建築物の耐震性強化及び家具固定の必要性について普及啓発し 住宅等の耐震化と家具固定の普及促進を図る a 建物所有者及び住民への普及啓発建築物の耐震化が建物所有者の努力義務である旨及び耐震改修の必要性について普及啓発する b 建築物相談への対応建築物等の相談に対応するため 建築士事務所協会その他の団体と協力して個々の建築物の防災に関する相談の実施に努める c 建築物耐震診断の実施必要に応じ 建築士会その他の団体と協力して個々の建築物の耐震診断の実施に努める また 実施にあたっては 昭和 56 年建築基準法施行令改正前の既存建築物に対する耐震性の確保を啓発する d 家具類の転倒 落下 移動防止大地震発生時の人的被害の多くは 室内における家具類等の転倒等によって生じていることから 町は 住民及び事業所に対し 家庭や事業所における人的被害を未然に防止するため 家具類等の転倒 落下 移動防止対策の普及に努めるものとする 8 緊急地震速報の正しい活用方法イ普及の方法各報道機関に協力を求めるほか 各種の広報媒体を活用して周知徹底を図るものとする 1 コミュニティFMをはじめとするラジオ テレビ及び新聞の利用 2 町ホームページ 広報紙 広報車の利用 3 パンフレットの利用 4 映画 スライド等による普及 5 講習会 講演会等の開催及び訓練の実施 6 防災マップ等の作成 住民への配布 7 地震体験車の利用 8 その他 (3) 要配慮者に対する啓発ア福祉施設等において災害に関する理解を深めるため 防災教室等を開催する イ町及び関係機関の実施する防災訓練への積極的参加を呼びかける ウ要配慮者に配慮した 防災に関する資料の作成 配布等を検討する 予防 -40

91 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 (4) 災害教訓の伝承町及び県は 過去に起こった大災害での教訓や災害文化を確実に後世に伝えていくため 大災害に関する調査分析結果や映像を含めた各種資料を広く収集 整理し 適切に保存するとともに 広く一般に閲覧できるよう公開に努める また 災害に関する石碑やモニュメント等の持つ意味を正しく後世に伝えていくよう努める 住民は 自ら災害教訓の伝承に努める 町及び県は 災害教訓の伝承について啓発に努めるほか 大規模災害に関する各種資料の収集 保存 公開等により 住民が災害教訓を伝承する取組を支援する (5) 学校での防災教育学校においては 児童生徒が自らの命を守る主体者となるための 災害予防に関する教育を行う一方 あらゆる災害に対して冷静に対処できるよう定期的に避難訓練等を実施する 主な内容は 以下のとおりとする ア火災の初期消火方法イ避難方法及び時期ウ 和歌山県防災教育指導の手引き を活用した防災学習エ歴史資料等を活用した防災文化の形成オ 津波避難 3 原則 津波てんでんこ の浸透カ実践的な避難訓練や地域と連携した避難訓練の実施キ身近な安全対策 ( 耐震化 家具固定等 ) を子どもから発信する減災運動 予防 -41

92 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 25 章自主防災組織整備計画 ( 総務課 ) 1 現況住民の隣保共同の精神に基づく自主防災組織の整備充実は 防災意識の高揚並びに災害時における人命の安全確保を図るうえで重要なことであり これの育成強化について 整備を行う また 多数の者が出入りし 又は利用する施設 危険物を製造 もしくは保有する工場 事業所等においても 自主的な防災組織を編成し 大規模な災害 事故等に備える さらに 災害時行動マニュアルの作成 防災体制の整備 防災訓練等の実施 地域の防災訓練への積極的な参加及び地域住民と連携した防災活動等 企業の災害時における地域に果たす役割を十分認識し 防災活動の推進を図る 2 計画方針 (1) 自主防災組織の具体的活動自主防災組織は あらゆる災害の予防活動をはじめ 災害時における出火防止 初期消火 被害者の救出及び安否確認 遺体の捜索 身元確認 避難立退きの受入れ 炊き出し 生活必需物資の配給 医療あっせん 応急復旧作業等について 消防機関等公共的団体と協力して応急救助活動を実施する (2) 住民組織の必要性の啓発と指導本町は 自主防災組織の設置を促進するため 本計画に必要事項を明示するとともに 地域住民に対し自主防災組織の必要性について 積極的かつ計画的な広報等の指導を行い防災に関する意識の高揚を図る また 障がい者 高齢者等の要配慮者や女性の参加の促進に努め 災害予防と応急救助活動が能率的に処理されるよう 常にこれら組織の整備拡充を図る また 地域の防災力の向上を総合的に推進するため 地域の環境や事情に精通していると同時に消防に関する豊富な知識や経験 技術を有する消防団と自主防災組織との連携 協力関係の構築を図る 3 事業計画 地域住民等の自主防災組織 (1) 白浜町地域防災計画の修正本計画に自主防災組織の整備計画を定め 自主防災組織の役割 地域区分 設置方法 本町の自主防災組織に対する育成 指導等を明らかにする (2) 住民の防災意識の高揚住民の防災意識の高揚を図るため パンフレット ポスターの作成及び座談会 講習会等の開催に積極的に取り組む (3) 自主防災組織の単位住民が自主的な防災活動を行ううえで 本町の実情に応じた適正な規模の地域を単位と 予防 -42

93 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 して組織の設置を図る ア住民が連帯感に基づいて防災活動を行うことが期待される地域イ住民が基礎的な日常生活圏として一体性を有する地域 (4) 既存組織の活用自治会等の最も住民に密接な関係にある組織を有効に活用して 自主防災組織の育成強化を図る (5) 町の指導 助言住民が自主防災組織をつくり 実際に活動していくために 本町は 自主防災計画の作成 当該自主防災組織の運営 防災資機材及び防災訓練等に対する指導 助言等を行うとともに 組織の核となるリーダーへの研修を実施する (6) 公的支援助成等町は県等の防災資機材の整備の助成を受け 自主防災組織の組織化を推進する また 白浜町防災対策事業補助金交付制度の拡充を図り 組織育成を支援する (7) 自主防災組織の内容自主防災組織は 地域の規模 態様によりその内容が異なるものであるが それぞれの組織において規約及び活動計画を定めておくものとする (8) 自主防災組織の活動ア平常時 1 防災に関する知識の普及 2 防災訓練の実施 3 火気使用設備器具等の点検 4 防災資機材の備蓄 5 近隣の高齢者 障がい者 外国人 乳幼児 妊産婦等の避難行動要支援者の所在把握イ災害時 1 情報の収集伝達 2 出火防止 初期消火及び消防機関への協力 3 責任者による避難誘導 救出 救護 ( 特に避難行動要支援者に配慮する ) (9) 地区防災計画の策定自主防災組織は 当該地区内の居住者及び当該地区に事業所を有する事業者 ( 以下 地区居住者等 という ) が共同して行う防災訓練 地区居住者等による防災活動に必要な物資及び資材の備蓄 災害が発生した場合における地区居住者等の相互の支援その他の当該地区における防災活動に関する計画 ( 以下 地区防災計画 という ) を策定することができる ( 災害対策基本法第 42 条第 3 項 ) 町は 地区防災計画素案の提案を受けた場合 町防災会議において その必要があると認めるときは 本計画に当該地区防災計画を定める ( 災害対策基本法第 42 条の2) 予防 -43

94 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 施設の自主的な防災組織 災害が発生した場合 中高層建築物 学校 劇場 病院等多数の者が出入りし 又は利用する施設及び石油 ガス等の危険物を製造もしくは保管する施設又は多人数が従事する工場 事業所においては 火災の発生 危険物類の流出 爆発等により大規模な災害発生が予想されるので これらの被害の防止と軽減を図るため 施設の代表者や責任者は 自主的な防災組織を編成し あらかじめ消防 防災計画を立てておく また 災害時行動マニュアルの作成 防災体制の整備 防災訓練等の実施 地域の防災訓練への積極的な参加及び地域住民と連携した防災活動等 企業の災害時における地域に果たす役割を十分認識し 防災活動の推進を図る (1) 対象施設ア中高層建築物 劇場 大規模量販店 観光集客施設 旅館 学校 病院等多数の人が利用し 又は出入りする施設イ石油類 高圧ガス 火薬類 毒物劇物等を貯蔵し 又は取扱う製造所 貯蔵所及び取扱所ウ多数の従業員がいる事業所等で自主的な防災組織を設置し 災害防止に当たることが効果的である施設エ雑居ビルのように同一施設内に複数の事業所があり 共同して自主的な防災組織を設置することが必要な施設 (2) 組織設置要領事業所の規模 形態によりその実態に応じた組織づくりを行い それぞれの施設において 適切な規約及び自主防災計画を策定する (3) 自主防災計画自主防災計画は 予防計画 教育訓練計画及び応急対策計画に区分して作成する ア予防計画 1 予防管理組織の編成 2 火気使用施設 危険物 準危険物 特殊可燃物の点検整理 3 消防用設備等の点検整備イ教育訓練計画 1 防災教育 2 防災訓練ウ応急対策計画 1 応急活動組織の編成 2 情報の収集伝達 3 出火防止及び初期消火 4 避難誘導 5 救出 救護 予防 -44

95 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 (4) 自主的な防災組織の活動ア平常時 1 防災訓練及び地域の防災訓練への積極的な参加 2 施設及び設備等の点検整備 3 従業員等の防災に関する教育の実施イ災害時 1 情報の収集伝達 2 出火防止 初期消火及び消防機関への協力 3 避難誘導 救出 救護 予防 -45

96 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 26 章災害時救急医療体制確保計画 ( 住民保健課 消防本部 ) 1 現況診療所を中心に医療に必要な医薬品を確保している また 県 日本赤十字社 医師会 病院協会 その他医療関係機関の協力を得て 災害時における救急医療体制の確保に努めている 後方医療としては 紀南病院 南和歌山医療センター 白浜はまゆう病院などへの搬送が考えられる このため 災害時や緊急時に対応できるように 平素から連絡体制の確保に努めている 2 計画方針 災害発生時における救急医療については 本計画を中心に県 日本赤十字社 医師会 病院 協会 その他医療関係機関の協力を得て 医療体制等の確保に努める 3 計画内容 (1) 救急 救助体制の整備消防本部等は 大規模災害時には同時に多数の要救助者や負傷者が出ることを想定し 救急 救助体制の充実強化を図る ア救助 救急用資機材等の整備 1 救助 救急用資機材 情報通信体制の整備 2 救急救命士の養成イ講習会 訓練等の実施 1 職員 消防団員への応急救護講習会 訓練の実施 2 学校 職場等での応急救護講習会の開催ウ広域的な連携体制の整備 周辺地域との相互応援協定の締結を推進し 広域的な救急 救助体制の充実を図る (2) 応急医療体制の整備災害時の医療活動が迅速かつ適切に行えるよう 医療関係機関と連携しながら 医療情報の収集 伝達体制 医療体制 医薬品の確保等を整備するものとする ア救護所の設置救護所を設置する場合の予定場所を次の場所とし 災害発生の状況により 必要に応じて設置できる体制を整える 1 集中して負傷者が出る地域 2 学校等の保健室 3 避難所 4 町の公共施設 5 その他救護所の設置が必要な場所イ連絡体制の整備町 県及び医療関係機関は連携して災害時における医療情報の収集伝達体制を構築する 予防 -46

97 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 ウ災害派遣医療チーム (DMAT) の受入れ町及び医療関係機関は 医療救護所における医療救護活動を行うための医療救護班の派遣手段 方法 並びに災害派遣医療チーム (DMAT) の受入れ手順を確立する (3) 医薬品等の確保供給体制の整備医療救護活動に必要な医薬品 輸血用血液製剤等について 備蓄を進めるとともに 和歌山県災害時医薬品等供給マニュアル に基づき 県への要請等による確保 供給体制の整備を図る (4) 災害医療コーディネーターの設置県は 災害時の医療体制を迅速かつ的確に構築するため 県災害医療本部に統括災害医療コーディネーターを配置し 二次保健医療圏 ( 白浜町は田辺保健医療圏域 ) には地域災害医療コーディネーターを配置する 予防 -47

98 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 27 章避難行動要支援者対策計画 ( 民生課 住民保健課 ) 要配慮者 とは 災害の危険を察知したり 救助を申請したり 災害に対する情報を理解したり 災害にどう対応すべきかについて 何らかのハンディを負っている人たちが該当する 具体的には 一人暮らしや寝たきり等の高齢者 身体障がい者 知的障がい者 精神障がい者 難病患者 妊産婦 乳幼児 児童 外国人などである 避難行動要支援者 とは 災害対策基本法( 第 49 条の 10) により 市町村に居住する要配慮者のうち 災害が発生し または災害が発生するおそれがある場合に自ら避難することが困難な者であって その円滑かつ迅速な避難の確保を図るため特に支援を要する者としている 1 計画方針 各地域における避難行動要支援者に対し 迅速 的確な対応を図るための体制整備について は 本計画によるものとする 2 計画内容平時における各地域での住民相互の助け合いが 災害時における避難行動要支援者対策にもつながることから 本町は 住民の自助と共助を基調とする福祉コミュニティづくりとこれを支える保健 医療 福祉サービスの連携 供給拠点を 体系的に整備するよう努める (1) 避難行動要支援者名簿の作成等本町は 自治会 区 民生委員児童委員 自主防災組織等の活動を通じ 高齢者 障がい者等の状況を把握し 避難行動要支援者台帳等を作成し 災害時に迅速な対応ができる体制の整備に努めるものとする ア避難行動要支援者名簿の作成町は 要配慮者のうち 災害が発生し または災害が発生するおそれがある場合に自ら避難することが困難な者であって その円滑かつ迅速な避難の確保を図るため 特に支援を要する者 ( 避難行動要支援者 ) の把握に努め 避難行動要支援者について避難の支援 安否の確認 生命または身体を災害から保護するために必要な措置を実施するための基礎とする名簿を作成する なお 名簿の作成 更新は民生課が行い 外部への提供は民生課及び総務課が行う 名簿の作成や活用に当たっては 以下の点に留意し行う 1 避難支援等関係者となる者町関係部署 消防署 警察署 社会福祉協議会 自治会 消防団 自主防災組織 民生委員児童委員 障害福祉事業所 高齢福祉事業所 地域支援者 2 避難行動要支援者名簿に掲載する者の範囲 a 65 歳以上の者のみの世帯の構成員のうち 特に支援を要する者 b 身体障がい者手帳 (1 級 2 級 ) の交付を受けている者 c 療育手帳 (A 判定 ) の交付を受けている者 d 精神障がい者保健福祉手帳 (1 級 ) の交付を受けている者 e 介護保険の要介護 3 以上の認定を受けている者予防 -48

99 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 f 町長が必要と認める者 3 名簿作成に必要な個人情報及びその入手方法名簿には 以下に掲げる個人情報を登録する なお 名簿の個人情報は 登録申請書を基本に登録し その内容を町関係部署が監理する情報により確認する a 氏名 性別 生年月日 b 住所 ( または居所 ) c 電話番号その他の緊急連絡先等 d 避難支援等を必要とする理由 e 上記に掲げるもののほか 避難支援等の実施に関し 町長が必要と認める事項 4 名簿の更新に関する事項 a 1 年に1 回更新 b 登録事項に変更が生じた場合は 届出によりその内容を変更する c 名簿登録者が死亡 町外転出 及び名簿登録の要件に該当しなくなった場合は 登録を抹消する 5 名簿情報の提供に際し情報漏えいを防止するために町が求める措置及び町が講ずる措置 a 名簿を外部に提供する際には 秘密の保持 施錠のある保管場所での管理 名簿複製の禁止等を明記した 提供等に関する覚書 を交わす措置を講ずる b 名簿を外部に提供する際には 避難行動要支援者に対する支援活動以外には一切利用しない旨を明記した受領書の提出を求める 6 避難行動要支援者が円滑に避難のための立退きを行うことができるための通知または警告の配慮 7 避難支援等関係者の安全確保避難支援等関係者が 避難行動要支援者について避難の支援 安否確認等を実施する際は 自身の安全確保に十分配慮したうえで実施する イ避難行動要支援者情報の共有避難行動要支援者名簿の登録情報等を活用し 個人情報保護に留意した上で 避難支援等関係者との連携を図るとともに 必要に応じて情報の共有化に努める (2) 社会福祉施設等の整備ア避難訓練の実施災害が発生したときの避難場所 避難誘導方法その他細部にわたる計画を樹立し 常に災害に注意するとともに 特に重度障がい者 寝たきり高齢者等に対する避難についての訓練を実施する イ避難予定場所の選定災害の程度種別等に応じた避難場所を選定しておき 災害が発生したときは 入所者等の保護に万全を期する ウ社会福祉施設等の対応強化社会福祉施設等を利用する人が 災害時に独力で自身の安全を確保するのは困難であ 予防 -49

100 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 ることから 防災設備 資機材等の整備 防災教育 防災訓練の充実等に努める 災害により職員が不足して充足を図る必要があるときは 資格保有者名簿等により選定補充に努めるものとする エ社会福祉施設等整備の充実化 1 社会福祉施設等の管理者は 災害に備え施設 設備等の点検と整備に努めるものとする 2 災害に備え自家発電機等災害時に必要なものの整備に努めるものとする 3 社会福祉施設等入所者利用状況を把握し 緊急時の食糧 水及び緊急ベッド等の確保に努めるものとする 4 災害に際し 地域住民の連携協力が得られるよう地域に密接した施設づくりに努めるものとする 5 耐震化等については 特に 昭和 56 年以前に建築された建物で 地震防災対策上 改築が必要とされる施設は 地震防災対策特別措置法に基づく地震防災施設緊急整備事業を活用するなどにより 耐震化や改築等を進める オ災害時に特に配慮すべき事項町は災害時に次の事項について避難行動要支援者に十分配慮することとする 1 各種広報媒体を活用した気象情報 災害情報 避難勧告等の情報提供 2 自主防災組織 民生委員児童委員 自治会 区等地域住民の協力による避難誘導 3 名簿等の活用による居宅に取り残された避難行動要支援者の迅速な発見 4 条件に適した避難所の提供や社会福祉施設等への緊急入所等対象者に応じたきめ細かな対応 5 避難所等における避難行動要支援者等の把握とニーズ調査 6 生活必需品への配慮 7 食料の配慮 ( やわらかい食品等 ) 8 手話通訳者 要約筆記者 ガイドヘルパー ( 身体障がい者の付き添いを専門に行う者 ) ボランティア等の協力による生活支援 9 巡回健康相談 電話等による相談や栄養相談等の重点的実施 10 仮設住宅の構造 仕様についての配慮 11 仮設住宅への優先的入居 12 仮設住宅入居者等への相談 訪問 安否確認 13 ケースワーカー ( 社会福祉の立場から 課題の解決や緩和のために助言 支援する援助者 ) 等の配置や継続的なこころのケア対策 14 インフルエンザ等感染症の防止 15 社会福祉施設等の被害状況調査 16 医療福祉相談窓口の設置 (3) 福祉避難所の指定等大規模災害が発生し 避難行動要支援者を多数収容し保護する必要がある場合は 次の措置をとるものとし 平常時から協定締結等必要な環境整備を行う 予防 -50

101 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 ア社会福祉施設への入所特に介護を要する者から順次町内にある特別養護老人ホーム 老人保健施設等社会福祉施設への緊急入所を要請し 一時的な保護を行い 介護など対象者に応じたきめ細かなサービス提供を行う なお 社会福祉施設においても 水 食糧その他の物資や介護用品 障がい者用機器等の備蓄に努める イ福祉避難所の指定自宅や避難所での生活が困難である避難行動要支援者等を入所させ 医療や介護など必要なサービスを提供するよう 一時的に一般の避難者とは別の避難行動要支援者専用の施設及び必要なスタッフ確保により 福祉避難所を予め指定する なお 指定する施設については 耐震 耐火 鉄筋構造に加えて避難行動要支援者等の特性を踏まえバリアフリー環境の確保 向上 維持 水 食糧その他の物資や介護用品 障がい者用機器等の備蓄に努める (4) 外国人対策町は 災害発生時に言語の不自由さで外国人が孤立せず 迅速かつ的確な対応ができるよう 地域に住む外国人に対し災害予防対策の周知に努める ア在日外国人の把握町は県と連絡調整の上各地域に住む外国人について把握するよう努めるものとする イ情報伝達体制の整備町は 外国人に対し適切な情報を提供するために外国語通訳者及びボランティア等の把握に努め 把握 協力システムの整備に努めるものとする また 外国人に対し 災害時の対応及び避難場所 避難路の周知に努める (5) その他医療保険制度 ( 国民健康保険 後期高齢者医療 ) 介護保険制度の事務処理対策町は 県 国及び関係機関と連携し 被災により被保険者証を紛失もしくは提示不可能となっていても 本人確認等により必要な医療もしくは介護サービスを受けられる体制の整備を進める ア保険医療機関等関係機関との連絡調整班の設置イ臨時医療保険相談所等の開設 1 被災時の一部負担金等について災害の被災者にあっては 受診時の一部負担金及び入院時の食事に係る負担額の猶予について 関係機関の協力を得る 2 被保険者証等の再交付被災者から被保険者証等の再交付申請があった場合 免許証等本人であることを確認の上 速やかに交付できるように関係機関の協力を得る 3 保険料の納付について保険料に係る納期限の延長や 免除について関係機関の協力を得ながら国に働きかける 予防 -51

102 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 28 章ボランティア活動環境整備計画 ( 民生課 総務課 白浜町社会福祉協議会 ) 1 計画方針災害時において 白浜町をはじめ防災関係機関は 被災者の救助 救援活動 ライフラインの復旧等の災害応急対策を実施し 住民は 地域社会の中でお互いに協力して自主的な防災活動を行うことを要求される しかし 行政の対応力を超える災害においては ボランティアの迅速かつきめ細かな対応が必要とされる そのため 日本赤十字社 社会福祉協議会 ボランティア団体等との連携を図り ボランティアコーディネーター等の育成等 災害時においてボランティア活動が円滑に行われるようその活動環境の整備に努めるものとする 2 事業計画災害時におけるボランティアは 防災ボランティアと一般ボランティアに区分される 防災ボランティアには アマチュア無線 外国語通訳 手話 介護等の専門的な知識及び技能を必要とする災害救援活動に当たる 専門ボランティア とリーダーの指揮のもとに統一されたグループとして救援活動に当たる 救援ボランティアチーム がある 一般ボランティアとは 救援物資の仕分け 搬送 炊き出し 物資の配布等の専門的な知識 技能を必要としない活動に当たるボランティアである (1) 防災ボランティアの募集 登録町内において 震災等の大規模な災害が発生した場合に 町と協力して災害救援活動に当たる防災ボランティアをあらかじめ募集 登録する (2) ボランティアコーディネーターの育成災害発生時に被災地内外から駆けつける一般ボランティアや防災ボランティアの活動を円滑にし 被災地のニーズとボランティアを効果的に結びつける役割を担うボランティアコーディネーターの養成に努める (3) 災害ボランティアセンターの体制整備災害発生時に被災地内外から駆けつける一般ボランティアや災害ボランティアの円滑な受入れ ボランティア組織間の連携 その他の機能を担う災害ボランティアセンターの体制整備を推進する (4) 発災時のためのボランティア協力ア一般ボランティアによる協力災害発生時には 次の事項につき協力依頼することになるため 社会福祉協議会等と連携して 機会あるごとに その内容を含め周知に努める 1 他の自主防災組織 ボランティア組織 自治会 消防団及び関係団体の相互間の区域分担 役割分担の調整 2 災害 被害情報の収集 整理 伝達の協力予防 -52

103 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 3 出火防止 初期消火活動の協力 4 救急 救助 救出活動 遺体の捜索等の協力 5 災害ボランティアセンターの設置支援及び運営の協力 6 避難場所の開設と運営の協力 7 給水 給食 生活必需品の配付及び物資拠点活動等の協力 8 安否情報 生活情報等の収集 伝達の協力 9 その他の応急復旧作業等の協力 10 要配慮者 ( 高齢者 障がい者等 ) の介護 看護補助 11 帰宅困難者や旅行者等の土地不案内者への支援イ専門ボランティアによる協力災害発生時には 次に掲げる技能者につき協力依頼することとなるため 平常時から関係機関と連携して 災害時における協力内容 留意事項等について理解を求めておく 1 被災建築物応急危険度判定士及び被災宅地応急危険度判定士 2 土木 建築技術者 3 医師 歯科医師 薬剤師 看護師 保健師 助産師 マッサージ師等 4 教師 保育士及びカウンセラー 介護福祉士 5 通訳 ( 外国語 手話等 ) 6 無線技士及び各種機器の修理技術者 7 自動車 重機の運転士 8 その他 (5) 防災インストラクター制度の検討町の地域特性を熟知し 災害対策の経験がある町職員 OB や消防団員 OB 専門的知識を有する者等を募集し 防災 減災活動にボランティアとして従事する防災インストラクターとして登録を行い 平常時に減災に向けた防災知識普及活動 災害時の支援活動など 防災に関わる様々な活動を行う人材を確保する制度の創設について 検討を進める なお 主な活動は以下の事項が挙げられる ア自主防災組織の活動方針 マニュアル作成支援イ自主防災組織の研修会における指導 助言ウ地区独自の防災マップ作成支援エ防災訓練への参加 予防 -53

104 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 29 章津波防災計画 ( 総務課 日置川事務所 業務所管各部署 ) 1 計画方針本町は 過去に津波被害を受けた地域であり 平成 25 年 3 月に和歌山県が公表した東海 東南海 南海 3 連動地震及び南海トラフ巨大地震の津波浸水想定においても低地沿岸部での浸水が予測されている 今後発生することが予想される南海トラフを震源とする地震による津波から住民等の命を守るため 行政 住民 関係機関が一体となって津波防災対策に取り組んでいくものとする 2 事業計画津波による人的被害の軽減には津波から逃げることが最も重要であるとの認識のもと 津波避難対策を中心に事業を実施するものとする (1) 津波避難計画の策定 ( 新想定による ) (2) 津波ハザードマップの周知 (3) 指定緊急避難場所の選定と周知 (4) 津波避難看板の充実 (5) 和歌山県 津波から 逃げ切る! 支援対策プログラムによる避難困難地域における避難対策 ( 避難路 避難場所の整備 津波避難ビルの指定 津波避難タワーの整備等 ) (6) 地域が主体となった避難路 避難場所の整備の推進 (7) 防災行政無線等の情報伝達手段の充実 (8) 津波に関する知識の普及啓発 (9) 津波避難訓練の実施 (10) 海岸線の開口部対策 ( 陸こうの常時閉鎖 ゲート化等 ) (11) 避難行動要支援者支援計画の立案 (12) 観光客の避難対策 予防 -54

105 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 30 章観光防災計画 ( 観光課 ) 本町は 県下屈指の観光地である白浜温泉を始め 椿温泉や清流日置川など温泉や数々の名勝等を有し 年間 300 万人以上が訪れる自然豊かな観光立町である 特に 白浜温泉は 白良浜などを始め 多くの観光スポットやホテル 旅館 各種レジャー施設が集積しており 夏場を中心に大勢の観光客で賑っている そのため 海水浴場での避難対策や宿泊者などの安全対策を最優先に取り組むことが必要となっている 1 計画方針次の事業に取り組み 安心 安全な観光地づくりを目指す (1) 観光客等に対する安全対策ア海水浴場の安全対策夏場に大勢の人が訪れる海水浴場に対する津波避難対策をハード ソフトの両面から検討して取り組む イ宿泊施設 観光施設利用者の安全対策宿泊施設や観光施設は 利用者に対して 大規模災害発生時における行動マニュアルを定め 避難体制を確立させる ウ津波避難ビルの指定津波から一次避難するための津波避難ビルを指定し 付近住民や観光客等不特定の人が避難できる体制を確立させる (2) 関係団体等との連携強化と相互協定観光協会 旅館協同組合 商工会等と町などの防災関係機関との連携を強化させ 緊急時の情報連絡体制など具体的な防災対策について協議しながら取り組む また 町と観光関係団体はもとより企業間においても災害時の相互協定について検討する (3) 外国人観光客や避難行動要支援者への支援に対する配慮近年の外国人観光客の増加に対応した安全対策を講じるものとする また 高齢者や乳幼児 障がい者など自力では避難できない人に対する支援策に配慮した安全対策に努めるものとする 2 事業計画 (1) 観光客等に対する安全対策ア海水浴客の安全対策町内において白浜町の指定する海水浴場は4 箇所であるが 南海トラフの巨大地震や 東海 東南海 南海 3 連動地震が発生した場合 下表のように津波が襲来すると想定されている そのため 下記の現状を踏まえ 第一波到達時間までに海水浴客を安全な高台などへ予防 -55

106 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 避難させる必要がある また 不特定多数の海水浴客を一度に迅速に避難させるためには 避難誘導標識や誘 導等 情報伝達施設の整備 充実が不可欠であるため ソフト ハードの両面からそれ らを推進していく 各海水浴場の利用者数及び津波到達想定時間 海水浴場名 ピーク時 利用者数 ( 南海トラフ巨大地震の場合 ) 1m の津波到達 時間 (3 連動地震の場合 ) 第一波到達時間 白良浜 24,300 人約 5 分 12 分 臨海浦 630 人約 9 分 12 分 江津良 780 人約 9 分 12 分 椿 420 人約 3 分 12 分 平成 25 年の和歌山県津波被害予測結果により 南海トラフ巨大地震については 各 海水浴場付近における 1m の津波到達時間を示しており 東海 東南海 南海 3 連動地 震については 地震発生後に津波の第 1 波が何分後に到達するかを示したものである ピーク時利用者数は シーズン最多日の一日当たりの延べ利用者数の 4 年間 ( 平成 23 ~26 年 ) の平均を想定値としている 具体的な対策 初期避難場所の指定と避難勧告等伝達体制の確立 緊急通報施設等の整備 ( 緊急避難のための通報システムなど ) 避難誘導体制の確立 外国人や避難行動要支援者に対する支援対策 初期避難後の措置 ( 二次的避難場所への移動や救急医療体制等 ) 海水浴場未開設時の安全対策等 イ宿泊施設 観光施設利用者の安全対策 ホテル 旅館 民宿 マンション等の宿泊施設や観光施設の耐震化を促進するととも に 大規模災害時において迅速に避難行動がとれるよう計画づくりを行う なお 町内の宿泊施設における定員は 下記のとおりとなる 予防 -56

107 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 町内における宿泊施設収容一覧 ( 白浜地域 ) ( 平成 25 年 1 月現在 ) 区分 軒数 定員 備考 ホテル 8 1,457 旅館 21 6,286 民宿 ペンション 73 2,649 国民宿舎 その他 37 3,479 合計 ,068 出典 : 町勢要覧資料編 ( 日置川地域 ) 区分 軒数 定員 備考 旅館 民宿 その他 合計 20 1,227 出典 : 町勢要覧資料編 その他 関係団体と相互関係を深め 防災力をより強化していく 上表のとおり 当町ではホテル 民宿 旅館などを有し 加えて各観光施設に大勢の観 光客が訪れることから 宿泊施設や観光施設は それらの人に対する安全対策や帰宅支援 などを実施するものとする [ 具体的な対策 ] 宿泊施設 観光施設の耐震化促進 避難誘導体制の確立 情報伝達体制の整備 外国人や避難行動要支援者に対する支援対策 初期避難後の措置( 帰宅困難者支援対策 ) (2) 関係団体等との連携強化と相互協定 観光協会 旅館協同組合 商工会等と町などの防災関係機関による協議会を組織し 緊 急時の情報連絡体制や帰宅困難者対策などを講じていく また 町と観光関係団体はもとより企業間においても災害時における相互協定について 検討していく (3) 外国人観光客や避難行動要支援者への支援 当町においても 海外から訪れる観光客が増加していることから 平常時のみならず防 災面においても観光情報の高度化を図るなどして災害時における外国人への情報伝達体制 づくりに努める また 観光施設や宿泊施設のバリアフリー化に努めるとともに災害時における避難誘導 予防 -57

108 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 などにおいても避難行動要支援者への支援を盛り込んでいく 予防 -58

109 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 31 章企業防災の促進に関する計画 ( 観光課 ) 1 現況経済の国際化が進み企業活動の停止が世界的に影響を及ぼしかねない状況下では 企業も災害時に事業を継続でき かつ 重要業務の操業レベルを早急に災害前に近づけられるよう 事前の備えを行うことの重要性が一層高まっている 企業は災害時の企業の果たす役割 ( 生命の安全確保 二次災害の防止 事業の継続 地域貢献 地域との共生 ) を十分に認識し 各企業において災害時に重要業務を継続するための事業継続計画 (BCP) を策定するように努めるとともに 災害時行動マニュアルの作成 防災体制の整備 防災訓練等の実施 事業所の耐震化 予想被害からの復旧計画策定 各計画の点検 見直し等の実施 地域の防災訓練への積極的な参加及び地域住民と連携した防災活動等 企業の災害時における地域に果たす役割を十分認識し 防災活動の推進を図る必要がある 2 計画方針企業の防災活動に対する取組みに資する情報提供等を進めるとともに 事業継続計画 (BC P) 策定の支援に努める さらに 企業のトップから一般職員に至る職員の防災意識の高揚を図り 企業の防災力向上の促進を図るものとする また 事業継続計画 (BCP) の普及啓発活動を通して 企業が防災体制の整備等を行うよう働きかける 3 事業計画 事業継続ガイドラインに基づき 企業が 事業継続計画 (BCP) の策定を行うよう 普 及 啓発を実施する 予防 -59

110 地震 津波災害対策計画編第 3 編災害予防計画 第 32 章業務継続計画及び受援計画等の策定 ( 総務課 ) 1 町における業務継続計画及び受援計画等の策定町は 大規模な災害の発生後においても行政機能を確保し 迅速かつ的確な応急対策等を実施するため 限られた行政資源をもとに業務を継続することのできる業務継続計画 (BCP: Business Continuity Plan) の策定を推進する また 迅速かつ的確な応急対策 復旧 復興対策を実施するためには国 和歌山県 関西広域連合等の多様な支援活動を適切に受け入れることが必要となるため 受援計画等の策定を推進する 予防 -60

111 第 4 編 災害応急対策計画

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113 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 1 章防災組織計画 第 1 節組織計画 ( 総務課 ) 1 計画方針大規模な地震が起こり町内に災害が発生した場合において 被害の拡大を防御し 又は応急的救助等を行うため 本計画に定めるところにより 白浜町災害対策本部 を設置し 防災関係機関との緊密な連携協力のもとに災害応急対策活動を実施する なお 災害の規模 程度等から本部を設置するに至らない場合は 本計画に定める警戒体制をもってこれに対処するものとする 2 警戒体制及び災害対策本部 (1) 警戒体制地震に関する情報や津波予報等により 災害の発生が予想される場合 災害対策本部設置以前の体制として 下表により警戒体制を発令し 地震 津波情報等の収集及びその通報並びに被害状況等のとりまとめ その他災害対策に関する連絡調整の万全を期するものとする ア警戒体制の発令の基準及び配備職員の範囲 発令の基準配備職員の範囲備考 警戒体制 東海地震注意情報が発表されたとき 白浜町で震度 3を記録したとき 和歌山県南部で震度 4 以上を記録したとき (= 田辺市以南の地域で震度 4 以上を記録し J-ALERT による防災行政無線の自動起動放送 震度速報 があったとき) その他 総務課長が必要と認めたとき 全職員 ( 各所属長が必要と認める職員を配置する ) イ伝達系統 a 各所属長は 常に職員の非常招集に関する連絡体制を整えておかなければならない b 警戒体制に必要な人員は 各所属長の裁量によるものとする c 各所属長は 警戒体制による配置人員について 総務課長に速やかに報告しなければならない d 警戒体制の発令及び解除の伝達系統は下記のとおりとする 応急 -1

114 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 伝達系統図 町長副町長教育長 総務課長各所属長全職員 消防長各消防署長 (2) 白浜町災害対策本部 町内に災害が発生し または発生するおそれがある場合には 町長は 白浜町災害対 策本部 ( 以下 本部 という ) を設置する ただし 町長の指揮を受けることができない場合は 副町長 総務課長の順位により指 揮を受けるものとする また 震災の場合 登庁不能 連絡不能という事態もありうるので 白浜町で震度 4 以 上の地震が発生したときは 副本部長または災害対策本部員のいずれかが登庁した時点で 町長の職務の代行として災害対策本部の設置を宣言する ( 本部員が当庁した時点で 自 動的に本部は設置される ) ただし 発生後 1 時間を経過しても本部員が登庁しない場合 は 登庁した職員の最上級の職にあるものが設置を宣言する 本部は 白浜町役場本庁内に設置し 富田分室を富田事務所に 日置川分室を日置川事 務所にそれぞれ設置するものとする なお 設置すべき施設が被災した場合は 次の施設へ設置するものとする ( 白浜町役場本庁 富田事務所 日置川事務所が被災した場合の設置場所 ) 白浜町災害対策本部 白浜町消防本部庁舎 同本部富田分室 清掃センター 同本部日置川分室 高齢者生活福祉センター ア本部の設置及び廃止基準並びに配備職員の範囲 1 設置基準 設置の基準 配備職員の範囲 備考 災害対策本部 東海地震の警戒宣言が発令されたとき 白浜町で震度 4 以上を記録したとき 和歌山県に津波注意報が発表されたとき 和歌山県に津波警報が発表されたとき 和歌山県に大津波警報が発表されたとき 町長が必要と認めたとき 全職員 職員は 各所属所に参集する 所属所への参集が不可能な場合 それぞれの居住地から最寄りの施設に参集する 2 廃止基準 a 災害発生のおそれが解消したとき b 災害応急対策がおおむね完了したとき c その他本部長が必要なしと認めたとき 応急 -2

115 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 イ伝達系統 a 各所属長は 常に職員の非常招集に関する連絡体制を整えておかなければならない b 各所属長は 災害対策本部による配置人員について 総務課長に速やかに報告しなければならない c 災害対策本部の設置及び解除の伝達系統は下記のとおりとする 伝達系統図 町長副町長教育長 総務課長各所属長全職員 消防長各消防署長 応急 -3

116 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 ウ組織編成 1 組織 a 本部組織本部の組織は以下のとおりとし 本部長の総括のもとに防災体制をとる 県本部長 ( 県知事 ) 組織の名称本部長 町長副町長 構成員 副本部長 教育長 消防長 県支部長 会計管理者 会計管理者 ( 西牟婁振興局長 ) 災 富田分室日置川分室 富田事務所長日置川事務所長 ( 分室長 ) 害 日置川事務所地籍調査室長 町本部長 ( 町長 ) 対 総務部 総務課長 ( 部長 ) 総務課危機管理室長 策 議会事務局長国体推進課長 本 防災部 消防本部次長 ( 部長 ) 白浜消防署長 部 調査部 日置川消防署長税務課長 組 民生部 民生課長 織 環境部 住民保健課長 ( 部長 ) 生活環境課長 商工部 観光課長 建設部 建設課長 上下水道部 上下水道課長 農林水産部 農林水産課長 教育部 教育委員会教育次長 応急 -4

117 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 b 指揮命令系統の確立 ( ア ) 災害対策本部の指揮権は本部長にあるが 本部長に事故があるときは 地方自治法第 152 条の規定を準用し 1 副本部長 ( 副町長 ) 2 総務課長の順位により指揮をとる その者に事故がある時は 町長の職務を代理する吏員の順序を定める規則に準じる ( イ ) 富田分室及び日置川分室においては 本部長の指揮のもと 各分室長が指揮をとる ただし 災害の状況等により本部長が必要と認めたときは 副本部長を分室へ派遣し その指揮を受けるものとする c 本部会議の開催災害応急対策の基本方針の決定 その他必要な事項を協議するため 本部会議を本庁会議室等において開催する 本部会議の会議内容は概ね次のとおりとする ( ア ) 報告事項 気象情報及び災害情報 配備体制について 災害対策本部各部の配備体制 県の配備体制 自衛隊及び公共機関等の配備体制 各部措置事項について 被害状況について その他 ( イ ) 協議事項 県との調整事項 応急対策への指示 各部間調整事項 県への自衛隊災害派遣要請の要否 県及び他市町村応援要請の要否 被害状況調査の実施決定 被災者に対する見舞金品給付の決定 次回本部会議開催予定日時の決定 その他 2 編成及び事務分掌 a 本部本部に分室及び部を設け 各分室に分室長 各部に部長を置く ( ア ) 各分室長各分室長は 本部長の命を受け 当該分室の指揮をとるとともに 分室に属する事務を掌握し 所属職員を指揮監督する 応急 -5

118 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 ( イ ) 各部長 各部長は 本部長の命を受け 当該部に属する事務を掌握し 所属職員を指揮 監督する ( ウ ) 編制及び事務分掌 各分室及び各部の編成及び事務分掌の概略については別表に示すとおりであっ て この表で分掌されていない災害応急対策の分担は 本部会議においてその都 度定めるものとする 白浜町災害対策本部の編成 分室及び部名 分室長及び部長 担当課 富田分室 富田事務所長 富田事務所 日置川分室 日置川事務所長 日置川事務所 教育委員会日置川教育事務所 総務部 総務課長 総務課 国体推進課 議会事務局 防災部 消防本部次長 消防本部 ( 白浜消防署 日置川消防署 ) 調査部 税務課長 税務課 民生部 住民保健課長 民生課 住民保健課 環境部 生活環境課長 生活環境課 商工部 観光課長 観光課 建設部 建設課長 建設課 上下水道部 上下水道課長 上下水道課 農林水産部 農林水産課長 農林水産課 教育部 教育委員会教育次長 教育委員会 応急 -6

119 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 白浜町災害対策本部の事務分掌 分室及び部名 富 田 分 室 日 置 川 分 室 担当課 富田事務 所 日置川事務所教育委員会日置川教育事務所 ( は特に初動期に重要な活動 は初動期以後の活動 ) 事務分掌 気象情報の受理及び伝達に関すること 分室の運営に関すること 分室会議の運営に関すること 災害対策本部等との連絡調整に関すること 避難準備情報 避難勧告 避難指示の伝達に関すること 地域の被害調査に関すること 避難所の運営に関すること 被災高齢者等要配慮者の援護に関すること 住民からの各種相談に関すること 気象情報の受理及び伝達に関すること 分室の運営に関すること 分室会議の運営に関すること 災害対策本部等との連絡調整に関すること 避難準備情報 避難勧告 避難指示の伝達に関すること 防災行政無線 通信機器に関すること 地域の被害調査に関すること 避難所の運営に関すること 被災高齢者等要配慮者の援護に関すること 情報管理機器の維持管理に関すること 災害写真等の収集 災害記録に関すること 関西電力 との情報交換及び連絡調整に関すること 住民からの各種相談に関すること 応急 -7

120 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 分室及び部名 総 務 部 調査部 担当課 総 務 課 国体推進課 議会事務局 税 務 課 ( は特に初動期に重要な活動 は初動期以後の活動 ) 事務分掌 防災会議に関すること 気象情報の受理及び伝達に関すること 災害対策本部の運営に関すること 県 関係機関への被害状況等の報告に関すること 避難準備情報 避難勧告 避難指示の発令に関すること 防災行政無線 通信機器に関すること 自衛隊の派遣要請に関すること 派遣された自衛隊 関係機関の職員の受け入れに関すること 作業雇用等に関すること 公用令書に関すること 県及び他市町村への応援依頼に関すること 自治会組織や自主防災組織との連絡調整に関すること 報道機関との連絡と相互協力に関すること 災害対策活動の広報に関すること 情報管理機器の維持管理に関すること 本庁舎の建物 設備などの被害調査に関すること 総合支所の建物 設備などの被害調査に関すること 町所管等の建物 設備などの被害調査に関すること 避難所の運営に関すること 職員の人員調整に関すること 復旧計画の総合調整に関すること 備蓄食料 資機材の調達に関すること 災害対策予算及び財政計画に関すること 災害義援金の分配に関すること その他災害対策全般に関すること 町議会との連携に関すること 各部との調整及び指示に関すること 部内各課の応援に関すること 避難所の運営に関すること 被害状況の集計取りまとめに関すること 避難所の開設 閉鎖に関すること 避難所の運営に関すること 車両の確保に関すること 税の減免に関すること 災害見舞金対象家屋等の被害調査に関すること り災証明書の発行に関すること 応急 -8

121 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 分室及び部名 民生部 環境部 担当課 民 生 課 住民保健課 生活環境課 ( は特に初動期に重要な活動 は初動期以後の活動 ) 事務分掌 災害救助法の運用 計画及び実施に関すること 被災者の安否問い合わせに関すること 要配慮者に関する人的被害調査に関すること 炊き出し及び食料の配布に関すること 日赤奉仕団等の応援要請 受け入れに関すること 被災高齢者等要配慮者の援護に関すること 施設入所者の避難に関すること ボランティアの受け入れに関すること 保育園児 幼稚園児の避難 保護に関すること 保育園 幼稚園 社会福祉施設等の被害調査 応急対策に関すること 保育機関への広報活動に関すること 避難所の運営に関すること〇災害時の応急保育に関すること 義援金品の受付 分配に関すること 災害見舞金に関すること 身元不明者引取人の確認及び処置に関すること 死亡者遺族への弔意に関すること 被災者の実態調査に関すること 生活再建支援制度等に関すること 災害救助法の運用 計画及び実施に関すること 被災者の安否問い合わせに関すること 住民個人情報のデータ管理に関すること 保健所 医療関係との連絡調整に関すること 医療救護班の編成に関すること 医療救護所の設置に関すること 医療救護全般に関すること 負傷者の収容 搬送に関すること 感染症の予防に関すること 助産及び乳幼児の救護に関すること 医療品 衛生材料等の確保に関すること 避難者のメンタルヘルスに関すること 避難所の運営に関すること 上水道を除く水の消毒に関すること 被災地域の防疫及び消毒に関すること 遺体の収容 処理及び埋火葬に関すること 埋火葬許可書 処理台帳等に関すること 廃棄物処理施設等の被害調査に関すること 仮設トイレ等に関すること ごみ処理及び清掃に関すること し尿処理及び清掃に関すること 避難所の運営に関すること 応急 -9

122 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 分室及び部名 環境部 商 工 部 農 林 水 産 部 建 設 部 上 下 水 道 部 担当課生活環境課観光課農林水産課建設課上下水道課 ( は特に初動期に重要な活動 は初動期以後の活動 ) 事務分掌 廃棄物処理及びし尿処理業者の動員に関すること 廃棄物処理施設等の応急対策に関すること 災害廃棄物の処理に関すること 災害廃棄物一時収集場所の確保に関すること 遺体の収容 処理及び埋火葬に関すること 観光者の避難 輸送に関すること 観光 宿泊施設への災害情報の周知に関すること 海水浴場利用者の避難に関すること 観光 商工業施設の被害調査に関すること 避難所の運営に関すること 中小企業被災者に対する融資に関すること 生業資金の貸付けに関すること 農林水産物の被害調査に関すること 漁港区域の樋門 水門 ゲートに関すること 農地 農林施設の被害調査に関すること 農道 林道の被害調査に関すること 漁港施設の被害調査に関すること 食糧の輸送に関すること 物資の輸送に関すること 避難所の運営に関すること 農林水産業経営体に対する支援に関すること 農林水産施設の応急対策及び復旧に関すること 道路 河川 海岸施設の被害調査に関すること 河川 海岸の樋門 水門 ゲートに関すること 土木建築関係業者への協力要請に関すること 重機による救助活動に関すること 応急復旧資機材の調達及び保管に関すること 住宅及び宅地 町営住宅の被害調査に関すること 危険箇所の調査及び立入規制に関すること 公園施設等の被害調査に関すること 応急仮設住宅建設に関すること 住宅の応急修理に関すること 建築物の応急危険度判定に関すること 被災建築物の応急措置の技術指導に関すること 障害物の除去に関すること 公共土木施設の応急対策及び復旧に関すること 水道施設の被害調査に関すること 水道に関わる広報活動に関すること 飲料水の確保及び応急給水活動に関すること 避難所 病院等への緊急給水に関すること 下水道管 施設の被害調査に関すること 応急 -10

123 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 分室及び部名 上 下 水 道 部 防 災 部 教 育 部 担当課 上下水道課 消防本部白浜消防署日置川消防署 教育委員 会 出納室 ( は特に初動期に重要な活動 は初動期以後の活動 ) 事務分掌 市街地の排水対策に関すること 仮設トイレの設置に関すること 避難所の運営に関すること 水道施設の応急対策及び復旧に関すること 下水道施設の応急対策及び復旧に関すること 消防吏員及び消防団員の動員に関すること 気象情報 災害情報の受理 伝達に関すること 消火活動に関すること 災害の予防 警戒 巡視及び防御に関すること 被災者の救助 救出に関すること 行方不明者の捜索に関すること 避難誘導に関すること 水防活動に関すること 児童 生徒の避難及び救護に関すること 教職員の動員に関すること 教育機関への広報活動に関すること 児童 生徒の被災状況調査に関すること 学校施設の被害調査に関すること 避難指定施設の運営保全管理に関すること 社会教育施設の被害調査に関すること 社会教育施設の利用者の避難に関すること 応急給食対策及び炊き出しに関すること 本部 他部との連絡調整に関すること 避難所の運営に関すること 応急教育に関すること 学用品及び教科書の調達 配分に関すること 学校施設の応急対策及び復旧に関すること 学校関係機関 その他団体との連絡調整に関すること 社会教育施設の応急対策及び復旧に関すること 社会教育団体との連絡調整に関すること PTA 等の教育団体との連絡調整に関すること 文化財施設の被害調査 応急対策及び復旧に関すること 災害対策本部の会計に関すること 避難所の運営に関すること 災害義援金の保管に関すること 注 1 災害対策本部を設置するに至らない規模の災害においても 原則として 本分担任 務に基づき任務に当たるものとする 2 各分室及び各部の長は その分担任務を確認するとともに 所属職員にあらかじめ その内容を周知しておくこと 3 各分室及び各部の長は 災害応急復旧 避難所の運営 被害状況調査 炊き出し 応急 -11

124 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 消毒など通常枠以上の人員を要する任務を遂行するにあたり所属職員のみでは 十分対応できないと判断した場合 総務部長へその旨報告し 他部からの応援を要請することができる 総務部長は その必要があると判断したときは 各分室 各部配備職員から必要な人員を動員し 動員される分室 部の長を通じて要請のあった任務を遂行するよう指示するものとする 4 各分室及び各部は 町内における人的被害 住家被害等を未然に防ぐため 所管する施設等に対し必要な措置を講じること ( 土のうによる浸水対策など ) 5 各分室及び各部は 分担任務の実施に必要な消耗品 備品等について 平時から整備しておくこと b 職員の証票等災害緊急対策において 町職員が災害対策基本法に基づき施設 家屋又は物資の所在する場所若しくは物資を保管する場所に立ち入り 調査等を行う場合は 腕章又は名札を着用する 本部職員のうち 災害応急対策の実施の当たるものは 腕章を着用する また 災害時において非常活動に使用する本部の自動車 ( 乗用車及び救助物資運送中の貨物等 ) には 原則として標旗並びに横幕を付ける (3) 白浜町災害対策普及員及び白浜町緊急時災害活動員ア白浜町災害対策普及員 職員の危機管理意識の向上及び職員防災体制に基づく より的確な災害対応を図るとともに一層の災害に強い防災まちづくりを推進するため 白浜町災害対策普及員を各課等に設置する 災害対策普及員は 課等の長からの推薦に基づき 町長が選任するものとし 課等の長が推薦する職員は 当該課の所属職員のうち 副課長級の職にあるものとする ただし 当該職が配置されていない場合は この限りでない イ白浜町緊急時災害活動員 災害時における初動期の応急対策活動を迅速かつ円滑に遂行するため 白浜町緊急時災害活動員を置く 災害活動員は 総務課 日置川事務所に所属する係長級の職にある職員のうちから 町長が任命する 応急 -12

125 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 2 節動員計画 ( 総務課 ) 1 計画方針 災害の予防及び災害応急対策を迅速かつ適確に実施するため 災害対策本部要員及びその他 職員の項目について定める 2 計画内容 (1) 動員の系統 本部における職員の動員は 次の系統で伝達する 本部長 ( 本部設置決定 ) 各分室長 各部長 ( 職員配置決定 ) 各職員 (2) 動員の伝達本部を設置したときは 総務部長は直ちに各分室長及び各部長に連絡し 連絡を受けた各分室長及び各部長は所属職員に連絡する (3) 動員の方法各分室及び各部は 動員の順位あるいは連絡の方法について 具体的に計画しておく (4) 職員の応援各分室及び各部の長は 災害応急復旧対策等の実施に当たり所属職員のみでは十分対応できないと判断した場合 総務部長へその旨報告し 他部からの応援を要請することができる 総務部長は その必要があると判断したときは 各分室 各部配備職員から必要な人員を動員し 動員される分室 部の長を通じて要請のあった任務を遂行するよう指示するものとする (5) 県の職員の派遣要請本部長は 災害応急対策又は災害復旧のために必要があると認めるときは 県知事に対し 文書等により派遣を要請するものとする (6) 他市町村等への協力体制県知事から他市町村等への協力を指示されたときは 自らの応急対策に支障のない限り積極的に協力するものとする (7) 国もしくは他の都道府県及び市町村の職員の派遣要請及び派遣のあっせん要請ア国の職員の派遣要請及び派遣あっせん要請 1 基本法第 29 条の規定に基づく国の職員の派遣要請 2 基本法第 30 条の規定に基づく国の職員の派遣あっせん要請イ他都道府県及び市町村の職員の派遣要請 1 地方自治法第 252 条の 17 の規定に基づく他の都道府県及び市町村の職員の派遣 応急 -13

126 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 要請 2 町が締結している応援協定による職員の派遣要請 3 関西広域連合による広域防災体制の枠組及び 近畿圏危機発生時の相互応援に関する基本協定 による職員の派遣要請 4 紀伊半島三県災害等相互応援に関する協定 による職員の派遣要請 5 全国都道府県における災害時の広域応援に関する協定 による職員の派遣要請 (8) 近畿地方整備局の職員の派遣要請 災害時の応援に関する申し合わせ に基づく派遣要請第 3 節東海地震の警戒宣言に伴う対応措置計画 ( 総務課 ) 1 計画方針地震災害に関する警戒宣言が発せられた場合 警戒宣言が解除されるまでその情報収集に努め 避難勧告 指示の発令 倒壊の可能性のある建物からの避難の呼びかけ等 人的被害を軽減するための措置を講ずる 2 計画内容 (1) 情報収集報道機関を通じて発表される地震予知情報の入手に努めるとともに 県から伝達される警戒宣言等を内容とする情報を集約する (2) 防災体制第 4 編第 1 章第 1 節 組織計画 に定める防災体制をとる 応急 -14

127 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 2 章情報計画 第 1 節津波警報 注意報 予報等の伝達計画 ( 和歌山地方気象台 和歌山県 総務課 日置川事務所 消防本部 ) 1 計画方針地震による 高潮 波浪 洪水 津波に関する注意報及び警報等の周知徹底は 本計画による 2 計画内容 (1) 津波予報 津波に関する情報の種類と内容ア津波予報区日本の沿岸は 66 の津波予報区 ( 原則として 都道府県程度に区分 ) に分けられている 和歌山県は全域が1つの予報区であり予報区名称は 和歌山県 である 石川県能登 隠岐 石川県加賀 富山県 島根県出雲 石見 鳥取県 福井県兵庫県京都府北部 壱岐 対島 長崎県西方 熊本県天草灘沿岸 佐賀県北部 福岡県日本海沿岸 山口県日本海沿岸 福岡県瀬戸内海沿岸 有明 八代海 山口県瀬戸内海沿岸大分県瀬戸内海沿岸 大分県豊後水道沿岸 広島県 愛媛県瀬戸内海沿岸 兵庫県瀬戸内海沿岸 岡山県淡路島南部 香川県 和歌山県 大阪府 徳島県 伊勢 三河湾 三重県南部 鹿児島県西部 宮崎県 愛媛県宇和海海岸 高知県 鹿児島県東部 種子島 屋久島地方 イ大津波警報 津波警報 津波注意報及び津波予報気象庁は 地震が発生したときは地震の位置や規模を即時に推定し これらをもとに沿岸で予想される津波の高さを求め 津波による災害の発生が予想される場合には 地震が発生してから約 3 分を目標に大津波警報 津波警報または津波注意報 ( 以下これら 応急 -15

128 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 を 津波警報等 という ) を発表する 津波警報等とともに発表する 予想される津波の高さ は 通常は数値で発表する ただし 地震の規模 ( マグニチュード ) が8を超えるような巨大地震は地震の規模を数分以内に精度よく推定することは困難であることから 推定した地震の規模が過小に見積もられている可能性がある場合は 予想される津波の高さ を定性的表現で発表する 予想される津波の高さ を定性的表現で発表した場合は 地震発生から約 15 分程度で 正確な地震規模を確定し その地震規模から 予想される津波の高さ を数値で示した更新報を発表する 津波警報 注意報の種類 及び発表基準 解説 発表される津波の高さ等 種 類 発表基準 発表される津波の高さ 数値での発表 ( 津波の高さ予測の区分 ) 巨大地震の場合の発表 想定される被害 と取るべき行動 大 津 波 警 予想される津波の高さが高いところで 3m を超える場合 10m 超 (10m< 予想高さ ) 10m (5m< 予想高さ 10m) 巨大 木造家屋が全壊 流失し 人は津波による流れに巻き込まれます ただちに沿岸や川沿いから離れ 高台や避難 報 5m (3m< 予想高さ 5m) ビルなど安全な場所へ避難してください 標高の低いところでは 津波が襲い 浸水被害 津 が発生します 人は津 波 警 報 予想される津波の高さが高いところで 1m を超え 3m 以下の場合 3m (1m< 予想高さ 3m) 高い 波による流れに巻き込まれます ただちに沿岸や川沿いから離れ 高台や避難 ビルなど安全な場所へ 避難してください 海の中では人は速い流 津 波 注 意 報 予想される津波の高さが高いところで 0.2m 以上 1m 以下の場合であって 津波による災害のおそれがある場合 1m (0.2m< 予想高さ 1m) ( 表記しない ) れに巻き込まれ また 養殖いかだが流失し小型船舶が転覆します ただちに海から上がって 海岸から離れてく ださい 大津波警報 : 特別警報に位置づける 津波警報 注意報と避難のポイント 震源が陸地に近いと津波警報が津波の襲来に間に合わないことがあります 強い揺れや 応急 -16

129 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 弱くても長い揺れがあったらすぐに避難を開始しましょう 津波の高さを 巨大 と予想する大津波警報が発表された場合は 東日本大震災のような巨大な津波が襲うおそれがあります 直ちにできる限りの避難をしましょう 津波は沿岸の地形等の影響により 局所的に予想より高くなる場合があります ここなら安心と思わず より高い場所を目指して避難しましょう 津波は長い時間くり返し襲ってきます 大津波警報 津波警報が解除されるまでは 避難を続けましょう 津波予報の発表基準とその内容 発表基準内容津波が予想されないとき津波の心配なしの旨を地震情報に含めて発表します 0.2m 未満の海面変動が高いところでも 0.2m 未満の海面変動のため被害の心配はな予想されたときく 特段の防災対策の必要がない旨を津波に関するその他情報に含めて発表します 津波注意報解除後も海面津波に伴う海面変動が観測されており 今後も継続する可能変動が継続するとき性が高いため 海に入っての作業や釣り 海水浴などに際しては十分な留意が必要である旨を津波に関するその他の情報に含めて発表します ウ地震情報及び津波情報の種類と内容 緊急地震速報( 警報 ) 及び地震情報の種類 地震情報 の種類 発表基準 内 容 地震の発生時刻 発生場所 震源 の推定値 地 地震波が2 点以上の地震観測震発生場所の震央地名緊急地震速報点で観測され 最大震度が5 弱強い揺れ ( 震度 5 弱以上 ) が予測される地域及び ( 警報 ) 注 1 以上と予想された場合震度 4が予測される地域名 ( 和歌山県内は和歌山 県北部 和歌山県南部の2 地域 ( 注 2)) 地震発生約 1 分半後に 震度 3 以上を観測した地 域名 ( 和歌山県内は和歌山県北部 和歌山県南部 震度速報 震度 3 以上 の2 地域 ( 注 2)) と地震の揺れの発現時刻を速報 地震の発生場所 ( 震源 ) やその規模 ( マグニチュー 震度 3 以上 震源に関するド ) を発表 ( 津波警報または注意報を発情報 津波の心配ない または 若干の海面変動があ表した場合は発表しない ) るかもしれないが被害の心配はない 旨を付加 応急 -17

130 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 地震情報の種類 発表基準 内 容 震源 震度に 以下のいずれかを満たした場合 震度 3 以上 津波警報または注意報発表時 地震の発生場所 ( 震源 ) やその規模 ( マグニチュード ) 震度 3 以上の地域名と市町村名を発表 震度 5 弱以上と考えられる地域で 震度を入手していない地点ある場合は その市町村名を発表 関する情報 若干の海面変動が予想される場合 緊急地震速報( 警報 ) を発表した場合 各地の震度に関する情報 震度 1 以上 震度 1 以上を観測した地点のほか 地震の発生場所 ( 震源 ) やその規模 ( マグニチュード ) を発表 震度 5 弱以上と考えられる地域で 震度を入手していない地点がある場合は その地点名を発表 その他の情報 顕著な地震の震源要素を更新した場合や地震が多発した場合など 顕著な地震の震源要素更新のお知らせや地震が多発した場合の震度 1 以上を観測した地震回数情報等を発表 震度 5 弱以上観測した各地の震度データをもとに 1km 四方ご推計震度とに推計した震度 ( 震度 4 以上 ) を図情報として分布図発表 国外で発生した地震について以下のいずれかを満たした場 地震の発生時刻 発生場所 ( 震源 ) やその規模 ( マグニチュード ) を概ね 30 分以内に発表 合等日本や国外への津波の影響に関しても記述して発遠地地震に マグニチュード 7.0 以上表 関する情報 都市部など著しい被害が発生 する可能性がある地域で規模 の大きな地震を観測した場合 注 1) 震度 6 弱以上の大きさの地震動が予想される場合 緊急地震速報 ( 震度 6 弱以上 ) を 特別警報に位置づける 注 2) 白浜町における 緊急地震速報及び震度速報で用いる区域の名称は 和歌山県南部 郡名は 西牟婁郡 応急 -18

131 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 津波情報の種類 津波情報の種類津波到達予測時刻 予想される津波の高さに関する情報各地の満潮時刻 予想される津波の高さに関する情報津波観測に関する情報 *1 沖合の津波観測に関する情報 *2 発表内容各津波予報区の津波の到達予測時刻 や予想される津波の高さ ( 発表内容は津波警報 注意報の種類の表に記載 ) を発表する この情報で発表される到達予想時刻は 各津波予報区でもっとも早く津波が到達する時刻であり 場所によっては この時刻よりも1 時間以上遅れて津波が襲ってくることもある 主な地点の満潮時刻 津波の到達時刻を発表する 沿岸で観測した津波の時刻や高さを発表する 沖合で観測した津波の時刻や高さ 及び沖合の観測値から推定される沿岸での津波の到達時刻や高さを津波予報区単位で発表する *1 沿岸で観測された津波の最大波の発表内容 警報 注意報の観測された発表状況津波の高さ 内容 大津波警報を発表中 1m 超数値で発表 1m 以下 観測中 と発表 津波警報を発表中 0.2m 以上数値で発表 0.2m 未満 観測中 と発表 津波注意報を発表中 ( すべての場合 ) 数値で発表 ( 津波の高さがごく小さい場合は 微弱 と表現 ) *2 沖合で観測された津波の最大波 ( 観測値及び沿岸での推定値 ) の発表内容警報 注意報の沿岸で推定され内容発表状況る津波の高さ 3m 超沖合での観測値 沿岸での推定値とも数値で発表大津波警報を発表中沖合での観測値を 観測中 沿岸での推定値を 推定 3m 以下中 と発表 1m 超沖合での観測値 沿岸での推定値とも数値で発表津波警報を発表中沖合での観測値を 観測中 沿岸での推定値を 推定 1m 以下中 と発表津波注意報を発表中 ( すべての場合 ) 沖合での観測値 沿岸での推定値とも数値で発表 沿岸からの距離が 100km を超えるような沖合の観測点では 津波予報区との対応付けが難しいため 沿岸での推定値は発表しない また 観測値についても 他の観測点で観測値や推定値が数値で発表されるまでは 観測中 と発表する 応急 -19

132 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 津波の高さ とは 津波によって潮位が高くなった時点におけるその潮位と その時点に 津波がなかったとした場合の潮位との差であり 津波によって潮位が上昇した高さをいう 津波観測点( 平成 25 年 4 月 1 日現在 ) 津波観測点名称 所在地 那智勝浦町浦神 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町浦神港 串本町袋 港 和歌山県東牟婁郡串本町袋港 白浜町堅 田 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田漁港 御坊市祓井戸 和歌山県御坊市名田町野島祓井戸漁港 和 歌 山 和歌山県和歌山市和歌山港 和歌山白浜沖 白浜町瀬戸崎より沖合約 17 km (GPS 波浪計 ) エ津波警報 注意報 予報 地震情報及び津波情報 ( 震度速報を除く ) 和歌山地方気象台は 次の基準による関係機関 ( 津波予報の伝達経路参照 ) へ通知する 1 津波予報及び津波情報和歌山県に発表されたとき 2 地震情報 a 震源震度に関する情報 和歌山県内で震度 3 以上を観測したとき 隣接府県 ( 大阪府 奈良県 三重県 ) で震度 4 以上を観測したとき 上記以外の都道府県で震度 6 以上を観測したとき b 各地の震度に関する情報和歌山県内で震度 1 以上を観測したとき c その他の情報 ( 震源情報 遠地地震に関する情報 地震の回数に関する情報 推計震度分布情報など ) 地震に関する情報を発表することが 公衆の利便を増進すると認められるとき オ震度情報で用いられる地域名称 ( 白浜町内 ) 地域名称市町村名震度発表名称備考白浜町白浜町消防本部気和歌山県南部白浜町白浜町日置県注 ) 備考欄の 気 は気象庁震度計 県 は県の震度計 応急 -20

133 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 (2) 津波予報等の通知と伝達 ア津波予報などの伝達経路 1 沿 住 西日本電信電話株式会社又は 岸 東日本電信電話株式会社 を有 民 近畿管区 和歌山県警察本部 沿岸を有する す 警察局 通信指令室 各警察署 る 各 そ 気象庁 2 市 又は大 第五管区海 和歌山 田辺海上保安部 各海上保安署 町 阪管区 上保安本部 警備救難課 交通課 の 気象台 3 在港船舶 N H K NHK 他 大阪放送局 和歌山放送局 4 消防庁 和歌山地方 和歌山県 庁内各関係課 気象台 総合防災課 各振興局県地方機関 JR 西日本 消防本部 市 町 村 5 防災関係機関和歌山河川国道事務所 関西電力和歌山支店 和歌山放送 テレビ和歌山 陸上自衛隊信太山駐屯地 平成 25 年 4 月 1 日現在平成 27 年 1 月 1 日現在 ( 注 ) 1 和歌山地方気象台からの伝達は 防災情報提供装置 ( 専用線 インターネット ) による 2 1は 特別警報 津波警報及び津波警報解除のみ伝達する 3 2は 神戸地方気象台から伝達する 4 3は NHK 大阪放送局が津波警報を緊急警報放送システム (EWS) により放送する 5 4は 防災わかやまメール配信サービス エリアメール 緊急速報メールにより伝達する 6 5は 全国瞬時警報システム(J-ALERT) により伝達する 7 和歌山県 ( 総合防災課 ) から住民への伝達は 津波警報及び津波注意報の発表時のみ行う 応急 -21

134 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 8 各振興局とは 海草 那賀 伊都 有田 日高 西牟婁 東牟婁の各振興局である 9 沿岸を有する各警察署とは 和歌山東 和歌山西 和歌山北 海南 有田 湯浅 御坊 田辺 白浜 串本 新宮の各警察署である 10 気象業務法の規程による通知先は 国土交通省 ( 和歌山河川国道事務所 ) 警察庁 ( 近畿管区警察局 ) 海上保安庁( 第五管区海上保安本部 和歌山海上保安部 田辺海上保安部 ) 都道府県( 和歌山県 ) NTT 西日本及びNHK 大阪放送局である 11 各海上保安署とは 和歌山海上保安部からは 海南海上保安署 田辺海上保安部からは 串本海上保安署である イ本庁における措置 ( 警報等 ) 1 勤務時間外に和歌山地方気象台から県を通じて町に通知される警報等は 下記によ り受領 伝達する 県危機管理局 白浜町消防本部 ( 内 119) 白浜町役場本庁当直 ( 内 222) 夜間当直 ( 内 293) 日置川事務所日直 ( 内 431) 8:30~17:15 まで 総務課長 FM ビーチステーション 総務課 危機管理室 各 課 2 総務課長は 前項の通報を受けたときは 速やかにその内容に応じた適切な措置を講ずる 3 総務課及び消防本部は警報等の受領 伝達その他の処理に関する取扱い責任を明らかにし かつ事後の参考に資するため 書類を作成し 保存する 4 上記以外の本庁関係課における記録については 当該課長がそれぞれ別に定めるものとする 5 関係各課は 警報等を受領した場合は ラジオ テレビの放送等により 状況を聴取するように努める 6 各事務所は 予報等の受領伝達担当者の決定及び記録の整備に関して 本庁に準じた措置を講じておく 応急 -22

135 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 ウ町長の措置 1 町長は 県の機関又は警察の機関から予報等を受領した場合は 速やかにその内容に応じた適切な措置を講ずるとともに 住民 町内の官公署 学校 団体等に対しても必要な事項を周知させてその徹底を図る 周知方法は 概ね次のとおりとする a 広報車による b 防災行政無線による c 安心 安全メールサービスによる d 防災情報案内サービスによる e サイレン等による f コミュニティ FM 放送を通じて行う g 防災わかやまメール配信サービスによる h ラジオ テレビ等による 2 町長は 前項の周知徹底のため あらかじめ関係者の間において予報等の受領 伝達 その他の取扱いに関して必要な事項を協議しておくとともに 勤務時間外及び停電時における受領 伝達についても支障のないよう講じておく 3 町長は 気象台から 津波警報 注意報等が発表された旨の連絡を受けた場合には 直ちに放送局等の放送により 当該予報の要旨を聴取するよう努めるとともに 県の機関から伝達される予報等の内容を確実に受領するよう体制を整える 4 町長は 県の機関から警報等を受領した場合には 解除になるまでは放送局等の放送により 状況を聴取するよう努めるものとする 5 町長は災害の発生のおそれがあるような場合において異常な現象を認めたときは 予報等の逆経路その他により 速やかに県の機関に対し必要な情報を通報するものとする 6 町長は 予報等の受領 伝達担当者の決定及び記録の整備に関して 県に準じた措置を講じておく エ異常現象を発見した者の措置災害が発生するおそれのある異常な現象を発見した者は次の方法により関係機関に通報する 1 発見者の通報異常現象を発見したものは 町長 警察官又は海上保安官に通報する 2 警察官等の通報異常現象を発見し あるいは通報を受けた警察官又は海上保安官は直ちに町長及び警察署長に通報する 3 町長の通報上記の1 2によって異常現象を覚知した町長は 速やかに和歌山地方気象台に また 災害の予想される他の市町村 並びに関係のある県の地方機関に対して通報する 応急 -23

136 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 4 和歌山地方気象台に通報する異常現象は次に示すものとする a 水象に関する事項 異常潮位 ( 津波を含む ) 異常波浪 b 地震に関する事項 群発地震 ( 数日間以上にわたり 頻繁に感ずるような地震 ) と災害を伴う大地震 5 周知徹底異常現象を発見し また通報を受けたときは 関係の各機関はその現象によって 予想される災害地域の住民及び関係機関に周知徹底を図る オ災害発生後の措置 1 被災地に提供すべき情報和歌山地方気象台は 二次災害防止のために災害応急対策に資する情報を提供する 2 専門家派遣知事は 地震に関する情報の活用を図り 災害応急対策に資するため 和歌山地方気象台の職員の派遣を要請することができる 3 問い合わせに対する対応整備現在の科学技術では 東海地震の事前予知を除いて 日時や場所を特定した地震の発生を予知することはできない 何月何日にマグニチュード8クラスの大地震がA 市を襲う といった情報は 根拠のないデマであるので 気象台の発表する地震情報により冷静に対処するよう努める 応急 -24

137 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 2 節被害情報等の収集計画 ( 総務課 消防本部 税務課 施設所管各部署 ) 1 計画方針災害時における被害情報等の収集は 災害応急対策を迅速かつ確実に実施する基礎となるものであり 町及び防災関係機関は 災害が発生した場合又は発生が予想される場合は 速やかに管内の状況を把握して総合防災情報システムに入力し 県知事に報告する 2 計画内容 (1) 被害情報の早期収集ア被害の規模を推定するための関連情報の収集本町は 概括的被害情報 ライフライン被害の範囲 医療機関へ来ている負傷者の状況等 被害の規模を推定するための関連情報を収集するものとする イ 119 番通報殺到状況の収集本町は 被害規模を早期に把握するため 119 番通報が殺到する状況等の情報を積極的に収集するものとする 情報収集系統図 本部長 西牟婁振興局 白浜警察署 総務部 各部長 調査部長 ( 連携 ) 各部職員 部門別集計 調査部職員 調査員 地区別集計 自主防災組織 自治会 (2) 災害報告責任者災害時の被害状況の把握は 災害対策業務上極めて重要であるから 町は あらかじめ報告責任者を定めておく (3) 災害報告の取扱要領ア報告すべき災害 1 発生原因地震 津波 その他異常な現象 大規模な火災 事故 爆発 放射性物質の大量放 応急 -25

138 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 出等災害対策基本法第 2 条第 1 号に規定する原因により生ずる被害 2 報告の基準本計画に基づく報告は 次の基準に該当するものについて行うものとする a 災害救助法の適用基準に合致するもの b 県又は町が災害対策本部を設置したもの c 災害が2 都道府県以上にまたがるもので 一の都道府県における被害は軽微であっても 全国的にみた場合に同一災害で大きな被害を生じているもの d 災害による被害に対して国の特別の財政援助を要するもの e 災害による被害が当初は軽微であっても 今後 a~dの要件に該当する災害に発展するおそれがあるもの f 地震が発生し 県内で震度 4 以上の記録をしたもの g 災害の発生が県下で広域に及び 相当の被害が発生したと認められるもの h その他災害の状況及びそれが及ぼす社会的影響等からみて報告する必要があると認められるものイ災害報告の種類 1 災害即報 2 被害状況報告 (4) 災害即報及び被害状況報告要領ア災害即報 1 災害即報は 災害の総合的な応急対策をたてる基礎となるものであり 人及び家屋被害を優先して報告するものとする 2 災害即報は 次の系統によって迅速に行うものとする ただし 本町が通信途絶等により被害状況等を県に報告できない場合は 内閣総理大臣 ( 消防庁 ) に直接報告すること ( 基本法第 53 条第 1 項 ) なお 県と連絡がとれるようになった後の報告については 原則に戻って県に対し行うものである 番殺到状況については 県のほか 直接国へも報告すること 4 本町及び県機関並びに防災関係機関は 報告すべき災害の発生を覚知したときは 覚知後 30 分以内で可能な限り早く わかる範囲で 内閣総理大臣 ( 消防庁 ) へその一報を報告するものとし 以後 即報様式に定める事項について 判明したもののうちから逐次報告するものとする 5 報告に当たっては 和歌山県総合防災情報システム 地域衛星通信ネットワークシステム 防災相互通信波 加入電話 ファクシミリ等によって即報するもので 即報が2 報以上にわたるときは 先報との関連を十分保持するために一連番号を付して報告現時を明らかにするものとする 6 災害即報事項は 白浜警察署 ( 駐在所 派出所を含む ) をはじめ関係機関と十分連絡を保ったうえで行うものとする 特に 本部においては 被害区分に応じた関係各課等と連絡を密にする 応急 -26

139 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 災害即報系統図 内閣総理大臣 ( 消防庁 ) 通報 中央防災会議 報告 陸上自衛隊第 37 普通科連隊 県本部総合統制室 ( 県総合防災課 ) 県防災会議 県警察本部警備課 県本部各部幹事班 ( 県各部主管課 ) 防災関係機関 県本部各部関係班 ( 県各部主務課 ) 各警察署 県支部総務班 ( 振興局地域振興部 ) 県支部関係班 ( 振興局各部主務課 ) ( その他県地方機関 ) 白浜町本部 通常の連絡系統 必要に応じての連絡系統 ( 注 )1 本町が 通信途絶等により被害状況等を県に報告できない場合は 内閣総理大臣 ( 消防庁 ) に直接報告すること ( 基本法第 53 条第 1 項 ) 通常時 ( 消防庁応急対策室 ) NTT 回線電話番号 : FAX 番号 : 地域衛星通信ネットワーク電話番号 : FAX 番号 : 応急 -27

140 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 夜間 休日時 ( 消防庁宿直室 ) NTT 回線電話番号 : FAX 番号 : 地域衛星通信ネットワーク電話番号 : FAX 番号 : なお 県と連絡がとれるようになった後の報告については 原則に戻って県に対し行うものである 2 本町は 消防機関への通報が殺到した場合 その状況を直ちに消防庁及び県に対し報告すること 3 本町は 被害の有無に関わらず 地震が発生し 町内で震度 5 強以上を記録した場合 直ちに消防庁及び県に対し報告すること 4 本町は 県支部総務班を通じて県本部総合統制室に被害状況等を報告するほか 状況によって本部総合統制室に直接報告すること 5 本部が設置されない場合も前頁の図に準じる 6 点線は 連絡調整をする関係機関である イ被害状況報告 1 被害状況報告は 災害応急対策及び災害復旧の基礎となり 正確な調査により報告を要するものであるが 状況に応じて概況 中間 確定報告と段階的に行うものとする 2 被害状況報告事項は 次の系統によって行うものとする 3 被害確定報告は 災害応急対策を終了した後 20 日以内に行うものとし 基本法第 53 条に基づく内閣総理大臣あて文書 消防組織法第 40 条に基づく消防庁長官あて文書を各一部消防庁あて送付するものとする 応急 -28

141 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 被害状況報告系統図 内閣総理大臣 ( 消防庁 ) 県本部総合統制室 ( 県総合防災課 ) 県本部各部幹事班 ( 県各部主管課 ) 県本部各部関係班 ( 県各部主務課 ) 和歌山県総合防災情報システム 県支部総務班 ( 振興局地域振興部 ) 県支部関係班 ( 振興局各部主務課 ) ( その他県地方機関 ) 白浜町本部 ( 注 )1 本部が設置されない場合も上図に準じる 2 点線は 連絡調整をする関係機関である 応急 -29

142 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 ウ被害種別系統被害区分 白浜町からの報告先 県本庁主務課 人的被害及び住宅等一般 振興局健康福祉部 福祉保健総務課 土木関係 振興局建設部等 県土整備部各課 農業関係 振興局農業振興課 農林水産部各課 耕地関係 振興局農地課 農地農村整備課 林業関係 振興局林務課 林業振興課森林整備課 水産関係 振興局企画産業課 水産振興課 漁港関係 振興局建設部等 港湾整備課 公共施設関係 振興局地域振興部 健康福祉部各課 各部関係各課 商工業関係 振興局企画産業課 商工観光労働部各課 観光関係 振興局企画産業課 観光振興課 自然公園関係 振興局健康福祉部 環境生活総務課 衛生関係 保健所 環境生活部福祉保健部関係各課 そ の 他 振興局地域振興部 関係各課 ( 室 ) 総合防災課 災害に対してとられた措置関係各課 ( 室 ) 振興局地域振興部の概要総合防災課 (5) 被害の収集及び調査要領ア町 1 被害状況等の収集と調査は 関係機関 諸団体及び住民組織等の応援を求めて実施する 特に 初期の状況は住民組織を通じて直ちに本部に通報されるよう本計画において体制を整えておくものとする 2 災害が発生したときは 所管する分野に係る部門別集計と町全域を対象にした地区別集計により被害状況調査を実施する 3 被害調査に当たっては 被害状況認定及び報告書記入の基準 に基づき判定する 4 被害が甚大なため本町において被害状況等の収集及び調査が不可能なとき あるいは調査に専門的な技術を必要とするときは 県に応援を求めて実施するものとする 5 状況の収集 調査については警察 県機関及びその他の関係機関と十分連絡をとる 6 最終的には 概ね被害状況報告に準じた総括表にまとめておく 応急 -30

143 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 イ県支部 1 県支部長は 被害即報等により災害の発生を覚知したときは 各班長を通して積極的に状況把握に当たらせる また 状況に応じ調査隊を編成する等により 総合的な被害調査に努める 2 県支部長は 本町から被害調査について応援を求められたときは 速やかに職員を派遣して応援協力する 3 振興局長は 各班長が把握した被害報告により被害状況報告に準じて管内状況の総括的な取りまとめを行う ウ県本部 1 各部幹事班は 部内の所掌事務に関する被害状況及び執られつつある措置を取りまとめ 県本部総合統制室 ( 総括調整班 ) に通知する 2 各部長は 災害の状況により現地の実態を把握し 応急対策活動の円滑化を図るため必要と認めたときは 調査班を適宜編成して被災現地の調査指導を行う 調査班を派遣するときは 直ちに県本部総合統制室にその旨連絡する 3 県本部総合統制室は 自ら収集した状況及び各幹事班から連絡を受けた事項は 被害状況報告に準じて取りまとめる (6) 防災関係機関との情報交換 報告ア防災関係機関は それぞれの防災業務計画等の定めるところにより 被害情報等を収集し 随時町及びその他の関係機関に状況を通報する イ町本部と防災関係各機関は 各種情報の収集について十分連絡調整を行い 又は相互に情報を交換して 応急対策活動が円滑に実施されるよう努める 第 3 節災害通信計画 ( 総務課 ) 1 計画方針津波警報等の伝達 災害情報 ( 被害状況及び応急対策実施状況等 ) の収集並びに応急対策の指示伝達 災害時における通信連絡は本計画による なお 災害時のあらゆる状況に対応し また孤立する危険のある地域の被災者や帰宅困難者等にも対応できるよう 移動系防災行政無線や衛星携帯電話等のあらゆる通信手段を検討し 通信手段の多様化 複数化に努めることとする 2 計画内容 (1) 災害時における通信連絡の基本災害通信連絡のためには 公衆電気通信設備の利用が一般的であるが それ以外の設備の利用もまた可能である 災害時においては 条件さえ満たせば あらゆる通信設備を利用することが可能である ただし 災害通信の実施については その手続や実施できる場合等について 法律等に詳しい規定があることに注意する必要がある 次項 (2) においては これらの規定に基づいて行われ得る災害通信方法の特例を掲げ 応急 -31

144 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 た 各機関は そこに掲げられた方法のうち災害の状況に応じた最も適当なものを選ぶことによって 通信連絡を確保するものとする なお 災害時に利用することが予想される設備の設置者との間には あらかじめ必要な協議を行っておく (2) 災害時における通信方法の特例ア基本法に基づく非常時における通信設備の優先利用及び使用等災害に関する予報の伝達及び応急措置の実施等に関し 緊急かつ特別の必要があるときは 各関係機関は 基本法第 57 条及び第 79 条に基づき 次の方法により通信設備を優先的に利用し 又は使用し 通信連絡を確保する 1 公衆電気通信設備の優先利用 a 災害時優先電話〇西日本電信電話株式会社は あらかじめ各関係機関が利用する加入回線の一部を災害の救援 復旧や公共の秩序を維持するための災害時優先電話として指定している この指定回線から発信する通話については発信規制による輻輳時でも規制が掛かりにくいため 災害時には発信用回線として使用するとよい b 非常電報 震災その他の非常事態が発生し 又は発生するおそれがある場合において 次に掲げる電報は 非常電報として取り扱われ 他のすべての電報に先だって伝送及び配達される 非常電報を発信するときは 発信人は非常電報であることを告げるものとする 非常電報を発信する場合において 電報取扱局の請求があるときは発信人はその電報が非常電報に該当するものであることを証明しなければならない c 緊急電報 震災その他の緊急事態が発生し 又は発生するおそれがある場合において 次に掲げる電報は 緊急電報として取り扱われ 他の一般電報に先だって伝送及び配達される 緊急電報を発信するときは 発信人は 緊急電報であることを告げるものとする 緊急電報を発信する場合において 電報取扱局の請求があるときは 発信人はその電報が緊急を要するものであることを証明しなければならない 2 有線電気通信法第 3 条第 4 項第 3 号に掲げる者等が設置する有線 無線通信設備の使用各関係機関は 次に掲げる者が設置する有線 無線通信設備を使用し 通信連絡を確保するものとする ただし 基本法第 57 条による予報の伝達等を行う場合は あらかじめ協議して定めた手続により行うものとする a 警察事務を行う者 f 気象業務を行う者 b 消防事務を行う者 g 鉄道事業を行う者 c 水防事務を行う者 h 軌道事業を行う者 応急 -32

145 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 d 航空保安事務を行う者 i 電気事業を行う者 e 海上保安事務を行う者 j 自衛隊の任務を行う者 3 放送法第 2 条第 3 号に規定する放送局の利用 a 各関係機関は 放送法第 2 条第 3 号に規定する放送局とあらかじめ定めた手続により災害に関する通知 要請伝達又は警告等の放送を行うことを求めるものとする b 各放送局は 災害に関する通知 要請伝達又は警告等の放送を行うことを求められた場合 最も効果的な時間 放送系統及び局所によって 有効 適切な放送を行う イ電波法等に基づく非常通信の利用災害時において有線通信の利用が不能又は著しく困難な場合においては 電波法第 52 条等の規定に基づき 次の方法により非常通信の利用を図り 通信連絡を確保する なお 非常時の通信を円滑に実施するため 総務省総合通信基盤局に 中央非常通信協議会 近畿には 総務省近畿総合通信局内に 近畿地方非常通信協議会 が設置されており 非常通信訓練等を実施している 1 非常通信地震 津波 火災 暴動その他非常の事態が発生したとき 又は発生するおそれがある場合において 有線通信の利用ができないか 又は利用することが著しく困難であるときに 人命の救助 災害の救援 交通通信の確保又は秩序の維持のために行われる無線通信をいう 2 非常通信の内容次の内容の通報もしくはこれらに準ずる急を要する通報とし その優先順位は原則として次のとおりとする a 人命の救助に関する通報 b 天災の予報に関する通報 ( 主要河川の水位に関する通報を含む ) c 秩序維持のために必要な緊急措置に関する通報 d 遭難者救援に関する通報 ( 日本赤十字社の本社及び支社相互間に発受するものを含む ) e 電信電話回線の復旧のため緊急を要する通報 f 鉄道線路の復旧 道路の修理 罹災者の輸送 救済物資の緊急輸送等のために必要な通報 g 非常災害地の救援に関し 次の機関相互間に発受する緊急な通報中央防災会議会長及び同事務局長並びに非常災害対策本部長地方防災会議会長災害対策本部長 h 電力設備の修理復旧に関する通報 i 基本法第 57 条の規定に基づいて都道府県知事又は市町村長が発受する通知 要請 伝達又は警告で 緊急を要し特別の必要があるもの j 基本法第 79 条の規定に基づいて指定行政機関の長 都道府県知事又は市町村長 応急 -33

146 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 が災害の応急措置を実施するために必要な通信で 緊急かつ特別の必要があるもの k その他の通信 3 非常通信を利用できる者無線局を開設している者が自ら発受するものの他 次に掲げる者からの要請に応じて受発する a 官公庁及び地方自治体 b 基本法に基づく各防災会議及び災害対策本部 c 日本赤十字社 d 消防長会 e 電力会社 f 鉄道会社 g 新聞社 通信社 放送局 h 非常通信協議会構成員 i その他 人命の救助又は緊急措置及び急迫の危険に関して発信を希望する者 4 非常通信の依頼要領 a 県機関 市町村 警察 消防等 最寄りの無線局へ直接行って申し込む b 電報頼信紙又は適宜の用紙を用いる c 片仮名又は通常の文書体で記入する d 一通の通信文は なるべく 200 字以内 ( 通常の文書体の場合は 片仮名に換算して 200 字以内 ) で できるだけ短く簡潔にする e あて先の機関名を記入する 分かれば住所 電話番号を記入する f 必要があるときは本文の末尾に発信人名を記入する g 発信人の機関名 住所及び電話番号を記入する h 頼信紙の記事欄又は用紙の余白に ヒジョウ 又は 非常 と朱書する i 非常通信を行った場合は 電波法第 80 条に基づき文書で近畿総合通信局長又は総務大臣に報告しなければならない できるだけ和歌山県総合防災課にも報告書の写しを送付すること 5 非常通信について照会や問合せを行う場合は 和歌山県総合防災課電話 へ連絡する ウ有線電気通信法第 8 条第 1 項の規定による有線電気通信設備の使用震災その他の非常事態が発生し 又は発生するおそれがある場合において 災害の予防若しくは救援 交通 通信若しくは電力の供給の確保 又は秩序の維持のために必要な通信の用に供するときは 一般に有線電気通信設備の設置者は その設備を用いて他人の通信を媒介し その他その設備を他人の通信の用に供してもよいこととなっているので 設置者の協力を得て 通信連絡を確保するものとする 応急 -34

147 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 (3) 県と本町との間の連絡ルート 県 庁 危機管理局 ( 宿直 ) TEL: 防災電話 : 総合防災課 TEL: 防災電話 : FAX: 消防保安課 TEL: 防災電話 : FAX: 総務課 ( 災害対策本部 ) 振 興 局 総務県民課 TEL: 防災電話 : FAX: 建設部 TEL: 防災電話 : FAX: 白 浜 町 TEL: FAX: 消防本部 TEL: FAX: 日置川事務所 TEL: FAX: (4) 通信手段の複数化〇アマチュア無線の検討〇衛星携帯電話の検討〇衛星回線電話の検討 (5) 災害用伝言ダイヤルの運用 NTTでは 災害時において電話がかかりにくい場合 安否確認のため災害用の伝言ダイヤルを運用する 町は 住民に対し災害用伝言ダイヤルの利用を周知し 輻輳の回避に努める (6) 災害用伝言板の運用各通信事業者は 大規模な災害時に携帯電話やスマートフォンで安否確認ができる 災害用伝言板 を運用する 町は 住民に対し災害用伝言板の利用を周知し 電話回線輻輳の回避に努める 応急 -35

148 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 4 節災害広報計画 ( 総務課 業務所管各部署 防災関係機関 ) 1 計画方針地震 津波発生時においては 災害地や隣接地域の住民に対し 適切な判断による行動がとれるよう 町 県 防災関係機関は 速やかに正確な広報活動を実施する また 被災地外の地域の住民に対して 適切な被害情報を提供することにより 広域的な応援体制の確立に資するように努めるものとする 2 計画内容 (1) 町による広報ア地震 津波災害発生時における広報活動は 地震及び津波に関する情報及び 第 2 節被害情報等の収集計画 で収集された情報及び救護 救助に関する情報に基づき行う イ広報活動の実施に当たっては 可能な広報資材 広報媒体を最大限に活用する ウ報道機関に対する報道要請町は 放送機関に緊急警報放送の放送要請を行うことができる その場合 原則として 振興局を経由して 県知事あてに放送要請の理由 放送事項 希望する放送日時等を明らかにして要請するものとする ただし 県と町との通信途絶等特別の事情がある場合は 町から直接放送局に対し要請することができる エ広報事項広報事項は 被災者の肉体的 心理的条件を十分考慮し 簡潔にして要領を得たものでなければならない 特に 高齢者 障がい者 外国人等の要配慮者や観光客に十分配慮したものとする 1 被害状況 2 気象予警報及び津波 地震に関する情報 3 二次災害に関する情報 4 住民に対する避難準備情報の提供 避難勧告 指示の状況 5 医療救護所及び避難所の開設状況 6 被災者の安否に関する情報 7 災害対策本部の設置及び応急対策実施状況 8 ライフラインの被害及び復旧見通しの状況 9 主要道路の状況 10 交通機関の運行状況及び交通規制状況 11 住民の心得等民心の安定及び社会秩序保持のための必要事項 12 その他生活情報等必要と認める情報オ広報手段住民に対する広報手段は 状況に応じ次による なお 報道機関等に対する発表並びに報道機関からの問い合わせの受付及び応答については 原則として 総務課を通じて行う 1 コミュニティFM ラジオ テレビ 新聞等報道機関による広報 応急 -36

149 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 2 有線放送による広報 3 防災行政無線による広報 4 安心 安全メールサービス 5 防災情報案内サービス 6 広報車による広報 7 県防災ヘリコプター等による広報 8 広報紙 チラシ パンフレット 掲示板等の作成 9 インターネットによる広報 10 アマチュア無線による伝達 (2) 防災関係機関における広報防災関係機関は 各防災業務計画等に定めるところにより 災害の態様に応じ 適宜適切な災害広報を実施するものとする ア日本放送協会和歌山放送局 株式会社和歌山放送 株式会社テレビ和歌山 株式会社毎日放送 朝日放送株式会社 関西テレビ放送株式会社 読売テレビ放送株式会社災害時又は災害の発生が予想される場合には 災害関係番組の編成をする 県 その他防災関係機関からの災害の通報事項に対しては 臨時の措置を講じて一般に周知徹底する イ関西電力株式会社和歌山支店広報車及び報道機関等により 被害箇所の復旧見通しや感電傷害防止について 住民への周知徹底に努める ウガス会社等広報車及び報道機関等により 被害箇所の復旧見通しや ガス漏れによる事故防止について 住民への周知徹底に努める エ西日本電信電話株式会社和歌山支店広報車及び報道機関等により 被害箇所 ( 範囲 ) の復旧見通しや応急措置について 住民への周知に努める オ西日本旅客鉄道株式会社和歌山支社被害箇所の復旧見通しや輸送の状況について 駅内の掲示板 案内板等に掲示し かつ報道機関等により 一般への周知を図る 災害時において 県 本町から災害広報資料の貼布を依頼されたときは これに協力する カ南紀白浜コミュニティ放送株式会社被害状況や復旧見通しなど 本町 県 防災関係機関等から情報を収集し 広報に努めるものとする (3) 安否情報の提供被災者の安否に関する情報の照会があったとき 内閣府が定める政令の要件を満たす場合に限り 町が把握する情報に基づき回答することができるものとする なお 必要に応じて安否問合せ窓口を庁内に設置し 来庁者の問合せへの対応を行う 応急 -37

150 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 5 節生活関連総合相談計画 ( 民生課 住民保健課 生活環境課 税務課 富田事務所 日置川事務所 ) 1 計画方針被災住民の生活上の不安などを解消するため 総合的な相談窓口を設置する 2 計画内容 本部は 被災住民から寄せられる様々な相談や問い合わせに対応するため 相談窓口 ( 総合 相談窓口 ) を設置する 応急 -38

151 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 3 章消防計画 ( 消防本部 ) 1 計画方針消防組織法第 6 条の規定により 消防責任は各市町村にある よって白浜町消防本部は 本計画及び 白浜町消防計画 により速やかに初動体制を確立し 消火活動及び救助 救急活動を実施し住民の生命 身体及び財産を火災や災害等から保護すべく計画を定めるものとする 2 消防本部の組織 白浜町消防本部 白浜消防署 日置川消防署 すさみ消防署 白浜町消防団白浜支団 (13 分団 ) 日置川支団 (3 分団 ) 3 計画内容 (1) 消防配備体制の確立消防本部は 白浜町消防計画 及び白浜町消防本部出動計画に基づき 速やかに初動体制を確立させるものとする また 消防本部は 消防団と連携して活動する (2) 消火活動 救助 救急活動火災等の状況に応じた消防隊出動により 建物状況 燃焼状況や現場付近の道路状況を勘案し消火活動を実施する 白浜警察署などの関係機関と連携のもと 救助活動や行方不明者の捜索を実施するとともに 医療機関と連携した救急活動を行う なお 延焼火災及び救助 救急活動が同時多発しているときは 救命効果の高い活動を優先して実施する (3) 消防情報の報告次のいずれかに該当する火災又は事故等が発生した場合は 電話 FAX 無線等により直ちに県へ即報するものとする 災害に起因して生じた火災又は事故については 特に報告を求められない限り 災害即報により報告するため 火災等即報は省略することができる [ 火災等即報 ] ア死者 3 名以上生じたものイ死者及び負傷者の合計が 10 人以上生じたものウ特定防火対象物で死者の発生した火災工高層建築物の 11 階以上の階 地下街又は準地下街において発生した火災で利用者等が避難したものオ国指定重要文化財又は特定違反対象物の火災応急 -39

152 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 力建物焼損延べ面積が 3,000 平方メートル以上と推定される火災キ損害額 1 億円以上と推定される火災ク焼損面積 10 ヘクタール以上と推定される林野火災ケ空中消火を要請したものコ住家等へ延焼するおそれがある等社会的に影響度が高いものサ航空機火災 ( 火災発生のおそれのあるものを含む ) シ社会的影響度が高い船舶火災 ( 当町への影響がある場合に限る ) ストンネル内の車両火災セ列車火災ソその他特殊な出火原因による火災 特殊な態様の火災等消防上特に参考となる火災 (4) 警報等の周知徹底消防機関による災害に関する警報 避難の指示 応急措置の状況等については 白浜町消防計画 の定めるところにより 速やかに住民に対して周知徹底を図るものとする (5) 関係各課との連携火災の規模 範囲等により 消火活動が長時間にわたると予想されるときは 消防長は 総務課長と協議し 炊き出しや町職員による物資搬送その他の業務について協議を行う また 現地対策連絡所の設置についても同様に協議する (6) 広域応援の要請等大規模な災害や火災が発生した場合で 応援が必要なときは災害の規模等に応じて次により広域応援の要請を行う ア消防相互応援協定による要請消防長は 本町の消防力では十分な対応ができないと判断したときは 消防組織法第 39 条の規定に基づき協定を締結している他の市町村の消防長に対し 応援を要請する イ県知事への応援要請自己消防力のみでは対応できないような災害等が発生し 緊急の措置を講じる必要があるときは 消防組織法第 43 条及び災害対策基本法第 72 条の規定により 県知事に指示権の発動を要請する ヘリコプターの活動を要する場合は 和歌山県防災ヘリコプター応援協定に基づき 県知事に防災ヘリコプターの出動を要請する ウ緊急消防援助隊への応援等の要請本部長は 大規模災害又は特殊災害が発生し 災害の状況 町消防本部及び消防団の消防力並びに県内の消防応援を考慮して 緊急消防援助隊の応援等が必要と判断した場合は 消防組織法第 44 条の規定により 速やかに県知事に対して緊急消防援助隊の応援等を要請する なお 県知事と連絡を取ることができない場合は 直接消防庁長官に対して要請する エ田辺海上保安部に対する支援要請大規模火災が発生し 消防用水として海水を利用するため 田辺海上保安部の船舶からの送水を必要とする場合は 協定に基づき協力を要請する 応急 -40

153 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 オ救急業務における広域応援消防本部は 近隣の医療機関や県防災航空隊等と連携し 迅速な患者搬送を行う (7) 消防機関の応援出動消防組織法第 39 条に基づく相互応援協定及び災害対策基本法第 67 条の規定により 他の市町村から応援を求められたとき 町長は 白浜町消防本部出動計画等に基づき 町域内に発生した災害の防除に支障のない範囲において 応援出動を行うものとする 応急 -41

154 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 4 章水防計画 ( 建設課 農林水産課 日置川事務所 消防本部 総務課 ) 1 計画方針地震 ( 津波 ) により堤防 護岸 水門 樋門など 河川 海岸 ため池等施設に被害が生じ また 生じるおそれがあるときで 水防活動を行う必要がある場合に町は2の措置をとる ただし 水防活動の際は 水防活動に従事する者の安全確保が図られるように留意するものとする 被害が生じるおそれのあるとき和歌山県に津波警報が発表されたとき県内で震度 4 以上の地震が観測されたとき水防活動を行う必要があるとき地震により被害を受け 堤防 護岸 ため池等の施設から河川水等の浸水があったとき または浸水が予想されるとき 津波による浸水に備え水門等を閉鎖するにあたっては 閉鎖者の安全管理に配慮し 津波発生時に十分な避難時間が確保できないと判断された場合 閉鎖作業は行わず速やかに避難する 2 計画内容 (1) 自らの判断で河川 海岸 ため池等の付近の住民などに危険を通知し 状況によっては 住民などに対し安全な場所に避難するよう勧告又は指示するとともに 県振興局建設部へその旨連絡する (2) 管内の監視 警戒 水門等管理者への連絡通報 (3) 水防活動に必要な資機材の点検整備 (4) 管理する水門 閘門 防潮扉の迅速な操作及び他の防潮扉等の管理者に対する門扉操作の応援 (5) 水防管理団体間における相互協力及び応援 応急 -42

155 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 1 節災害救助法の適用計画 ( 民生課 ) 第 5 章り災者救助保護計画 1 計画方針地震 津波による災害時におけるり災者の救助及び保護は本計画によるものとする この場合 災害救助法では 救助の実施は知事が行うこととされているが 災害時における救助活動の緊急性からその一部については町長に通知し 町長が行うものとする なお 救助の基準等は次のとおりである 2 計画内容 (1) 適用基準救助法による救助は 次の基準に該当し かつ被災者が現に救助を要する状況である場合に適用される ア全壊 全焼 流出により住家を消滅した世帯が 50 以上に達したとき ( 人口 1 万 5 千人以上 3 万人未満に適用される ) イ被害世帯数がアの世帯数に達しないが被害が相当広範囲な地域にわたり県下の被害世帯数が 1,500 世帯以上の場合は 被害世帯数が 25( アの半数 ) 以上に達したとき ウ被災世帯がア及びイに達しないが 被害が広範囲な地域にわたり全県下の滅失世帯が 7,000 世帯に達した場合 又は当該災害が隔絶した地域に発生したものである等災害にかかった者の救護を著しく困難とする次の特別の事情があること 災害にかかった者に対する食品の給与 生活必需品の給与等について特殊の救助方法を必要とし 又は災害にかかった者の救出について特殊の技術を必要とすること エ多数の者が生命又は身体に危害を受け 又は受けるおそれが生じた場合であって次の基準に該当すること 1 災害が発生し 又は発生するおそれのある地域に所在する多数の者が避難して継続的に救助を必要とすること 2 災害にかかった者に対する食品若しくは生活必需品の給与等について特殊の補給方法を必要とし 又は災害にかかった者の救出について特殊の技術を必要とすること オ住家が滅失した世帯 ( 全壊 全焼 流出 ) の算定に当たっては 住家が半壊し 又は半焼する等 著しく損傷した世帯の二世帯をもって 住家が床上浸水 又は土砂のたい積等により一時的に居住することができない状態となった世帯は 三世帯をもって それぞれ住家が滅失した一世帯とみなす (2) 災害救助法の適用と救助の程度災害救助法を適用した場合における救助の程度及び期間は災害救助法施行細則の定めるところによるが 災害の種別地域条件 その他の状況によって県知事が必要と認める範囲において実施する 応急 -43

156 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 救助法による救助の種類ア避難所の設置イ応急仮設住宅の設置ウ炊出しその他による食品の給与及び飲料水の供給エ被服 寝具 その他生活必需品の給与又は貸与オ医療及び助産カ被災者の救出キ被災した住宅の応急修理ク学用品の給与ケ埋葬コ遺体の捜索サ遺体の処理シ障害物の除去ス応急救助のための輸送費セ応急救助のための賃金職員等雇上費第 2 節被災者生活再建支援法の適用計画 ( 民生課 ) 1 計画方針地震 津波の自然災害時における被災者の生活再建に関する支援については 本計画によるものとする 被災者生活再建支援法に基づき 支援金の支給事務については 被災者生活再建支援法に基づき 県から被災者生活再建法人 ( 財団法人都道府県会館 ) に全部委託 又法人から本町へ一部委託し 実施するものとする 支援法の適用基準等は 次のとおりである 2 計画内容 (1) 適用基準地震 津波等の自然災害により生じた被害が次に該当するに至った場合 ( 火災 事故等人為的な原因により生じた被害は含まれないが 当該起因が自然現象によるものは対象となる ) ア災害救助法施行令 ( 昭和 22 年政令第 225 号 ) 第 1 条第 1 項第 1 号又は第 2 号のいずれかに該当する被害 ( 同条第 2 項のみなし規定により該当することとなるものを含む ) が発生した場合 ( 自然災害に限る ) イ町内で 10 以上の世帯の住宅が全壊した場合における自然災害ウ 100 以上の世帯の住宅が全壊した県における自然災害エア~ウに定める区域に隣接する市町村 ( 人口 10 万人未満のものに限る ) の区域においては5 以上の世帯の住宅が全壊する被害が発生した自然災害オウまたはエの区域に隣接する市町村 ( 人口 10 万人未満のものに限る ) の区域においては 5 以上の世帯の住宅が全壊する被害が発生した自然災害カア若しくはイの市町村を含む都道府県またはウの都道府県が2 以上ある場合に 自然 応急 -44

157 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 災害により5 世帯以上の住宅が全壊する被害が発生した市町村 ( 人口 10 万人未満のも のに限る )2 世帯以上の住宅が全壊する被害が発生した市町村 ( 人口 5 万人未満のもの に限る ) における自然災害 (2) 対象世帯と支給限度額 自然災害によりその居住する住宅が 以下の被害を受けたと認められる世帯 ア住宅が全壊した世帯 イ住宅が半壊し または敷地に被害が生じ 倒壊防止等のやむを得ない事由により住宅 を解体した世帯 ウ災害が継続し 長期にわたり居住不可能な状態が継続することが見込まれる世帯 エ住宅が半壊し 大規模な補修を行わなければ住宅に居住することが困難である世帯 (3) 住宅の被害認定 被害認定については 認定基準 [ 災害の認定基準について( 平成 13 年 6 月 28 日府 政防第 518 号内閣府政策統括官 ( 防災担当 ) 通知 ] により町が行うものとする (4) 支援金の支給額 支給額は 住宅の被害程度に応じて支給する 基礎支援金 及び住宅の再建方法に応じ て支給する 加算支援金 の合計額とする 1 住宅の被害程度に応じて支給する支援金 ( 基礎支援金 ) 住宅の被害程度 支給額 ( 複数世帯 ) 支給額 ( 単数世帯 ) 全壊 住宅が 全壊 した世帯 100 万円 75 万円 解体 住宅が半壊 又は住宅の敷地に被害が生じ その住宅 100 万円 75 万円 をやむを得ず解体した世帯 長期避難 災害による危険な状態が継続し 住宅に居住不能な状態が長時間継続している世 100 万円 75 万円 帯 大規模半壊 住宅が半壊し 大規模な改修を行わなければ居住することが困難な世帯 50 万円 37 万 5,000 円 2 住宅の再建方法に応じて支給する支援金 ( 加算支援金 ) 住宅の再建方法 建設 購入 補修 賃貸 ( 公営住宅を除く ) 支給額 ( 複数世帯 ) 200 万円 100 万円 50 万円 支給額 ( 単数世帯 ) 150 万円 75 万円 37 万 5,000 円 一旦住宅を賃借した後 自ら居住する住宅を建設 購入 ( 又は補修 ) する場合は 合計で 200 万円 ( 又は 100 万円 ) まで ( 単数世帯の場合は 各該当欄の金額の 3/4 の額 ) 応急 -45

158 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 (5) 申請手続き 申請期間 提出書類被災者生活再建支援金の支給を受けようとする世帯の世帯主は 次の1~7の書類を町担当窓口へ提出することが必要となる 申請期間は 基礎支援金が災害発生日から 13 月以内 加算支援金が災害発生日から 37 月以内となっている 支援金の申請要件 ( 資格 ) の確認のため 居住している住宅の被災の程度 ( 全壊 ( 半壊し 倒壊等の危険のため取り壊す場合を含む ) 又は大規模半壊 ) については 町が発行するり災証明書を 町 ( 担当窓口 ) において作成又は証明してもらうことが必要となる ( 以下のとおり ) 1 被災者生活再建支援金支給申請書 2 り災証明書世帯主 ( 被災者 ) が居住する市区町村が当該居住する住宅の当該災害により受けた被災の程度を確認のうえ発行する書類である また 解体として申請する場合には 解体証明書等が必要である 3 住民票住民票は被災時の世帯員全員及び続柄等の記載が必要である 4 預金通帳の写し銀行 支店名 預金種目 口座番号 世帯主 ( 被災者 ) 本人名義の記載があるものとする 5 住宅の建設 購入 補修又は賃借を確認できる契約書等の写し (6) 実施窓口と支援金支給のながれ支援金の支給業務を行う団体として 財団法人都道府県会館が 平成 11 年 2 月 8 日付で 被災者生活再建支援基金として指定されている また 全都道府県から支援金の支給事務の委託を受けているので この基金が支援金の支給を行うことになる 支援金は 全都道府県から拠出した基金の運用益 ( 又は取崩し ) と国からの補助金を原資としている 支給事務の流れは 各被災者からの申請を町で受付を行い 県を経由して財団法人都道府県会館に申請書を提出し 財団法人で審査を行い 支給決定及び支援金支給を行う 被災世帯 1 申請書提出 白 浜 町 2 申請書送付 和歌山県 3 申請書送付 ( 財 ) 都道府県会館 5 交付決定 国 4 支援金支給決定及び支給 6 交付額 1/2 補助 応急 -46

159 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 (7) 町 県 法人の事務体制ア町 制度の周知( 広報 ) 住宅の被害認定 り災証明書等必要書類の発行 被災世帯の支給申請等に係る窓口業務 支給申請書の受付 確認等 支給申請書等のとりまとめ及び県への送付 支援金の返還に係る請求書の交付 加算金の納付に係る請求書の交付 延滞金の納付に係る請求書の交付 返還される支援金 加算金及び延滞金の受領並びに法人への送金 その他上記に係る付帯事務イ県 制度の周知( 広報 ) 法人への支援金支給事務の全部委託 被害状況のとりまとめ 被害状況等の内閣府等への報告 法の対象となる自然災害の公示と内閣府等への報告 支給申請書等必要書類のとりまとめ及び法人への送付ウ法人 ( 被災者生活再建支援法人 )( 財団法人都道府県会館 ) 制度の周知( 広報 ) 交付金交付申請書の受理及び審査 交付金の交付決定及び交付 交付金の却下の決定 支援金支給実績報告書の受領及び審査 交付金の交付決定の取り消し及び交付金の返還請求 国への補助金交付申請等補助金関係事務 支援業務に必要な調査又は研究 支援事業運営委員会の設置及び必要事項の審議 県からの支援金支給に関する事務の全部受託 支援金の支給の申請に係る書類の審査 支援金の支給の決定及び却下の決定 支援金の支給 支援金の申請期間の延長 支給するべき支援金の額の確定 支援金の支給決定の取消 町に対する支援金支給事務の一部委託 その他上記に係る付帯事務 応急 -47

160 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 は 各団体で行う事務 は 委託を受けて行う事務 は 必要な事務 (8) その他支援金支給申請の手続き 収入額の算定 その他については 被災者生活再建支援法 同施行令 同施行規則 内閣府政策統括官通知 ( 防災担当 ) 等に基づき行うものとする 第 3 節避難計画 ( 避難指示等に関すること : 総務課 日置川事務所 消防本部 和歌山県 白浜警察署 田辺海上保安部 陸上自衛隊第 37 普通科連隊 / 避難所に関すること : 税務課 民生課 避難所運営所管各部署 ) 1 計画方針災害のため現に被害を受け 又は受けるおそれのある者の避難のための指示勧告及び避難所の開設並びに収容保護は本計画によるものとする 2 計画内容 (1) 実施者避難のための避難準備情報の提供 立退きの勧告 指示 屋内での待避等の安全確保措置の指示及び避難所の開設並びに避難所への収容保護は次の者が行う 応急 -48

161 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 ア避難準備情報の提供白浜町長 ( 基本法第 56 条 ) イ避難の勧告災害全般について白浜町長 ( 基本法第 60 条 ) ウ避難の指示洪水について 地すべりについて 知事 ( 基本法第 60 条第 5 項 ) 知事又はその命を受けた職員 ( 水防法第 29 条 ) 水防管理者 ( 水防法第 29 条 ) 知事又はその命を受けた職員 ( 地すべり等防止法第 25 条 ) 災害全般について白浜町長 ( 基本法第 60 条 ) 知事 ( 基本法第 60 条第 5 項 ) 警察官 ( 警察官職務執行法第 4 条 基本法第 61 条 ) 自衛官 ( 災害派遣 )( 自衛隊法第 94 条 ) 海上保安官 ( 基本法第 61 条第 1 項 ) エ屋内での待避等の安全確保措置の指示白浜町長 ( 基本法第 60 条第 3 項 ) 知事 ( 基本法第 60 条第 6 項 ) 警察官 ( 警察官職務執行法第 4 条 基本法第 61 条第 1 項 ) 自衛官 ( 災害派遣 )( 自衛隊法第 94 条 ) オ警戒区域の設定 災害全般について 海上保安官 ( 基本法第 61 条 ) 白浜町長又はその委任を受けて白浜町長の職権を行う白浜町の職員 ( 基本法第 63 条第 1 項 ) 警察官 ( 基本法第 63 条第 2 項 ) 海上保安官 ( 基本法第 63 条第 2 項 ) 自衛官 ( 基本法第 63 条第 3 項 ) 知事 ( 基本法第 73 条 ) 火災について消防吏員 消防団員 ( 消防法第 28 条 ) 警察官 ( 消防法第 28 条 ) 水災について水防団長 水防団員 ( 水防法第 21 条 ) 警察官 ( 水防法第 21 条第 2 項 ) 火災 水災以外について 消防吏員 消防団員 ( 消防法第 21 条 ) 消防吏員 消防団員 ( 消防法第 36 条 ) 警察官 ( 消防法第 36 条 ) カ避難所の開設 収容 白浜町長 (2) 避難の勧告 指示の基準 ( 災害全般 ) ア町長 1 災害発生時に人の生命又は身体を保護するため早期かつ的確な避難勧告等の発令が応急 -49

162 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 できるよう 和歌山県避難勧告等の判断 伝達マニュアル作成のモデル基準 を参考とし 地理的な特徴等を考慮した上で 具体的な発令判断基準を策定するものとする 2 災害が発生するおそれがある場合においては 一般住民に対して避難準備を呼びかけるとともに 避難行動要支援者等 特に避難行動に時間を要する人に対して その避難行動支援対策と対応しつつ 早めの段階で避難行動を開始することを求める避難準備情報を提供することとする 3 災害が発生し 又は発生するおそれがある場合において 人の生命又はその身体を災害から保護し その他災害の拡大を防止するため特に必要があるときは 必要と認める地域の居住者 滞在者その他の者 ( 以下 居住者等 という ) に対し 避難のための立退きを勧告し 急を要するときは 避難のための立退きを指示することとする 4 災害が発生し 又はまさに発生しようとしている場合で 避難のための立退きを行うことにより かえって人の生命又は身体に危険が及ぶおそれがあると認めるときは 必要と認める地域の居住者等に対し 屋内での待避その他の屋内における避難のための安全確保に関する措置を指示することとする 5 避難のための立退きを勧告し 若しくは指示し 又は立退き先を指示し 又は屋内での待避等の安全確保措置を指示したときは 速やかにその旨を知事に報告することとする 6 避難のための立退きの勧告 指示又は屋内での待避等の安全確保措置を指示する場合において 必要があると認めるときは 指定行政機関の長 指定地方行政機関の長 知事に対し 勧告 指示に関する事項について助言を求めることができる イ知事災害が発生した場合において 当該災害の発生により町長が 避難のための立退きの勧告及び指示並びに屋内での待避等の安全確保措置の指示を行うことができなくなったときは 町長に代わって実施するものとする ウ警察官又は海上保安官 1 町長が避難のための立退き若しくは屋内での待避等の安全確保措置を指示することができないと認めるとき 又は町長から要請があったときは 必要と認める地域の居住者等に対して避難のための立退き又は屋内での待避等の安全確保措置を指示することとする この場合 直ちに避難のための立退きまたは屋内での待避等の安全確保措置を指示した旨を町長に通知することとする 2 警察官又は海上保安官は 災害により危険な事態が発生し 特に急を要する場合は 危害を受けるおそれのある者を避難させるものとする エ災害派遣を命ぜられた自衛官災害により危険な事態が発生し 警察官がその場にいないときで特に急を要する場合は 危害を受けるおそれのある者を避難させるものとする (3) 避難の方法ア第 1 次避難 ( 事前避難 ) 災害が事前に予測されるときは あらかじめ高齢者 障がい者 病弱者 乳幼児 妊婦などの避難行動要支援者を避難させるものとする 応急 -50

163 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 イ第 2 次避難 ( 緊急避難 ) 災害が発生した場合又は事前避難のいとまがないときは 緊急避難を行うものとする 緊急避難の場合は 避難の勧告 指示の発せられたとき 又は自主的な判断により行うものとする ウ避難は原則として避難者各自が行うものとし 自主判断により縁故関係先又は指定避難所に避難するよう周知させ 必要に応じて関係機関の車両 船舶等を利用する エ避難の際の心得を平素からリ-フレット等により一般に周知徹底を図る オ避難に際しては 関係警察機関とも密接な連絡をとって行うものとし 避難後の警備についても万全を期する カ避難の指示 勧告の伝達手段は 下記により行うものとする 1 広報車 2 防災行政無線 3 安心 安全メール 4 防災情報案内サービス 5 コミュニティFM 6 防災わかやまメール配信サービス 7 エリアメール 緊急速報メール 8 県ホームページ 9 県防災ヘリコプター 10 ラジオ テレビ等キ避難勧告等の発令基準 ( 津波災害時 ) 避難準備情報避難勧告避難指示和歌山県に 津波注意報が和歌山県に 津波警報 大津 発表されたとき波警報が発表されたとき ク避難すべき区域 ( 津波災害時 ) 津波 白浜町津波ハザードマップによる浸水想定区域を含む地区 応急 -51

164 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 ケ避難勧告等の行動指針 ( 津波災害時 ) 発令時の状況 避難行動要支援者等の避難行動に時間を要する者が避難行動を開始しなければな避難準備情報らない段階であり 人的被害の発生する可能性が高まった状況 住民に求める行動 海岸付近に近づかないよう注意して 早めの避難準備や避難行動要支援者等の避難を促す 避難勧告 避難指示 通常の避難行動ができる者が避難行動を開始しなければならない段階であり 人的被害の発生する可能性が明らかに高まった状況 前兆現象の発生や現在の切迫した状況から 人的被害の発生する危険性が非常に高いと判断された状況 堤防の隣接地等 地域の特性等から人的被害の発生する危険性が高いと判断された状況 人的被害の発生した状況 直ちに高台 ( 安全な場所 ) へ避難する 避難を行うことにより人の生命または身体に危険が及ぶ場合には 屋内での待避等の安全確保 直ちに高台 ( 安全な場所 ) へ避難する 避難を行うことにより人の生命または身体に危険が及ぶ場合には 屋内での待避等の安全確保 (4) 避難誘導住民等の避難誘導は 職員 警察官 消防職員等が実施するが 誘導に当たっては 避難路の安全を確認しつつ できるだけ自主防災組織 自治会あるいは職場 学校等を単位とした集団避難を行うものとする また 自主防災組織や自治会については 責任者による自主的な避難誘導を行うものとする (5) 収容者避難所へは次の者を収容する ア避難の勧告 指示が発せられた者又は緊急に避難することが必要である者 イ住家が災害により全壊 ( 焼 ) 流失 半壊( 焼 ) 床上浸水( 破壊 消防による全 半壊を含む ) の被害を受け日常起居する居住の場所を失った者 (6) 避難所の開設及び開設の方法避難所の開設及び収容並びにり災者の保護は 救助法による救助が適用された場合は 同法に基づき本部長が実施する 又は同法が適用されない災害又は同法が適用されるまでの間は町独自の応急対策として本部長が開設し実施する なお 本計画は救助法を適用する災害時の基準であるが 町単独の場合についても本計応急 -52

165 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 画に準ずるものとする ア避難者収容避難所の必要床面積を一人当たり2m2と設定し避難者を収容することとする イ危険区域と避難立退き先の指定町長はそれぞれ地区の実情 災害の種類等を十分検討のうえ 危険区域と危険度を想定し 関係機関と協議のうえ 避難場所をあらかじめ選定しておくものとする ウ設置の方法 1 既存建物の利用学校 集会所 公民館 神社の社務所 寺院の本堂 庫裡 旅館 工場 倉庫等福祉避難所として福祉施設の活用や旅館 ホテルを借り上げにより設置 2 野外仮設の利用仮設物等を設置 テントを借り上げ設置エ避難所の設置報告及び収容状況報告本部は 避難所を設置した場合には 直ちに避難所開設状況を県本部に報告しなければならない 報告事項は概ね次のとおりである 1 避難所開設の日時及び場所 2 箇所数及び収容人員 ( 避難所別 ) 3 開設期間の見込各避難所には 維持 管理のため それぞれ責任者 ( 原則として職員 ) を定めておく オ収容期間災害発生の日から7 日以内とする ただし災害が落ち着くに従い収容人員が次第に減少するときは 本部長は避難所を逐次整備縮小し その都度その旨を県本部長に連絡しなければならない なお 大災害の場合等で どうしても期間内に避難所を閉鎖することが困難な場合 本部長は振興局を経由して事前に県本部長に開設期間の延長を要請し 県本部長が延長の必要を認めた場合は厚生労働大臣に協議し その同意を得た上で 期間を定めることができる 協議は次の事項を明示して行う ( 救助に関する期間延長については すべての項目について共通 ) 1 実施期間内により難い理由 2 必要とする救助の実施期間 3 期間延長を必要とする地域 救助対策者数 4 その他カ福祉避難所の開設本部長は 自宅等で生活している要配慮者に対し 状況に応じ 医療や介護などの必要なサービスを提供するため あらかじめ指定する施設のうち必要分を福祉避難所として開設する 応急 -53

166 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 キ避難所設置のための費用 1 避難所設置費 国庫負担の対象となる経費は概ね次のとおりである 区 分 例 示 賃金職員等雇上費 応急的補修 改造 畳 その他の資材の運搬等避難所の設置 維持及び管理のために雇い上げた労務者の賃金 備 品 費 避難所設置の長期化により必要となるストーブ 扇風機 畳 カーペット パーテーション等に要する経費 なお 一時的避難という避難所の性格から リースを原則とすべきである 消 耗 器 材 費 懐中電灯 乾電池 ポリ袋 掃除用具等直接被災者の処遇に必要な経費 建物器物等使用謝金借上料 購入費 避難所として使用した建物の借上料又は避難所設置のために使用した器物等の使用謝金 借上費及び購入費 光 熱 水 費採暖及び湯茶をわかすための経費 ( ガス 電気 灯油等 ) 仮設の炊事場 便所及び避難所設置が長期化した場合に必要と仮設の炊事場 便所される仮設風呂の設置のための必要とする経費 その他臨時電及び風呂の設置費等灯設備費等を支出することも差し支えない 衛 生 管 理 費衛生管理としての経費 ( 手洗用クレゾール 石鹸等 ) 高齢者 障がい者等であって 避難所での生活において特別な 福 祉 避 難 所 配慮を必要とする者を収容する避難所設置のために支出する費用 2 所要物資の確保 避難所開設及び収容保護のための所要物資は 本部において確保する ただし 現 場において確保できないときは 県本部に物資確保について要請するものとする (7) 避難所の運営 ア町は あらかじめ避難所毎の担当部署を定めるなど 発災後の迅速な人員配置に努め るとともに 白浜町避難所運営マニュアル に沿って 自主防災組織等とも連携して 円滑な運営に努めるものとする その際 男女のニーズの違い等男女双方の視点に配慮 するものとする イ自主防災組織等は 避難所の運営に対し町に協力するとともに 役割分担を定め 自 主的に秩序ある避難生活を確保するものとする ウ町は 避難所の運営について管理責任者の権限を明確にするものとする エ本部は 避難所を開設した場合は 速やかに避難者数の確認 避難者名簿の作成等に より その実態を把握し 避難生活に必要な物品の確保や食糧 飲料水等の提供 炊き 出し等を行うものとする オ本部は 必要により 警察と十分連携を図りながら パトロール隊による巡回活動を 実施するものとする カ避難所の生活において 要配慮者の介護及び性別や子どもに配慮したスペース ( 更衣 室 洋式トイレ 洗濯干し場 授乳室 交流 ( 遊び ) スペース等 ) 食物アレルギーの ある者に配慮した食料や生活用品を確保するとともに 女性向け物資の配布は女性が担 当するなどの配慮を行う 応急 -54

167 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 キ避難生活が長期化する場合は 必要に応じて 避難者や避難所に係わる運営スタッフ等の健康状態及び医師や看護師による巡回の必要性を把握し 必要な措置を講ずるよう努めるとともに プライバシー確保の状況 入浴施設設置の有無及び利用頻度 洗濯等の頻度 暑さ 寒さ対策の必要性 食料の確保 配食等の状況 ごみの処理状況など 避難所の衛生状態等の把握に努め 必要な措置を講ずる (8) その他必要とする事項各避難所の維持管理のために責任者を定めるとともに 次の関係書類を整理保存しなければならない ア避難者名簿イ救助実施記録日計票ウ避難所用物品費受払簿エ避難所設置及び収容状況オ避難所設置に要した支払証拠書類カ避難所設置に要した物品受払証拠書類 (9) 県への要請と広域避難の受入れ町は町域外への避難所の確保が必要となった場合 県へ要請を行う 県は 町から要請があった場合は 県域の他の市町村への応援の指示 関西広域連合 他府県への応援要請などにより施設の確保を図るとともに 関係機関の協力を得て避難者を移送するための措置を講ずる 第 4 節食糧供給計画 ( 総務課 民生課 ) 1 計画方針 災害時におけるり災者等に対する応急用食糧等の調達 供給は 町 県 農林水産省生産局 ( 以下 生産局 という ) その他関係機関の協力のもとに本計画により実施する 2 計画内容 (1) 炊き出しの実施及び食品の給与ア実施者炊き出し及び食品の給与は町長が実施する イ実施の場所炊き出しは 避難所又はその近くの適当な場所を選んで実施する ウ炊き出しの方法本部が奉仕団等の協力により実施する エ食糧の調達 炊き出し 1 炊き出しのため必要な原材料等の調達は本部において行う 2 上記 1による供給不可能な場合は 本部長は災害発生状況又は給食を必要とする事情及びこれに伴う給食に必要な米穀 ( 以下 応急用米穀 という ) の数量を知事に申請するものとする ただし やむを得ない理由により本部長が 生産局に直接要請し応急 -55

168 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 た場合は 必ず 知事に連絡するものとする 3 知事は上記 2により申請を踏まえ 精米の調達に当たって民間米穀販売業者の手持精米の在庫 ( 以下 民間物品 という ) を優先することとし 災害救助用精米の供給等の協力に関する協定 締結卸売業者 ( 以下 協定業者 という ) に必要量の供給要請を行うものとする ただし 民間物品によっても供給が不足する場合は 政府所有米穀の供給を要請する なお 政府所有米穀の供給は玄米によるため 知事は協定業者に委託し とう精を要請する 4 知事は 政府所有米穀の供給が必要と判断される場合は 速やかに県農林水産部を通じて生産局に政府所有米穀の引渡しに関する情報 ( 希望数量 引渡場所及び引渡方法等 ) 担当者の名前 連絡先等を電話するとともに FAX 又は電子メールで連絡する 5 知事は4の電話連絡後 速やかに 災害時の政府所有米穀の供給に係る都道府県からの要請手続きについて に基づき 災害救助用米穀の引渡要請書を生産局長に郵送により提出するものとする 6 5の要請を受けた生産局長は 生産局長と委託契約を締結して政府所有米穀の販売業務を行う民間事業体 ( 以下 受託事業体 という ) 及び県と連絡調整を行い 供給する災害救助用米穀及び引渡方法を決定することとする 7 生産局長は 6の調整修了後 速やかに 供給する政府所有米穀の品種 数量等を記入した売買契約書を県に2 部送付するものとする 8 知事は 送付された売買契約の内容を確認し 記名 押印のうえ 生産局に返送するものとする 9 生産局長は 返送された売買契約書に 契約日 記名 押印を行い 1 部を県に送付するものとする 10 生産局は 売買契約の締結後 速やかに受託事業体に供給の指示及び納入告知書の発行手続きを行うものとする 11 生産局から指示を受けた受託事業体は 指示された内容に従って 県に政府所有米を引き渡すものとする 12 県は 財務省会計センターから送付される納入告知書により販売代金を納付するものとする 13 災害救助法 ( 昭和 22 年法律第 118 号 ) 及び武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律 ( 平成 16 年法律第 112 号 ) が発動された場合の政府所有米穀の知事又は町長への緊急引渡手続きについては 下記に定めるところとする a 摘要範囲この要領は 知事又は町長に対して災害地における応急食糧の円滑な供給を期するため 米穀の買入れ 販売等に関する基本要領 ( 平成 21 年 5 月 29 日付け 21 総食第 113 号総合食料局長通知 ) 第 2 章第 10 の災害救助法及び国民保護法が発動された場合の特例を適用するものとする b 具体的な内容 ( ア ) 生産局長が知事又は町長の要請に応じて引き渡す災害救助用米穀は 国内産米応急 -56

169 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 穀とする ( イ ) 知事は 災害救助用米穀を生産局長から全量買い受けるものとする ( ウ ) ( イ ) の米穀を販売する価格は 原則として法律が発動される直前の受託事業体に指示した予定価格等を基準に決定するものとする ( エ ) 代金の納付期間は次のとおりとし 担保及び金利を徴しないものとする (a) 災害救助法が発動され 救助を行う場合は 30 日以内であって生産局長と知事が協議して決定した期間とする ただし 次に掲げる要件を全て満たす場合は 3か月以内で生産局長と知事が協議して決定した期間とする i) 大規模な災害が発生し 災害対策基本法 ( 昭和 36 年法律第 223 号 ) に基づき政府が緊急災害対策本部又は非常災害対策本部を設置したこと ii) 自衛隊の派遣が行われていること iii) 知事から 30 日を超える延納措置を必要とする旨の要請があり 生産局長がやむを得ないと認めること (b) 武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律 ( 平成 16 年法律第 112 号 ) が発動され 救援を行う場合は 3か月以内で生産局長と知事が協議して決定した期間とする 食品の給与 1 食品の給与のため必要な食料の調達は本部において行う 2 本部による調達が不可能な場合は 県は本部からの要請に応じ 又は町における備蓄物資等が不足するなど災害応急対策を的確に行うことが困難であると認めるなど その事態に照らし緊急を要し 本部からの要請を待ついとまがないと認められるときは要請を待たずに 物資を確保し供給するものとする オ供給品目及び基準量等通常の流通経路を通じないで供給する場合の応急用米穀は精米とし 一人当りの給食並びに供給基準は 一食あたり精米 200 グラムとする ただし 消費の実情に応じては 乾パンの供給を行う ( 乾パンの一食分は 100 グラムとする ) カ救助法による救助基準 1 炊出し及び食品給与対象者 a 避難所に収容された者 b 住家の被害が全壊 全焼 流出 半壊 半焼又は床上浸水等であって炊事のできない者 c 旅館やホテルの宿泊人 一般家庭の来訪者等 2 実施期間災害発生の日から7 日以内とする ただし被災者が一時縁故地等へ避難する場合はこの期間内に3 日以内を現物により支給することができる 3 その他炊出し等を実施する場合には本部長は その責任者を指定するとともに各現場にそれぞれ実施責任者を定め 炊き出しに必要な次の帳簿を整理し 保管しなければならない 応急 -57

170 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 a 救助実施記録日計票 b 炊出し給与状況 c 炊出しその他による食品給与物品受払簿 d 炊出しその他による食品給与のための食糧購入代金等支払証拠書類 e 炊出しその他による食品給与のための物品受払証拠書類第 5 節給水計画 ( 上下水道課 ) 1 計画方針地震災害のため飲料水が確保できない 又は汚染により飲用に適する水を得ることができない者に対する飲料水の供給体制の確保を図る そのため 所管の地域において それぞれ独自に給水計画を立て1 人 1 日最低必要量 3リットルの水の確保に努め 実施できないときは 隣接市町 関係団体または県に速やかに応援要請する体制の確保を図るものとする 2 計画内容 (1) 実施者本部長が行うものとする 本部長は所管の地域において それぞれ独自に給水計画を立て1 人 1 日最低必要量 3リットルの水の確保に努め 更に風呂 便所及び炊事等に必要な生活用水の確保にも努めるものとする ただし 本町において実施できないときは 本部長の要請により 隣接市町等の応援を受け実施するものとする (2) 供給方法飲料水等は 概ね次の方法により供給するものとする ア給水車又は容器等による運搬供給浄水場や被災地に近い水道から取水し 被災地域内の給水基地等へ飲料水 生活用水の輸送を行う この場合特に病院 避難所等緊急度の高い所を優先とする イろ過器等による供給飲料水が防疫その他衛生上浄化の必要があるときに ろ過器等を通し飲料水を確保する ウ家庭用井戸水等による供給家庭用井戸について 水質検査の結果 飲用水として適当と認めた場合には その付近のり災者のための飲料水として供給する なお 飲料に適さない場合には 消毒等により飲料水 生活用水として確保する (3) 事務手続きア本部長は 飲料水の供給計画に基づき応急対策を実施したときは 直ちに 該当保健所経由のうえ 県本部食品安全 生活衛生班へ報告する イ本部長は 飲料水の供給ができないときの隣接市町等への応援又は協力の要請手続は上記と同じする なお 要請等に当たっては 次の事項を示すものとする 1 給水地 2 必要水量 ( 何人分 何立方メートル ) 3 給水方法応急 -58

171 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 4 給水期間 5 水道又は井戸の名称 6 その他 (4) 救助法による基準ア飲料水の供給期間災害発生の日から7 日以内イ飲料水供給のための費用のうち補助対象となる経費 1 水の購入費 2 給水及び浄水に必要な機械器具の借上費 修繕費及び燃料費 3 浄水用の薬品費及び資材費ウ帳簿等の作成飲料水の供給を行うときは その責任者を定め 次の帳簿等を作成し 整理保管するものとする 1 救助実施記録日計票 2 給水用機械器具 燃料及び浄水用薬品 資材受払簿 3 飲料水の供給簿 4 飲料水供給のための支払証拠書類 (5) 水道の対策水道事業者は 災害による水道事故に対処するため災害の発生が予想されるときは 水道技術管理者及び各要員を待機させるとともに復旧資材の確保に努め 事故が発生したときは 次の方法により対策を講じるものとする ア施設を巡回して事故発生の有無を確認する イ施設の損壊 漏水等の被害を認めたときは 応急措置を講じるとともに 保健所を経由して県本部食品安全 生活衛生班に被害内容 被害金額及び給水状況等を速やかに電話等をもって報告する ウ水道が断水のため 該当事業体のみで飲料水の供給ができなくなったときは 保健所を経由して県本部食品安全 生活衛生班に連絡するとともに 相互応援協定等に基づく支援の要請や県本部食品安全 生活衛生班を通じて他の府県水道事業体等に対する広域的な支援の要請を行う エ水道の復旧に当たっては 復旧行動指針 復旧計画等に添って行うものとするが 特に浄水場から主要配水池にいたる送水管の復旧及び基幹配水管の復旧を優先的に行う その後避難所 病院等への給水が早急に行われるよう考慮しながら 配水支管等の復旧を行い 断水区域の解消に努める オ水道事業体は復旧後の施設の使用開始にあたって 水質の保全に留意し管内の消毒等を十分行う カ国庫補助対象となるような規模の施設災害が発生した場合には 上水道施設災害復旧費及び簡易水道施設災害復旧費補助金交付要綱 災害復旧事業の事務に関する手引 及び 厚生省所管水道施設災害復旧費調査要領 等により所定の手続等を行う 応急 -59

172 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 (6) その他本部長は 家庭用井戸の位置の把握に努めておくものとする また 給水の実施にあたって給水場所や時間等の内容を迅速かつ的確に広報できるよう努めるものとする 第 6 節物資供給計画 ( 総務課 民生課 ) 1 計画方針 救助法によるり災者に対する被服 寝具 その他生活必需品の給与又は貸与は 本計画によ るものとする 2 計画内容 (1) 実施体制ア実施者被服 寝具 その他生活必需品の給与又は貸与は本部長が行う イ対象者住家が床上浸水以上の被害をうけ 被服 寝具 その他日用品等をそう失又はき損し 直ちに日常生活を営むことが困難な者に対して行う ウ支給費目被害の実情に応じ次の品目の範囲内において 現物をもって行うものとする 1 寝具 ( 就寝に必要なタオルケット 毛布 布団等 ) 2 外衣 ( 洋服 作業衣 子供服等 ) 3 肌着 ( シャツ パンツ等の下着 ) 4 身の回り品 ( タオル 靴下 サンダル 傘等 ) 5 炊事道具 ( 炊飯器 鍋 包丁 ガス器具等 ) 6 食器 ( 茶碗 皿 箸等 ) 7 日用品 ( 石けん 歯みがき バケツ トイレットペーパー等 ) 8 光熱材料 ( マッチ プロパンガス等 ) エ給与又は貸与の期間災害発生の日から 10 日以内とする オ物資の確保物資の調達は本部において行う 本部による調達が不可能な場合は 県は本部からの要請に応じ 又は町における備蓄物資等が不足するなど災害応急対策を的確に行うことが困難であると認めるなど その事態に照らし緊急を要し 本部からの要請を待ついとまがないと認められるときは要請を待たずに 物資を確保し供給するものとする カその他物資を供給する場合は 給付段階ごとにそれぞれ責任者を定め 記録及び受領書を次のとおり整備しなければならない 1 救助実施記録日計票 2 物資受払簿応急 -60

173 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 3 物資の給与状況表 4 物資購入関係支払証拠書類 5 備蓄物資払出し証拠書類 (2) 要配慮者への配慮被服 寝具その他生活必需品の物資の供給実施については 要配慮者を優先的に行うものとし できる限り要配慮者個人のニーズに対応するものとする (3) 多様なニーズへの対応被災地で求められる物資は 時間の経過とともに変化し 多様化すると考えられる また 高齢者や障がい者 女性 乳幼児など 避難者の特性によって必要となる物資は異なる 町は 変化していく避難者ニーズの把握及びニーズに対応した物資の確保及び配布に努めるとともに 生理用品 女性用下着の配布は女性が行うなど 物資の配布方法についても配慮する 第 7 節住宅 宅地対策計画 ( 建設課 日置川事務所 ) 1 計画方針地震災害により住家に被害を受けた者で 自己の資力では住宅を得ることのできない者に対する応急仮設住宅の建設及び応急修理の実施並びに既存公営住宅等の活用等により 被災住民の住居の確保を図るものとする 2 計画内容 (1) 実施者応急仮設住宅の建設及び住宅の応急修理の計画の樹立と実施は 本部長が知事から委託を受けて行うものとするが 本町の実施が困難な場合は県が行うことができる (2) 救助法による応急仮設住宅の建設の基準建築基準法第 85 条の建築の緩和の告示後実施するものとする ア規模並びに費用の限度イ建設期間災害発生の日から 20 日以内に着工し できる限り速やかに完成するものとする ウ入居基準 1 住家が全焼 全壊又は流出した者であること 2 居住する住家がない者であること 3 自己の資力では住宅を確保することができない者であること (3) 応急仮設住宅の建設応急仮設住宅の建設については 災害時における応急仮設住宅の建設に関する協定書 に基づき社団法人プレハブ建築協会に協力を求めることができる (4) 救助法による住家の応急修理の基準ア規模並びに費用の限度応急 -61

174 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 1 居室 炊事場 便所等日常生活に必要最小限限度の部分に対し 現物をもって行うものとする 2 費用の限度イ応急修理の期間災害発生の日から1カ月以内に完了すること ウ対象者居住者が自己の資力をもって応急修理ができない者 (5) 資材の確保資材は原則として請負業者が確保するものとするが 業者において確保出来ないときは本部長があっせん調達を行い 又は資材を支給するものとする (6) 応急仮設住宅の管理応急仮設住宅は 本部長が知事から委託を受けて管理するものとする ア家賃及び維持管理 1 家賃は無料とする 2 維持修理は 入居者において負担する 3 地代を必要とするときは 入居者の負担とする イ応急仮設住宅台帳の作成本部長は入居予定者が仮設住宅に入居したときは 応急仮設住宅台帳を作成し 入居契約書とともに整理保管し 知事に台帳の写しを提出するものとする ウ供与期間完成の日から2 年以内とする (7) 公営住宅法による災害公営住宅ア災害公営住宅は 大規模な災害が発生し 住宅の被害が次の各号の1 以上に達した場合に低所得者被災世帯のため国庫から補助 ( 割当 ) を受けて建設し 入居させるものとする 1 地震その他の異常な天然現象による災害の場合 a 被災地全域の滅失戸数が 500 戸以上のとき b 1 市町村の区域内の滅失戸数が 200 戸以上のとき c 滅失戸数がその区域内住宅戸数の 10% 以上のとき 2 火災による場合 ( 同一期に同一場所で発生したとき ) a 被災地域の滅失戸数が 200 戸以上のとき b 滅失戸数が本町の区域内の住宅戸数の 10% 以上のときイ建設及び管理者災害公営住宅は 原則として本町が建設し 管理するものとする ただし 本町の財政事情等から建設が著しく困難な場合は 県が本町に代わって建設管理するものとする 災害公営住宅の建設及びその管理は 概ね次の基準によるものとする 1 入居者の条件次の各号の条件に適合する世帯応急 -62

175 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 a 当該災害により住宅を滅失した世帯であること b 町が別に定めた月収額以下の世帯であること c 現に同居し 同居しようとする親族がある世帯であること ( ただし 高齢者 身体障害者その他の特に居住の安定を図る必要がある者として 公営住宅法施行令で定める者にあっては 本項は適用しない ) 2 建設戸数 a 建設戸数は被災滅失住宅戸数の 30% 以内 b ただし 他市町村で余分があるときは 30% を越えることができる c 県において 建設戸数の合計が県内滅失戸数の 30% 以下の場合 30% に達することがある 3 規格住宅 1 戸の床面積の合計が 25 m2以上 80 m2以下 4 費用標準建設費の 2/3 国庫補助 ( 激甚災の場合は 3/4) 5 家賃管理者が入居者の収入に応じて決定する額 6 建設年度原則として当該年度 やむを得ない場合翌年度 (8) 公営住宅法による既設公営住宅復旧事業既設公営住宅の復旧は 災害 ( 火災にあっては 地震による火災に限る ) により公営住宅又は共同施設が滅失し 又は著しく損傷した場合において 事業主体が国庫から補助を受けて復旧するものとする ア国庫補助適用の基準 1 戸当りの復旧費が 11 万円以上のものを対象としてそれらの一事業主体内での合計が 県営住宅で 290 万円 町営で 190 万円以上になった場合 1 再建設の場合公営住宅の構造については 再度の災害対象 合理的な土地利用等を配慮して定めるものとする 2 補修の場合補修費は 通常必要な費用を基準として国土交通大臣が定める 3 宅地の復旧の場合 a 滅失した公営住宅を再建設する場合従前地の場合 造成費は国庫補助対象別の敷地の場合 起債対象 b 既設公営住宅団地の宅地のみが被害をうけた場合 起債対象イ国庫補助率 1/2 激甚法の適用を受けた場合は 補助率に変更がある 応急 -63

176 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 (9) り災に対する住宅建設資金等の融資災害が発生した場合 災害のり災者に対するり災住宅の復興に必要な資金は 住宅金融支援機構の行う次の種類の融資制度を積極的に活用して 早急にり災住宅の復旧を図るものとする ア災害復興住宅建設 補修資金の貸付 1 申込みができる方 住宅金融支援機構が指定した災害により被害を受けた住宅の所有者で 地方公共団体から次の書類の発行を受けた方 建設及び新築 リ ユース購入 住宅が 全壊 大規模半壊 又は 半壊 した旨の り災証明書 の発行を受けた方 住宅が 大規模半壊 又は 半壊 した旨の り災証明書 の発行を受けた方は 住宅の被害状況に関する申出書 と被害状況が確認できる写真が必要となります 補修 住宅に 10 万円以上の被害を受け り災証明書 の発行を受けた方 * 被災された住宅の所有者の方が復旧を行わない場合には 被災住宅の賃借人または居住者の方も申し込みすることができます ご自分が居住するために住宅を建設 購入または補修される方 被災者の方に貸すために建設 購入 補修する場合も対象になります ( ただし 連帯保証人が必要となります ) 年収に占めるすべての借入れ の年間合計返済額の割合 (= 総返済負担額 ) が次の基準を満たす方年収 400 万円未満 400 万円以上基準 30% 以下 35% 以下 すべての借入れとは 災害復興住宅融資による借入れのほか 災害復興住宅融資以外の住宅ローン 自動車ローン 教育ローン カードローン ( クレジットカードによるキャッシングや商品の分割払い リボ払いによる購入を含みます ) などの借入れをいいます 注 : 総返済負担率基準に満たないときは 同居する親族や同居しない直系親族の収入を合算できる場合もあります 日本国籍の方 外国人の方または法人 2 申込受付期間 災害の終息した日から2 年間です ( 注 ) 災害の終息した日は 住宅金融支援機構が災害の状況を考慮して決定します 申込受付期間は 個々の災害によって異なります 応急 -64

177 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 3 融資を受けることができる住宅 a 共通 ( ア ) 各戸に居住室 台所 トイレが備えられていること ( イ ) 建設 購入の場合で 木造の場合の建て方は一戸建てまたは連続建てであること ( ウ ) 敷地の権利が転貸借でないこと *175 m2よりも大きな住宅が被害にあったときは その広さまでの住宅を建設 購入またはリフォームできます b 建設 ( ア ) 1 戸当たりの住宅部分の床面積が 13 m2以上 175 m2以下の住宅 c 新築購入 ( ア ) 1 戸当たりの住宅部分の床面積が 50 m2 ( マンションの場合 40 m2 ) 以上 175 m2以下の住宅 ( イ ) 申込日から2 年前の日以降に竣工した住宅 または竣工予定の住宅 ( ウ ) 一戸建ての場合は敷地面積が 100 m2以上であることが必要です d リ ユース購入 ( ア ) 1 戸当たりの住宅部分の床面積が 50 m2 ( マンションの場合 40 m2 ) 以上 175 m2以下の住宅 ( イ ) マンション以外の場合は敷地面積が 100 m2以上であることが必要です e 補修 ( ア ) 補修の場合は 共通の条件のみです 4 融資額融資額の合計は 各所要額の合計額が限度となります (10 万円以上で 10 万円単位 ) なお 融資限度額は 次の 1~3 の合計額です a 基本融資額 ( 必ずご利用下さい ) 建設資金リ ユース構造 \ 種別補修資金構造 \ 種別新築購入資金購入資金耐火 準耐火 640 万円耐火 準耐火木造 ( 耐久性 ) 1,460 1,160 万円木造 590 万円万円 (1,460 万円 ) 木造 ( 一般 ) 1,400 万円 950 万円 ( ) 内はリ ユースプラス住宅 リ ユースプラスマンションの場合の融資額です b 土地融資額新築購入資金融資 \ 種別建設資金補修資金リ ユース購入資金土地取得資金 970 万円 970 万円 - 整地資金 380 万円 万円引方移転資金 万円 * 建設資金について 土地取得資金は土地が流失した場合などに限りご利用いた 応急 -65

178 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 だけます * 土地取得費は賃借権の場合は 580 万円 保証金により取得した定期借地権の場合は 380 万円 ( 一定の要件があります ) となります * 整地資金は 堆積土砂の排除 切土 盛土 擁壁の築造を行う場合などにご利用いただけます * 引方移転資金と整地資金の両方を利用する場合は 合計で 380 万円が限度となります c 特例加算額 450 万円 補修資金の場合はご利用できません d 貸付利率住宅金融支援機構へお問い合わせください e 返済期間最長返済期間は 次の1または2のいずれか短い年数になります ( ア ) 住宅の構造 タイプによる最長返済期間 建設資金 新築購入資金 (10 年以上 1 年単位で設定 ) 耐火 準耐火 木造 ( 耐久性 ) 35 年木造 ( 一般 ) 25 年 ご融資の日から3 年間の元金据置期間を設定でき 据置期間を設定すると返済期間が延長されます リ ユース購入資金 (10 年以上 1 年単位で設定 ) リ ユースプラスマンション リ ユースプラス住宅 35 年リ ユースマンション リ ユース住宅 25 年 ご融資の日から3 年間の元金据置期間を設定でき 据置期間を設定すると返済期間が延長されます 補修資金 20 年 (1 年単位で設定 ) 返済期間内でご融資の日から1 年間の元金据置期間を設定できます ( 返済期間は延長されません ) ( イ ) 年齢による最長返済期間 80 歳 - 申込本人の申込時の年齢(1 歳未満切り上げ ) 収入合算や親子リレー返済を利用する場合などは算出方法が異なります f 返済方法元金均等返済 (+ボーナス併用払い) 元利均等返済 (+ボーナス併用払い) g 担保 建設 購入の場合 建物及び敷地に機構の第 1 順位の抵当権を設定させていただきます 補修の場合 建物に機構の抵当権を設定させていただきます 応急 -66

179 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 ( 審査の結果 敷地にも抵当権を設定させていただく場合があります ) 被害を受けた住宅に機構の既融資がある場合は 今回の融資に係る抵当権を既融資分と同順位 1 位で設定させていただきます h 火災保険建物には 特約火災保険または選択対象火災保険を付けていただき 機構を第 1 順位とする質権を設定していただきます 5 申込み 問い合わせ a 申込先郵送により住宅金融支援機構にお申込みください 融資の決定から返済終了までの手続きは取扱金融機関で行います 災害の状況によっては 取扱金融機関でお申込みできる場合がありますので詳しくは機構にお問い合わせください b 申込みに必要な書類 ( ア ) り災証明書 ( り災証明書は市町村等から交付を受けます ) ( イ ) 災害復興住宅資金借入申込書 資金計画 返済計画表及び個人情報の取扱いに関する同意書 ( ウ ) 申込人の収入及び納税に関する証明書 ( エ ) その他審査上必要な書類 ( 注 ) 融資手数料は不要です c 借入申込書等の入手方法 災害復興住宅融資のお申込みにあたって 必要となる借入申込書などは 下記お客様コールセンターにご請求ください 無料でお送りいたします 住宅金融支援機構お客様コールセンター 受付時間 9:00~17:00( 祝日 年末年始を除く ) ご利用いただけない場合 (IP 電話など ) は 次の番号におかけください ( 通常料金がかかります ) (10) 公営住宅の空き部屋情報連絡体制被災者への空き部屋情報については 建設課が行う (11) その他作製しなければならない書類等は 次のとおりである ア応急仮設住宅 1 救助実施記録日計票 2 応急仮設住宅台帳 3 応急仮設住宅用敷地貸借契約書 4 応急仮設住宅使用貸借契約書 5 応急仮設住宅建築のための原材料購入契約書 工事契約書 その他設計書 仕様書等 6 応急仮設住宅建築のための工事代金等支払証拠書類なお 直営工事によって建築した場合においては このほかに工事材料受払簿 大応急 -67

180 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 工 作業員等の出納簿 輸送簿等イ応急修理 1 救助実施記録日計表 2 住宅応急修理記録簿 3 工事契約書 仕様書等 4 応急修理支払証拠書類 木材の緊急調達に関する連絡指示系統 応急 -68

181 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 8 節被災建築物 被災宅地応急危険度判定計画 ( 建設課 ) 1 計画方針地震により多くの建築物や宅地が被災した場合 その使用の可否を応急的に判定することにより 余震等によって起こる建築物の倒壊や宅地の崩壊などの2 次災害時の住民の安全確保を図るため 県の支援を受けて町が実施する応急危険度判定を 次の計画により行う 2 計画内容 (1) 応急危険度判定の実施町長は その区域において地震により多くの建築物や宅地が被災し災害対策本部を設けた場合 応急危険度判定実施の要否を判断し 応急危険度判定実施本部の設置 その他必要な措置を講じ 判定を実施するものとする また 知事は 町長が危険度判定の実施を決定した場合 必要な支援を行う (2) 町実施本部の業務実施本部の業務は 次のとおりである ア建築物や宅地に関する被害情報の収集イ判定実施要否の決定ウ実施本部 判定拠点の設置エ判定士の参集要請 派遣要請オ判定士等の受入カ判定の実施キ判定結果の集計 報告ク実施本部 判定拠点の解散等 応急 -69

182 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 9 節医療助産計画 ( 白浜町三師会 住民保健課 ) 1 計画方針震災のためその地域の医療の機能がなくなり 又は著しく不足し 若しくは医療機関が混乱した場合における医療及び助産の実施については 町 県 日本赤十字社 医師会 病院協会その他医療関係機関の協力を得て 次の計画により行う 2 計画内容 (1) 実施責任者町長の要請等により 知事が医療班を現地に派遣して実施する ただし 医療班が現地に到着するまでの間 及び知事が実施しない小災害にあっては町長において実施する なお 知事が必要があると認めるとき その職権の一部を町長に委任し 町長がこれを行う (2) 実施の方法ア町長から知事へ要請があったとき または知事が必要があると認めるときは 知事は次の機関に要請し医療班を現地に派遣する 1 県立医科大学附属病院 県立こころの医療センター 2 日本赤十字社和歌山県支部医療救護班日本赤十字社和歌山県支部は 大災害等 特に緊急を要する場合においては 初動の段階で要請を待たないで 独自に被災の情報収集のための先遣隊及び医療救護班を派遣することができる また 災害の規模により 日本赤十字社和歌山県支部は日本赤十字社本社及び全国の日本赤十字社都道府県分室から医療救護班を動員することができる 3 県医師会救急医療班 4 県看護協会救急医療班 5 労働福祉事業団医療救護班イ災害救助法を適用する場合については 同法により 又同法によらない場合は同法に準じて行うものとする (3) 情報収集等知事は 県本部及び事務職員を現地に派遣するほか 医療施設の診療状況等の情報を迅速に把握する 広域災害 救急医療情報システム を活用し 地域の医療体制の実情を早急に把握するための必要な措置を講じるものとする なお 災害時のトリアージについては 災害拠点病院会議等において定めた和歌山県統一様式のトリアージタッグを可能な限り使用するものとする (4) 医療救護所の開設について医療救護所を開設する必要があるときは 本部長は 県本部や三師会その他の医療関係機関等の協力を得て町内に医療救護所を開設するものとする ア医療救護所の開設基準 1 医療施設の収納能力を超えるほどの多数の負傷者が一度に発生した場合 応急 -70

183 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 2 医療機関が多数被災し 十分機能しないと判断した場合 3 時間の経過とともに 負傷者が増加するおそれがあると見込まれる場合 4 災害救助法が適応されるおそれがある災害が発生した場合 イ医療救護所の開設予定場所 施 設 名 所 在 地 連絡先 備考 ( 白浜地域 ) 中央保健センター美之浦保健センター農業研修会館 白浜町 1447 番地白浜町 1095 番地の5 白浜町栄 670 番地の ( 日置川地域 ) 日置川拠点公民館日置診療所三舞診療所川添診療所 白浜町日置 980 番地の1 白浜町日置 206 番地の1 白浜町市安居 3 番地白浜町市鹿野 1103 番地 (5) 医療班の編成基準医師 1 名 看護師 2 名 事務員 1 名 薬剤師 1 名 自動車運転手 1 名 ( 計 6 名 ) を原則とし 災害の規模 現地の状況等により編成を組み替えるものとする (6) 医薬品 衛生材料の確保医療及び助産の実施に必要な医薬品 衛生材料については それぞれの医療機関の所持品を繰替使用するとともに 町 県においても確保に努めるものとする (7) その他医療及び助産を実施した場合 整備しなければならない書類は次のとおりである ア医療班活動状況イ救助実施記録日計票ウ医薬品 衛生材料使用簿エ医療 助産関係支出証拠書類 応急 -71

184 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 10 節り災者救出計画 ( 消防本部 ) 1 計画方針 災害のため 現に生命身体が危険な状態にある者 生死不明の状態にある者の捜索又は救出 保護は 本計画によるものとする 2 計画内容 (1) 実施者り災者の救出は 本部長が警察官 自衛隊 海上保安官 消防団 奉仕団等の協力により 舟艇その他必要な器具を借り上げて実施する (2) 対象者アり災者の救助は 災害のため現に救出を要する状態に置かれている者で 概ね次のような状態にある者 1 火災の際に火中に取り残された場合 2 災害の際倒壊家屋の下敷になった場合 3 流失家屋とともに流されたり孤立した地点に取り残された場合 又は土石流により生き埋めになった場合 4 海上における船舶が災害に遭遇した場合又は陸上から海上に流された場合イ災害のため生死不明の状態にある者で 社会通念上生死の未だ判明しない者 行方不明であるが死亡の明らかでない者 (3) 災害救助の基準等救助法によるり災者救出の実施基準その他は次のとおりとする ア費用の範囲概ね次の範囲とする 1 借上費救出のための必要な機械器具の借上費 2 購入費救出のため必要とした機械器具の購入費 3 修繕費救出のため必要とした機械器具の修繕費 4 燃料費機械器具の使用に必要な燃料費イ救助の期間災害発生の日から3 日以内とする (4) その他整理しなければならない書類は次のとおりである ア救助実施記録日計票イ被災者救出用機械器具燃料受払簿 応急 -72

185 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 ウ被災者救出状況記録簿 エ被災者救出関係支払い証拠書類 第 11 節住居等の障害物除去計画 ( 建設課 生活環境課 ) 1 計画方針 災害により住居に運び込まれた土石 竹木等により日常生活に著しい障害を及ぼしているも のの除去については 本計画によるものとする 2 計画内容 (1) 実施者被災地の障害物の除去の計画樹立及び実施は本部長が行う (2) 救助法による障害物の除去の基準ア対象者 1 自己の資力では障害物の除去ができない者 2 居室 炊事場等生活に欠くことのできない場所 また 玄関等に障害物が運び込まれているため一時的に居住できない状態にある者イ除去の期間災害発生の日から 10 日以内とする ウ費用の限度 災害救助法による救助の程度 方法及び期間 を参照 (3) その他整備しなければならない書類等は 次のとおりである ア救助実施記録日計票イ障害物の除去の状況記録簿ウ障害物除去費関係支払証拠書類 応急 -73

186 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 12 節災害弔慰金等支給及び援護資金等貸付計画 ( 民生課 ) 1 計画方針災害により被害を受けた者に対し 災害弔慰金及び災害障害見舞金等の支給並びに低所得者に対して災害援護資金等の融資を行い 被災者の早期立直りを図り 併せて生活の安定化を促進するものとする 2 計画内容 (1) 災害弔慰金及び災害障害見舞金の支給並びに災害援護資金の貸付けア実施者町長は 災害弔慰金の支給等に関する法律に基づく条例の定めるところにより 一定規模以上の自然災害により被災した住民の遺族 世帯主に対して弔慰金及び障害見舞金の支給及び援護資金の貸付けを行う イ実施基準等 (2) 生活福祉資金 ( 災害援護資金 ) の貸付けア実施主体 生活福祉資金貸与制度要綱 に基づき 県社会福祉協議会が被災した低所得世帯に対し 自主更正を目的で必要な資金を貸付けるものとする ただし 前項の災害弔慰金の支給等に関する法律に基づく災害援護資金の貸付対象となる世帯を除く イ生活福祉資金貸付条件 応急 -74

187 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 13 節遺体捜索処理計画 ( 生活環境課 住民保健課 白浜警察署 田辺海上保安部 ) 1 計画方針災害の混乱期に死亡し埋葬を行うことが困難な場合における応急的な埋葬及び災害により現に行方不明の状態にあり 周囲の事情により既に死亡していると推定される者の捜索並びに災害の際に死亡した者の遺体処理については 本計画による 2 計画内容 (1) 埋葬災害の際死亡した者で 災害のため社会が一時混乱している場合であって遺族自らが埋葬を行うことが困難な場合 又は死亡した者の遺族がない場合 本部長が実施するものとする なお 本部長は 火葬場 棺等関連する情報を広域的かつ速やかに収集し 棺の調達 遺体の搬送の手配等を実施するものとし 必要に応じ 県支部保健班を経由して県本部食品 生活衛生班に連絡し 葬祭業者等との災害時応援協定に基づく支援を要請するほか 県内市町村等による広域的な火葬を要請し 速やかな埋葬に努めるものとする ア埋葬の方法棺 骨つぼ等 埋葬に必要な物資の支給及び火葬 土葬又は納骨等の役務提供 イ埋葬の費用 ( 救助法による基準 ) ウ埋葬期間災害発生の日から 10 日以内とする エその他埋葬を実施し 又は埋葬に要する現品若しくは経費を支給した本部長は 次の書類を保存し 整備しなければならない 1 救助実施記録日計票 2 埋葬台帳 3 埋葬費支出関係証拠書類 (2) 遺体の捜索ア実施者本部長が警察官 海上保安官等の協力を得て実施する イ対象者災害により現に行方不明の状態にあり かつ周囲の事情により既に死亡していると推定される者 ウ捜索の方法本部において警察機関 海上保安部機関と連携を取りつつ実施する エ費用次の費用の当該地域における通常の実費 1 借上費 ( 舟艇その他捜索のための機械器具借上費 ) 2 購入費 ( 同上購入費 ) 応急 -75

188 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 3 修繕費 ( 同上修繕費 ) 4 燃料費 ( 同上使用のための燃料費 照明の灯油代 ) オ捜索期日災害発生の日から 10 日以内とする カその他捜索を実施した本部長は 次の書類を整備し保存しておかなければならない 1 救助実施記録日計票 2 捜索用機械器具燃料受払簿 3 死体捜索状況記録簿 4 死体捜索用関係支出証拠書類 (3) 遺体の処理災害の際死亡した者について 社会混乱のため遺体の処理 ( 埋葬を除く ) を行うことができない場合において 本部長が遺族等に代って処理を行うものである ア遺体処理の内容 1 遺体の洗浄 縫合 消毒等の処置 2 遺体の一時保存 3 検案イ遺体の検視 検案遺体安置所において 警察官による検視及び医師による検案を実施し 死体検案書を作成する ウ遺体安置所の設置災害の状況に応じて被災現場近くの寺院 公民館 学校等の施設管理者等と協議して 遺体安置所を開設する なお 大規模災害が発生し 建物内に安置できない場合には 学校等が保管しているテントを設置して対応する エ遺体処理の方法現場給付で行うものとする オ遺体処理の費用 ( 救助法による基準 ) カ処理期間災害発生の日から 10 日以内とする キその他 1 救助実施記録日計票 2 遺体処理台帳 3 遺体処理関係支出証拠書類 応急 -76

189 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 14 節災害義援金品配分計画 ( 民生課 ) 1 計画方針 り災者 り災施設 その他に対する義援金品の配分は 本計画によるものとする 2 計画内容 (1) 災害義援金品の引継を受ける機関災害義援金品の引継ぎは次の機関とする 機関区分義援金義援品県知事 日赤県支部長県知事県段階振興局長振興局長白浜町段階町長町長 日赤県分室は原則として義援品の受付けは行わない ただし 緊急を要する毛布 日用品セット等の生活物資等については 備蓄の救援品等を配分し 必要あるときは全国の日赤支部等から供給するものとする (2) 義援品の配分引継ぎを受けた義援品は 次の方法によって配分する ア配分の基準配分の基準は特に定めず その時の実情を十分考慮して それぞれの目的に沿い 効率的な配分を個々に検討して行うものとする イ本町における配分県及び郡単位機関が配分を受け また本町において受付けた義援品は 県における配分の方法を参考とし 民生委員その他関係者の意見を聞き 実情に即して配分するものとする ウ配分の時期配分はできる限り受付け又は引継ぎを受けた都度行うことを原則とするが 義援品が少量時の配分は 世帯別に困難であり 輸送あるいは労力等経費の浪費ともなるので 一定量に達したとき行う等配分の時期に十分留意して行うものとする ただし 腐敗変質のおそれのある物質については速やかに適宜の処置をするよう配慮すること エ義援品の処理配分を済ませ 必要がないと認められる物資については 適宜処分するものとする (3) 義援金の募集 配分義援金は 次の方法によって募集配分する ア義援金の募集義援金の募集は 県 町 日本赤十字社和歌山県支部 和歌山県共同募金会 報道機関等により募集するものとする 募集期間は1ヵ月で 災害の規模により延長することができる イ義援金の管理 配分義援金の管理 配分は県 町 日本赤十字社和歌山県支部 和歌山県共同募金会 報応急 -77

190 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 道機関等の募集機関 被災地関係者 学識経験者等による配分委員会を組織して 協議のうえ 実施するものとする 配分委員会事務局は県に置き 義援金の管理 配分の事務を行う ウ金銭の管理各機関が募集した義援金は配分委員会に 速やかに管理する なお 配分委員会が組織されるまで現金の領収保管は 総合調整室財務班 ( 出納室 ) が担当する 現金は 銀行貯金等確実な方法で保管管理するとともに 現金出納帳を備え付け出納の状況を記録し 経理するものとする なお 貯金に伴う利子収入は 義援金に含めて扱うものとする (4) 費用義援品の配分等に要する経費は できるだけそれぞれの実施機関において負担するものとする また 義援金の募集 配分等に要する経費は できるだけそれぞれの実施機関において負担するものとする ただし 募集 配分の規模により 配分委員会にて協議することができるものとする (5) 本部における分業本部における義援品は 民生部民生班が担当するが 物資の配分等はそれぞれの受付機関が本部と協議のうえ 配分を行うものとする 応急 -78

191 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 15 節外国人 観光客 帰宅困難者支援計画 ( 総務課 観光課 ) 1 計画方針 災害時における外国人 観光客 帰宅困難者の支援体制は この計画によるものとする 2 計画内容災害時に 地理に不案内な外国人や観光客 交通機関等が途絶したため 白浜町内に滞留を余儀なくされた帰宅困難者に対し 情報や応急物資の提供を行うとともに 迅速に安否確認 被災状況を把握する また 外国語若しくはやさしい日本語による情報を提供し相談を受ける (1) 宿泊施設等における避難誘導宿泊施設及び観光地において被害が拡大する場合 宿泊施設の責任者や観光地の従業員が 放送施設や拡声器等により 速やかに安全な場所へ誘導する その際 観光客に対しては 団体行動をとるよう指示し パニックを避けるよう努める (2) 外国人に対する情報提供言葉に不自由な外国人に対しては ボランティアや地域住民等の協力を得て チラシやラジオ等を利用して 必要な情報を提供する また 観光 宿泊施設の運営者等は 防災に関する外国語会話集やコミュニケーションカード 多言語のアナウンス 災害時多言語情報作成ツールの活用 さらに 通信が可能な場合はスマートフォン用アプリ Safety tips の活用を図る ( 財 ) 自治体国際化協会が作成 提供しているツールで 多言語対応した掲示 携帯メール サイト 音声メディアの作成を支援する (3) 帰宅困難者に対する情報提供帰宅困難者に対して 西日本旅客鉄道 と協力して駅前に被害や交通の状況を掲示するなど 帰宅支援情報を提供する また 商業施設など 町外からの滞留者が生じる施設にも帰宅支援情報を連絡する (4) 観光客の安否確認ア宿泊施設の責任者や観光地の従業員等を通じて 発災時の宿泊客や観光客及び修学旅行等の団体の人数確認 負傷者数等 詳しい状況を把握する その際 観光客等に対しては団体行動をとるよう指示し パニックを避けるよう努める イ警察 消防と情報を交換し ボランティア団体やマスコミ等と協力して 観光客の安否について 宿泊施設の責任者の協力を得て 宿泊記録等により調査し確認する ウ主な駅 (JR 白浜駅等 ) や観光地等に避難している人員等を駅事務室 観光事業所 消防 警察と情報交換し把握する エ旅行会社等と外国人旅行者の被災情報を交換し 宿泊施設や避難所等に滞在する外国人旅行者の安否確認を行う (5) 応急食糧 飲料水 生活必需品の供給観光客や帰宅困難者の状況を把握して 必要量の応急食糧 飲料水 毛布等を提供する 応急 -79

192 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 (6) 徒歩帰宅者への支援協定に基づき帰宅困難者支援 協力店舗 のステッカーを表示した災害時帰宅支援ステーション ( コンビニエンスストア等 ) は 帰宅困難者 ( 徒歩で帰宅する被災者 ) に対し 次のような支援を行うこととなっている ア水道水 トイレ等の提供イ地図による道路の情報 ラジオで知り得た通行可能な道路に関する情報の提供 (7) 相談外国語を話せる職員 ボランティアによる相談窓口を開設し 各種相談に応じる また 必要に応じて通訳の派遣をボランティアに依頼する (8) その他積極的に外国人のニーズを把握し それに応えるべくボランティアネットワークづくりを支援する 応急 -80

193 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 16 節海外からの支援の受入計画 ( 総務課 ) 1 計画方針 災害時における海外からの救援物資の提供や救援隊派遣の申し出があった場合の受入れは この計画によるものとする 2 計画内容海外からの支援については 県及び関係機関等と十分な協議を行い またそのニーズを把握のうえ 受け入れることとする (1) 救援物資の受入れ海外救援物資の受入れについては 次のことを申出者に確認のうえ 迅速に行うものとする 1 品目 ( トラブルを避けるため 英語若しくは日本語で確認すること ) 2 数量 ( 単位について確認すること ) 3 使用期限等のあるものについては その期限 4 輸送手段及びルート 5 搬入場所 6 搬入予定日時 (2) 救援隊等の受入れア海外からの救援隊等の受入れについては 申出者に次のことを確認のうえで行うものとする 1 活動内容 2 人数及び資格 3 持ち込む機材 物資等の種類 ( 救助犬等を含む ) 及びその数 4 町が準備する物資の要 不要 ( 例テント等 ) 5 到着場所 6 到着日時 7 通訳及び日本側協力者の要 不要イ町は 救援隊に可能な限り自力で活動を行うことを要請することとする 応急 -81

194 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 1 節防疫計画 ( 住民保健課 ) 第 6 章保健衛生計画 1 計画方針 災害発生時における被災地の防疫は 本計画に定めるところにより迅速に実施し 感染症の 発生と流行の未然防止に万全を期するものとする 2 計画内容 (1) 防疫態勢の確立町及び県は 防疫計画に基づき当該災害に即応した対策を樹立するとともに 態勢の確立を図り 適切な措置を講ずるものとする (2) 実施主体災害時の防疫は 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 ( 平成 10 年法律第 114 号 )( 以下 法 という ) に基づき 法に定める感染症の発生を予防するため 知事はその場所の管理をする者に命ずることができる ただし その者が発生を予防することが困難であると認めるときは 町に指示し 又は県の職員に発生を予防するために必要な措置をとらせることができる (3) 組織災害防疫実施のための組織は 県にあっては 本部防疫班 支部にあっては保健班 町にあっては本部の組織によるものとするが 各種作業実施の直接組織として 次の班を編成する ア防疫班の編成本部は 防疫実施のため防疫班を編成する 防疫班は概ね衛生技術者 1 名 ( 班長 ) 事務吏員 1 名 作業員数名をもって編成する イ検病調査班の編成県支部保健班は 検病検査のため検病調査班を編成する 検病調査班は 医師 1 名 ( 班長 ) 保健師又は看護師 1 名 その他 1 名をもって編成する ウ健康診断班 ( 検査班 ) の編成県支部保健班は 健康診断の必要のあるときは 県本部防疫班に協議のうえ 健康診断班を編成する 健康診断班は医療技術者 1 名 ( 班長 ) 保健師 又は看護師 1 名 その他 1 名をもって編成する (4) 災害防疫の実施方法ア防疫処置の強化災害の規模に応じた防疫組織を設け 対策の推進を図る イ広報活動の実施パンフレット リーフレット等の方法により地区組織を通じ広報活動の強化に努めるとともに 地区住民の社会不安の防止に留意すること 応急 -82

195 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 ウ消毒の実施法第 27 条第 2 項の規定による消毒は 次によるものとし 使用する薬剤及び器具等については 速やかに整備拡充を図るものとする エ消毒方法町は 法第 27 条第 2 項の規定による知事の指示に基づき 法施行規則第 14 条に定めるところによって実施するものとする オねずみ族昆虫等の駆除町は 法第 28 条第 2 項の規定により知事が定めた地域内で知事の指示に基づき ねずみ族 昆虫等の駆除を実施するものとする カ生活の用に供される水の供給町は 法第 31 条第 2 項の規定による知事の指示に基づき 速やかに生活の用に供される水の供給をするものとする 実施に当たっては 第 5 章第 5 節 給水計画 に定める方法によって行うものとする キ患者の入院方法感染症等であって 入院が適当なものについては 法第 19 条の規定により 早急に入院の手続きをとるものとする 感染症指定医療機関がり災した場合又は 交通事情等の理由により入院が困難な場合は その他の医療機関に入院の手続きをとるものとする ク避難所町は 感染症により避難所を開設したときは 防疫関係職員の指導を得て 衛生の徹底を期するものとする ケ報告町長は 警察 消防等諸機関 地区の衛生組織その他関係団体の緊密な協力のもとに 下記の事項について所定の様式 ( 災害防疫事務要領 ) により所轄保健所を経由して 知事に報告 ( 電話 書類 ) するものとする 1 被害の状況 2 防疫活動状況 3 災害防疫所要見込額 4 その他コ町で備付けを要する記録 1 災害状況報告書 2 防疫活動の状況報告書 3 消毒に関する書類 4 ねずみ族 昆虫等の駆除に関する書類 5 生活の用に供される水の供給に関する書類 6 患者台帳 7 防疫作業日誌作業の種類及び作業量 作業に従事した者 実施地域及び期間 実施後の反省 その他参考事項を記載する 8 防疫経費所要額調及び関係書類応急 -83

196 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 サその他 災害防疫の業務分掌の概要は以下のとおりである 実施主体町本部県支部保健班県本部防疫班備考 検病調査 健康診断 患者の入院 生活の用に供される水の供給消毒方法 ねずみ族 昆虫の駆除 集団避難所 臨時予防接種 主 ) 支部の指示により実施する 主 ) 支部の指示により実施する 主 ) 支部の指示により実施する 主 ) 集団避難所を開設したときはその衛生管理に特に注意する ( 自主防災組織の編成 ) 町本部で実施することが可能と認め 支部が命令したときは 町本部において実施する 主 ) 検病調査班を編成し 実施する 主 ) 検病調査の結果必要と認め足るときは本部と協議のうえ 実施する 主 ) 感染症患者または病原体保有者の発生したときは速やかに入院の手続きをとる 主 ) 患者多数発生または交通途絶のため感染症指定医療機関に入院困難なときは他の医療機関に入院の手続きをとる 市町村本部に指示する 市町村本部に指示する 市町村本部に実施範囲 期間を示達する 主 ) 県本部の命令により対象者 期日を定めて 臨時予防接種を実施する 健康診断を行うに必要な器材 薬剤の確保 患者数 入院先などの把握等を通じてまん延対策を講じる 給水ろ過班の現地派遣 自衛隊の出動要請 感染症予防上必要と認めるときは 対象者期日を指定し支部に臨時予防接種を命令ずる 町の被害激甚でその機能が著しく阻害され 町本部が実施すべき業務が実施できないか 実施しても不十分であると県が認めたときは 県が代執行する 応急 -84

197 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 2 節清掃計画 ( 生活環境課 ) 1 計画方針災害の発生によって ごみ 汚泥並びにし尿等 ( 以下 廃棄物 という ) により生活環境が著しく汚染された場合 これらを早急に処理し衛生的な生活環境を確保するため 災害時における廃棄物対策は 本計画によるものとする 2 計画内容 (1) 実施者ア被災地における廃棄物収集処分の応急対策計画の策定及びその実施は町長が行うが 特に以下の点について 配慮するものとする 1 町長は 避難所等の避難人員及び場所を確認し 当該避難所等における生活ごみや災害によって生じた廃棄物 ( がれき ) の処理の必要性や収集 処理見込みを把握し 必要に応じ仮置き場を設置するよう努めるものとする 2 町長は 避難所等の避難人員及び場所を確認し 水道の復旧状況を勘案のうえ 当該避難所等の仮設トイレの必要数やし尿の収集 処理見込みを把握し 必要に応じ設置するよう努めるものとする また 要配慮者に向けては 災害対策用簡易トイレ の備蓄分を避難所等に輸送し使用するとともに 不足する分については関連業者等より調達確保し輸送を依頼する イ被害が甚大で本町単独で応急対策の実施が不可能な場合は 保健所及び県又は他の市町村の応援を得るものとする (2) 実施の方法ア応急対策を実施するに当たっては 責任者を定め その指揮下災害程度に応じてごみ処理班 し尿処理班を編成し実施する イ町長は 大規模災害の発生時における廃棄物の処理等に関して協力が必要な場合は 和歌山県と一般社団法人和歌山県産業廃棄物協会が締結している 大規模災害における災害廃棄物の処理等に関する協定 に基づき 県を通じ同協会に協力を要請するものとする ウ町長は し尿等の収集運搬の協力支援が必要であると判断したときは 県と一般社団法人和歌山県清掃連合会が締結している 災害時におけるし尿等の収集運搬に関する協定書 に基づき 県を通じ同連合会に協力を要請する (3) 事務処理ア町長は 災害により応急対策を実施したときは 直ちに 保健所経由のうえ 県環境生活部循環型社会推進課へ報告する イ町長は 廃棄物処理施設 ( ごみ処理施設 し尿処理施設 ) に被害があった場合は その被害状況等を 被害写真及び復旧計画 ( 第 1 報は 概況を電話 FAXで ) を添え 保健所を経由して 県環境生活部循環型社会推進課へ報告する ウ報告は 環境省大臣官房廃棄物 リサイクル対策部長通知 ( 平成 19 年 9 月 6 日 ) 災害等廃棄物処理事業費補助金及び廃棄物処理施設災害復旧費補助金の取扱い によるも応急 -85

198 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 のとし 電話等で被害の概況等を直ちに報告したのち 所定の様式により 被災状況の 写真等を添付して報告する 3 その他堆積土砂と災害清掃事業との関係堆積土砂の排除は 清掃作業とはみなされない 第 3 節食品衛生計画 ( 住民保健課 ) 1 計画方針 被災地営業施設及び臨時給食施設 ( 避難所その他炊出し施設 ) の実態を把握し 適切な処置 を講ずることによって被災者に対し安全で衛生的な食品を供給する 2 計画内容関係機関と密接な連携をとって施設の実態を把握し 住民保健課による現地指導の徹底によって事故の発生を防止する [ 重点指導事項 ] ア手洗い消毒の励行イ食器器具の消毒ウ給食従事者の健康エ原材料 食品の検査オ浸水 断水による飲料水の供給については 特に衛生的に取り扱うようにする (1) 営業施設営業施設の監視を強化するとともに 保存又は製造されている食品の検査を実施して不良食品の供給を排除する [ 重点監視指導事項 ] ア浸水地区は浸水期間中営業を自粛休業させ 水が引いた後 施設 設備を完全消毒のうえ 食品衛生監視員の検査を受けて営業を再開するよう指導すること イその他の地区においては臨時給食施設と同様であるが 特に従業員の健康について指導すること また 汚水により汚染された食品及び停電により腐敗 変敗した食品が供給されることのないようにすること (2) その他災害の規模によっては 食品衛生監視員 保健所職員のみでは 十分な監視指導ができない場合もあると考えられるので 食品衛生指導員を指揮して指導に当たらせる配慮をする 応急 -86

199 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 4 節保健師活動計画 ( 住民保健課 ) 1 計画方針災害発生時における被災地の保健師活動は 本計画により迅速に実施し 被災地住民の健康保持を図るとともに 関係者との協働により疾病予防活動及びこころのケア活動に努めるものとする 2 計画内容 (1) 実施主体町長が実施するものとする ただし 知事は 町長の要請または必要に応じて保健師の派遣等を行うなど 計画の円滑な実施に努める (2) 業務内容ア保健医療の業務 1 被災地住民の健康状況の把握を行うものとする 2 保健師の勤務状況の把握を行うものとする 3 状況により県に対して保健師の派遣を要請する (3) 保健師活動ア保健師の編成被災地における保健師の活動は 原則として複数をもって編成する イ被災地における活動内容 1 被災住民 ( 地域 避難所 仮設住宅 ) の健康に関する実態把握 2 情報収集及び情報提供 3 巡回による被災者の健康管理及びメンタルケア 4 保健衛生指導の実施 5 要配慮者の安否確認 6 関係機関との連絡調整 (4) 報告及び記録保健師活動を実施した場合は 振興局を経由して県に報告するとともに 以下の書類を整備し 保管しておくものとする ア報告書類 1 保健師業務月報 2 保健師従事者状況イ記録書類 1 保健師活動日誌 2 要フォロー台帳 3 避難所での保健活動 4 仮設住宅入居者健康調査票 5 継続を要するケースについては 個人票にて記入 応急 -87

200 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 6 その他 第 5 節精神保健福祉対策計画 ( 民生課 住民保健課 ) 1 計画方針災害直後の精神科医療の確保と 災害がメンタルヘルスに与える影響に長期的に対応する体制を確立するとともに 被害状況 救援の必要性や内容等の情報の速やかな収集と的確な判断を行い 精神保健福祉活動の規模と内容を変化する状況に応じて常に適正なものに保つものとする 2 計画内容 (1) 長期的な精神保健福祉活動被災地域での医療機関が復旧し また他府県等からの専門スタッフ等の応援が撤退した後を受けて 次のような業務を推進する 1 問題発見のための情報収集 2 発見された問題の特性研究及び対策 3 関係職員 ( ボランティアを含む ) の教育研修 4 啓発用資材の作成 配布 5 講演会 座談会等の開催 6 仮設住宅への巡回訪問指導等 こころのケア相談 7 被災者同士の自助グループの育成 (2) 被災地の災害対策災害時の地域の精神保健福祉活動の拠点は 保健センターとする 保健センターは 県支部保健班と十分連携をとり 県並びに精神医療関係機関等によるネットワークを形成し 状況の把握に努め 必要に応じ精神科医師を含む関係者の会議を行い適切に対応する (3) 要配慮者への対策ア精神障害者の生活再建支援被災精神障害者は 住宅問題等生活上の解決すべき問題に加えて避難生活等による人間関係の変化により過大のストレスが加わり不安定になりやすい これまで関わっていた相談員等が早期に関わり本人の悩みを聴き 問題処理にあたって優先順位をつける等 相談の支援を実施する 1 デイケア 就労支援施設等に通所していた場合は 交通事情等に配慮のうえ できるだけ早期に通所者同士が災害のこと 仲間のこと等語れる場を提供する 2 医療費助成 り災証明 仮設住宅や義援金の申込等諸手続き方法等についての情報提供や 具体的支援を実施する イ高齢者への対応身体的にも不安を抱える高齢者は 災害後強度の不安から混乱を来したり 孤独感を強める等影響が大きいことから 高齢者対策は重要である 特に仮設住宅や被災地外への移住等の環境の変化には注意を払い 孤独死 等の防止にも努める 応急 -88

201 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 高齢者が安心できる支援システムの整備が こころのケアにつながる 1 地域に応じて実施されている高齢者に対する相談 訪問活動 安否確認事業等で把握された精神保健面からのアプローチが必要なケースについて継続的にフォローする 2 近隣の声掛け 助け合いのあるコミュニティの再形成を図るため ボランティアや関係者が相互に連携して語らいの場つくりやイベントの開催などを行う ウアルコール関連問題への対応 1 災害後には 大きなストレスの為に過剰にアルコールを飲酒するおそれがあるため アルコール飲料販売の自粛指導 支援物資に含まれるアルコール飲料の適正な処理 アルコールについての正しい知識の普及等 早期対策に努める 2 アルコール依存症の自助グループのミーティング会場が失われた場合は 早急に場所の確保を行い ミーティングによる再飲防止への協力を行う等 自助グループの活動を積極的に支援する 3 アルコール関連問題に関する相談窓口の設置や 巡回相談による専門家による早期介入及び アルコールの問題を有するケースに対しては アルコール専門医療機関等と連携を図り対応するとともに 断酒会等の自助グループやボランティアを含む諸関係機関の連携による生活支援体制をつくる エ小児への対応小児は 精神機能 ( 自我機能 ) が未発達のため 影響を強く受けやすく種々の症状を引き起こしたり 時には長期的に問題を持つこともある 保健センターは 学校を中心に 児童相談所や教育委員会等の相談機関 家庭 医療機関と相互に連携をとりながら 相談を実施する オ家族等を亡くした人達への支援震災による身近な人との突然の死別は 残された者にとっては はかり知れない悲しみ 混乱 絶望感等を与える 現実を受け入れ立ち直っていけるよう 心身の健康管理の観点から災害直後からの細かい配慮と 保健医療スタッフによる長期的 継続的支援を実施する 応急 -89

202 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 6 節動物救護活動支援計画 ( 生活環境課 ) 1 計画方針大規模な災害時においては 人命救助等を最優先とするが 動物も人と同様に被災することから 負傷又は放し飼い状態の動物が多数発生するとともに 避難者の同伴動物等に係る問題も予想されるため 町は 地域の安全確保及び動物愛護の観点から対応可能な範囲において 県の指導のもと動物関係団体等の実施する動物の収容活動及び救助活動を支援する 2 計画内容 (1) 被災地域における動物の保護所有者不明の負傷動物又は放し飼い状態の動物については 周辺住民の安全確保を図りながら 県の指導のもと動物関係団体等と協力してその保護に努めるものとする (2) 観光施設等における動物の保護動物を飼育している観光施設等については その被災状況を的確に把握し 緊急事態に備えた連絡体制を確立するとともに必要な措置を講じるよう施設管理者に対する助言他を行う (3) 避難所における動物の適正な取扱いと保護町は 避難所における同伴動物等の取扱いに対する一定の基準を定めるとともに 飼い主等に対する適正な指導を行うなど環境衛生の維持や動物保護に努めるものとする ア各地域の被害状況の把握 避難所での動物の取扱い基準の策定と実践 獣医師の派遣等に係る支援イ避難所における環境衛生の維持ウ避難所での動物の飼養状況の把握エ飼養されている動物に対する資材及び餌の提供オ動物愛護ボランティアの派遣カ飼養困難な動物の一時保管 ( 必要に応じて 臨時動物一時預り施設を一定の期間設置 ) キ動物の所有者や里親探しのための情報の収集 提供クペット動物に関する相談の実施等ケ県 関係団体等との連絡調整 (4) 動物救援センターへの協力 支援動物救援センターが設置された場合 県の指導に基づき必要な措置を講じるなど協力 支援を実施するものとする 応急 -90

203 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 7 章公共土木施設等応急対策計画 ( 建設課 上下水道課 農林水産課 日置川事務所 ) 1 計画方針災害の発生後 民心の安定 公共福祉の早期回復を図るため 被災箇所の本復旧工事を行う前に 必要に応じ落石 流出土砂 雑木等を除去するほか 仮道 仮橋 仮締切など応急工事を実施する 2 計画内容 (1) 実施について応急工事の施工にあたっては 町が保有する建設機械を用いて直営で実施するほか 土木業組合や建設業組合と調整を図り速やかな実施に努める (2) 個別計画ア河川災害被災箇所の背後地に甚大な被害を与えるため 緊急に施工しなければならない仮締切工事又は破壊箇所が次期出水により被災が予想される箇所について 決壊防止工事を行う イ海岸 港湾災害被災箇所で通常の潮位においても 海水が浸入し 当該被災施設と隣接する一連の施設又は背後地に甚大な被害を与える 又はおそれが大きい箇所に 仮締切 欠壊防止工事を行う ウ砂防 地すべり等土砂災害二次災害の危険性の高い被災箇所について 緊急に土砂災害対策工事を実施する 又 人家等に対する直接的な影響が懸念される場合は 仮設防護柵等を設置する エ道路 橋梁災害被災した道路 橋梁で緊急物資 復旧資材等の輸送に必要な場合 又は本復旧に長期間を要するものについては仮道 仮橋等を設ける オ下水道等災害施設の被害を最小限に抑え 被災状況を調査し関係機関に伝達するとともに 早期の機能回復を図るため 速やかに応急復旧工事に着手する 応急 -91

204 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 8 章水産関係災害応急対策計画 ( 農林水産課 ) 1 計画方針 各種災害による漁場 水産施設等の被害を最小限度にとどめるため 応急対策を迅速かつ的 確に実施するものとする 2 計画内容 (1) 油流出等伝達方法油流出等による漁場 水産施設災害の発生に際し 事故発生等の伝達方法は次のとおりとする 県振興局 県 資 源 管 理 課 県 水 産 振 興 課 県環境管理課 県総合防災課 (2) 漁船及び養殖筏等の損害流出事故等伝達方法 震災等による漁船及び養殖筏等の損害流出事故発生等の伝達方法は次のとおりとする 県振興局 県資源管理課 市町村役場 海上保安部 海上保安署 応急 -92

205 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 9 章事故災害応急対策計画 第 1 節海上災害応急対策計画 ( 田辺海上保安部 白浜警察署 総務課 消防本部 施設所 管各部署 ) 1 計画方針本計画は 海上における船舶の座礁 接触 衝突 沈没等の災害並びにこれらの災害による大量流出油事故の災害 ( 以下 海上災害 という ) が発生した場合に人命救助 消火活動 流出油等の拡散防止と除去 付近の船舶並びに沿岸住民の安全を図るため 関係機関及び関係団体がとるべき対策を定める 大規模かつ広域的な海上災害の発生又はそのおそれがある場合は 県や他市町村 関係団体等への協力要請を行う 2 実施機関 実 施 機 関 担 当 業 務 事故関係者 ( 船舶所有者他 ) 災害の発生又は拡大防止のための応急措置 1 災害状況の把握及び防災関係機関への通報 田 辺 海 上 保 安 部 2 航行警報等による災害発生の周知 3 災害の発生又は拡大防止のための応急措置 1 災害状況の把握及び防災関係機関への通報白浜町 2 地域住民 在港船舶等に対する災害発生の周知県 3 災害の拡大防止のための応急措置 海上災害防止センター 海上保安庁長官等の指示又は船舶所有者等の委託による応急措置及び技術指導 助言 港湾管理者 漁港管理者在港船舶に対する災害発生の周知 漁業関係者 ( 漁協等 ) 災害の拡大防止のための応急措置に対する協力 3 実施要領 (1) 通報連絡体制 防災関係機関等における通報連絡は 次により行う ( 但し 流出油事故災害の場合は 上記下表の他 和歌山県排出油等防除協議会の連絡体制を併用する ) 応急 -93

206 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 応急 -94

207 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 関係機関電話番号田辺海上保安部 堅田漁業協同組合 白浜警察署 和歌山南漁業協同組合 西牟婁振興局 白浜支所 日置支所 白浜町消防本部 近畿大学水産研究所 和歌山県排出油防除協議会事務所 和歌山県水産試験場 応急 -95

208 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 和歌山県排出油等防除協議会連絡体制 応急 -96

209 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 船舶に対する周知は 次により行う 機関名周知手段対象船舶海上保安部署無線電話 船舶電話 拡声器 航行警報船舶全般放送局ラジオ テレビ船舶全般港湾 漁港管理者拡声器等在港船舶漁業用海岸局漁業無線港外漁船 住民に対する周知は 次により行う 機 関 名 周 知 手 段 周 知 事 項 白 浜 町 広報車 防災行政無線等 ア災害の状況 警 察 パトカーの拡声器 イ防災活動の状況 海 上 保 安 部 署 巡視船艇の拡声器 ウ火気使用及び交通等の制限事項エ避難準備等の一般的注意事項 放 送 局 ラジオ テレビ オその他必要事項 4 警戒措置 (1) 海上警戒 実施機関は 災害現場における航行船舶の安全を確保するため 次により 海上警戒 及び船舶交通の整理を実施する 実 施 機 関 名 措 置 の 内 容 海 上 保 安 部 署 ア船舶の航行制限及び禁止イ在港船舶に対する移動命令及び誘導ウ警戒線等の設定エ巡視船艇等の配置による現場警戒及び交通整理オ現場周辺における火気使用の制限カ流出油の監視パトロール その他の防災関係機関 海上保安部署が行う海上警戒に対する協力 (2) 沿岸警戒 実施機関は 流出油等による災害が沿岸地域に波及するおそれがある場合は 当該地 域における現場警戒に従事し 次の措置を実施する 実 施 機 関 名 措 置 の 内 容 白 浜 町 1 沿岸住民に対する火気の使用制限及び禁止等自衛措置の指示 勧告 2 流出油の漂着に係る監視パトロール 県 流出油の漂着に係る監視パトロール 警 察 沿岸地域の交通制限等 応急 -97

210 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 5 応急措置 (1) 海上流出油等対策 ( 通常の防御体制では すべての重油等を海上で回収することが不可能な場合を想定 ) 各実施機関は 海上に大量の油等が流出し 沿岸に漂着し又は漂着のおそれがある場合は 流出油等災害の拡大を防止するため 和歌山県排出油等防除協議会等関係機関と連携を図りながら 次に掲げる応急措置を行う 海 上 保 安 部 署 和 歌 山 県 白 浜 町 海上災害防止センター アイウエオカキクケアイウエアイウエオアイウエ 航行中の船舶及び関係機関への伝達巡視船艇による現場警戒及び海上交通の整理巡視船艇 航空機による流出油等の状況把握と関係機関への通報遭難船舶の救助 消火活動 油等の拡散防止装置海上における流出等油防除流出油防除作業の技術指導応急措置義務者 ( 災害発生船舶の船長等 ) 防除措置義務者( 船舶所有者等 ) 及び関係者に対する指導及び命令海上保安庁長官等の指示を受けて行う海上災害防止センターの防除措置に対する具体的指示船舶所有者等の委託を受けて行う海上災害防止センターの防除措置に対する指導 助言ヘリコプター 船舶等による災害情報の収集及び伝達応急措置に関する白浜町及び関係機関との連絡調整防除資機材の調達沿岸の監視及び漂着した流出油等の除去流出油の状況把握関係機関との連絡調整防除資機材の調達沿岸の監視及び漂着した流出油等の除去回収油等の保管海上保安庁長官等の指示による排出油等の防除のための措置船舶所有者等の委託による海上防災のための措置保有している油回収船 オイルフェンスその他の船舶 機械器具及び資材の船舶所有者等への供与船舶所有者等の委託による海上防災のための措置に関する指導及び助言 その他の関係機関 海上保安部署 県 白浜町が実施する応急措置に対する協力 応急 -98

211 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 (2) 海上災害における人身事故等 ( 遭難者 行方不明者 死傷者等の数が多く 国の機関の通常体制では対応不可能な場合を想定 ) 各実施機関は 相互に協力し 次に掲げる応急措置を行う ア捜索 人命救助 救護イ消火活動 延焼防止ウ応急資機材の調達エ遭難船の移動 6 災害対策連絡調整本部の設置災害関係機関相互間の連絡を緊密にし 強力かつ円滑に応急対策を実施するため必要があるときは 和歌山 田辺海上保安部長又は地元市町長 ( ふ頭又は岸壁にけい留されたタンカー等の事故が発生した場合 ) は 県本部長と協議のうえ 災害対策連絡調整本部を次のとおり設置する 海上保安部 県 警察 関係市町 ( 消防機関を含む ) 港湾関係機関 海上災害防止センター ( 但し 海上保安庁長官等の指示又は 船舶所構成有者等の委託による場合 ) 事故発生責任機関並びにその他防災関係機関 設置場所 任 務 そ の 他 海上保安部署庁舎又は 事故現場に近い適当な場所災害情報の交換総合的応急対策の策定並びに応急対策の調整関係機関に対する協力要請各防災関係機関は 連絡調整のため防災責任者を必要期間 災害対策連絡調整本部に常駐させる 7 関係団体 和歌山県水難救済会並びに和歌山県排出油等防除協議会は 海上保安部をはじめ関係行政機 関から協力を要請された場合は これに協力するよう努めるものとする 油等 海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 136 号 ) 第 3 条第 2 号に規定する油及び同条第 3 号に規定する有害液体物質を示す 応急 -99

212 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 2 節鉄道施設災害応急対策計画 ( 西日本旅客鉄道株式会社和歌山支社 ) 1 計画方針 本計画は JR 西日本に関する運転事故又は災害が発生し 若しくは発生が予測される場合 の応急対策等について 定めるものとする 2 計画内容 災害等により 応急対策を実施する場合は 和歌山支社鉄道事故及び災害処置要領 によ り 事故災害対策非常体制をとり 旅客 公衆の安全及び輪送の確保に対処するものとする (1) 事故災害対策通信連絡体制 災害情報及び応急措置の連絡及び指示並びに被害状況の収集等の通信連絡は 列車無線 指令電話 鉄道電話等で行う (2) 部外機関への速報方 大阪総合指令所又は和歌山指令所から重大な事故等の速報を受けた場合は 必要により 次の部外機関に速報する 部外機関名 連絡先 連絡責任者 連絡担当者 記事 近畿運輸局 近畿運輸局鉄道部安全指導課 ( 運転事故等 ) 指導課長 (FAX) 技術課 ( 災害等 ) 技術課長 (FAX) 安全推進室長 安全推進室長 1 和歌山県危機管理局総合防災課 和歌山県 2 和歌山県危機管理局消防保安課 和歌山県企画部総合交通政策課 支社長 総務企画課長 休日 夜間 ( 宿直担当 ) 大阪府 奈良県 和歌山県警察本部大阪府警察本部奈良県警察本部 鉄道警察隊 警察署消防署市町村 大阪府庁政策企画部危機管理室 奈良県庁防災統括室 本部長 本部長 本部長 隊長 署長 市町村長 応急 -100 支社長 支社長 支社長 支社長 支社長 支社長 関係箇所長 総務企画課長 総務企画室 総務企画課長 総務企画課長 総務企画課長 総務企画課長 休日 夜間 休日 夜間 休日 夜間 休日 夜間 休日 夜間 休日 夜間

213 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 部外機関名 連絡先 連絡責任者 連絡担当者 記事 医療機関 医療機関の長 輸送機関 輸送機関の長 支社長 輸送課長 運輸指令長が行う レッカー等 復旧用重機械類及び化 脱線復旧のレッカー車の手配については 和歌山指令所から連絡を 学薬品処理受けた車両復旧受持区所有会社の長関係箇所長関係箇所長指導者 タンが判断し 必要と認め クローリー所有会社 たときはレッカー車所有会社に出動を要請す る (3) 伝達ルート 大阪総合指令所 和歌山指令所 又は現業機関から支社への連絡は次による 種 別 第 1 種 体 制 第 2 種 体 制 (4) 対策本部及び現地対策本部の組織構成伝達ルート 体制基準詳細について 標準とするが 上位の体制に移行するときは支社対策本部長が判断する 召集決定者 和歌山指令 所 指令長 または 営業課長 輸送課長 施設課長 電気課長 のうち適任 者 設置標準 鉄道運転事故等報告手続第 4 条の鉄道運転事故が発生した 場合 お客様 通行人等に死傷者が生じたとき又はそのおそれが あるとき 和歌山支社エリア内で震度 5 弱以上の地震が発生したとき その他必要と認めたとき 輸送障害 自然災害等により 概ね 2 時間以上不通となる おそれがあるとき その他必要と認めたとき 召集範囲 ( 間接社員 ) 指定を受けている社員は 支社へ出社 指定を受けていない社員は 被害状況が判明した時は 最寄の現業機関に出社 指定を受けている社員は 支社へ出社 上記を標準として支社室課長は 種別毎の召集者を定めておくこと 複数の死傷者が生じたとき そのおそれがあるときは 事故現場に隣接する現業区の出勤社員は現地に急行し お客様の救命 救護を行うこと 本社対策本部からの指示により 事故の影響範囲とその重要性を勘案して 対策本部の設置及び体制の変更が指示される場合がある 召集範囲 ( 現場社員 ) 箇所長等により必要数を召集 応急 -101

214 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 連絡体制強化図大阪総合指令所 和歌山指令所及び支社対策本部との連絡体制の強化については 支社対策本部及び輸送課担当課長がその都度判断し 連絡要員を大阪総合指令所に派遣する 連絡要員は運行状況等を逐次連絡する 応急 -102

215 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 1 第 1 種体制 応急 -103

216 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 2 第 2 種体制 必要な班のみ設置 ( 本部長から連絡する ) 応急 -104

217 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 3 節道路災害応急対策計画 ( 近畿地方整備局紀南河川国道事務所 和歌山県 建設課 農林水産課 消防本部 白浜警察署 ) 1 計画方針本計画は 道路構造物の被災等により 多数の死傷者が発生した場合の応急措置について定める 2 計画内容 (1) 発生直後の情報の収集 連絡及び通信の確保ア道路構造物の被災等により大規模な事故が発生した場合 道路管理者は 速やかに所管する省庁及び関係機関に事故の発生を連絡するとともに 引き続き応急対策の活動状況 対策本部設置状況等を連絡する イ町は 人的被害の状況を収集し 県へ連絡するとともに 引き続き応急対策の活動状況 対策本部設置状況 応援の必要性を連絡する ウ県は 町から情報を収集するとともに 自らも被害状況を把握し 消防庁及び関係省庁に連絡する エ県警察本部は 被害に関する情報を把握し これを警察庁に報告する 通報連絡体系図 国土交通省 消防庁 関係省庁 関係機関 警察庁 県 消防機関 県警察本部 河国川土国交道通事省務和所歌山 国国道土事交務通所省紀南河川 株西式日会本社高関速西道支路社 振興局 白浜町 消防本部 (2) 応急活動及び活動体制の確立ア道路管理者は 発生後 速やかに災害拡大防止のため必要な措置を講ずるものとする イ関係機関は それぞれの防災計画の定めるところにより 発生後速やかに 必要な体制をとる 応急 -105

218 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 (3) 救助 救急 医療及び消火活動ア道路管理者は 町等の要請を受け 迅速かつ的確な救助 救出の初期活動に資するよう協力する イ県 町及び消防本部は 救助 救急活動を行うほか 被害状況の早急な把握に努め 必要に応じ 関係機関に応援を要請する ウ救助 救急活動に必要な資機材は 原則として当該活動を実施する機関が携行するものとするが 県及び町は 必要に応じ民間からの協力等により 必要な資材を確保して効率的な活動を行う (4) その他ア道路管理者及び上下水道 電気 ガス 電話等道路占有施設設置者は 所管以外の施設に被害が発生していることを発見した場合 当該施設を所管する者に直ちに応急措置を講ずるよう通報する イ道路管理者は 類似の災害の再発防止のために 被災箇所以外の道路施設についても点検を行う ウ県警察本部は 被災現場及び周辺地域並びにその他の地域において 交通安全施設点検を行う等必要な措置を講ずる エ再発防止対策道路管理者は 原因究明のための調査を行い その結果を踏まえ再発防止対策を実施する 応急 -106

219 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 10 章在港船舶対策計画 ( 田辺海上保安部 農林水産課 日置川事務所 ) 1 計画方針 津波等に際し 港内の船舶の災害対策は本計画によるものとする 2 計画内容 (1) 事故防止の徹底津波等における船舶の災害を防止するため 紀南地区海上安全対策協議会を通じ 適切な運営により事故防止の徹底を図る (2) 在港船舶に対する措置津波により在港船舶に被害が生じるおそれがある場合 在港船舶に対して避難勧告又は注意喚起を行う (3) 港内における障害物の措置ア漂流物 沈殿物その他航路障害物が生じたときは 巡視船艇により必要な応急措置を執るとともに 当該物件の所有者又は占有者に対し除去を命ずる イ漂流物等のため 船舶の航行に危険があると認めた場合は 船舶交通の制限又は禁止を行うとともに 航行警報 水路通報等により 一般に周知を図る ウ港湾管理者は 港内における漂流物その他航行に支障を及ぼすおそれがあるものを除去する (4) 田辺港長 ( 田辺港 ) の措置アびょう地の指定イけい留施設使用の制限又は禁止ウ移動命令エ入港の制限又は禁止オ修繕中又は係船中の船舶に対し 必要な船員の乗船命令カ木材けい留に関し 船舶交通の障害とならないように流失防止及び沈木の処理等の条件を付し かつ 港内巡視を強化し 適切な海上貯木を図る (5) 田辺海上保安部長 ( 日置港 ) の措置ア移動命令イ入港の制限又は禁止ウ港内巡視の強化エ在港船舶への情報周知 応急 -107

220 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 11 章危険物等災害応急対策計画 第 1 節危険物施設災害応急対策計画 ( 消防本部 ) 1 計画方針危険物施設等は 地震災害時における火災 爆発 漏えい等の危険が予測されるので 危険物関係法令に基づく予防規程 自衛消防組織等を実効あるものとするとともに 火災 爆発 流出等を防止し 地震による危険物の被害を最小限にとどめ 施設の関係者及び周辺住民に対する危害防止を図る 2 計画内容 (1) 事業所危険物施設の管理者は 関係法令により定められた予防規程等によるほか 県 町 消防本部等と連携して 地震災害時における応急措置を次により実施するものとする ア災害が発生するおそれのある場合の措置 1 情報及び警報等を確実に把握する 2 施設内の警戒を厳重にするとともに保安要員を各部署に配備する 3 消防用設備等を点検整備するとともに 危険物の流出 あるいは爆発等のおそれのある作業及び移送の停止並びに施設の応急点検と出火等の防止対策を講じる 4 初期消火要領の徹底及び混触発火等による火災の防止対策を講じる イ災害が発生した場合の措置 1 消防機関及びその他の関係機関へ通報する 2 消防用設備等を使用し災害の防除に努める 3 危険物施設等における詰替え 運搬等の取扱いを禁止し 災害の拡大誘発の防止に最善の方策を講じる 4 災害状況の把握及び災害拡大に伴う付近の状況等により避難等の措置を講じる (2) 町本部の活動危険物施設の管理者と密接な連携を保ち 災害の拡大を防止するための消防活動 負傷者等の救出 警戒区域の設定 広報活動及び避難の指示等必要な応急対策を 白浜町消防計画 の定めるところにより実施するものとする (3) 通報連絡体制危険物施設において事故 災害が発生した場合 次図により関係機関に通報する 応急 -108

221 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 県振興局 県消防保安課 応急 -109

222 地震 津波災害対策計画編第 4 編災害応急対策計画 第 2 節高圧ガス災害応急対策計画 ( 消防本部 ) 1 計画方針 高圧ガスによる災害に際して 住民の生命及び財産を保護するためにこの計画を定める 2 計画内容高圧ガスによる災害の発生するおそれがある場合 又は災害が発生したときは 災害の発生又は拡大を防止するため速やかに次の応急措置を講じるものとする (1) 高圧ガス火災の措置高圧ガスによる災害が発生するおそれがある場合は その施設等の管理者は 関係機関と連絡を密にし 速やかに適切な措置を講じる (2) 住民避難等上記の措置が執れない場合は 必要に応じ 危険地域内の住民の避難措置を講じる (3) 通報等高圧ガスによる災害が発生した場合 次図により消防本部 警察等に通報するとともに 次の措置を講じる ア立入禁止区域の設定及び交通規制イ被災者の救出 救護ウ消火及び防火 防爆 除害活動並びに広報活動 (4) 関係事業所の応援必要に応じて 県内高圧ガス団体又は関係事業所の応援を求める 県振興局 消防保安課 応急 -110

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国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書 平成 30 年度国会 裁判所 会計検査院 内閣 内閣府 復興庁 総務省 法務省 外務省 財務省 文部科学省 厚生労働省 農林水産省 経済産業省 国土交通省 環境省及び防衛省所管 東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額 ( 特第 2 号 ) 各目明細書 198 1 目 次 1 2 11 1 0100-00 0101-00 0101-01 9,500,000 0 9,500,000 1100-00

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