MITSUBISHI ELECTRIC 1/2 5t U2 H U2 S
インバータホイスト部品交換基準
黒塗
ケーブルリール等重量物を直接つり下げないで下さい
で以下のとおり出力しています 電源 OFF 時は全出力オープンとなります OUT1 フック上限位置出力 ( 兼異常出力 ) OUT2 フック下限位置出力 ( 兼異常出力 )
機種選択スイッチ 工場出荷時は初期設定しておりますが 基板交換時は機種選択スイッチの設定が必要です 電源遮断かつ LED 表示が消灯していることを確認し 下表に従い機種選択スイッチを設定して下さい 機種選択スイッチ一覧表 ( 0:OFF, 1 :ON ) 母体 モータ容量 ( 極数 ) 設定 1/2t 1.2kW(4 極 ) 0000 0001 1t 2.4kW(4 極 ) 0000 0010 2t 3.5kW(4 極 ) 0000 0011 2.8t 4.9kW(4 極 ) 0000 0100 5t 7.5kW(4 極 ) 0000 0101 7.5t 10kW(4 極 ) 0000 0111 10t 12kW(6 極 ) 0000 1000 15t 20kW(6 極 ) 0000 1001 20t 20kW(6 極 ) 0000 1010 30t 20kW(6 極 ) 0000 1011 10t 18kW(4 極 ) 0000 1100 15t 30kW(4 極 ) 0000 1101 20t 30kW(4 極 ) 0000 1110 30t 30kW(4 極 ) 0000 1111
** 6Hz 60Hz 6 60Hz 3 90Hz 0.5 9.9 Y1 Y1 Y2 電源 OFF 時は全出力オープンとなります AC200V 0.5A (12P) Y1 OUT1 OUT2 OUT1 OUT1 OUT2 Y2 OUT2
/ OUT1 OUT2 OUT1 OUT2 10Hz 0. Hz 10Hz 0.1 0.1 0.1 Hz 10Hz 0. Hz 10Hz 0.1 0.1 0.1 Hz Hz 90Hz 61Hz 4 OUT2
** (12345678 ) (123456 10 ) ** ** 123456 4
一度巻下ボタンを押すと再操作可能となります
直流電磁ブレーキ
⑸ 電磁ブレーキ箱と固定鉄心, 固定鉄心とフタ間の パッキン挿入忘れがないか確認, パッキンが損傷 していれば新品と取替えてください 直流電磁ブレーキ固定鉄心部分 端子台
1/2 t はM6 ネジ 1 t ~5t はM8 ネジ
1 センサケースのフタを取外すと, 第 1 歯車の軸端が見えます この状態で RRS 基板を取外します ( センサケースと共に外れます ) 1 センサケースのフタを取外すと, 第 1 歯車の軸端が見えます この状態で RRS 基板を取外します ( センサケースと共に外れます ) ギヤー油 JIS1 種 4 号相当 (IEC1 種 2 号クラスⅡ 相当 ) シェルモーリナ S2BA220( 昭和シェル石油 ) 使用オイル FBKオイル RO220(JX 日鉱日石エネルギー )
センサケース内 (RRS 基板 )
主要部品の使用限度 点検項目 整備点検基準 機械構造部分 歯車 巻上歯車の摩耗 第一段歯車 歯厚寸法の 5% 以下 その他の歯車歯厚寸法の 20% 以下 歯厚寸法の測定箇所は図 1 による 横行歯車の摩耗 歯厚寸法の 20% 以下 歯厚寸法の測定箇所は図 1 による 歯車軸の摩耗 原軸径の 1% 以下 軸 その他の軸の摩耗 原軸径の 2% 以下 軸受オイルシール 軸と軸受のスキ 歯車軸 原軸径の 2% 以下モータヒ ニオン ト ラムシャフト 原軸径の 1% 以下その他の軸 原軸径の 4% 以下 コロガリ軸受 破損 有害な傷 異常音が無いこと オイルシール リップまたはその当る軸の表面に有害な傷がないこと ブレーキ ブレーキ構造 動作に支障がないこと 巻上ブレーキ板 年次点検参照 横行ブレーキ板 年次点検参照 巻上電磁フ レーキ鉄心部 1/2t~5t: ブレーキの保守, 点検参照 7.5t~60t: ブレーキの保守, 点検参照 横行車輪 踏面の摩耗 原寸の 5% 以下 左右車輪の直径差 駆動輪 : 直径の 0.2% 以下従動輪 : 直径の 0.5% 以下 原寸は次ページ参照 フランジ厚さの摩耗 原寸厚さの 50% 以下 ワイヤロープ 素線断線 1 より中で素線数の 10% 以下 摩耗 公称径の 7% 以下 変形 腐食 著しい形くずれや 腐食がないこと ロープエンド とくに断線がないこと フック 吊り具がかかる所の摩耗 原寸の 5% 以下 フックの口の開き 原寸の 5% 以下 フックの外傷 フック表面に亀裂及び 摩耗がないこと フックのネジ部の異常 亀裂及び摩耗がないこと シーブ 溝底の摩耗 鋳鉄製 : ワイヤローフ 径の 30% 以下 キー スプライン キー キー溝及び 変形 大きなガタ 異常摩耗がないこと セレーション スプライン部の状態 各部の接合部 ピン 穴等の摩耗 公称径の 20% 以下 電気部分 電磁接触器 接点 現寸厚さの 50% 以下 集電ホイル ホイル接触面の摩耗 中心径 35mm 以下 ( 現寸 45mm) 交換目安 4 万サイクル程度 原寸は次ページ参照 ケーブル 外傷 劣化 断線 その他の異常がないこと 絶縁 全回路の絶縁 200V 級 0.2MΩ 400V 級 0.4MΩ 接地 横行レールおよび金属押ボタンスイッチ良好であること ( 接地抵抗 100Ω 以下 ) フック シーブ 車輪以外の原寸は問合せ願います 製品にはばらつきがある為 各測定は新品時の原寸を測ってからその後測定値を管理願います 使用状況により寿命は大きく変動します 図 1
フックの使用限度 口の開いたもの 外傷 き裂 ネジ部に異常があるものは絶対に使用しないでください 使用限度を超えては絶対に使用しないでください 変形したものは絶対に使用しないでください フック寸法 ( 基準寸法 )(mm) a b t 1/2t - 28 32 1t - 32 36 2t - 40 45 2.8t 110 50 56 3t 110 50 56 5t 135 63 71 7.5t 140 71 80 10t 150 90 95 15t 190 90 100 20t 210 100 112 30t 250 120 130 上記寸法は目安です 新品時に 実測してください シーブの使用限度 シーブの摩耗は寸法だけでなく 溝底の形状もワイヤロープ寿命に関係があります 検査して不良なものは交換してください フックシーブ エコライザシーブ直径 (mm) 容量 吊本数 ロープ径 フックシーフ 径 エコライサ シーフ 径 1/2t 2 Φ6.3 Φ126-4 Φ4 Φ84 Φ40 1t 2 Φ8 Φ160-4 Φ6.3 Φ126 Φ66 2t 2 Φ10 Φ200-4 Φ8 Φ160 Φ89 2.8t 2 Φ12.5 Φ250-4 Φ9 Φ180 Φ90 3t 2 Φ12.5 Φ250-4 Φ9 Φ180 Φ90 5t 4 Φ11.2 Φ224 Φ112 7.5t 4 Φ14 Φ280 Φ140 10t 4 Φ16 Φ320 Φ160 15t 4 Φ20 Φ400 Φ220 20t 4 Φ22.4 Φ448 Φ225 30t 4 Φ25 Φ500 Φ250 横行車輪の使用限度 横行車輪の各部 ( レールとの踏面 車輪フランジ厚さ 左右車輪の直径差 ) が使用限度を超えては絶対に使用しないでください 横行車輪寸法 (mm) モノレール形ローヘッド形 ダブルレール形 容量 ΦX t ΦX t 1/2t 73 - - - 1/2t-HM 80 - - - 1t 80 - - - 2t 114 - - - 2.8t 114-150 12 3t 114-150 12 5t 125 9 150 12 7.5t 173 14 190 15 10t 193 14 190 15 15t 173 14 250 15 20t 193 14 250 15 30t - - 250 14
インバータホイスト部品交換基準 インバータホイストに使用している部品について 下記基準により点検及び交換を実施ください インバータは 半導体素子を中心とした電子部品から構成されています 下記部品については構成上あるいは物性上 経年劣化が予想され インバータホイストの性能劣化や故障へと波及しますので予防保全のために定期的に交換する必要があります 構成部品の交換基準 部品 主回路平滑コンデンサ 基板上平滑コンデンサ 電磁接触器 リレー IPM ダイオードモジュール 回生放電抵抗突入電流防止抵抗 ファン コネクタ全般 制御箱内部及び外部配線 交換基準 定格容量が基準値の 80% 以下 ( 注 1) ケースの側面, 底面の拡張 封口板の目立った湾曲, 極端なひび割れ 防爆弁の拡張及び動作したもの 外装ひび割れ, 変色, 液漏れ等 ケースの側面, 底面の拡張 封口板の目立った湾曲, 極端なひび割れ 外装ひび割れ, 変色, 液漏れ等 接点厚さが 0.5mm 以下 接点の導通異常 その他外観 接点動作異常 接点の導通異常 ケースの割れ その他外観 接点動作異常 インバータ出力異常 外装ケース割れ 直流電圧異常 外装ケース割れ 抵抗値異常(±10% 以上 ) ( 2) ケーブル断線 ひび割れ 変色 コネクタ破損 抵抗器絶縁物のひび割れ ケーブル断線 ひび割れ 変色 その他外観 動作異常 断線 ひび割れ 切断 ハウジングの緩み 抜け 断線 ひび割れ 変色 圧着端子の緩み 抜け シース 絶縁体の異常 絶縁劣化 標準交換年数 ( 基準温度 40 ) 交換方法 その他 5 年新品と交換 5 年新品基板と交換 使用頻度による ( 開閉回数 )( 3) 使用頻度による ( 開閉回数 )( 3) 10 年以上 ( 4) 10 年以上 ( 4) 10 年以上 新品と交換 新品と交換 ( 1) 新品と交換 ( 1) 新品と交換 ( 1) 新品と交換 ( 1) 3 年以上新品と交換 10 年以上 新品と交換 ( 1) 10 年以上新品と交換 ゴムブッシュ 極端なひび割れ 切断 10 年以上 新品と交換 ヒューズ 切断 10 年以上 新品と交換 その他基板全般 弊社もしくは弊社特約店へご連絡ください 10 年 新品基板と交換 1) 基板に実装しているものについては 基板ごとの交換となります 2) 突入電流防止抵抗は 電源の ON-OFF 回数により交換時期は異なります 3) 電磁接触器やリレーは 始動回数により交換時期は異なります ( 周囲温度 負荷状況 インチング etc) 4) 周囲環境や始動頻度 入力電源容量等によりパワーサイクル寿命低下します 鉄粉や粉塵が多い環境で使用される場合には 制御箱内の清掃を定期的に行ってください 点検 交換作業を行う場合は 主回路平滑コンデンサが高圧状態にありますので電源遮断後 10 分以上経過させた後 P-N 間電圧が DC30V 以下であることを確認した後に実施ください 上表は参考 ( 目安 ) です ご使用になられる周囲環境 使用頻度等により大きく変化します
電気ホイスト展開接続図 (1/2t,1t) 巻上インバータホイスト P1: 上, P2: 下 P3: 東, P4: 西 P5: 南, P6: 北 PF60705 電気ホイスト展開接続図 (2t,2.8(3)t,5t) 巻上インバータホイスト P1: 上, P2: 下 P3: 東, P4: 西 P5: 南, P6: 北 PF60410
電気ホイスト展開接続図 (1/2t, 1t) 巻上 横行インバータホイスト P1: 上, P2: 下 P3: 東, P4: 西 PF55040 P5: 南, P6: 北 電気ホイスト展開接続図 (2t,2.8(3)t,5t) 巻上 横行インバータホイスト P1: 上, P2: 下 P3: 東, P4: 西 PF56554A P5: 南, P6: 北
電気ホイスト展開接続図共吊り運転かつ軽負荷高速機能を使用する場合の配線 ( 巻上インバータホイスト ) P1: 上, P2: 下 電気ホイスト展開接続図 4 点独立押ボタン使用時の配線 ( 巻上インバータホイスト ) PF54642 PF54641
( 巻上 横行インバータホイスト ) PF54651A
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