5) 調査の手法 水質に係る調査は 表 に示す方法により行う 環境要素 水質 平常時降雨時土質の状況 表 水質に係る調査方法 調査項目調査方法調査頻度 時期等 生活環境項目 河川流量 その他項目 (COD) 浮遊物質量 河川流量 水質汚濁に係る環境基準について ( 昭和 46

Similar documents
<81798B9B89EE97DE817A95FA8ECB945C945A93788C8B89CA2E786C7378>

JTHB210-3 FJA xlsx

JTHB30-3 FJA xlsx

第5期科学技術基本計画における目標値・指標

29 度 明 測 付表 1-1 月日調査点測定層 (m) 水温 ( ) 塩分 DO(%) DO(mg/L) 4 月 19 日 5 月 17 日 NO3-N NO2-N NH4-N PO4-P Si02-Si (μmol/l)(μmol/l)(μmol/

PARTS LIST MH60 PARTS NO /August

様式 -1 氾濫範囲図


National Agriculture and Food Research Organization

この冊子は 募集要項 ( 願書 ) ではありませんので, 試験時間 場所等の記載はありません 出願 ( インターネット出願 ) を行う前に, 必ず 募集要項 (76 ページ参照 ) を確認してください 目 次 平成 31 年度入試の主な変更点 1 インターネット出願について 2 1. アドミッション

GX240T2 SJGパーツリスト201903

GX270T2 SJGパーツリスト201903

2016 年夏期フライトスケジュール UK ロンドン ヒースロー (LHR) 便名 運行期間 月火水木金土日出発地 出発時間 到着地 到着時間 KM100 3 月 27 日 - 10 月 29 日 a a a a a a a MLA 7:20 LHR 9:45 4/13 運休 KM102 3 月 2

男子十種競技 第 1 日目 2013/ 6/22 第 2 日目 2013/ 6/23 [ 第 1 日目 ] ナンハ ー 氏名 所属名 100m LJ SP HJ 400m 1 日目得点順位 7001 小宮山彦毅 (2) 11.33(-1.8) 6.57(-1.8)

121025 資料4 国民年金保険料の後紊制度の実施状況等について

種の多様性調査(動物分布調査)対象種一覧

2. 主 婦 パートの 能 力 2.6 個 人 正 社 員 経 験 主 婦 パートの 9 割 以 上 が 正 社 員 経 験 あり 主 婦 パートに 正 社 員 (または 正 職 員 )でどのくらいの 期 間 働 いていたかを 聞 いたところ 全 体 の 91.6%に 正 社 員 で 働 いた 経

カラーコードの検索方法 : PC の Ctrl + F キーで Acrobat 検索が表示されますので 検索するコードを入力し 検索ボタンを押します または Acrobat のツールバー上に双眼鏡の絵マークがありますので そちらをクリックしても検索できます 1 回で探せない場合は 双眼鏡マークに "

(Microsoft Word - 13.\216\221\227\277\225\322.doc)

2007 年パーツリスト

種の多様性調査(動物分布調査)対象種一覧

untitled

刈払機肩掛式ゼノアブランド TR2611 部品明細書 ハスクバーナ ゼノア株式会社

修正 廃番他 修正 変更該当箇所 ページ番号 LOST+FOUND STANDARD COLLECTION CATALOGUE PRICE LIST 更新日 : 品番名称色 W (mm) H (mm) D (mm) 呼称 備考 メーカー希望小売価格 ( 税別 ) 修正 変更価格

水源調査報告書平成31年2月(2.理化学データ)

Microsoft Word - 02_表紙.doc

物件毎チラシ1-4-2

町内通学路放射線測定結果 測定日 : 3 月 28 日天候 : 晴れ 単位 : マイクロシーベルト / 時測定機器 : アロカ製シンチレーション式サーベイメーター 測定場所 舗道上側溝上歩道付近 ( 土の上 ) 測定時間地上 1cm 地上 50cm 地上 1m 地上 1cm 地上 50cm 地上 1

淡水河系生態環境

<DADDBCDECCB0C4DECCA7DDBDB2AFC191CE899E955C2E786C73>

Forst Import 車種適合表

Dsub 高周波コンタクト

FJA トゥイングトラクタ WT250E-1 適用号機 以降

固定資産税 1 固定資産税の調定額調 区分構成比前年比構成比前年比 納税義務者数 ( 人 ) 課税標準額 法定未免満税点 法定以免上税点 計 合 年度平成 3 0 年度平成 2 9 年度 土地 5, % 99.8 % 6, % % 土 家 家屋 1,156

耐火構造認定適合鋼種データ集 および鋼材の耐火性能の継続調査により 大臣認定鋼材等が適用鋼種に含まれた耐火構造認定等一覧 2019 年 2 月 13 日付一般社団法人日本鋼構造協会鋼材高温特性調査特別委員会運営会議 注意 ) 認定を取得した時期 認定を取得する際に使用した耐火構造認定適合鋼種データ集

FlightSchedule_Fullv2

<96B391E8>

Microsoft Word - 資料編 目次 ver1.3.docx


CRG 2019 パーツリスト.xlsx

B0000F01.xls

富士河口湖町 鳴沢村小中学校 平成 30 年度水質検査結果 1. 学校飲料水水質検査 項目 学校名 基準値 測定日 採取場所 天 候 気 温 水 温 残留濃塩度素 0.1mg/L 以上 色 度 5 度以下 濁 度 2 度以下 臭 気 異常でないこと 味 異常でないこと 水素イ濃オ度ン 5.8 以上

第 6 回アクアリーナ豊橋カップ水泳大会 スタートリスト 競技 No. : 153 女子 50m バタフライ タイム決勝 小学 3 4 年生 大会記録 水路加盟登録 No 氏名ヨミガナ所属名学年エントリータイム 1 組 市川 葵 イチカワアオイ 豊橋 SS 小 3 1:0

6(9) 動物

資料編

<96DA8E9F2E786C73>

xe1008h224d.pdf

目 次 第 1 章 はじめに 1 1 本 研 究 の 目 的 先 行 研 究 本 研 究 の 構 成 略 語 収 集 の 方 針 10 第 2 章 原 形 分 割 単 位 (1): 段 2 1 略 語 構 成 過 程 における 原 形 分 割 段 の

日本医療安全調査機構_年報0_表紙

第 41 巻 19 号 大分県農業気象速報令和元年 7 月上旬 大分県大分地方気象台令和元年 7 月 1 1 日

在庫リスト コード URL PHONE: FAX: 商品名称 サイズ在庫数 サメ / Sharks 1 太平洋種 / Pacific Ocean イヌサ メ

< F985E926391CC95CA905C8D9E88EA C E A>

貿易投資相談ニュース臨時増刊号


木製家具類 品目番号 松 H30-1 品目名 チェスト白 価格 2,500 円 ( 税込 ) 重さ 29.6 kg 仕様 幅 60 cm奥行 40 cm高さ 85 cm 品目番号 松 H30-2 品目名 チェスト茶 価格 2,300 円 ( 税込 ) 重さ 23.2 kg 仕様 幅 44 cm奥行

< E937893FC8E8E8EC08E7B8C8B89CA C668DDA A2E786C73>

病院機能別 制度別 医療費等の状況

第 41 巻 1 号 宮崎県農業気象速報 平成 31 年 1 月上旬 気象概況 宮崎地方気象台平成 30 年 1 月 15 日 この期間は 高気圧に覆われて晴れた日と 気圧の谷や寒気の影響を受けて曇りや雨の日が短い周期で経過し 少雨だった 県内各地の旬平均気温は 平年差 0.0 ~+1.7 の平年並

< D F8089BB95F18D902D392E786C73>

都市計画道路殿町羽田空港線ほか道路築造工事 平成 30 年度環境調査報告書 参考資料 令和元年 5 月 川崎市建設緑政局 五洋 日立造船 不動テトラ 横河 本間 高田共同企業体

Microsoft Word - æŒ°âŸƒâŸ–ã•’æł´æŒ°å‹ƒ30㕆10,19確å®ı㕂㕕髟瀇帇仉è�·äº‹éŸ²ã…»æŠ¥å¸¸çfl�æ´»æfl¯æ‘´ç·‘咋争æ¥�費ㇳㅼㅛ表 - ㇳã…flã…¼ (è⁄ªå‰Łä

石川西土地区画整理事業 住所旧新 新旧対照表 換地処分公告日 : 平成 29 年 2 月 10 日 変更日 : 平成 29 年 2 月 11 日 ( 注 ) 住所の対照表であり土地 ( 地番 ) の対照表ではありません うるま市役所都市建設部都市政策課

DF9.9B/15A/20A DF9.9B DF15A DF20A DF20ATH OUTBOARD MOTOR 初版

<4D F736F F D D918C9A8DDE92B28DB895F18D902E646F6378>

土壌汚染 土壌汚染 - 前提 - 予備調査 - コーピング - 調査 - 予測 - 保全対策環境保全措置 - 評価 - 事後調査 8-1 ペー 8-2 ペー 8-3 ペー 8-4 ペー 8-6 ペー 8-7 ペー 8-8 ペー 8-8 ペー 8-0

2017 年度決算短信集計 連結 合計 ( 市場第一部 市場第二部 マザーズ JASDAQ)(1) 業種集計社数 ( 単位 : 社 百万円 %) 売 上 高 ( 営業収益 ) 営業利益 経常利益 2017 前年度比 前年度比 前年度比 全産業 3,250 72

<834A838A834C C2E786C7378>

ロードレースの部男子 - 山道最速王決定戦 順位記録 No. 氏名フリガナ地区 山道最速王決定戦 2018 実行委員会アネスト岩田ターンパイク箱根特設コース 2018/9/8 スタート : 分 47 秒 1058 武田一哉 タケタ カス ヤ 福島県 2 58 分 18 秒

10km男子の部

大学院前期学生の状況入学者数 定員数 入学者数 入学者推移年度春入学 (4 月 /5 月 1 日現在 ) 秋入学 (9 月 /10 月 1 日現在 ) 令和元年度 平成 30 年度 平成 29 年度 平成 28 年度 ( 単位 : 名 ) 定員入学定員 ( 単位 : 名 ) 日本人 : 0 留学生

untitled

<94CC94848C6F97F02E786C7378>

別記農用地利用計画 (1) 農用地区域ア現況農用地等に係る農用地区域下記の 区域の範囲 欄にかかげる区域内に含まれる土地を農用地区域とする (1) 農用地区域 ( 平成 29 年 7 月 25 日 ) 区域番号 区域の範囲 農用地の区域 備考 A-1 川之江町

<91DD8A9492B489DF E786C73>

品目等内訳書 ページ 1 契約実施計画番号 8S6G1BA00070 グループ :Aグループ調達要求番号物品番号単位数量品名 NO 単価部品番号または規格 銘 柄 金額使用期限等 納地引渡場所搬入場所 指定 検査 使用器材名 仕様書番号 納 期 包装 8SW91A UN 1.00

< AD928D8AEE8F E786C73>

DF9.9B/15A/20A DF9.9B DF15A DF20A DF20ATH yumbo-jp OUTBOARD MOTOR 初版

レイアウト 1

新宮川水系の濁度情報 ( 平成 31 年 1 月 12 時の濁度 ) 確定版 濁度 ( 度 ) 各地点の濁度 上野地地点 五百瀬地点 十津川第一発電所放水口地点 重里地点 十津川第二発電所放水口地点 宮井地点 九重地点 志古地点

Co国土交通省

カラーコードの検索方法 : PC の Ctrl + F キーで Acrobat 検索が表示されますので 検索するコードを入力し 検索ボタンを押します または Acrobat のツールバー上に双眼鏡の絵マークがありますので そちらをクリックしても検索できます 1 回で探せない場合は 双眼鏡マークに "

KW プライスリスト (VOLKSWAGEN) 車種 モデル 年式 ( 月 / 年 ) 許容耐荷重 Front 許容耐荷重 Rear 対応出力 (kw) ラインアップ減衰力調整トップマウント ダウン量 Front ダウン量 Rear 本体価格 ( 税抜 ) 旧価格 本体価格 ( 税抜 ) 新価格 A

2017 鈴鹿 近畿選手権シリース 最終戦 第 53 回 NGK スハ ークフ ラク 杯鈴鹿サンテ ーロート レース鈴鹿 近畿ナショナルJSB1000 公式予選 Sector Time Chart WEATHER : Fine COURSE : Dry 国際レーシングコース 1

40

資料 10-1 動物プランクトン調査結果 [ 本編 p.331 参照 ] [ 夏季調査結果 ] 調査期間 : 平成 28 年 8 月 31 日 単位 : 個体 /m 3 番号 門 綱 学名 No.1 No.2 合計 1 繊毛虫門 旋毛綱 Tintinnopsis radix

17:1018:20 18:3020: :0019:00 A 17:0019: SMT1 10:3012:30 SMT 10:4016:20 SMT2-A 13:3016:15 OD 8:4511:20 OE 9

~ 4 NHK 25. 9% 38% 23. 6% 63. 9% 3? 倾化? http / /blogos. com /article /80142 / http / /opinion. huanqiu. co

<48508F4390B38CB48D E FA C092E88AED88EA C FD82E786C73>

品質管理における寸法検査完成されたソリューションの提供

[ 資料 3-4] 内閣府の依頼に基づくレコードスケジュール付与状況の確認実施状況 ( 平成 23 年度新規作成 取得分 ) 行政機関名 内閣府からの確認依頼日 RS 報告件数 平成 23 年度新規作成 取得分 うち 25 年度満了件数 照会数意見数進捗状況 内閣官房平成 24 年 11 月 27

CVIM2009-yoshinaga.dvi

2016/6/30 時点で修理受付可能な機種を掲載しています 通常修理料金品名 型式 修理終了年月 その他 体重体組成計 HBF 年 7 月終了 体重体組成計 HBF-202 体重体組成計 HBF-203 体重体組成計 HBF 年 6 月終了 体重体組成計 HBF

品目等内訳書 ページ 1 契約実施計画番号 8S6G1BA00060 グループ :Aグループ調達要求番号物品番号単位数量品名 NO 単価部品番号または規格 銘 柄 金額使用期限等 納地引渡場所搬入場所 指定 検査 使用器材名 仕様書番号 納 期 包装 8SW91A EA 2.00

< D F8089BB95F18D902D32322E786C73>

リスニング ⑴~⑸のAの 発 話 に 対 するBの 問 いの 答 えとして 最 も 適 当 なものを,それぞれ 1~4の 中 から1つ 選 び,その 番 号 を 解 答 欄 にマークしなさい (25 点 ) ⑴ ⑵ ⑶ ⑷ ⑸ 1

第 5 回アクアリーナ豊橋カップ水泳大会 スタートリスト 競技 No. : 105 女子 50m 自由形 タイム決勝 小学 3 4 年生 大会記録 水路加盟登録 No 氏名ヨミガナ所属名学年エントリータイム 1 組 2 組 3 組 井上 和泉 イノウエイス ミ アルコ清洲

第 6 回アクアリーナ豊橋カップ水泳大会 スタートリスト 競技 No. : 41 女子 100m 自由形 タイム決勝 中学生 大会記録 1:00.30 水路加盟登録 No 氏名ヨミガナ所属名学年エントリータイム 1 組 2 組 3 組 4 組 岡村 風音 オカムラカノン 豊川東部中学

<81A195BD90AC E93788A77944E97EF816988C4816A31302E31302E786C7378>

< D F8089BB95F18D902D392E786C73>

07.xls

Transcription:

5) 調査の手法 水質に係る調査は 表 7.4-6 に示す方法により行う 環境要素 水質 平常時降雨時土質の状況 表 7.4-6 水質に係る調査方法 調査項目調査方法調査頻度 時期等 生活環境項目 河川流量 その他項目 (COD) 浮遊物質量 河川流量 水質汚濁に係る環境基準について ( 昭和 46 年 12 月 28 日 環境庁告示第 59 号 ) に定める方法 JIS K0094 に基づく方法 もしくは 建設省河川砂防技術基準 ( 案 ) 同解説 調査編 に基づく流速計測法 水質汚濁に係る環境基準について ( 昭和 46 年 12 月 28 日 環境庁告示第 59 号 ) に定める方法 水質汚濁に係る環境基準について ( 昭和 46 年 12 月 28 日 環境庁告示第 59 号 ) に定める方法 JIS K0094 に基づく方法 もしくは 建設省河川砂防技術基準 ( 案 ) 同解説 調査編 に基づく流速計測法 粒度分析及び土壌沈降試験 月 1 回 (12 回 / 年 ) 2 回 / 年 ( 降雨中 ~ 降雨後 ) 調査は降雨後に出現する調査項目のピーク値が概ね把握できる頻度 (5 回 ) で実施した 採水時に流量を測定 土質の状況を把握できる時期に 1 回 7-115

6) 調査結果ア ) 水質に係る状況水質に係る測定結果は平常時を表 7.4-7 ~ 表 7.4-14 に 降雨時を表 7.4-15 ~ 表 7.4-16 に示すとおりである 表 7.4-7 水質に係る測定結果 ( 平常時 :St.1) 項目 ph BOD SS DO 大腸菌採取時 CODMn 流量群数間 気温 水温 透視度 単位 - mg/l mg/l mg/l MPN/100mL mg/l m3/s - 度 1 月 27 日 7.6 1.0 3 12 5,400-0.0017 11:05 10.8 6.6 50 以上 2 月 21 日 7.7 0.8 1 11 1,700-0.0010 11:05 10.7 8.1 50 以上 3 月 15 日 7.8 0.8 1 11 2,200-0.00066 10:50 11.3 8.7 50 以上 4 月 19 日 7.6 0.6 17 9.5 3,500-0.011 11:30 24.2 16.5 50 以上 5 月 18 日 7.6 0.9 6 9.6 17,000-0.0031 10:45 23.2 17.1 50 以上 平成 6 月 19 日 7.4 0.7 7 9.3 9,200-0.0021 10:55 31.5 19.5 50 以上 29 年 7 月 18 日 7.5 0.5 未満 7 8.1 17,000-0.0037 10:50 29.1 23.6 50 以上 8 月 17 日 7.6 0.9 9 8.3 4,600-0.0045 10:55 29.7 23.6 50 以上 9 月 21 日 7.4 0.5 未満 7 8.4 3,500 2.8 0.012 14:50 24.5 20.4 50 以上 10 月 27 日 7.4 0.7 11 9.4 3,500 2.9 0.013 10:55 19.8 16.4 50 以上 11 月 27 日 7.6 1.1 6 10 16,000 2.5 0.0070 10:55 13.0 11.5 50 以上 12 月 18 日 7.3 0.6 3 10 1,600 1.3 0.0012 11:00 7.0 6.4 50 以上 1 月 18 日 7.7 1.0 4 12 240 2.2 0.00082 10:40 11.5 7.9 50 以上 平成 30 年 2 月 22 日 7.7 1.2 3 12 240 3.0 0.0016 10:45 8.0 7.3 50 以上 3 月 14 日 7.6 1.0 8 11 460 3.0 0.0024 10:45 18.3 11.2 50 以上 6.5 環境基準 2 25 7.5 1,000 ~ (A 類型 ) 以下以下以上以下 8.5 - - - - - - 黄色の網掛け部分は環境基準値超過を示す 表 7.4-8 水質に係る測定結果 ( 平常時 :St.2) 項目 ph BOD SS DO 大腸菌採取時 CODMn 流量群数間 気温 水温 透視度 単位 - mg/l mg/l mg/l MPN/100mL mg/l m3/s - 度 1 月 27 日 7.6 0.9 3 12 1,400-0.000079 11:40 10.8 7.6 50 以上 2 月 21 日 7.7 1.1 1 11 1,700-0.000062 11:25 11.2 9.0 50 以上 3 月 15 日 7.7 0.9 1 11 3,500-0.000070 11:15 11.8 10.9 50 以上 4 月 19 日 7.9 1.5 3 8.6 16,000-0.000067 11:55 23.0 22.5 50 以上 5 月 18 日 8.1 1.4 4 8.5 92,000-0.000051 11:20 20.0 26.5 50 以上 平成 6 月 19 日 9.9 1.5 4 8.1 5,400-0.000035 11:30 27.8 29.0 50 以上 29 年 7 月 18 日 9.5 0.9 5 9.0 17,000-0.00010 11:10 28.9 29.2 50 以上 8 月 17 日 8.5 1.0 4 7.6 9,200-0.000061 11:25 30.8 33.3 50 以上 9 月 21 日 7.2 0.5 未満 15 7.9 24,000 3.0 0.00017 14:05 24.1 21.7 40 10 月 27 日 7.2 0.7 10 8.9 22,000 2.1 0.000070 11:35 20.2 17.8 50 以上 11 月 27 日 7.5 1.0 4 10 11,000 1.8 0.000057 11:35 15.6 12.6 50 以上 12 月 18 日 7.3 1.4 7 11 17,000 2.8 0.000082 11:45 8.2 7.0 50 以上 1 月 18 日 7.6 0.8 4 12 5,400 1.6 0.00013 11:20 14.2 10.1 50 以上 平成 30 年 2 月 22 日 7.6 4.8 6 11 92,000 4.6 0.00012 11:20 12.0 9.0 50 以上 3 月 14 日 7.4 1.8 4 10 160,000 2.9 0.00015 11:35 19.4 11.5 50 以上 6.5 環境基準 2 25 7.5 1,000 ~ (A 類型 ) 8.5 以下以下以上以下 - - - - - - 黄色の網掛け部分は環境基準値超過を示す 7-116

平成 29 年 平成 30 年 項目 ph BOD SS DO 表 7.4-9 水質に係る測定結果 ( 平常時 :St.3) 大腸菌群数 CODMn 流量 採取時 間 気温水温透視度 単位 - mg/l mg/l mg/l MPN/100mL mg/l m3/s - 度 1 月 27 日 7.7 0.5 未満 2 12 920-0.0023 11:55 9.8 6.8 50 以上 2 月 21 日 7.7 0.5 未満 2 12 1,700-0.0012 11:40 7.8 8.4 50 以上 3 月 15 日 7.9 0.5 未満 2 11 540-0.00091 11:30 8.4 9.0 50 以上 4 月 19 日 7.6 0.5 10 9.2 9,200-0.010 12:10 20.2 17.3 50 以上 5 月 18 日 7.6 0.6 7 9.4 1,700-0.0063 11:40 20.4 16.0 50 以上 6 月 19 日 7.2 1.0 5 8.2 24,000-0.0024 11:45 26.3 22.6 50 以上 7 月 18 日 7.5 0.5 未満 7 8.4 35,000-0.0029 11:25 29.0 23.0 50 以上 8 月 17 日 7.8 0.6 11 7.9 17,000-0.0042 11:40 28.2 24.3 50 以上 9 月 21 日 7.4 0.5 未満 7 8.9 16,000 2.2 0.025 13:35 23.0 19.5 50 以上 10 月 27 日 7.4 0.7 7 9.2 35,000 1.9 0.018 11:50 18.6 17.0 50 以上 11 月 27 日 7.6 0.9 4 10 3,500 1.8 0.0044 11:50 12.8 11.6 50 以上 12 月 18 日 7.6 0.5 2 12 1,600 1.2 0.0035 12:05 6.9 6.9 50 以上 1 月 18 日 7.7 1.2 3 12 2,400 1.7 0.0021 11:40 9.5 9.5 50 以上 2 月 22 日 7.7 0.6 2 12 350 2.0 0.0044 11:40 8.0 8.1 50 以上 3 月 14 日 7.6 0.6 2 10 1,600 2.2 0.0042 11:50 16.0 12.5 50 以上 6.5 環境基準 2 25 7.5 ~ (A 類型 ) 8.5 以下以下以上 黄色の網掛け部分は環境基準値超過を示す 1,000 以下 - - - - - - 平成 29 年 平成 30 年 項目 ph BOD SS DO 表 7.4-10 水質に係る測定結果 ( 平常時 :St.4) 大腸菌群数 CODMn 流量 採取時 間 気温水温透視度 単位 - mg/l mg/l mg/l MPN/100mL mg/l m3/s - 度 1 月 27 日 7.6 0.5 未満 2 13 920-0.0055 12:30 10.5 4.1 50 以上 2 月 21 日 7.7 0.6 2 12 220-0.0028 12:25 10.4 8.1 50 以上 3 月 15 日 7.9 0.5 4 11 1,100-0.0026 12:20 12.2 9.2 50 以上 4 月 19 日 7.5 0.5 未満 5 9.7 4,600-0.039 12:45 23.0 15.8 50 以上 5 月 18 日 7.5 0.5 未満 5 9.8 16,000-0.015 12:20 23.6 16.2 50 以上 6 月 19 日 7.4 0.5 4 9.3 16,000-0.0023 12:20 31.5 21.5 50 以上 7 月 18 日 7.5 0.5 未満 6 8.4 35,000-0.0073 11:55 31.2 22.5 50 以上 8 月 17 日 7.8 0.5 未満 3 8.2 35,000-0.0039 12:15 33.5 24.0 50 以上 9 月 21 日 7.4 0.5 未満 6 8.7 9,200 2.9 0.028 15:35 24.3 20.0 50 以上 10 月 27 日 7.4 0.6 5 9.8 5,400 2.4 0.033 12:35 23.0 15.7 50 以上 11 月 27 日 7.6 0.7 3 11 5,400 2.2 0.010 12:30 16.8 9.9 50 以上 12 月 18 日 7.5 0.6 2 13 920 1.8 0.0044 12:40 6.9 4.5 50 以上 1 月 18 日 7.6 1.4 3 12 540 2.4 0.0044 12:20 15.4 7.0 50 以上 2 月 22 日 7.7 0.5 未満 2 12 350 2.4 0.0066 12:35 10.4 7.5 50 以上 3 月 14 日 7.5 1.0 2 11 1,600 2.1 0.012 12:30 21.7 10.2 50 以上 6.5 環境基準 2 25 7.5 ~ (A 類型 ) 8.5 以下以下以上 黄色の網掛け部分は環境基準値超過を示す 1,000 以下 - - - - - - 7-117

平成 29 年 表 7.4-11 水質に係る測定結果 ( 平常時 :St.5) 項目 ph BOD SS DO 大腸菌採取 CODMn 流量群数時間 気温 水温 透視度 単位 - mg/l mg/l mg/l MPN/100mL mg/l m3/s - 度 1 月 27 日 7.9 0.5 未満 1 12 1,100-0.0086 10:20 7.8 7.4 50 以上 2 月 21 日 8.0 0.5 未満 1 12 1,100-0.0056 10:30 8.1 8.5 50 以上 3 月 15 日 8.1 0.5 1 12 1,700-0.0044 10:15 10.3 10.0 50 以上 4 月 19 日 7.6 0.5 8 10 4,600-0.035 10:40 20.8 15.6 50 以上 5 月 18 日 7.9 0.6 6 11 3,500-0.018 10:05 22.2 16.9 50 以上 6 月 19 日 8.6 0.7 6 11 12,000-0.012 10:20 27.4 22.6 50 以上 7 月 18 日 8.0 0.5 未満 3 8.9 24,000-0.017 10:25 28.7 24.4 50 以上 8 月 17 日 7.8 0.5 4 8.8 24,000-0.016 10:25 29.0 24.2 50 以上 9 月 21 日 7.3 0.5 未満 7 9.3 5,400 1.3 0.14 10:25 25.0 19.7 50 以上 10 月 27 日 7.3 0.8 5 9.8 5,400 1.0 0.15 10:15 18.4 18.0 50 以上 11 月 27 日 7.7 0.8 3 11 1,700 1.5 0.021 10:15 13.5 13.8 50 以上 12 月 18 日 7.8 1.1 1 12 700 1.1 0.0091 10:20 5.1 8.8 50 以上 1 月 18 日 7.9 1.4 3 12 1,100 1.5 0.0075 10:15 10.0 10.0 50 以上 平成 30 年 2 月 22 日 8.0 0.6 3 12 1,100 2.1 0.0094 10:20 9.5 9.8 50 以上 3 月 14 日 7.9 0.7 2 11 1,600 2.1 0.012 10:10 16.0 12.3 50 以上 環境基準 6.5 ~ 2 25 7.5 1,000 (A 類型 ) 8.5 以下以下以上以下 - - - - - - 黄色の網掛け部分は環境基準値超過を示す 平成 29 年 表 7.4-12 水質に係る測定結果 ( 平常時 :St.6) 項目 ph BOD SS DO 大腸菌採取 CODMn 流量群数時間 気温 水温 透視度 単位 - mg/l mg/l mg/l MPN/100mL mg/l m3/s - 度 - - - - - - - - - - - - 2 月 21 日 7.8 0.6 3 12 540-0.026 13:25 11.0 9.1 50 以上 3 月 15 日 8.0 0.5 未満 2 11 1,700-0.022 12:55 11.5 9.6 50 以上 4 月 19 日 7.7 0.6 5 9.5 9,200-0.11 15:20 22.1 18.1 50 以上 5 月 18 日 7.8 0.6 4 9.3 16,000-0.048 15:10 26.5 20.1 50 以上 6 月 19 日 7.6 0.7 3 8.8 5,400-0.0084 15:05 31.0 24.0 50 以上 7 月 18 日 7.8 0.5 未満 3 8.7 92,000-0.017 14:40 31.0 25.0 50 以上 8 月 17 日 7.9 0.6 4 8.2 35,000-0.024 15:05 30.8 27.3 50 以上 9 月 21 日 7.7 0.5 未満 4 8.7 7,000 2.6 0.089 16:10 23.8 20.8 50 以上 10 月 27 日 7.7 0.6 3 9.7 11,000 2.0 0.10 15:05 21.4 17.6 50 以上 11 月 27 日 7.9 0.8 2 11 1,700 1.9 0.042 15:30 15.2 12.8 50 以上 12 月 18 日 7.9 0.8 1 12 1,700 1.5 0.034 15:20 7.1 7.1 50 以上 1 月 18 日 7.9 1.5 2 12 1,100 1.9 0.036 15:00 13.8 10.8 50 以上 平成 30 年 2 月 22 日 7.9 0.6 2 11 540 2.1 0.038 15:05 9.2 10.3 50 以上 3 月 14 日 7.8 0.7 2 10 920 2.2 0.039 15:20 21.5 14.8 50 以上 環境基準 6.5 ~ 2 25 7.5 1,000 (A 類型 ) 8.5 以下以下以上以下 - - - - - - 黄色の網掛け部分は環境基準値超過を示す 7-118

平成 29 年 平成 30 年 項目 ph BOD SS DO 表 7.4-13 水質に係る測定結果 ( 平常時 :St.7) 大腸菌群数 CODMn 流量 採取時 間 気温水温透視度 単位 - mg/l mg/l mg/l MPN/100mL mg/l m3/s - 度 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 4 月 19 日 7.9 0.5 6 9.4 35,000-0.048 14:05 21.8 20.0 50 以上 5 月 18 日 8.4 0.6 2 10 17,000-0.021 13:55 24.5 22.2 50 以上 6 月 19 日 8.0 1.1 8 8.6 22,000-0.0060 14:10 28.8 28.0 50 以上 7 月 18 日 7.8 0.5 3 9.4 160,000-0.034 13:30 30.5 21.6 50 以上 8 月 17 日 8.0 0.5 未満 4 8.4 54,000-0.022 13:50 30.7 23.2 50 以上 9 月 21 日 7.6 0.5 未満 9 9.2 16,000 1.4 0.12 12:20 23.8 19.2 50 以上 10 月 27 日 7.6 0.6 5 9.4 16,000 0.9 0.14 14:05 21.3 18.5 50 以上 11 月 27 日 7.8 0.7 5 10 5,400 1.3 0.078 14:05 16.5 16.1 50 以上 12 月 18 日 7.9 0.5 4 10 3,500 0.8 0.046 14:10 8.2 14.5 50 以上 1 月 18 日 7.9 1.2 4 10 5,400 0.8 0.031 14:00 14.2 15.8 50 以上 2 月 22 日 8.0 0.5 未満 3 10 1,600 1.0 0.035 14:05 10.0 15.5 50 以上 3 月 14 日 8.0 0.5 未満 5 9.6 9,200 1.6 0.030 14:05 21.2 19.1 50 以上 環境基準 (A 類型 ) 6.5 ~ 8.5 2 以下 25 以下 7.5 以上 黄色の網掛け部分は環境基準値超過を示す 1,000 以下 - - - - - - 平成 29 年 表 7.4-14 水質に係る測定結果 ( 平常時 :St.8) 項目 ph BOD SS DO 大腸菌採取 CODMn 流量群数時間 気温 水温 透視度 単位 - mg/l mg/l mg/l MPN/100mL mg/l m3/s - 度 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 4 月 19 日 7.8 0.6 4 9.1 54,000-0.072 14:50 20.8 19.0 50 以上 5 月 18 日 7.8 0.5 未満 3 9.3 17,000-0.051 14:30 24.0 21.0 50 以上 6 月 19 日 8.6 0.9 38 12 54,000-0.011 14:35 29.3 27.1 25 7 月 18 日 7.8 0.5 未満 3 9.3 35,000-0.055 13:55 32.0 23.0 50 以上 8 月 17 日 7.9 0.5 未満 3 8.8 92,000-0.030 14:15 32.2 24.1 50 以上 9 月 21 日 7.5 0.5 未満 9 8.9 11,000 1.8 0.18 12:50 24.0 20.0 50 以上 10 月 27 日 7.5 0.8 5 9.2 35,000 1.3 0.18 14:25 22.5 18.5 50 以上 11 月 27 日 7.7 0.6 4 9.8 16,000 1.3 0.11 14:35 16.7 15.7 50 以上 12 月 18 日 7.9 0.5 未満 3 10 17,000 0.7 0.064 14:35 8.1 14.4 50 以上 1 月 18 日 7.9 1.2 4 11 3,500 1.3 0.051 14:20 15.0 15.7 50 以上 平成 30 年 2 月 22 日 7.9 0.5 未満 5 10 2,200 1.7 0.047 14:30 9.8 14.2 50 以上 3 月 14 日 7.8 0.7 5 9.6 5,400 1.9 0.055 14:35 21.8 18.8 50 以上 環境基準 6.5 ~ 2 25 7.5 1,000 (A 類型 ) 8.5 以下以下以上以下 - - - - - - 黄色の網掛け部分は環境基準値超過を示す 7-119

表 7.4-15 水質に係る測定結果 ( 降雨時 :1 回目 ) 調査地点 調査項目 単位 1 回目 2 回目 3 回目 4 回目 5 回目 SS mg/l 20 64 20 15 13 流量 m 3 /s 0.007 0.018 0.013 0.014 0.010 St.1 調査日 - 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日採取時間 - 10:00 11:22 12:55 14:41 16:08 気温 24.5 24.2 24.8 26.8 26.6 水温 24.3 23.7 24.0 25.6 24.0 SS mg/l 120 10 5 2 34 流量 m 3 /s 0.00149 0.00092 0.00024 0.00013 0.00015 St.2 調査日 - 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日採取時間 - 10:15 11:33 13:10 14:57 16:26 気温 24.2 24.3 26.6 27.5 27.2 水温 25.0 23.8 24.5 25.6 25.5 SS mg/l 27 200 100 35 21 流量 m 3 /s 0.005 0.037 0.043 0.020 0.016 St.3 調査日 - 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日採取時間 - 10:30 11:44 13:20 15:04 16:32 気温 24.2 24.1 26.5 27.8 27.2 水温 22.4 22.5 23.0 23.0 23.5 SS mg/l 230 130 60 34 26 流量 m 3 /s 0.098 0.110 0.084 0.061 0.042 St.4 調査日 - 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日採取時間 - 11:00 12:29 13:25 15:32 16:59 気温 25.5 23.8 25.8 26.8 25.2 水温 22.0 22.1 23.0 23.0 22.4 SS mg/l 210 77 55 36 14 流量 m 3 /s 0.159 0.130 0.098 0.063 0.053 St.5 調査日 - 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日採取時間 - 10:45 12:01 13:33 15:15 16:45 気温 23.8 24.2 29.2 26.8 28.6 水温 23.8 23.5 25.1 23.0 24.9 SS mg/l 12 110 98 41 24 流量 m 3 /s 0.099 0.713 0.611 0.309 0.232 St.6 調査日 - 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日採取時間 - 10:00 11:25 12:30 14:35 16:00 気温 25.0 25.3 25.3 29.7 27.5 水温 22.5 23.5 23.3 23.7 23.8 SS mg/l 150 36 12 7 7 流量 m 3 /s 0.066 0.165 0.112 0.057 0.048 St.7 調査日 - 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日採取時間 - 10:30 11:50 12:55 15:05 16:25 気温 25.0 25.5 25.0 29.3 27.0 水温 24.0 23.6 23.2 24.0 23.0 SS mg/l 190 34 18 13 9 流量 m 3 /s 0.097 0.192 0.168 0.096 0.073 St.8 調査日 - 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日 7 月 4 日採取時間 - 10:40 12:00 13:05 15:15 16:30 気温 25.2 24.9 24.9 29.5 27.2 水温 23.0 23.5 23.4 24.0 23.2 7-120

表 7.4-16 水質に係る測定結果 ( 降雨時 :2 回目 ) 調査地点 調査項目 単位 1 回目 2 回目 3 回目 4 回目 5 回目 SS mg/l 240 30 26 30 18 流量 m 3 /s 0.089 0.084 0.088 0.089 0.088 St.1 調査日 - 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日採取時間 - 9:40 11:35 13:50 15:20 16:50 気温 19.3 19.8 19.4 19.4 19.0 水温 19.0 19.0 19.3 19.5 19.0 SS mg/l 74 32 30 24 16 流量 m 3 /s 0.0095 0.0069 0.0061 0.0058 0.0051 St.2 調査日 - 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日採取時間 - 10:00 11:55 14:05 15:40 17:10 気温 19.3 19.9 19.5 20.0 19.5 水温 19.3 20.0 19.5 19.5 19.2 SS mg/l 70 22 26 18 14 流量 m 3 /s 0.189 0.135 0.104 0.088 0.087 St.3 調査日 - 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日採取時間 - 10:15 12:05 14:15 15:45 17:20 気温 19.3 20.4 19.3 19.4 19.0 水温 19.0 19.0 19.3 19.3 19.1 SS mg/l 16 20 12 8 10 流量 m 3 /s 0.440 0.305 0.357 0.324 0.245 St.4 調査日 - 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日採取時間 - 11:00 12:50 15:00 16:30 18:05 気温 20.5 21.2 19.8 19.0 19.0 水温 18.8 19.0 19.2 19.1 18.9 SS mg/l 88 26 40 28 22 流量 m 3 /s 0.514 0.205 0.243 0.231 0.197 St.5 調査日 - 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日採取時間 - 10:40 12:30 14:43 16:05 17:40 気温 19.3 21.5 19.7 19.7 19.0 水温 19.2 19.5 19.6 19.6 19.2 SS mg/l 58 58 30 34 22 流量 m 3 /s 1.187 1.207 1.394 1.488 1.174 St.6 調査日 - 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日採取時間 - 9:40 11:30 13:50 15:20 16:50 気温 20.0 20.5 21.3 20.2 20.5 水温 19.0 19.3 19.5 19.7 19.5 SS mg/l 50 26 38 18 20 流量 m 3 /s 0.587 0.436 0.450 0.359 0.270 St.7 調査日 - 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日採取時間 - 10:10 12:00 14:20 15:50 17:20 気温 20.8 19.8 19.8 19.2 19.3 水温 19.2 19.6 20.0 19.6 19.3 SS mg/l 62 28 40 22 22 流量 m 3 /s 0.873 0.777 0.699 0.597 0.444 St.8 調査日 - 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日 10 月 6 日採取時間 - 10:30 12:15 14:30 16:00 17:30 気温 20.8 21.2 20.4 19.8 20.0 水温 19.2 19.6 19.8 19.6 19.5 7-121

イ ) 土質に係る状況土質に係る測定結果は表 7.4-17 に示すとおりである 沈降試験の初期濃度は 広域整地工事における浮遊物質濃度を参考 濁水の発生と処理の動向 ( 昭和 50 年施工技術 ) とし 最大値である 2,000mg/L を採用した No1 No2 No3 No4 表 7.4-17 土質に係る測定結果 経過時間 ( 分 ) 0 5 10 20 30 60 120 240 480 960 1440 2880 4320 浮遊物質量 (SS) (mg/l) 2000 73 50 25 18 13 5 2 2 2 <1 - - 残留率 (C t /C 0 ) - 1.000 0.037 0.025 0.013 0.009 0.007 0.003 0.001 0.001 0.001 - - - 沈降速度 (V) (m/h) - 1.8 10^-3 9.0 10^-4 4.5 10^-4 3.0 10^-4 1.5 10^-4 7.5 10^-5 3.8 10^-5 1.9 10^-5 9.4 10^-6 6.3 10^-6 - - 浮遊物質量 (SS) (mg/l) 2000 375 251 168 137 107 69 51 20 16 9 2 2 残留率 (C t /C 0 ) - 1 0.188 0.126 0.084 0.069 0.054 0.035 0.026 0.010 0.008 0.005 0.001 0.001 沈降速度 (V) (m/h) - 1.8 10^-3 9.0 10^-4 4.5 10^-4 3.0 10^-4 1.5 10^-4 7.5 10^-5 3.8 10^-5 1.9 10^-5 9.4 10^-6 6.3 10^-6 3.1 10^-6 2.1 10^-6 浮遊物質量 (SS) (mg/l) 2000 296 176 93 66 36 19 18 10 7 4 4 2 残留率 (C t /C 0 ) - 1 0.148 0.088 0.047 0.033 0.018 0.010 0.009 0.005 0.004 0.002 0.002 0.001 沈降速度 (V) (m/h) - 1.8 10^-3 9.0 10^-4 4.5 10^-4 3.0 10^-4 1.5 10^-4 7.5 10^-5 3.8 10^-5 1.9 10^-5 9.4 10^-6 6.3 10^-6 3.1 10^-6 2.1 10^-6 浮遊物質量 (SS) (mg/l) 2000 443 272 159 129 65 45 42 25 20 11 6 <1 残留率 (C t /C 0 ) - 1 0.222 0.136 0.080 0.065 0.033 0.023 0.021 0.013 0.010 0.006 0.003 - 沈降速度 (V) (m/h) - 1.8 10^-3 9.0 10^-4 4.5 10^-4 3.0 10^-4 1.5 10^-4 7.5 10^-5 3.8 10^-5 1.9 10^-5 9.4 10^-6 6.3 10^-6 3.1 10^-6 2.1 10^-6 0 0-1 -1 log(ct/c0) -2 log(ct/c0) -2-3 -4 y = 0.7784x + 0.6994 R² = 0.9556-6 -4-2 0 log( v) -3-4 y = 0.7277x + 1.4056 R² = 0.9394-6 -4-2 0 log( v) 項目沈降特性係数 係数 α 係数 β 項目 係数 α 係数 β 0.7784 0.6994 沈降特性係数 0.7277 1.4056 0 0-1 -1 log(ct/c0) -2 log(ct/c0) -2-3 -4 y = 0.6954x + 0.9968 R² = 0.9834-6 -4-2 0 log( v) -3-4 y = 0.6292x + 1.0282 R² = 0.984-6 -4-2 0 log( v) 項目沈降特性係数 係数 α 係数 β 項目 係数 α 係数 β 0.6954 0.9968 沈降特性係数 0.6292 1.0282 図 7.4-4 残留率と沈降速度による沈降特性係数 7-122

7.4.3. 予測工事の実施及び土地又は工作物の存在及び供用において 以下に示す水の濁りによる周辺環境への影響が考えられるため その影響の程度について予測を行った < 工事の実施 > 造成工事及び工作物の建設( 以下 造成等 という ) の工事に伴う水の濁り (1) 造成等の工事に伴う水の濁り 1) 予測項目造成等の工事に伴う水の濁りとした 2) 予測地域 予測地点 対象事業実施区域内において設置する調整池の放流口とした 3) 予測対象時期 造成等の施工による浮遊物質量に係る影響が最大となる時期とした 4) 予測の手法ア ) 予測手順工事中に発生する濁水については 造成工事に先立ち調整池を設け 造成区域の濁水を調整池に導き 土粒子を十分に沈殿させた後 上澄み水を放流先水路に放流する計画である したがって 工事中に発生する濁水の影響予測は 調整池の貯留能力及び沈降試験の結果から放流地点の浮遊物質量を予測する方法とした イ ) 予測式 1 濁水の調整池流入流量工事中の降雨による造成区域から調整池流入流量の算定は 以下に示す式を用いた Q 0 =a Rf f/(1000 3600) Q 0 : 濁水の調整池流入量 [m 3 /s] a : 集水面積 Rf: 時間雨量 (mm/h) f : 流出係数 ( 開発区域内 :0.8) 造成等の工事時の雨水流出係数は 開発区域内の 0.8 とした 都市計画法開発許可制度の手引き大分県土木建築部都市 まちづくり推進課 ( 平成 30 年 4 月版 ) 7-123

2 水面積負荷粒子の沈降速度として 調整池の除去率を求めるための指標である水面積負荷を算出した この水面積負荷より沈降速度の大きい粒子は全て調整池 ( 沈殿 ) 沈降速度の小さい粒子は一部調整池から流出することになる 水面積負荷 =Q 0 /A=v 記号 Q 0 : 調整池流入流量 (m 3 /s) A : 調整池面積 (m 2 ) v : 粒子の沈降速度 (m/s) 3 水面積負荷と除去の関係水面積負荷と除去の関係を把握するため 現地で採取した土壌サンプルを用いて沈降試験を行った 4 調整池排水口の濁水中の浮遊物質量沈降試験結果から最小二乗法により vとc t /C 0 との関係を一次回帰すると次の式が導かれる log(c t /C 0 )=α logv+β C t /C 0 =v α 10 β C t =v α 10 β C 0 =(Q 0 /A) α 10 β C 0 記号 v : 粒子の沈降速度 (m/s) C0 : 調整池流入濃度 ( 初期の浮遊物質量 )(mg/l) Ct : 粒子の沈降速度 (mg/l) α β: 沈降特性係数 ( 図 7.4-2 の沈降速度が遅い No.2 の値を用いた (α:0.6292 β:1.0282) Q 0 : 調整池流入流量 (m 3 /s) A : 調整池面積 (m 2 ) 7-124

5) 予測条件 ア ) 調整池の諸元 調整池の諸元は 表 7.4-18 に示すとおりである 表 7.4-18 調整池の諸元 調整池の位置 集水面積 (ha) 調整池の面積 (m 2 ) 調整池の容量 (m 3 ) 許容放流量 (m 3 /s) 流域 A 16.6 8,966 36,000 0.830 流域 B 16.7 8,405 35,500 0.835 流域 C 9.8 2,238 23,400 0.490 流域 D 2.4 4,392 2,850 0.120 流域 E 16.5 6,940 15,900 2.475 流域 F 11.5 5,854 17,000 1.725 イ ) 雨水流出係数の設定 造成等の工事時の雨水流出係数は 開発区域内の 0.8 とした 都市計画法開発許 可制度の手引き大分県土木建築部都市 まちづくり推進課 ( 平成 30 年 4 月版 ) ウ ) 降水量の設定対象事業実施区域近傍の気象観測所である犬飼地域観測所における平成 25 年 ~ 平成 29 年の降水量は 表 7.4-19 に示すとおりである 降雨条件はやや強い雨である 10mm/h と臼杵市の大雨洪水注意報の基準となる 40mm/h を採用した 表 7.4-19 1 時間雨量の階級時間数 1 時間雨量 犬飼観測所 ( 平成 25 年 ~ 平成 29 年 ) 備考 観測時間 (h) 頻度 (%) 0.5mm 未満 39,792 90.8 やや強い雨 :10mm 以上 ~20mm 未満 0.5mm 以上 3,251 7.4 3.5mm 以上 611 1.4 10mm 以上 114 0.3 20mm 以上 28 0.1 強い雨 :20mm 以上 ~30mm 未満 激しい雨 :30mm 以上 ~50mm 未満 非常に激しい雨 :50mm 以上 ~80mm 未満 猛烈な雨 :80mm 以上 30mm 以上 4 0.0 50mm 以上 0 0.0 80mm 以上 0 0.0 7-125

6) 予測結果工事中において造成区域で発生する濁水は調整池へ導き 土粒子を沈殿させた後 上澄み水を計画地外に放流する計画である 調整池の貯留能力及び土壌の沈降試験の結果から予測される浮遊物質量 (SS) 濃度は 表 7.4-20 に示すとおりである 調整池排水の排水量は降雨条件 10mm/h で最大 0.3711 m3 /s 降雨条件 40mm/h で最大 1.4844 m3 /s と予測する また 調整池排水の浮遊物質量は降雨時条 10mm/h で最大 64 mg/l 降雨時 40mm/h で最大 153mg/L と予測する この浮遊物質量の濃度は降雨時における水路の放流先水路の浮遊物質量の現地調査結果 ( 調査 1 回目 : 最大 64~230mg/L 調査 2 回目 : 最大 16~240 mg/l) と同程度もしくはそれ以下の値である 表 7.4-20 調整池の貯留能力及び浮遊物質量 (SS) 濃度 対象 排水量 ( m3 /s) 浮遊物質量 (mg/l) 調整池 降雨条件 10mm/h 降雨条件 40mm/h 降雨条件 10mm/h 降雨条件 40mm/h 流域 A 0.3689 1.4756 37 89 流域 B 0.3711 1.4844 39 93 流域 C 0.2178 0.8711 64 153 流域 D 0.0533 0.2133 17 41 流域 E 0.3667 1.4667 44 104 流域 F 0.2556 1.0222 39 92 7-126

7.4.4. 評価 (1) 造成等の工事に伴う水の濁り 1) 国または地方公共団体による基準又は目標との整合性の検討ア ) 環境保全目標の設定濁水が発生するような降雨時においては 濁り (SS) について整合を図るべき基準 目標等は存在しない イ ) 基準 目標等との整合の観点濁水が発生するような降雨時においては 濁り (SS) について整合を図るべき基準 目標等は存在しないが 現地調査結果から降雨時における水路の放流先水路の浮遊物質量の予測結果は現地調査結果と同程度もしくはそれ以下の値である 2) 環境影響の回避 低減に係る評価ア ) 環境保全のための措置 定期的に会議等を実施し 環境保全措置の内容について工事関係者に周知を図る 造成工事にあたっては 周囲の地形を利用しながら可能な限り伐採及び土地造成面積を小さくする 定期的に調整池内の土砂の除去を行い一定の湛水容量を維持する イ ) 環境影響の回避 低減に関する評価定期的に会議等を実施し 環境保全措置の内容について工事関係者に周知を図ることで環境影響への低減に努める 造成により生じた切盛法面は造成時に仮置きした有機物や種子が多く含まれる表層土壌を用いて法面の緑化回復を図り 斜面の崩壊を防止する 造成工事にあたっては 周囲の地形を利用しながら可能な限り伐採及び土地造成面積を小さくし 環境保全のための措置を講じることにより 環境影響への低減に努める 造成工事にあたっては 降雨時における土砂の流出による濁水の発生対策として 調整池等濁水対策工を先行し 環境保全のための措置を講じることにより 環境影響への低減に努める 3) その他準備書提出以降に対象事業実施区域及びその周辺には主に農業用水として利用している湧水が 1 箇所 それ以外の湧水が 1 箇所存在した よって 工事前及び工事中に湧水の流量観測を実施し 本事業の影響について把握を行うものとする なお 事業による影響が生じた場合は措置を講じるものとする 7-127

7.5. その他 7.5.1. 現況の把握 (1) 既存資料調査 1) 調査項目光害 ( 反射光 ) に係る状況 2) 調査地域 対象事業実施区域及びその周辺とした 3) 調査地点 対象事業実施区域周辺の集落を対象とした 4) 調査期間等 最も太陽光高度が高くなる夏至 最も太陽高度が低くなる冬至とした 5) 調査の手法 発電設備予定地と民家との位置関係及び日の出 日の入のデータ収集とした 6) 調査の結果既往資料調査の結果 発電設備予定地の東側 西側 南側に集落が存在するが 北側には集落は存在しない また 発電設備予定地の周囲は 現況のまま保全する森林 ( 残置森林 ) を配置する なお 太陽光パネルの配置計画は 南向きの地盤から約 0.3~1.4m の低い高さに設置し パネルの斜度を 10 とする計画である 7-128

(2) 現地調査 1) 調査項目光害 ( 反射光 ) に係る状況 2) 調査地域 対象事業実施区域及びその周辺とした 3) 調査地点 対象事業実施区域周辺の東側 西側 南側の集落とした 4) 調査期間等 最も太陽光高度が高くなる夏季とした 5) 調査の手法 文献調査により把握した集落について 現地踏査及び写真撮影により把握した 調査方法集落の配置状況の確認 表 7.5-1 調査方法 具体的内容 調査は 東側 西側 南側の集落を対象として 施設配置計画をもとに影響範囲について把握した 集落との位置関係を把握するために写真撮影を行った 7-129

6) 調査結果 調査の結果 発電設備予定地の東側 西側 南側に集落が存在する 太陽光パネル配置図 2 西側 1 東側 3 南側 発電設備予定地 発電設備予定地 2 西側集落から発電設備予定地を望む 1 東側集落から発電設備予定地を望む 発電設備予定地 3 南側集落から発電設備予定地を望む 7-130

7.5.2. 予測土地又は工作物の存在及び供用において 影響が考えられるため その影響の程度について予測を行った < 土地又は工作物の存在及び供用 > 地形改変後の土地及び工作物の存在 (1) 地形改変後の土地及び工作物の存在 1) 予測項目太陽光パネルの反射光とした 2) 予測地域 予測地点 対象事業実施区域の南側 北側の集落等とした 3) 予測対象時期 最も太陽光高度が高くなる夏至 最も太陽高度が低くなる冬至とした 4) 予測の手法 太陽光の反射に関するシミュレーションの方法とした 5) 予測条件 発電設備予定地からみた夏至 冬至における日の出から日の入に係る太陽の位置データ とした 7-131

6) 予測結果反射光は 最も太陽光高度が高くなる夏至から最も太陽高度が低くなる冬至の挙動を予測した 通常の多くの時間帯の太陽位置では反射光は天空へ向かうため 日中においては 発電設備予定地より低い集落などの箇所については反射光の影響はないと考えられる 南側への影響については 夏至の日の入の時間帯に発電設備予定地より 低い箇所に反射光が到達する可能性はあるが 下図のとおり配置する太陽光パネルは 前面に並ぶパネルの裏側に反射するため 反射光が漏れる可能性も小さく この時間帯の反射光は強度が弱く継続時間も短い また 太陽光パネルの斜度を 10 設置高を低くする計画であり 南側には残置森林も確保するため影響はないものと考えられる 北側への影響については 太陽光が南側の低い角度から入る冬至は 発電設備からの反射光が到達する可能性も考えられるが 対象事業実施区域の北側には集落など民家はなく対象事業実施区域より高い箇所の建物などはない よって 建物や道路の往来する車や人に光害の影響を与える可能性はないと考えられる 日付 時刻 太陽の方位太陽の仰角反射光の方反射光の仰 ( ) ( ) 位 ( ) 角 ( ) 夏至 7:00 75.32 21.53 255.32 1.53 (6/21) 9:00 89.7 46.39 269.7 26.39 12:00 160.09 79.85 340.09 80.15 15:00 265.97 52.67 85.97 107.33 18:00 288.18 15.5 108.18-4.5 太陽光の方位 及び反射光の方位 :90 が真東 270 が真西 太陽の仰角 及び反射光の仰角 : 水平が0 夏至 7:00 出 夏至 15:00 入 夏至 9:00 出 夏至 12:00 入夏至 12:00 出 夏至 15:00 出夏至 9:00 入夏至 7:00 入夏至 18:00 入 南側 夏至 18:00 出 北側 図 7.5-1 発電予定地における太陽光の反射角 ( 夏至 ) 日付 時刻 太陽の方位太陽の仰角反射光の方反射光の仰 ( ) ( ) 位 ( ) 角 ( ) 冬至 8:00 124.5 7.68 304.5 152.32 (12/22 10:00 146.51 25.4 326.51 134.6 12:00 176.8 33.46 356.8 126.54 14:00 208.2 27.91 28.2 132.09 16:00 231.83 11.62 51.83 148.38 太陽光の方位 及び反射光の方位 :90 が真東 270 が真西 太陽の仰角 及び反射光の仰角 : 水平が 0 南側 冬至 12:00 入冬至 14:00 入冬至 10:00 入 冬至 16:00 入冬至 8:00 入 冬至 12:00 出冬至 14:00 出冬至 10:00 出冬至 16:00 出冬至 8:00 出 北側 図 7.5-2 発電予定地における太陽光の反射角 ( 冬至 ) 7-132

7.5.3. 評価 (1) 土地又は工作物の存在及び供用 1) 環境影響の回避 低減に係る評価ア ) 環境保全のための措置 対象事業実施区域外周に残置森林を配置し 太陽光パネルの出現を抑える 太陽光パネルは配置 斜度に配慮し 周囲に光害が生じないよう努める イ ) 環境影響の回避 低減に関する評価北側への影響については 太陽光が南側の低い角度から入る冬至は 対象事業実施区域の北側には集落など民家はなく対象事業実施区域より高い箇所の建物などは存在しない 南側への影響については 夏至の日の入の時間帯に発電設備予定地より 低い箇所に反射光が到達する可能性はあるが 太陽光パネルは 前面の太陽光パネル裏側に反射するため 光が漏れる可能性は小さい また 太陽光パネルの斜度を 10 設置高も低くする計画であり 南側には残置森林も確保するため影響はないものと考えられる なお 太陽光パネルの選定にあたっては 低反射仕様のものを採用するように努める 供用後 現段階では予測し得ない太陽光パネルによる光害が発生した場合には 植樹を行うなど適切な対応を図る したがって 土地又は工作物の存在及び供用に伴う光害による環境影響は 回避 低減されていると評価する 7-133

7.6. 動物 7.6.1. 現況の把握 (1) 既存資料調査 1) 調査項目ア ) 哺乳類イ ) 鳥類ウ ) 爬虫類エ ) 両生類オ ) 昆虫類カ ) 魚類キ ) 底生動物 2) 調査地域 対象事業実施区域及びその周辺とした 3) 調査地点 対象事業実施区域及びその周辺とした 4) 調査期間等 入手可能な最新の文献その他資料を対象とした 5) 調査の手法ア ) 哺乳類表 7.6-1 に示す文献その他の資料から 対象事業実施区域及びその周辺において生息記録のある種を抽出した 表 7.6-1 哺乳類に係わる文献その他の資料 資料名 対象範囲 1 第 5 回自然環境保全基礎調査 ( 生物多様性センターホームページ ) 対象事業実施区域及びその周辺 2 第 6 回自然環境保全基礎調査 ( 生物多様性センターホームページ ) 対象事業実施区域及びその周辺 3 大分県の生物 ( 日本生物教育会大分大会 昭和 56 年 ) 対象事業実施区域及びその周辺 4 大分市自然環境調査報告書 ( 大分市 平成 19 年 ) 大分市 5 大分市史 ( 大分市 昭和 62 年 ) 大分市 6 野津町誌 ( 野津町 平成 5 年 ) ( 旧 ) 大分県野津町 7 レッドデータブックおおいた 2011 ( 大分県ホームページ ) 対象事業実施区域及びその周辺 7-134

イ ) 鳥類 表 7.6-2 に示す文献その他の資料から 対象事業実施区域及びその周辺において生息 記録のある種を抽出した 表 7.6-2 鳥類に係わる文献その他の資料 資料名 対象範囲 1 大分県の生物 ( 日本生物教育会大分大会 昭和 56 年 ) 対象事業実施区域及びその周辺 2 大分市自然環境調査報告書 ( 大分市 平成 19 年 ) 大分市 3 大分生物談話会会誌第 7 号大分市東部地域の自然 ( 大分生物談話会 平成 14 年 ) 大分市 4 大分市鳥類目録 ( 宇野久生 平成 19 年 ) 大分市 5 日本野鳥の会大分県支部入手資料 ( 平成 21~25 年 ) 6 大分市史 ( 大分市 昭和 62 年 ) 大分市 7 野津町誌 ( 野津町 平成 5 年 ) ( 旧 ) 大分県野津町 8 レッドデータブックおおいた 2011 ( 大分県ホームページ ) 対象事業実施区域及びその周辺 ウ ) 爬虫類 表 7.6-3 に示す文献その他の資料から 対象事業実施区域及びその周辺において生息 記録のある種を抽出した 表 7.6-3 爬虫類に係わる文献その他の資料 資料名 対象範囲 1 第 5 回自然環境保全基礎調査 ( 生物多様性センターホームページ ) 対象事業実施区域及びその周辺 2 大分市自然環境調査報告書 ( 大分市 平成 19 年 ) 大分市 3 大分市史 ( 大分市 昭和 62 年 ) 大分市 4 野津町誌 ( 野津町 平成 5 年 ) ( 旧 ) 大分県野津町 5 レッドデータブックおおいた 2011 ( 大分県ホームページ ) 対象事業実施区域及びその周辺 7-135

エ ) 両生類 表 7.6-4 に示す文献その他の資料から 対象事業実施区域及びその周辺において生息記 録のある種を抽出した 表 7.6-4 両生類に係わる文献その他の資料 資料名 対象範囲 1 第 5 回自然環境保全基礎調査 ( 生物多様性センターホームページ ) 対象事業実施区域及びその周辺 2 大分県の生物 ( 日本生物教育会大分大会 昭和 56 年 ) 対象事業実施区域及びその周辺 3 オオイタサンショウウオ分布調査報告書 ( 大分県 平成 8 年 ) 対象事業実施区域及びその周辺 4 大分生物談話会会誌第 7 号大分市東部地域の自然 ( 大分生物談話会 平成 14 年 ) 大分市 5 大分市自然環境調査報告書 ( 大分市 平成 19 年 ) 大分市 6 大分市史 ( 大分市 昭和 62 年 ) 大分市 7 野津町誌 ( 野津町 平成 5 年 ) ( 旧 ) 大分県野津町 8 レッドデータブックおおいた 2011 ( 大分県ホームページ ) 対象事業実施区域及びその周辺 オ ) 昆虫類 表 7.6-5 に示す文献その他の資料から 対象事業実施区域及びその周辺において生息 記録のある種を抽出した 表 7.6-5 昆虫類に係わる文献その他の資料 資料名 対象範囲 1 第 5 回自然環境保全基礎調査 ( 生物多様性センターホームページ ) 対象事業実施区域及びその周辺 2 大分県の生物 ( 日本生物教育会大分大会 昭和 56 年 ) 対象事業実施区域及びその周辺 3 大分県のトンボ ( 九州トンボ談話会 平成 19 年 ) 対象事業実施区域及びその周辺 4 大分生物談話会会誌第 7 号大分市東部地域の自然 ( 大分生物談話会 平成 14 年 ) 大分市 5 大分市自然環境調査報告書 ( 大分市 平成 19 年 ) 大分市 6 大分市史 ( 大分市 昭和 62 年 ) 大分市 7 野津町誌 ( 野津町 平成 5 年 ) ( 旧 ) 大分県野津町 8 レッドデータブックおおいた 2011 ( 大分県ホームページ ) 対象事業実施区域及びその周辺 7-136

カ ) 魚類 表 7.6-6 に示す文献その他の資料から 対象事業実施区域及びその周辺において生息 記録のある種を抽出した 表 7.6-6 魚類に係わる文献その他の資料 資料名 対象範囲 1 第 5 回自然環境保全基礎調査 ( 生物多様性センターホームページ ) 対象事業実施区域及びその周辺 2 大分県の生物 ( 日本生物教育会大分大会 昭和 56 年 ) 対象事業実施区域及びその周辺 3 大分生物談話会会誌第 7 号大分市東部地域の自然 ( 大分生物談話会 平成 14 年 ) 大分市 4 大分市自然環境調査報告書 ( 大分市 平成 19 年 ) 大分市 5 大分市史 ( 大分市 昭和 62 年 ) 大分市 6 野津町誌 ( 野津町 平成 5 年 ) ( 旧 ) 大分県野津町 7 レッドデータブックおおいた 2011 ( 大分県ホームページ ) 対象事業実施区域及びその周辺 キ ) 底生動物 表 7.6-7 に示す文献その他の資料から 対象事業実施区域及びその周辺において生息 記録のある種を抽出した 表 7.6-7 底生動物に係わる文献その他の資料 1 2 3 資料名 第 5 回自然環境保全基礎調査 ( 生物多様性センターホームページ ) 大分生物談話会会誌第 7 号大分市東部地域の自然 ( 大分生物談話会 平成 14 年 ) レッドデータブックおおいた 2011 ( 大分県ホームページ ) 対象範囲対象事業実施区域及びその周辺大分市対象事業実施区域及びその周辺 6) 調査の結果 ア ) 哺乳類哺乳類は 11 種が記録されており 鍾乳洞等を利用するコウモリ類が多いほか ホンドモモンガやホンドザルなど森林性の動物や 生息に水辺環境が必要なカワネズミ 草原や畑に生息するサイゴクジネズミ ハタネズミ カヤネズミなどが報告されている イ ) 鳥類鳥類では 61 種の記録があり そのうち森林性の種としては クマタカ オオタカ ハイタカなどの猛禽類に加え アオバズクやサンショウクイなどが確認されている また 種の保存法における国内希少野生動植物種の指定種として 4 種 ( クマタカ チュウヒ ハヤブサ ヤイロチョウ ) の記録がある 7-137

ウ ) 爬虫類 爬虫類では ニホンイシガメとニホンスッポンの 2 種の記録がある エ ) 両生類 両生類では オオイタサンショウウオなど 3 種の記録がある オ ) 昆虫類 昆虫類では 森林性 草地性のチョウ類や河川や池沼に生息するトンボ類 コオイム シ ゲンゴロウ類など 31 種の記録がある カ ) 魚類 魚類では スナヤツメ南方種 ドジョウ ミナミメダカなど 4 種の記録がある キ ) 底生動物 その他無脊椎動物その他無脊椎動物は 16 種の記録があり 石灰岩地域に生息する陸生の巻貝が多い このうち オナガラムシオイは大分県希少野生動植物の保護に関する条例指定種である なお これら陸産貝類の生息環境である石灰岩は対象事業実施区域の表層地質には見られない ク ) その他の生物クモ形類は 18 種の記録があり このうち フウレンホラヒメグモは野津町の風連鍾乳洞でのみに生息する (2) 現地調査 1) 調査項目ア ) 哺乳類イ ) 鳥類ウ ) 爬虫類エ ) 両生類オ ) 昆虫類カ ) 魚類キ ) 底生動物 2) 調査地域動物相の調査範囲は鳥類の希少猛禽類を除き 面整備事業環境影響評価技術マニュアル に基づき 対象事業実施区域から 200m 程度の範囲として設定した なお 鳥類の希少猛禽類の調査範囲は 面整備事業環境影響評価技術マニュアル に基づき 対象事業実施区域から 500m 程度の範囲として設定した 7-138

3) 調査地点ア ) 哺乳類哺乳類の調査地点は図 7.6-1 に示すとおり 調査地域内の全域を対象として 哺乳類が生息しそうな場所を任意に踏査した また トラップ法の調査地点は表 7.6-8 及び図 7.6-1 に示すとおりである 表 7.6-8 哺乳類調査地点 ( トラップ法 ) 地点名トラップ1 トラップ2 トラップ3 設定根拠耕作地及び林縁環境を代表する地点として設定スギ ヒノキ植林の樹林環境を代表する地点として設定広葉樹の樹林環境を代表する地点として設定 イ ) 鳥類 1 一般鳥類鳥類の調査地点は 調査地域内の全域を対象として 調査地域に含まれる環境区分 ( スギ ヒノキ植林 広葉樹林 耕作地 ) を代表する箇所に調査ルート 調査定点を設定した 調査ルート及び調査定点は表 7.6-9 及び図 7.6-2 に示すとおりである 表 7.6-9 一般鳥類調査地点 地点名ルート1 ルート2 ルート3 ルート4 定点 1 定点 2 定点 3 設定根拠耕作地及び林縁環境を代表する地点として設定耕作地及び川沿いの環境を代表する地点として設定広葉樹の樹林環境を代表する地点として設定スギ ヒノキ植林の樹林環境を代表する地点として設定耕作地及び林縁環境を代表する地点として設定スギ ヒノキ植林の樹林環境を代表する地点として設定広葉樹の樹林環境を代表する地点として設定 7-139

2 希少猛禽類希少猛禽類の調査地点は 調査地域内をくまなく観察できるよう 5 地点設定した なお 調査地域は谷が入り組んだ谷戸地形であることから 視野の確保のため 調査対象の出現状況に応じて調査定点を適宜移動して観察を行った 調査定点は表 7.6-10 及び図 7.6-3 に示すとおりである 表 7.6-10 希少猛禽類調査地点 地点名 St.1 St.2 St.3 St.4 St.5 設定根拠比較的広域を見渡せる調査地点であり 調査範囲の西側を中心に広く観察する地点として設定調査範囲中央部の見通しが効きづらい小さな谷を移動しながら観察する地点として設定調査範囲東部の見通しが効きづらい小さな谷を移動しながら観察する地点として設定調査範囲北部の見通しが効きづらい小さな谷を移動しながら観察する地点として設定調査範囲北西側の斜面を北側から観察する地点として設定 ウ ) 爬虫類爬虫類の調査地点は図 7.6-4 に示すとおり 調査地域内の全域を対象として 爬虫類が生息しそうな場所を任意に踏査した エ ) 両生類両生類の調査地点は図 7.6-4 に示すとおり 調査地域内の全域を対象として 両生類が生息しそうな場所を任意に踏査した オ ) 昆虫類昆虫類の調査地点は図 7.6-5 に示すとおり 調査地域内の全域を対象として 昆虫類が生息しそうな場所を任意に踏査した また トラップ法の調査地点は表 7.6-11 及び図 7.6-5 に示すとおりである 表 7.6-11 昆虫類調査地点 ( トラップ法 ) 地点名トラップ1 トラップ2 トラップ3 設定根拠耕作地及び林縁環境を代表する地点として設定スギ ヒノキ植林の樹林環境を代表する地点として設定広葉樹の樹林環境を代表する地点として設定 7-140

カ ) 魚類 魚類の調査地点は 調査地域内の水域を対象として 10 地点を設定した 魚類の調査地点は表 7.6-12 及び図 7.6-6 に示すとおりである 表 7.6-12 魚類調査地点 地点名調査地点 1 調査地点 2 調査地点 3 調査地点 4 調査地点 5 調査地点 6 調査地点 7 調査地点 8 調査地点 9 調査地点 10 設定根拠河川における調査地点として設定河川における調査地点として設定河川における調査地点として設定河川における調査地点として設定ため池における調査地点として設定ため池における調査地点として設定ため池における調査地点として設定ため池における調査地点として設定ため池における調査地点として設定ため池における調査地点として設定 キ ) 底生動物 底生動物の調査地点は 調査地域内の水域を対象として 10 地点を設定した 底生動物の調査地点は表 7.6-13 及び図 7.6-6 に示すとおりである 表 7.6-13 底生動物調査地点 地点名調査地点 1 調査地点 2 調査地点 3 調査地点 4 調査地点 5 調査地点 6 調査地点 7 調査地点 8 調査地点 9 調査地点 10 設定根拠河川における調査地点として設定する河川における調査地点として設定する河川における調査地点として設定する河川における調査地点として設定するため池における調査地点として設定するため池における調査地点として設定するため池における調査地点として設定するため池における調査地点として設定するため池における調査地点として設定するため池における調査地点として設定する 7-141

図 7.6-1 哺乳類調査地点 ( 現地調査 ) 7-142

図 7.6-2 一般鳥類調査地点 ( 現地調査 ) 7-143

図 7.6-3 希少猛禽類調査地点 ( 現地調査 ) 7-144

図 7.6-4 両生類 爬虫類調査地点 ( 現地調査 ) 7-145

図 7.6-5 昆虫の調査地点 ( 現地調査 ) 7-146

図 7.6-6 魚類 底生動物調査地点 ( 現地調査 ) 7-147

4) 調査期間等ア ) 哺乳類哺乳類の調査期間は 以下に示すとおりとした I. 任意観察及びフィールドサイン法春季 : 平成 29 年 5 月 27 28 日夏季 : 平成 29 年 7 月 29 30 日秋季 : 平成 29 年 10 月 7~9 日冬季 : 平成 29 年 2 月 26 27 日 II. トラップ法 春季 : 平成 29 年 5 月 26~28 日 秋季 : 平成 29 年 10 月 7~10 日 III. 無人撮影法春季 : 平成 29 年 5 月 26~28 日夏季 : 平成 29 年 7 月 29 日秋季 : 平成 29 年 10 月 7~10 日冬季 : 平成 29 年 2 月 24~27 日 IV. コウモリ類に係わるバットディテクター調査春季 : 平成 29 年 5 月 27 日夏季 : 平成 29 年 7 月 29 日秋季 : 平成 29 年 10 月 7 日 イ ) 鳥類 1 一般鳥類の調査期間は 以下に示すとおりとした 春季 : 平成 29 年 5 月 1 13 日夏季 : 平成 29 年 7 月 1 日秋季 : 平成 29 年 10 月 9 13 日冬季 : 平成 29 年 2 月 19 25 日 7-148

成29 年2 希少猛禽類鳥類の調査期間は 表 7.6-14 に示すとおりとした 調査時期調査日調査時間天候調査定点平1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 表 7.6-14 希少猛禽類鳥類調査地点 1 月 27 日 8:00~16:00 晴 4 地点 (St.1-1 St.2 St.3-1 St.4-1) 1 月 28 日 8:00~16:00 曇 4 地点 (St.1-2 St.2 St.3-2 St.4-2) 1 月 29 日 8:00~16:00 曇 4 地点 (St.1-2 St.2 St.3-2 St.4-2) 2 月 23 日 8:00~16:00 曇 5 地点 (St.1-2 St.2 St.3-1 St.4-2 St.5) 2 月 24 日 8:00~16:00 晴 5 地点 (St.1-2 St.2 St.3-1 St.4-2 St.5) 2 月 25 日 8:00~16:00 晴 5 地点 (St.1-2 St.2 St.3-1 St.4-2 St.5) 3 月 18 日 8:00~16:00 晴 5 地点 (St.1-2 St.2 St.3 St.4-2 St.5) 3 月 19 日 7:00~16:00 晴 5 地点 (St.1-2 St.2 St.3 St.4-2 St.5) 3 月 20 日 7:00~16:00 曇後雨 5 地点 (St.1-2 St.2 St.3 St.4-2 St.5) 4 月 24 日 8:00~16:00 晴 5 地点 (St.1 St.2 St.3 St.4 St.5) 4 月 25 日 8:00~16:00 晴 5 地点 (St.1 St.2 St.3 St.4 St.5) 4 月 26 日 8:00~16:00 小雨 5 地点 (St.1 St.2 St.3 St.4 St.5) 5 月 12 日 8:00~16:00 曇後雨 5 地点 (St.1 St.2 St.3 St.4 St.5) 5 月 13 日 8:00~16:00 曇後晴 5 地点 (St.1 St.2 St.3 St.4 St.5) 5 月 14 日 8:00~16:00 晴 5 地点 (St.1 St.2 St.3 St.4 St.5) 6 月 15 日 8:00~16:00 晴 5 地点 (St.1 St.2 St.3 St.4 St.5) 6 月 16 日 8:00~16:00 晴 5 地点 (St.1 St.2 St.3 St.4 St.5) 6 月 17 日 8:00~16:00 晴 5 地点 (St.1 St.2 St.3 St.4 St.5) 7 月 13 日 8:00~16:00 晴 5 地点 (St.1 St.2 St.3 St.4 St.5) 7 月 14 日 8:00~16:00 晴 5 地点 (St.1 St.2 St.3 St.4 St.5) 7 月 15 日 8:00~16:00 晴 5 地点 (St.1 St.2 St.3 St.4 St.5) 8 月 17 日 8:00~16:00 晴 5 地点 (St.1 St.2 St.3 St.4 St.5) 8 月 18 日 8:00~16:00 晴 5 地点 (St.1 St.2 St.3 St.4 St.5) 8 月 19 日 8:00~16:00 晴 5 地点 (St.1 St.2 St.3 St.4 St.5) 9 月 28 日 8:00~16:00 曇のち晴 2 地点 (St.4 St.5) 9 月 29 日 8:00~16:00 晴 2 地点 (St.1 St.5) 10 月 10 月 24 日 8:00~16:00 晴 2 地点 (St.1 St.5) 10 月 25 日 8:00~16:00 晴 2 地点 (St.1 St.5) 11 月 11 月 21 日 8:00~16:00 晴 2 地点 (St.1 St.5) 11 月 22 日 8:00~16:00 曇のち小雨 2 地点 (St.1 St.5) 12 月 12 月 19 日 8:00~16:00 晴 2 地点 (St.4 St.5) 12 月 20 日 8:00~16:00 晴 2 地点 (St.4 St.5) ウ ) 爬虫類爬虫類の調査期間は 以下に示すとおりとした 春季 : 平成 29 年 5 月 27 28 日夏季 : 平成 29 年 7 月 29 30 日秋季 : 平成 29 年 10 月 7~9 日冬季 : 平成 29 年 2 月 26 27 日 7-149

エ ) 両生類両生類の調査期間は 以下に示すとおりとした 春季 : 平成 29 年 5 月 27 28 日夏季 : 平成 29 年 7 月 29 30 日秋季 : 平成 29 年 10 月 7~9 日冬季 : 平成 29 年 2 月 26 27 日 オ ) 昆虫類昆虫類の調査期間は 以下に示すとおりとした I. 直接観察及び任意採取春季 : 平成 29 年 5 月 8 10 11 日夏季 : 平成 29 年 7 月 16~18 日秋季 : 平成 29 年 10 月 7~9 日 II. ライトトラップ春季 : 平成 29 年 5 月 11~12 日夏季 : 平成 29 年 7 月 16~17 日秋季 : 平成 29 年 10 月 7~8 日 III. ベイトトラップ春季 : 平成 29 年 5 月 10~11 日夏季 : 平成 29 年 7 月 17~18 日秋季 : 平成 29 年 10 月 8~9 日 カ ) 魚類魚類の調査期間は 以下に示すとおりとした 春季 : 平成 29 年 5 月 22~23 日夏季 : 平成 29 年 7 月 31 日 ~8 月 1 日秋季 : 平成 29 年 10 月 16 27 日 キ ) 底生動物底生動物の調査期間は 以下に示すとおりとした 春季 : 平成 29 年 5 月 22~23 日夏季 : 平成 29 年 7 月 31 日 ~8 月 1 日秋季 : 平成 29 年 10 月 16 27 日 7-150

5) 調査の手法ア ) 哺乳類哺乳類の調査方法は 以下に示すとおりとした I. 任意観察及びフィールドサイン法全ての哺乳類を対象とした 調査地域内の哺乳類が生息していそうな箇所を任意に踏査し 生体 足跡 糞 食痕 巣 爪痕 抜毛 掘り返し等を探索した フィールドサインを確認した場合 種名 フィールドサインの種類 観察数等を記録し フィールドサインを撮影した 重要な種を確認した場合 種名 個体数 位置等を記録した II. トラップ法ジネズミ類やネズミ類を対象とした トラップは 主にジネズミ類を対象とした 墜落かん 及び主にネズミ類を対象とした シャーマン型トラップ を用いた トラップ設置個数は 1 地点あたり各 30 個 設置時間は 1 晩とした ジネズミ類 ネズミ類等を捕獲した場合 捕獲した個体の種名 体長 体重等を計測 記録した III. 無人撮影法夜行性の中型または大型哺乳類を対象とした 調査地域内の任意の場所に 無人撮影装置を 1 地点あたり 2 台 1 晩設置した 装置回収後 画像を解析し 撮影された哺乳類の種名 個体数等を記録した IV. コウモリ類に係わるバットディテクター調査コウモリ類を対象とした 調査地域内の任意の場所で 日没前後 2 時間程度 バットディテクター ( コウモリ類が発する超音波を検知する装置 ) を用いて コウモリ類の生息の有無を確認した 超音波を検知した場合 超音波の周波数帯により可能な限り種を推定 記録した イ ) 鳥類 1 一般鳥類の調査方法は 以下に示すとおりとした I. ラインセンサス法設定した調査ルートをゆっくりと歩きながら 片側 25mの範囲に出現した鳥類を記録した 鳥類の観察には 双眼鏡 (7~10 倍 ) 等を用いた 重要な種を確認した場合には 種名 個体数 位置等を記録した II. 定点観察設定した調査定点から 半径 50mの範囲に出現した鳥類を記録した 鳥類の観察には 双眼鏡 (7~10 倍 ) 等を用いた 重要な種を確認した場合には 種名 個体数 位置等を記録した 7-151

Ⅲ. 任意観察 ( 夜間調査を含む ) 調査地域内を任意に踏査し 確認した鳥類を記録した 鳥類の観察には 双眼鏡 (7 ~10 倍 ) 等を用いた また 夜間に鳴き声等を確認しやすい種 ( フクロウ等 ) を対象とした夜間調査を実施した 夜間調査は 調査地域内を任意に踏査し 鳴き声を確認した鳥類を記録した 重要な種を確認した場合 種名 個体数 位置等を記録した 2 希少猛禽類の調査方法は 以下に示すとおりとした 設定した調査定点からの観察により希少猛禽類を探索した 猛禽類の探索には 双眼鏡 (7~10 倍 ) と三脚にセットした地上望遠鏡 (20~60 倍 ) を用いた 確認した希少猛禽類については 種名 時刻 確認位置 出現状況 行動等を調査野帳に記録した さらに 望遠レンズ付きデジタル一眼レフカメラによる出現個体の写真撮影に努めた ウ ) 爬虫類爬虫類の調査方法は 直接観察及び任意採取とした 調査地域内を任意に踏査し 目撃または捕獲により確認した爬虫類を記録した 重要な種を確認した場合 種名 個体数 位置等を記録した エ ) 両生類両生類の調査方法は 直接観察及び任意採取とした 調査地域内を任意に踏査し 目撃または捕獲により確認した両生類を記録した 重要な種を確認した場合 種名 個体数 位置等を記録した オ ) 昆虫類昆虫類の調査方法は 以下に示すとおりとした I. 直接観察及び任意採取全ての昆虫類を対象とした 調査地域内の昆虫類が生息していそうな箇所を任意に踏査し 目撃または捕獲により確認した昆虫類を記録した 重要な種を確認した場合 種名 個体数 位置等を記録した II. ライトトラップ集光性の昆虫類を対象とした 夜間に灯火を用いたトラップを設置した 光源は紫外線灯 ( ブラックライト蛍光ランプ ) を用いた トラップ設置個数は 1 地点あたり 1 個 設置時間は 1 晩とした トラップ回収後 室内で分析し 捕獲した昆虫類の種を同定 記録した III. ベイトトラップ地上徘徊性の昆虫類を対象とした 調査地点に 落とし穴 式のトラップを設置した 地面と同じ高さに口がくるようにプラスチックコップ等を埋め 内部に誘引餌を 7-152

入れた 設置時間は 1 晩とした トラップ回収後 室内で分析し 捕獲した昆虫類の 種を同定 記録した カ ) 魚類 魚類の調査方法は 任意採取とした タモ網を用いて魚類を捕獲し 種名及び個体数 を記録した 重要な種を確認した場合 種名 個体数 位置等を記録した キ ) 底生動物底生動物の調査方法は 任意採取とした タモ網を用いて底生動物を捕獲した 捕獲した個体は 室内で分析し 種を同定 記録した 重要な種を確認した場合 種名 個体数 位置等を記録した 6) 調査結果ア ) 哺乳類哺乳類の現地調査結果は 表 7.6-15 に示すとおりである なお 鳥類 猛禽類 昆虫類 植生の現地調査時に確認された哺乳類については表 7.6-16 に整理した 現地調査の結果 7 目 10 科 14 種の哺乳類が確認された 任意観察及びフィールドサイン法では 6 目 9 科 11 種 ( 表 7.6-16 参照 ) トラップ法では 1 目 1 科 1 種 ( 表 7.6-17 参照 ) 無人撮影法では 4 目 5 科 7 種 ( 表 7.6-18 参照 ) コウモリ類に係わるバットディテクター調査では 1 目 1 科 1 種 ( 表 7.6-19 参照 ) が確認された ほとんどの哺乳類が四季を通して確認された 水田 畑地 草地等 開けた場所では コウベモグラの掘り返しやノウサギ タヌキ等の糞といった痕跡が確認された 樹林内では タヌキ テン ニホンアナグマ等が夜間に活動する様子が無人撮影により確認された 7-153

表 7.6-15 哺乳類の調査結果 No. 目名科名種名学名 1 モグラ目モグラ科コウベモグラ Mogera wogura 調査方法 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 2 コウモリ目ヒナコウモリ科ユビナガコウモリ Miniopterus schreibersi 3 サル目オナガザル科ニホンザル Macaca fuscata 4 ウサギ目ウサギ科ノウサギ Lepus brachyurus 5 ネズミ目リス科ムササビ Petaurista leucogenys 6 ネズミ科アカネズミ Apodemus speciosus 7 カヤネズミ Micromys minutus 8 ネコ目イヌ科タヌキ Nyctereutes procyonoides 9 キツネ Vulpes vulpes 10 イタチ科テン Martes melampus 11 イタチ属 Mustela sp. 12 ニホンアナグマ Meles meles anakuma 13 ウシ目イノシシ科イノシシ Sus scrofa 14 シカ科ニホンジカ Cervus nippon 合計 7 目 10 科 14 種 11 種 1 種 7 種 1 種 3 種 調査方法は以下の通り Ⅰ: 任意観察及びフィールドサイン法 Ⅱ: トラップ法 Ⅲ: 無人撮影法 Ⅳ: コウモリ類に係わるバットディテクター調査 重要種 表 7.6-16 哺乳類の調査結果 ( 任意観察及びフィールドサイン法 ) 調査時期 その No. 目名 科名 種名 学名 春季 夏季 秋季 冬季 他の調査 重要種 1 モグラ目 モグラ科 コウベモグラ Mogera wogura 2 サル目 オナガザル科 ニホンザル Macaca fuscata 3 ウサギ目 ウサギ科 ノウサギ Lepus brachyurus 4 ネズミ目 リス科 ムササビ Petaurista leucogenys 5 ネズミ科 カヤネズミ Micromys minutus 6 ネコ目 イヌ科 タヌキ Nyctereutes procyonoides 7 イタチ科 テン Martes melampus 8 イタチ属 Mustela sp. 9 ニホンアナグマ Meles meles anakuma 10 ウシ目 イノシシ科 イノシシ Sus scrofa 11 シカ科 ニホンジカ Cervus nippon 合計 6 目 9 科 11 種 11 種 11 種 7 種 11 種 5 種 2 種 鳥類 猛禽類 昆虫類 植生調査時に確認された種を示す 7-154

表 7.6-17 哺乳類の調査結果 ( トラップ法による捕獲個体数 ) 調査時期 No. 目名 科名 種名 学名 春季 夏季 秋季 冬季 重要種 1 ネズミ目 ネズミ科 アカネズミ Apodemus speciosus 1 合計 1 目 1 科 1 種 1 個体 - 0 個体 - 0 種 表 7.6-18 哺乳類の調査結果 ( 自動撮影法による撮影回数 ) 調査時期 No. 目名 科名 種名 学名 春季 夏季 秋季 冬季 総計 重要種 1 サル目 オナガザル科 ニホンザル Macaca fuscata 1 1 2 ネズミ目 ネズミ科 アカネズミ Apodemus speciosus 2 1 3 3 ネコ目 イヌ科 タヌキ Nyctereutes procyonoides 2 3 1 6 4 キツネ Vulpes vulpes 1 1 5 イタチ科 テン Martes melampus 1 2 2 2 7 6 ニホンアナグマ Meles meles anakuma 2 1 3 7 ウシ目 シカ科 ニホンジカ Cervus nippon 1 1 合計 4 目 5 科 7 種 8 回 2 回 6 回 6 回 22 回 0 種 表 7.6-19 哺乳類の調査結果 ( コウモリ類に係わるバットディテクター調査 ) 調査時期 No. 目名 科名 種名 学名 春季 夏季 秋季 冬季 重要種 1 コウモリ目 ヒナコウモリ科 ユビナガコウモリ Miniopterus schreibersi 合計 1 目 1 科 1 種 1 種 0 種 1 種 - 1 種 7-155

イ ) 鳥類 1 一般鳥類一般鳥類の現地調査結果は 表 7.6-20 に示すとおりである なお 哺乳類 猛禽類 爬虫類 両生類 昆虫類 植生の現地調査時に確認された鳥類についても同表に整理した 現地調査の結果 15 目 35 科 86 種の鳥類が確認された ラインセンサス法では 8 目 25 科 42 種 ( 表 7.6-21 参照 ) が確認された 水田 畑地 草地等 開けた場所では スズメ カワラヒワ ハシボソガラス等が四季を通して ジョウビタキ ツグミ等が冬季に確認された 樹林周辺では ヒヨドリ エナガ ヤマガラ シジュウカラ メジロ等が四季を通して ホトトギス オオルリ等が夏季に カシラダカ ミヤマホオジロ等が冬季に確認された 2 希少猛禽類対象事業実施区域及びその周辺で確認された希少猛禽類は ミサゴ ハチクマ オオタカ ツミ ハイタカ ノスリ サシバ クマタカ ハヤブサの 9 種であった 確認及び出現状況については 別頁に示すとおりである 7-156

表 7.6-20 鳥類の調査結果 (1/2) No. 目名科名種名学名 調査時期 1 カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ Tachybaptus ruficollis 2 ペリカン目ウ科カワウ Phalacrocorax carbo 3 コウノトリ目サギ科ミゾゴイ Gorsachius goisagi 4 ダイサギ Egretta alba 5 アオサギ Ardea cinerea 6 カモ目カモ科オシドリ Aix galericulata 7 マガモ Anas platyrhynchos 8 カルガモ Anas poecilorhyncha 9 タカ目タカ科ミサゴ Pandion haliaetus 10 ハチクマ Pernis apivorus 11 トビ Milvus migrans 12 オオタカ Accipiter gentilis 13 ツミ Accipiter gularis 14 ハイタカ Accipiter nisus 15 ノスリ Buteo buteo 16 サシバ Butastur indicus 17 クマタカ Spizaetus nipalensis 18 ハヤブサ科ハヤブサ Falco peregrinus 19 チョウゲンボウ Falco tinnunculus 20 キジ目キジ科コジュケイ Bambusicola thoracica 21 ヤマドリ Syrmaticus soemmerringii 22 キジ Phasianus colchicus 23 ツル目クイナ科ヒクイナ Porzana fusca 24 チドリ目シギ科クサシギ Tringa ochropus 25 ヤマシギ Scolopax rusticola 26 タシギ Gallinago gallinago 27 ハト目ハト科ドバト Columba livia var.domesticus 28 キジバト Streptopelia orientalis 29 アオバト Sphenurus sieboldii 30 カッコウ目カッコウ科ホトトギス Cuculus poliocephalus 31 フクロウ目フクロウ科フクロウ Strix uralensis 32 アマツバメ目アマツバメ科ハリオアマツバメ Hirundapus caudacutus 33 ヒメアマツバメ Apus affinis 34 アマツバメ Apus pacificus 35 ブッポウソウ目カワセミ科ヤマセミ Ceryle lugubris 36 カワセミ Alcedo atthis 37 キツツキ目キツツキ科アオゲラ Picus awokera 38 コゲラ Dendrocopos kizuki 39 スズメ目ヒバリ科ヒバリ Alauda arvensis 40 スズメ目ツバメ科ツバメ Hirundo rustica 41 コシアカツバメ Hirundo daurica 42 イワツバメ Delichon urbica 43 セキレイ科キセキレイ Motacilla cinerea 44 セグロセキレイ Motacilla grandis 春季 夏季 秋季 冬季 猛禽類調査その他要の種調査重7-157

表 7.6-20 鳥類の調査結果 (2/2) No. 目名科名種名学名 春季 調査時期 45 スズメ目セキレイ科ビンズイ Anthus hodgsoni 46 タヒバリ Anthus spinoletta 47 サンショウクイ科リュウキュウサンショウクイ Pericrocotus divaricatus tegimae 48 ヒヨドリ科ヒヨドリ Hypsipetes amaurotis 49 モズ科モズ Lanius bucephalus 50 ミソサザイ科ミソサザイ Troglodytes troglodytes 51 ツグミ科ルリビタキ Tarsiger cyanurus 52 ジョウビタキ Phoenicurus auroreus 53 トラツグミ Zoothera dauma 夏季 秋季 冬季 猛禽類調査その他要の種調査重54 シロハラ Turdus pallidus 55 ツグミ Turdus naumanni 56 チメドリ科 ガビチョウ Garrulax canorus 57 ソウシチョウ Leiothrix lutea 58 ウグイス科 ヤブサメ Urosphena squameiceps 59 ウグイス Cettia diphone 60 センダイムシクイ Phylloscopus coronatus 61 セッカ Cisticola juncidis 62 ヒタキ科キビタキ Ficedula narcissina 63 ムギマキ Ficedula mugimaki 64 オオルリ Cyanoptila cyanomelana 65 サメビタキ Muscicapa sibirica 66 コサメビタキ Muscicapa dauurica 67 カササギヒタキ科サンコウチョウ Terpsiphone atrocaudata 68 エナガ科 エナガ Aegithalos caudatus 69 シジュウカラ科 ヒガラ Parus ater 70 ヤマガラ Parus varius 71 シジュウカラ Parus major 72 メジロ科 メジロ Zosterops japonicus 73 ホオジロ科 ホオジロ Emberiza cioides 74 カシラダカ Emberiza rustica 75 ミヤマホオジロ Emberiza elegans 76 アオジ Emberiza spodocephala 77 クロジ Emberiza variabilis 78 アトリ科 アトリ Fringilla montifringilla 79 カワラヒワ Carduelis sinica 80 マヒワ Carduelis spinus 81 イカル Eophona personata 82 ハタオリドリ科 スズメ Passer montanus 83 ムクドリ科 ムクドリ Sturnus cineraceus 84 カラス科 カケス Garrulus glandarius 85 ハシボソガラス Corvus corone 86 ハシブトガラス Corvus macrorhynchos 合計 15 目 35 科 86 種 35 種 34 種 34 種 57 種 32 種 81 種 9 種 17 種 7-158

春季夏季秋季冬季ルートートートートートートートートートートートートートートート4表 7.6-21 鳥類の調査結果 ( ラインセンサス法 ) 調査時期 No. 目名科名種名学名 1ル2ル3ル4ル1ル2ル3ル4ルート1ル2ル3ル4ル1ル2ル3ル1 カイツブリ目 カイツブリ科 カイツブリ Tachybaptus ruficollis 1 2 コウノトリ目 サギ科 アオサギ Ardea cinerea 1 1 1 1 3 タカ目 タカ科 トビ Milvus migrans 1 1 1 1 4 キジ目 キジ科 コジュケイ Bambusicola thoracica 1 1 1 1 6 5 2 1 5 ヤマドリ Syrmaticus soemmerringii 1 6 チドリ目 シギ科 クサシギ Tringa ochropus 1 7 ハト目 ハト科 キジバト Streptopelia orientalis 3 2 2 2 1 3 3 4 3 8 4 2 8 アオバト Sphenurus sieboldii 1 9 キツツキ目 キツツキ科 アオゲラ Picus awokera 1 1 1 1 1 1 10 コゲラ Dendrocopos kizuki 1 3 1 1 1 2 2 2 3 1 1 11 スズメ目 ツバメ科 ツバメ Hirundo rustica 2 2 4 12 セキレイ科 キセキレイ Motacilla cinerea 2 13 サンショウクイ科 リュウキュウサンショウクイ Pericrocotus divaricatus tegimae 1 1 1 2 1 1 2 2 14 ヒヨドリ科 ヒヨドリ Hypsipetes amaurotis 4 2 3 5 5 1 6 3 7 6 5 6 9 4 4 15 モズ科 モズ Lanius bucephalus 2 2 2 16 ミソサザイ科 ミソサザイ Troglodytes troglodytes 1 17 ツグミ科 ルリビタキ Tarsiger cyanurus 1 2 18 ジョウビタキ Phoenicurus auroreus 1 1 3 19 シロハラ Turdus pallidus 2 2 4 2 20 ツグミ Turdus naumanni 1 21 チメドリ科 ガビチョウ Garrulax canorus 5 1 1 22 ソウシチョウ Leiothrix lutea 4 4 1 7 3 8 2 8 4 4 2 3 2 23 ウグイス科 ヤブサメ Urosphena squameiceps 1 1 1 24 ウグイス Cettia diphone 4 5 2 5 2 6 2 6 2 1 2 3 2 25 センダイムシクイ Phylloscopus coronatus 1 26 ヒタキ科 キビタキ Ficedula narcissina 1 1 1 27 ムギマキ Ficedula mugimaki 1 28 オオルリ Cyanoptila cyanomelana 1 1 1 1 29 カササギヒタキ科 サンコウチョウ Terpsiphone atrocaudata 1 30 エナガ科 エナガ Aegithalos caudatus 4 8 8 31 シジュウカラ科 ヤマガラ Parus varius 1 2 2 2 2 32 シジュウカラ Parus major 1 2 1 1 1 2 2 11 1 4 2 2 33 メジロ科 メジロ Zosterops japonicus 2 2 1 4 6 6 4 6 8 8 7 34 ホオジロ科 ホオジロ Emberiza cioides 2 5 1 1 2 1 3 1 2 1 2 1 35 ミヤマホオジロ Emberiza elegans 4 2 4 36 アオジ Emberiza spodocephala 2 5 37 アトリ科 カワラヒワ Carduelis sinica 5 4 6 4 1 8 1 38 イカル Eophona personata 1 1 1 2 39 ハタオリドリ科 スズメ Passer montanus 4 6 40 カラス科 カケス Garrulus glandarius 2 1 41 ハシボソガラス Corvus corone 1 1 1 1 1 42 ハシブトガラス Corvus macrorhynchos 4 2 2 3 5 3 5 2 2 3 6 8 目 25 科 42 種 13 種 20 種 9 種 15 種 14 種 20 種 13 種 12 種 11 種 16 種 5 種 13 種 16 種 12 種 7 種 15 種 7-159

表 7.6-22 鳥類の調査結果 ( 定点観察 )(1/2) 調査時期 No. 目名 科名 種名 学名 春季 夏季 秋季 冬季 定点 1 定点 2 定点 3 定点 1 定点 2 定点 3 定点 1 定点 2 定点 3 定点 1 定点 2 定点 3 1 カイツブリ目 カイツブリ科 カイツブリ Tachybaptus ruficollis 1 2 ペリカン目 ウ科 カワウ Phalacrocorax carbo 1 3 コウノトリ目 サギ科 ダイサギ Egretta alba 2 1 1 4 アオサギ Ardea cinerea 3 1 1 2 2 1 1 1 1 5 カモ目 カモ科 オシドリ Aix galericulata 1 6 カルガモ Anas poecilorhyncha 1 7 タカ目 タカ科 ミサゴ Pandion haliaetus 1 8 ハチクマ Pernis apivorus 3 9 トビ Milvus migrans 3 2 3 2 1 2 1 3 3 3 10 オオタカ Accipiter gentilis 1 1 11 ハイタカ Accipiter nisus 2 2 2 1 2 12 ノスリ Buteo buteo 2 2 2 2 3 13 サシバ Butastur indicus 1 2 1 2 1 14 ハヤブサ科 ハヤブサ Falco peregrinus 1 15 チョウゲンボウ Falco tinnunculus 1 16 キジ目 キジ科 コジュケイ Bambusicola thoracica 2 1 3 1 2 1 1 1 3 2 1 17 ヤマドリ Syrmaticus soemmerringii 1 1 18 キジ Phasianus colchicus 1 19 チドリ目 シギ科 クサシギ Tringa ochropus 1 20 タシギ Gallinago gallinago 1 21 ハト目 ハト科 キジバト Streptopelia orientalis 3 3 3 3 3 1 2 1 1 3 3 3 22 アオバト Sphenurus sieboldii 1 1 2 1 2 1 23 カッコウ目 カッコウ科 ホトトギス Cuculus poliocephalus 2 1 1 24 アマツバメ目 アマツバメ科 ヒメアマツバメ Apus affinis 1 25 キツツキ目 キツツキ科 アオゲラ Picus awokera 1 1 3 1 3 26 コゲラ Dendrocopos kizuki 2 3 3 1 1 1 1 1 3 1 27 スズメ目 ヒバリ科 ヒバリ Alauda arvensis 2 1 2 3 28 ツバメ科 ツバメ Hirundo rustica 3 3 2 2 2 1 1 1 29 イワツバメ Delichon urbica 1 30 セキレイ科 キセキレイ Motacilla cinerea 1 1 31 セグロセキレイ Motacilla grandis 1 1 1 32 タヒバリ Anthus spinoletta 1 33 サンショウクイ科 リュウキュウサンショウクイ Pericrocotus divaricatus tegimae 2 3 1 1 1 1 34 ヒヨドリ科 ヒヨドリ Hypsipetes amaurotis 2 3 3 3 2 2 2 1 1 3 3 3 35 モズ科 モズ Lanius bucephalus 2 1 1 2 3 3 36 ツグミ科 ルリビタキ Tarsiger cyanurus 2 37 ジョウビタキ Phoenicurus auroreus 1 2 1 3 3 3 38 シロハラ Turdus pallidus 3 3 2 39 ツグミ Turdus naumanni 3 2 40 チメドリ科 ガビチョウ Garrulax canorus 3 1 3 1 1 3 41 ソウシチョウ Leiothrix lutea 1 1 1 1 2 42 ウグイス科 ヤブサメ Urosphena squameiceps 1 43 ウグイス Cettia diphone 2 2 3 2 3 2 1 2 1 2 7-160

表 7.6-23 鳥類の調査結果 ( 定点観察 )(2/2) 調査時期 No. 目名 科名 種名 学名 春季 夏季 秋季 冬季 定点 1 定点 2 定点 3 定点 1 定点 2 定点 3 定点 1 定点 2 定点 3 定点 1 定点 2 定点 3 44 スズメ目 ヒタキ科 キビタキ Ficedula narcissina 3 45 カササギヒタキ科 サンコウチョウ Terpsiphone atrocaudata 1 1 46 エナガ科 エナガ Aegithalos caudatus 1 3 1 1 2 47 シジュウカラ科 ヤマガラ Parus varius 1 2 1 1 1 2 48 シジュウカラ Parus major 2 3 3 1 1 1 2 2 2 49 メジロ科 メジロ Zosterops japonicus 2 3 2 2 1 1 1 2 3 1 50 ホオジロ科 ホオジロ Emberiza cioides 2 3 1 2 3 1 1 1 1 2 3 3 51 カシラダカ Emberiza rustica 1 1 52 ミヤマホオジロ Emberiza elegans 1 3 53 アオジ Emberiza spodocephala 3 3 1 54 アトリ科 アトリ Fringilla montifringilla 1 1 55 カワラヒワ Carduelis sinica 2 3 3 2 3 2 2 1 1 1 3 56 イカル Eophona personata 1 1 1 2 1 2 3 3 57 ハタオリドリ科 スズメ Passer montanus 1 1 1 1 58 カラス科 カケス Garrulus glandarius 1 1 3 1 59 ハシボソガラス Corvus corone 2 3 2 2 1 1 1 3 1 60 ハシブトガラス Corvus macrorhynchos 3 3 2 1 1 1 2 12 目 30 科 60 種 27 種 27 種 17 種 16 種 26 種 17 種 17 種 26 種 18 種 32 種 29 種 22 種 7-161

ウ ) 爬虫類爬虫類の現地調査結果は 表 7.6-24 に示すとおりである なお 爬虫類以外 ( 哺乳類 鳥類 猛禽類 両生類 昆虫類 植生 ) の現地調査時に確認された爬虫類についても同表に整理した 現地調査の結果 2 目 6 科 11 種の爬虫類が確認された 水田 畑地 草地等 開けた場所では ニホンカナヘビ シマヘビ ヤマカガシ等が確認された 溜池では ニホンイシガメ クサガメが確認された 表 7.6-24 爬虫類の調査結果 No. 目名 科名 種名 学名 調査方法 その他の調査 Ⅰ 重要種 1 カメ目イシガメ科 ニホンイシガメ Mauremys japonica 2 クサガメ Mauremys reevesii 3 有鱗目ヤモリ科 ニホンヤモリ Gekko japonicus 4 トカゲ科 ニホントカゲ Plestiodon japonicus 5 カナヘビ科 ニホンカナヘビ Takydromus tachydromoides 6 ナミヘビ科 シマヘビ Elaphe quadrivirgata 7 アオダイショウ Elaphe climacophora 8 ジムグリ Euprepiophis conspicillatus 9 ヒバカリ Hebius vibakari vibakari 10 ヤマカガシ Rhabdophis tigrinus 11 クサリヘビ科ニホンマムシ Gloydius blomhoffii 合計 2 目 6 科 11 種 11 種 8 種 1 種 調査方法は以下の通り Ⅰ: 直接観察及び任意採取 エ ) 両生類両生類の現地調査結果は 表 7.6-25 に示すとおりである なお 両生類以外 ( 哺乳類 鳥類 猛禽類 爬虫類 昆虫類 植生 ) の現地調査時に確認された両生類についても同表に整理した 現地調査の結果 2 目 7 科 10 種の両生類が確認された 水田 水田脇側溝等では アマガエル ヌマガエル シュレーゲルアオガエル等が確認された 溜池では ニホンヒキガエル ウシガエル等が確認された 表 7.6-25 両生類の調査結果 No. 目名 科名 種名 学名 調査方法 その他の調査 Ⅰ 重要種 1 有尾目サンショウウオ科オオイタサンショウウオ Hynobius dunni 2 イモリ科 アカハライモリ Cynops pyrrhogaster 3 無尾目ヒキガエル科 ニホンヒキガエル Bufo japonicus japonicus 4 アマガエル科 ニホンアマガエル Hyla japonica 5 アカガエル科 ニホンアカガエル Rana japonica 6 ヤマアカガエル Rana ornativentris 7 ウシガエル Lithobates catesbeianus 8 ツチガエル Glandirana rugosa 9 ヌマガエル科 ヌマガエル Fejervarya kawamurai 10 アオガエル科 シュレーゲルアオガエル Rhacophorus schlegelii 合計 2 目 7 科 10 種 10 種 5 種 3 種 調査方法は以下の通り Ⅰ: 直接観察及び任意採取 7-162

オ ) 昆虫類昆虫類の現地調査結果は 表 7.6-26 に示すとおりである 現地調査の結果 17 目 148 科 551 種の昆虫類が確認された 直接観察及び任意採取では 17 目 128 科 418 種 ( 表 7.6-27 参照 ) ライトトラップでは 10 目 46 科 119 種 ( 表 7.6-28 参照 ) ベイトトラップでは 6 目 18 科 43 種 ( 表 7.6-29 参照 ) が確認された トンボ類では 樹林に囲まれた池沼や水路等を好むクロイトトンボ クロスジギンヤンマ ヤマサナエ オオシオカラトンボ コシアキトンボ等や 抽水 浮葉植物が生育する池沼や湿地を好むトラフトンボ等が確認された バッタ類では 林縁部や丈の高い草地を好むツマグロバッタ ヤマトフキバッタ ツチイナゴが 林縁部の樹上などにカネタタキやクサヒバリが確認された 水田周辺の湿った草地にはハネナガイナゴが確認された また モリオカメコオロギ クマスズムシ ツヅレサセコオロギ等 コオロギ科の仲間の種数が多かった セミ類では ヒメハルゼミやニイニイゼミが多数確認された チョウ類では 草地でよく見られるヒメウラナミジャノメ ヤマトシジミ等や 樹林周辺でよく見られるコチャバネセセリ ウラギンシジミ アオスジアゲハ カラスアゲハ等が確認された その他 湿地ではアメンボ マツモムシ等 農道ではハンミョウ ニワハンミョウ 樹林内ではキイロトラカミキリ ハラアカコブカミキリ等が確認された 表 7.6-26 昆虫類の調査結果 目名 合計調査時期科数種数春季夏季秋季 主な確認種 クモ目 1 1 1 ブンゴキムラグモ イシノミ目 1 1 1 1 ヤマトイシノミ カゲロウ目 ( 蜉蝣目 ) 3 4 2 2 モンカゲロウ キイロカワカゲロウ等 トンボ目 ( 蜻蛉目 ) 9 31 14 20 12 オニヤンマ ハラビロトンボ シオカラトンボ等 ゴキブリ目 ( 網翅目 ) 1 1 1 1 1 キスジゴキブリ カマキリ目 ( 蟷螂目 ) 2 5 3 4 ヒメカマキリ ハラビロカミキリ コカマキリ等 カワゲラ目 ( セキ翅目 ) 2 2 1 1 オナシカワゲラ科 ヤマトフタツメカワゲラ バッタ目 ( 直翅目 ) 11 33 4 12 23 ニシキリギリス カネタタキ ツチイナゴ等 ナナフシ目 ( 竹節虫目 ) 1 1 1 1 エダナナフシ カメムシ目 ( 半翅目 ) 27 85 29 48 24 ツクツクボウシ ニイニイゼミ アメンボ等 アミメカゲロウ目 ( 脈翅目 ) 2 2 2 スカシヒロバカゲロウ チャバネヒメカゲロウ シリアゲムシ目 ( 長翅目 ) 1 1 1 1 ヤマトシリアゲ トビケラ目 ( 毛翅目 ) 4 5 2 4 1 ニンギョウトビケラ アオヒゲナガトビケラ ゴマダラヒゲナガトビケラ等 チョウ目 ( 鱗翅目 ) 17 79 43 52 27 クロヒカゲ本土亜種 コミスジ キタキチョウ等 ハエ目 ( 双翅目 ) 12 30 16 11 6 アカウシアブ クロバネツリアブ ホソヒラタアブ等 コウチュウ目 ( 鞘翅目 ) 41 228 120 113 39 オオセンチコガネ センチコガネ タケトゲハムシ等 ハチ目 ( 膜翅目 ) 13 42 24 25 15 トビイロケアリ アミメアリ オオスズメバチ等 17 目 148 551 261 294 154 7-163

調査時期 種数 表 7.6-27 昆虫類の調査結果 ( 直接観察及び任意採取 ) 主な確認種 春季 225 種ホソミオツネントンボ クロイトトンボ ハラビロトンボ シオカラトンボ シオヤトンボ アメンボ シマアメンボ クロヒカゲ本土亜種 ヒオドシチョウ ヒメウラナミジャノメ ハラアカコブカミキリ等夏季 204 種シオカラトンボ オオシオカラトンボ ウスバキトンボ ヒメハルゼミ ニイニイゼミ アメンボ チャミノガ コチャバネセセリ ルリシジミ ウラギンシジミ アオスジアゲハ等秋季 108 種カネタタキ ツクツクボウシ ツマグロヨコバイ アメンボ シマアメンボ ツマグロギンバエ ベニモンマルケシキスイ コブスジツノゴミムシダマシ ニホンミツバチ等 調査地点 Lt-1 Lt-2 Lt-3 調査時期 種数 表 7.6-28 昆虫類の調査結果 ( ライトトラップ ) 主な確認種 春季 22 種ニンギョウトビケラ アオヒゲナガトビケラ トゲバゴマフガムシ キベリヒラタガムシ ヒメガムシ クシコメツキ等 夏季 67 種シロヒメヨコバイ キイロチビゴモクムシ キベリゴモクムシ トゲバゴマフガムシ ニセユミセミゾハネカクシ等 秋季 10 種トビケラ目 ( 毛翅目 ) ニセユミセミゾハネカクシ カミナリハムシ キイロクワハムシ等 春季 17 種ニンギョウトビケラ キイロチビゴモクムシ トゲバゴマフガムシ ハネナガクシコメツキ クシコメツキ等 夏季 25 種シロヒメヨコバイ ヒメフタテンヨコバイ シロセスジヨコバイ ゴマダラヒゲナガトビケラ トゲバゴマフガムシ等 秋季 5 種クサヒバリ サツマキノメイガ マメヒラタケシキスイ アリ科 コマユバチ科 春季 - - 夏季 - - 秋季 12 種ゴホンダイコクコガネ クリバネツヤテントウダマシ アリ科等 調査地点 Bt-1 Bt-2 Bt-3 表 7.6-29 昆虫類の調査結果 ( ベイトトラップ ) 調査時期 種数 主な確認種 春季 7 種アトボシアオゴミムシ トビイロケアリ オオズアリ等 夏季 17 種オオホソクビゴミムシ トビイロケアリ アメイロアリ アミメアリ等 秋季 12 種センチコガネ ハヤシクロヤマアリ アメイロアリ等 春季 13 種アシナガアリ キイロシリアゲアリ アメイロアリ オオズアリ アミメアリ等 夏季 10 種オオホソクビゴミムシ アシナガアリ トビイロケアリ アメイロアリ オオズアリ等 秋季 13 種ツヅレサセコオロギ センチコガネ アシナガアリ アメイロアリ オオズアリ等 春季 - - 夏季 - - 秋季 16 種センチコガネ キイロシリアゲアリ ハヤシクロヤマアリ アメイロアリ オオズアリ等 7-164

カ ) 魚類魚類の現地調査結果は 表 7.6-30 に示すとおりである 現地調査の結果 3 目 6 科 10 種の魚類が確認された 用水路では タカハヤ ドジョウ等が確認された 溜池では コイ ギンブナ等が確認された 表 7.6-30 魚類の調査結果 No. 目名科名和名学名 調査時期 春季夏季秋季 1 コイ目コイ科コイ Cyprinus carpio 2 ギンブナ Carassius sp. - フナ属 Carassius sp. 3 オイカワ Opsariichthys platypus 4 カワムツ Candidia temminckii 5 タカハヤ Phoxinus oxycephalus jouyi 6 ドジョウ科ドジョウ Misgurnus anguillicaudatus 7 ダツ目メダカ科ミナミメダカ Oryzias latipes 8 スズキ目サンフィッシュ科オオクチバス Micropterus salmoides 9 ハゼ科ヨシノボリ属 Rhinogobius sp. 10 ドンコ科ドンコ Odontobutis obscura 重要種 3 目 6 科 10 種 5 種 6 種 8 種 2 種 7-165

キ ) 底生動物底生動物の現地調査結果は 表 7.6-31 に示すとおりである 現地調査の結果 11 目 29 科 40 種の底生動物が確認された 用水路では ニッポンヨコエビ サワガニ コシボソヤンマ オニヤンマ等が確認された 溜池では クロイトトンボ モノサシトンボ等が確認された 表 7.6-31 底生動物の調査結果 確認時期 重 No. 目名 科名 種名 学名 春季 夏季 秋季 要種 1 新生腹足目 タニシ科 マルタニシ Cipangopaludina chinensis laeta 2 カワニナ科 カワニナ Semisulcospira libertina 3 ヨコエビ目 ヨコエビ科 ニッポンヨコエビ Gammarus nipponensis 4 ワラジムシ目 ミズムシ科 ( 甲 ) ミズムシ ( 甲 ) Asellus hilgendorfi 5 エビ目 ヌマエビ科 ミナミヌマエビ Neocaridina denticulata 6 サワガニ科 サワガニ Geothelphusa dehaani 7 カゲロウ目 コカゲロウ科 コカゲロウ属 Baetis sp. 8 トンボ目 イトトンボ科 クロイトトンボ Paracercion calamorum calamorum - クロイトトンボ属 Paracercion sp. - イトトンボ科 Coenagrionidae sp. 9 モノサシトンボ科 モノサシトンボ Copera annulata 10 カワトンボ科 ハグロトンボ Atrocalopteryx atrata 11 アサヒナカワトンボ Mnais pruinosa 12 ヤンマ科 ギンヤンマ Anax parthenope julius 13 コシボソヤンマ Boyeria maclachlani 14 ミルンヤンマ Planaeschna milnei milnei 15 サナエトンボ科 ヤマサナエ Asiagomphus melaenops - アジアサナエ属 Asiagomphus sp. 16 コオニヤンマ Sieboldius albardae - サナエトンボ科 Gomphidae sp. 17 オニヤンマ科 オニヤンマ Anotogaster sieboldii 18 エゾトンボ科 オオヤマトンボ Epophthalmia elegans 19 コヤマトンボ Macromia amphigena amphigena 20 トンボ科 ショウジョウトンボ Crocothemis servilia mariannae 21 コシアキトンボ Pseudothemis zonata - トンボ科 Libellulidae sp. 22 カワゲラ目 カワゲラ科 フタツメカワゲラ属 Neoperla sp. 23 カメムシ目 アメンボ科 ヒメアメンボ Gerris latiabdominis 24 コセアカアメンボ Gerris gracilicornis 25 シマアメンボ Metrocoris histrio - アメンボ科 Gerridae sp. 26 ミズムシ科 ( 昆 ) コミズムシ属 Sigara sp. 27 コオイムシ科 コオイムシ Appasus japonicus 28 タイコウチ科 ミズカマキリ Ranatra chinensis 29 マツモムシ科 マツモムシ Notonecta triguttata 30 マルミズムシ科 マルミズムシ Paraplea japonica 31 ヘビトンボ目 ヘビトンボ科 ヘビトンボ Protohermes grandis 32 トビケラ目 カクツツトビケラ科 カクツツトビケラ科 Lepidostomatidae sp. 33 コウチュウ目 ゲンゴロウ科 コガタノゲンゴロウ Cybister tripunctatus lateralis 34 ハイイロゲンゴロウ Eretes griseus 35 ウスイロシマゲンゴロウ Hydaticus rhantoides 36 コガシラミズムシ科 コガシラミズムシ Peltodytes intermedius 37 ガムシ科 タマガムシ Amphiops mater mater 38 ゴマフガムシ Berosus punctipennis 39 ドロムシ科 ムナビロツヤドロムシ Elmomorphus brevicornis 40 ハムシ科 ジュンサイハムシ Galerucella nipponensis 合計 11 目 29 科 40 種 24 種 19 種 24 種 3 種 7-166

7.6.2. 動物の重要な種の分布 生息の状況及び生息環境の状況 (1) 既存資料調査 1) 調査項目動物の重要な種の分布 生息の状況及び生息環境の状況とした 2) 調査地域 対象事業実施区域及びその周辺とした 3) 調査期間等 入手可能な最新の文献その他資料を対象とした 4) 調査の手法 文献その他の資料により確認された動物について 表 7.6-32 の選定基準に基づき学術 上または希少性の観点から 重要な種及び注目すべき生息地を抽出した 表 7.6-32 重要な種及び注目すべき生息地の選定基準 選定根拠 1 文化財保護法 ( 昭和 25 年法律第 特天 : 特別天然記念物 214 号 ) 大分県文化財保護条例 国天 : 天然記念物 ( 昭和 39 年大分県条例第 58 号 ) 及 県天 : 県指定天然記念物 び対象各市の文化財保護条例により 市天 : 市指定天然記念物 指定されているもの 2 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律 ( 平成 4 年法律第 75 号 ) により指定されているもの 3 大分県希少野生動植物の保護に関する条例 ( 平成 18 年大分県条例第 14 号 ) により指定されているもの 4 環境省の レッドデータブック に掲載されているもの 5 大分県の レッドデータブック に掲載されているもの 国内 : 国内希少野生動植物国際 : 国際希少野生動植物 指定希少 : 指定希少動植物 EX: 絶滅 EW: 野生絶滅 CR: 絶滅危惧 ⅠA 類 EN: 絶滅危惧 ⅠB 類 VU: 絶滅危惧 Ⅱ 類 NT: 準絶滅危惧 DD: 情報不足 LP: 絶滅のおそれのある地域個体群 EX: 絶滅 (EX) EW: 野生絶滅 (EW) CR+EN: 絶滅危惧 Ⅰ 類 Ⅰ(CR+EN) CR: 絶滅危惧 ⅠA 類 ⅠA(CR) EN: 絶滅危惧 ⅠB 類 ⅠB(EN) VU: 絶滅危惧 Ⅱ 類 Ⅱ(VU) NT: 準絶滅危惧 準 (NT) DD: 情報不足 (DD) LP: 地域個体群 (LP) 参考文献等 国指定文化財等データベース ( 文化庁ホームページ ) 県内の国 県指定文化財一覧 ( 大分県教育委員会ホームページ ) 国 県 市指定文化財一覧 ( 大分市ホームページ ) 臼杵市所在指定文化財一覧 ( 臼杵市ホームページ ) 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令 ( 平成 5 年政令第 17 号 ) 大分県希少野生動植物保護に関する条例及び施行規則 ( 大分県ホームページ ) 哺乳類 鳥類 爬虫類 両生類 汽水 淡水魚類 昆虫類 貝類 その他無脊椎動物のレッドデータブック ( 環境省 平成 26 年 ) レッドデータブックおおいた 2011 ( 大分県ホームページ ) 7-167

5) 調査結果文献その他の資料による重要な種の調査結果は 第 3 章 3.2.5 動植物の生息又は生育 植生及び生態系の状況 (1) 動物の生息の状況 2) 動物の重要な種及び注目すべき生息地 に示したとおりである 重要な種として 哺乳類 11 種 鳥類 61 種 爬虫類 2 種 両生類 3 種 魚類 4 種 昆虫類 31 種 クモ形類 18 種 その他無脊椎動物 16 種が確認された (2) 現地調査 1) 調査項目動物の重要な種の分布 生息の状況及び生息環境の状況とした 2) 調査地域 動物の調査地域と同じとした 3) 調査期間等 動物の調査地域と同じとした 4) 調査の手法 現地調査において確認された動物について 表 7.6-32 の選定基準に該当する重要な種 を抽出した 7-168

5) 調査結果ア ) 哺乳類重要な哺乳類は 表 7.6-33 に示すとおりである 2 目 3 科 3 種の重要な哺乳類が確認された 重要な哺乳類の確認状況等は表 7.6-34 確認位置は図 7.6-7~ 図 7.6-9 に示すとおりである 表 7.6-33 重要な哺乳類 No. 目名 科名 種名 対象事業実施区域内重要種選定基準改変区域外 内 外 1 2 3 4 5 1 コウモリ目 ( 翼手目 ) ヒナコウモリ科 ユビナガコウモリ NT 2 ネズミ目 ( 齧歯目 ) リス科 ムササビ LP 3 ネズミ目 ( 齧歯目 ) ネズミ科 カヤネズミ NT 合計 2 目 3 科 3 種 1 種 2 種 3 種 0 種 0 種 0 種 0 種 3 種 表 7.6-34 重要な哺乳類の確認状況 確認種確認状況等備考 ユビナガコウモリ ムササビ カヤネズミ コウモリに係わるバットディテクター調査により 対象事業実施区域内の 1 地点 対象事業実施区域外の 1 地点でそれぞれ確認された 改変区域内では確認されなかった 任意観察及びフィールドサイン法により 対象事業実施区域外の 1 地点で巣穴が確認された 改変区域内及び対象事業実施区域内では確認されなかった 任意観察及びフィールドサイン法により 対象事業実施区域内の 5 地点で合計 12 個の球巣 対象事業実施区域外の 7 地点で合計 9 個の球巣が確認された 対象事業実施区域内の 5 地点のうち 4 地点合計 9 個の球巣が改変区域内で確認された 図 7.6-7 図 7.6-8 図 7.6-9 7-169

重要種の位置については 情報 漏洩防止の為非公開とする 図 7.6-7 重要な哺乳類の確認位置 ( ユビナガコウモリ ) 7-170

重要種の位置については 情報 漏洩防止の為非公開とする 図 7.6-8 重要な哺乳類の確認位置 ( ムササビ ) 7-171

重要種の位置については 情報 漏洩防止の為非公開とする 図 7.6-9 重要な哺乳類の確認位置 ( カヤネズミ ) 7-172

イ ) 鳥類 1 一般鳥類重要な鳥類は 表 7.6-35 に示すとおりである 8 目 9 科 12 種 ( 猛禽類調査のみで確認されたタカ目を除く ) の重要な鳥類が確認された 重要な鳥類の確認状況等は表 7.6-36 確認位置は図 7.6-10~ 図 7.6-21 に示すとおりである 表 7.6-35 重要な鳥類 No. 目名 科名 種名 対象事業実施区域内重要種選定基準改変区域外 内 外 1 2 3 4 5 1 コウノトリ目 サギ科 ミゾゴイ VU EN 2 カモ目 カモ科 オシドリ DD VU 3 タカ目 タカ科 ハチクマ NT NT 4 ハイタカ NT NT 5 ノスリ NT 6 サシバ VU VU 7 キジ目 キジ科 ヤマドリ NT 8 ツル目 クイナ科 ヒクイナ NT VU 9 フクロウ目 フクロウ科 フクロウ VU 10 アマツバメ目 アマツバメ科 アマツバメ NT 11 スズメ目 ヒタキ科 キビタキ NT 12 カササギヒタキ科 サンコウチョウ NT 合計 8 目 9 科 12 種 9 種 6 種 8 種 0 種 0 種 0 種 6 種 12 種 ミゾゴイ オシドリ ハチクマ ハイタカ ノスリ サシバ ヤマドリ ヒクイナ フクロウ 表 7.6-36 重要な鳥類の確認状況 確認種 確認状況等 備考 アマツバメ キビタキ サンコウチョウ 猛禽類調査により 対象事業実施区域外の 1 地点で 1 個体が確認された 改変区域内及び対象事業実施区域内では確認されなかった 任意観察及び猛禽類調査により 対象事業実施区域内の 3 地点で合計 25 個体 対象事業実施区域外の 1 地点で合計 14 個体が確認された 対象事業実施区域内の 3 地点のうち 1 地点合計 13 個体が改変区域内で確認された 任意観察により 対象事業実施区域内の 1 地点で合計 1 個体が確認された 対象事業実施区域内の 1 地点は 改変区域内である 任意観察により 対象事業実施区域内の 2 地点で合計 2 個体が確認された 対象事業実施区域内の 2 地点のうち 1 地点合計 1 個体が改変区域内で確認された 任意観察により 対象事業実施区域内の 2 地点で合計 2 個体が確認された 対象事業実施区域内の 2 地点は 改変区域内である 任意観察により 対象事業実施区域内の 2 地点で合計 2 個体が確認された 対象事業実施区域内の 2 地点は 改変区域内である ラインセンサス法 任意観察 猛禽類調査により 対象事業実施区域内の 5 地点で合計 5 個体 対象事業実施区域外の 1 地点で合計 1 個体が確認された 対象事業実施区域内の 5 地点のうち 1 地点合計 1 個体が改変区域内で確認された 任意観察及び猛禽類調査により 対象事業実施区域外の 2 地点で生体及び鳴き声が確認された 改変区域内及び対象事業実施区域内では確認されなかった 任意観察により 対象事業実施区域内の 9 地点 対象事業実施区域外の 2 地点で鳴き声が確認された 対象事業実施区域内の 9 地点のうち 5 地点の鳴き声が改変区域内で確認された 猛禽類調査により 対象事業実施区域外の 6 地点で合計 6 個体が確認された 改変区域内及び対象事業実施区域内では確認されなかった ラインセンサス法及び猛禽類調査により 対象事業実施区域内の 12 地点 対象事業実施区域外の 5 地点で生体及び鳴き声が確認された 対象事業実施区域内の 12 地点のうち 5 地点が改変区域内である ラインセンサス法 任意観察 猛禽類調査により 対象事業実施区域内の 5 地点 対象事業実施区域外の 13 地点で生体及び鳴き声が確認された 対象事業実施区域内の 5 地点のうち 1 地点が改変区域内である 図 7.6-10 図 7.6-11 図 7.6-12 図 7.6-13 図 7.6-14 図 7.6-15 図 7.6-16 図 7.6-17 図 7.6-17 図 7.6-19 図 7.6-20 図 7.6-21 7-173

重要種の位置については 情報 漏洩防止の為非公開とする 図 7.6-10 重要な鳥類の確認位置 ( ミゾゴイ ) 7-174

重要種の位置については 情報漏洩防止の為非公開とする 図 7.6-11 重要な鳥類の確認位置 ( オシドリ ) 7-175

重要種の位置については 情報漏洩防止の為非公開とする 図 7.6-12 重要な鳥類の確認位置 ( ハチクマ ) 7-176